十ロ万 純米吟醸 一回火入れ 27BY

本日の家飲み 十ロ万(とろまん) 純米吟醸 一回火入れ 27BY

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 福島県南会津郡のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目。

 ロ万については、「熟成生原酒 Version秋」という正に秋の生熟ど真ん中スペックのを三年前にいただいており、しかもそれは極めて自分好みのお酒でした(昔の記事も、今と言ってること大して変わってないですね…)。
 今回は、秋の時期を狙って出荷される一回火入れ酒ということで、「ひやおろし」的なお酒ですね(そう名乗っていないところがポイントかもしれませんが)。
 生熟酒を連続でいただいていたタイミングで、少しぐらい火入れのお酒も飲んでみるかとセレクトしました。
 ロ万には、濃厚甘口というイメージがあるので、普通のひやおろしよりは自分の好みからズレないんじゃないかなあという期待が裏にはあります。

 ロ万といえば、通常の造りである三段仕込みに加えて最後にもち米を投入するという「もち米四段仕込み」という若干特殊な製法を用いていることが特徴です。
 裏ラベルではその点に触れてはいませんが、お米の使用割合(精米歩合に非ず)が五百万石21%、夢の香71%、ヒメノモチ8%という複雑な数値になっていることが、それを表しているはず。
 ちなみに精米歩合は50で、結構削っている分お値段もそこそこですね。


 上立ち香は若干落ち着いたアルコールの香りが仄かに。
 含むと、トロミのある旨甘味がヌルググっと入ってきて、裏方ながら強めの苦味を感じさせつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、あえて言うならフレッシュさを取り除いた巨峰的なまろやかな甘旨味が主役で、熟感を伴う苦味と最初から最後までバランスをとり、あまりトンガリがない印象。
 後味はその苦味をほんのりと残しつつキレます。

 苦味を伴いつつも丸い味わいが最初から最後まで続く、優しい印象の秋酒でした。
 ただ、火入れだからなのか、バランス重視だからなのか、濃厚好きな自分には若干薄いというかインパクト不足に感じてしまった部分があります。
 わりと高精白なところも影響しているのかな…、コスパ的には他のスペックの方が良いような。
 ロ万でこれだと、やっぱり私と秋酒を謳う火入れ酒とは相性が悪いのかなあと改めて思った一本でした。

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名称:十ロ万 純米吟醸 一回火入れ 27BY
精米歩合:50%
使用米:五百万石・夢の香・ヒメノモチ
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:花泉酒造合名会社
購入価格(税抜):1,685円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: ロ万 純米吟醸

2016年12月09日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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