栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 「白燿」

本日の家飲み 栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 「白燿(はくよう)」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は9回目と結構な回数になってますが、最近ご無沙汰でしたね。
 にごり酒特集の2本目。

 話はそれますが皆さんは「にごり酒」にどのようなイメージを持っていらっしゃるでしょうか。
 私の感覚でいうと、ちょっと前までは「濃い、甘ったるい」というイメージが支配的だったように思えます。
 が、実は最近の地酒業界ではむしろガスを利用した「スッキリ辛口にごり酒」もかなり多くなってきている印象があります(紹介済みの「ど」「どぶろっく」は完全にこっちタイプ)。
 恐らく糖添にごりに対するカウンター的な意味合いが強いものと思われますが、個人的にはやっぱり甘味が欲しいんですよね…
 「にごり」という要素が甘味を増す方向に働いているお酒を探すというのが、今回の集中飲みの主目的だったりします。

 というわけで、にごり酒集中飲み第2弾も、自分の中では甘旨味に信頼感のある銘柄をセレクトしました。
 が、よくよく見るとラベルの記載は「おりがらみ」ですね、濃度について明確な定義はないはずですが、ちょっと今回のコンセプトにはそぐわなかったかも…

 注ぐと、にごり酒というほどドロドロしていませんが、おりがらみとしてはかなり濃い濃度でした。
 
 上立ち香は柑橘果実のスッキリフレッシュな香りに、若干オリっぽさが混じったものがそこそこに。
 含むと、苦味と酸辛さをガッツリまとった旨味がグワッと入ってきて、最後までオリの苦味に締め付けられながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、グループフルーツ的な苦酸の立つキリリとした旨味が主役で、そこにさらにオリが絡んで苦いままに濃厚さを増し、全体として極めて引き締まった印象。
 後味はその苦酸でギッチリとキレます。

 苦酸系柑橘果実の果汁タップリのジュースという感じの、濃厚フレッシュ酒でした。
 いわゆる「スッキリ系にごり酒」ですね、辛口というよりは苦酸味でガッチリ引き締まっているタイプ。
 うーむ、確実に需要はあると思いますが、裏ラベルで「自然な甘み」を押しているわりには甘味が物足りない…、今回私が求めるラインからは外れてしまいましたね。
 栄光冨士も結構スペックごとの味わいの差が激しいなあと感じた一本でした。

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名称:栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 「白燿」
精米歩合:60%
使用米:美山錦
アルコール度:16.8%
日本酒度:+1
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,388円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年04月01日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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