鏡山 純米酒 新酒搾りたて 28BY

本日の家飲み 鏡山 純米酒 新酒搾りたて 28BY

20170116154434885.jpg  20170116154444802.jpg

 埼玉県川越市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目、前回は24BYだったので結構久しぶりですね。

 少し話はそれますが、少し前から主にネット上で「28BYの酒造りにおいては米が溶けにくく、各蔵元が苦労している」というような話を散見していました。
 最初は「へーそういうこともあるのね」、と軽い気持ちで聞いていたのですが、複数の蔵元からもその様な話が出てきたり、何より実際に花陽浴の28BY新酒を飲んだ印象から、「米の出来がこんなにはっきり味に影響するのか…」と改めて感じているところです。
 まあ、聞くところによるとワインなんかは造り方以上に年毎の「ブドウの出来」に寄るところが大きいようですし、銘柄ばかりが話題に上がりがちな日本酒界隈は、いわゆるヴィンテージを軽視し過ぎなのかもしれませんね。
 ちなみに何でこのお酒でそんな話をしているかというと、実際に飲んだ感想がそのあたりを想起するものだったからなんですね、詳しくは後述。

 スペック的には、60磨きの新酒しぼりたてであること意外はラベルからは読み取れません。
 その割に「生酒の為、必ず冷蔵保存」という文言だけが「要冷蔵(赤字)」の下に手書き風に記載されているのがほんのり面白く感じますね。

20170116154458788.jpg

 上立ち香は甘く濃厚な果実香がそこそこに。
 含むと、甘酸味と苦味が絡み合った感じの濃厚な旨味がグワッと入ってきて、徐々に苦味が強まることで引き締まりを維持し、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、パイナップル的な甘酸味が真ん中にありつつ、キツくない苦味が複雑さを添える感じですね、何となく硬質な印象があるのは、濃度がほどほどで透明感があるからでしょうか。
 後味は、苦渋をほんのりと残して、しっかりとキレます。

 所謂フルーティーかつジューシーな甘旨酸味と、苦味がそれぞれ分をわきまえてバランスを取るクセの無いお酒でした。
 実は前回飲んだときは「飲み疲れる感」を感じたほどに濃厚な印象があったので、結構意外な味わいでしたね。
 まあスペック諸々違うので単純には言いにくいのですが、これが米の出来によるものと考えると「これはこれで有り」という感じがあります。
 同じ埼玉の花陽浴の記事では28BYについて残念と書きましたが、毎年飲んで固まったイメージとズレるのと、久しぶりに飲んでそれ単体で味わうのではやはり感じ方が全く違うのでしょう。
 とかくに日本酒の印象には色々な要素が絡み合うものだなあと感じた一本でした、鏡山は引き続き注目したいと思います。

 このお酒、実は諸事情で半分ぐらい残して一週間ぐらい間が空いてしまってから残りを飲んだのですが、意外なほどに味わいは崩れなかったです。
 これはかなり芯が強いですね…、もしかしたら燗も有りだったのかもしれませんが、タイミングを逃しました…

20170116154514712.jpg  20170116154507227.jpg

名称:鏡山 純米酒 新酒搾りたて 28BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:小江戸鏡山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳
お気に入り度:8.4/9.0

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 鏡山 純米

2017年03月08日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

<< 信濃鶴 純米 無濾過生酒 しぼりたて | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | 阿部勘 純米吟醸 かすみ うすにごり生酒 >>












管理者にだけ公開する