新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒

本日の家飲み 新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 なんだかんだで同蔵のお酒の紹介は10回目と、かなりの回数になっています。

 今をときめく新政になります。
 私と新政との関係としては、木桶になる前の「やまユ」の旨さに衝撃を受けて以来、色々と紆余曲折がありつつもスターダムをのし上がっていく様を、若干の距離を開けつつも面白く注目してきたという感じでした。
 まあここまで有名になってくるとあえて家飲みする機会が減ってくるのは、マニアの心情としてはありがちでしょう。
 今回はたまたま店頭で他のお酒にビビっとくるものがなくふらついていたところ、「そういやNo.6家飲みしたこと無いではないか」と気づき、一発じっくりやってみるかと購入した次第です。

 No.6は蔵元ホームページにもあるように、R、S、Xの三種類出ているのですが、私は迷わず一番安いRタイプをセレクト。(この名前はどうしても某シューティングを思い出す…)
 使用米の品種を書いていないのは謎ですが、麹40、掛60まで削っていて、度数は原酒で15度と低め。
 なお、「Essence」は無加圧分(中取りと同義?)を詰めた限定品らしく、通常品より少々お高くなっています。
 後、キャップに出荷年月と製造年月(瓶詰時期)を記載しているのは素晴らしい!

 裏ラベルには他にも色々と解説がありますが、下線を引いてまで「特約店で買うように」ということを強調しているのが目につきます。
 で、じゃあどこで買えるのかを蔵元ホームページを探したところ、なぜか「会社案内」のコーナーに「電話くれれば教えるよ」という記述がちょろっと
 私の感覚からすると今日日あり得ない殿様商売だと思うのですが、どうなのでしょうか(まあ別に新政だけの問題じゃないのですが)。
 こんな裏書するのなら、最低限特約店一覧をホームページで公開すべきだし、そうするのに支障があるならそれを解決する努力をすべきだというのが、私の一消費者としての意見ですね。(かの旭酒造は随分前からやっているはず)

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 上立ち香はフレッシュな果実香がわりと控えめに。
 含むと、やはり乳酸系の酸味を伴う柔らかい甘旨味が自然に入ってきて、少々唾液腺を刺激しつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、いかにも最近の新政らしいマスカット風(?)の乳酸飲料の甘旨味が主役で、苦渋辛が皆無ながら酸味でキッチリ引き締めるモダンなもの。
 後味はその酸でお値段以上に上品に引き上げていきます。

 全体的に、丸く、優しく、ある程度の濃度を残しながら、非常に飲みやすいお酒でした。
 そこまでお高く無いのに、初心者が良く抱く日本酒の悪いイメージの部分(キツい、古臭い)を極限まで削り取った感じは見事。
 ただ、低アル感がちょっと私には物足りないんですよね、軽いというか薄いというか…何より面白味が無い感じで、キレイさ、透明感がそれに拍車をかけている気すらします。
 とりあえずNo.6に関しては、「人には勧めるけど自分からは飲まないお酒」というのが現状の認識となりました。

 温度が上がってくると、酸が強まってきて透明度は落ちますね。
 でも、これはこれで悪くは無い気がします、やはり通常の吟醸酒とくらべると芯は強い印象でした。

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名称:新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒
精米歩合: 麹40% 掛60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):約1,500円(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 新政 純米

2016年12月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

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お疲れ様ですm(__)m

僕も神戸の酒屋さんに、新酒を買いに行ったとき見ましたよ。ピンっとくる新酒がなかった代わりに、亜麻猫、陽乃鳥、エクリュ、ラピス、コスモスとこのエッセンスがドーンと並んでたので、『新政は滅多に買えない日本酒』と今も認識してるので、ついこのエッセンスを買ってしまいました。
新政は嫌いではないんだけど、気分ではなかったので友達に売っちゃいましたけどね(笑)

新政の日本酒は呑みやすくて、甘酸っぱいのでチョコとか合わせて呑むと面白いかも。

てはまた。
体があってこそ日本酒が堪能できるので
お互い体調管理には気をつけましょう!

2016年12月14日 debo URL 編集

「人には勧めるけど自分からは飲まないお酒」──。

この一文が新政の全てを表している (笑) !
でも不思議なことに「人には勧める」──ここに嘘はないんだよなあ。

2016年12月14日 moukan1972♂ URL 編集

>debo様、コメントありがとうございます。
流石にそれだけ揃うのは珍しいですね!
ただ、私の良く行く酒屋は軒並み特約店なので、入手困難のイメージはあまりなかったりします。中取りとか限定ものは別ですが。
某店で、私が日本酒飲み始めぐらいのときに色違いのやまユが全部並んでいたのは未だに覚えてますね、その時はその価値がわからなかったのですが…

仰る通り、マニアとしては「あて」との相性探しに楽しみを見出すのはありかもしれません。

「生涯のアルコール摂取の最適化」は私の酒飲みとしてのテーマだったりします。そのためには体調管理は必須。
ただ、やはりたまにやらかしますね…、本当、お互い気をつけましょう。

2016年12月14日 まるめち URL 編集

>moukan1972♂様、コメントありがとうございます。
いやあ、実は「S-Type」の記事が丁度同時期で、見事なまでに同じような印象を受けていたことに一人で感心してました(笑)
(スペックが紛らわしいのでリンクは避けましたが)
deboさんも友達に売っているぐらいなので、ある意味意見が一致した感じですね。

実は次の記事が獺祭で、そこで「初心者向け日本酒」について思うところを少し買いてます。
スカしたことを言うつもりは無いのですが、多分三年前なら、このNo.6飲んで感動出来てたんだろうなあ…

2016年12月14日 まるめち URL 編集












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