かたの桜 特別純米無濾過生原酒 雄町

本日の家飲み かたの桜 特別純米無濾過生原酒 雄町

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 (今回瓶が汗をかいてしまい、ラベルの写真写りが悪いですね…、反省。)

 大阪府交野市のお酒です。
 結構飲んでいる印象があったのですが、意外にもブログでの紹介はまだ3回目でした。
 酒逢さん購入酒4本目。

 「片野桜」については、雄町山田錦の2スペックを紹介しています、そして今回いただくのはやはり雄町を使った「かたの桜」ですね。
 微妙に名前が違いますが、中身は何が違うかというと、漢字は山廃、ひらがなは速醸と、製法部分での違いになります。
 マニアならその違いが味わいに及ぼす重大さを重々承知しているでしょうが、一般の方には伝わりづらいですからね、「同じお酒を飲んだのに、前と全然味が違う!」みたいな誤解を防ぐため、はっきりと表記を区別しているのでしょう。
 漢字ラベルの男臭さ(笑)とどっしり濃厚な味わいはある種リンクしていたので、桜の花びらも舞う若干女性的なラベルからは軽やかな酒質が想起されますが、どうなんでしょうか。
 
 スペック的には、雄町を58%という微妙な割合まで削って醸した無濾過生原酒。
 ググると、結構58%精米のお酒が他蔵でもちらほらあるみたいなのですが、何か意味があるのでしょうか…謎です。

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 上立ち香は酸を感じる濃ゆい果実的な香りがそこそこに。
 含むと、酸でしっかりと引き締まった甘旨味がググっと入ってきて、さらに個性的な酸苦味がゆっくりと表に出て、キリリとしたまま染みこんできます。
 味わいは、酸の効いた柑橘系果実っぽい甘旨味が主役なのですが、単に軽くなく若干重みと芯のある印象で、濃縮されつつも飲み疲れない感じ。
 後味はその苦酸で力強くキレます。

 味の乗った旨味に、強めながらキツさの無い酸が並び立つ、食中酒でも単体でも楽しめる万能酒でした。
 山廃に比べると、若干甘味や濃度が控えめで、スッキリ感が増している印象です。
 個人的には「片野桜」の方が好みではありますが、この「かたの桜」の方がラベルのイメージ通り万人向けでしょうね。
 同蔵のお酒はまたいただきたいと思いました。

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名称:かたの桜 特別純米無濾過生原酒 雄町
精米歩合:58%
使用米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:+2
蔵元情報:山野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:酒逢(金町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年10月22日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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毎度ー。

これかー。速醸タイプ。しかしこの酒、都内で他に扱いありますか?──もしくは通販で同梱銘柄が充実してる店があれば、一応教えておいて下さい。

「山廃」の方が全体の数値が外に押し広げられてるので、極限まで発酵させてるんだろうね。レシピというか、明確な方向性の違いを表現しているというか。

同じようなアプローチで造れば「山廃」の方が軽くなるはずなんだけど、それでも「旨みの立体構造」には「山廃らしさ」を探せるとは思います。「旦 山廃雄町」なんかも基本的にはドッカンファイヤーな甘旨酒だけど、同じ能登流の「宗玄」の純米無濾過生原酒なんかよりは少しスリムな味幅だとは思う。ただ、これは甘さが勝っちゃってるけど (笑) 。

今季は「克正」で「生酛」「山廃」「速醸」の味クラーヴェしたいと考えてます。「菊鷹」なんかでも分かりやすいかな。なので、こちらの銘柄は「番外編」というか「異分子」枠になる (笑) 。やや気後れするが、そういうタイミングや気分が訪れれば。

そうそう、「残心」だけど、常温放置したコンディションのモノをそのまま常温で飲んだけど、すごくイイよ。たくさんは飲む気にならないけど、完全にブランデー的な使い方だね。「あともう一杯」の時に側にいてくれると心強い酒。これをRSでガブガブは流石に我々のような中年には無理 (笑) !

また面白そうな酒があれば御紹介くださーい。

2017年03月27日 moukan1972♂ URL 編集

>moukan1972♂様、コメントありがとうございます。
とりあえずうえも商店さんが取り扱ってますね、通販だと一升瓶だけですが、店頭には四合瓶もありました。ちなみに奥様(?)が28BYをかなり推していましたよ。
他だとふくはらさんが漢字ラベルを扱ってますが、ひらがなは不明です。

漢字とひらがなは明らかに一種対照的な酒質を狙っているかに感じますね。。ただ一般的に発酵を進めると日本酒度は上がると思うのですが…、その辺りは私にはよくわかりません。
ちなみに私は無責任にオススメはしますが、最終的にお酒のセレクトは個人の聖域(笑)と思っているので、気が向かなくても全然気にしないでください。

取り敢えず旦は今期も買う予定なので、今回はそのあたりの味の軽重や幅に焦点を合わせて飲んでみようと思います。
ところで前にモウカンさんの記事を読んで思ったのですが、意外と同蔵同スペックで山廃と速醸出している例ってあんまり無いんですよね。私の記事でも完全同スペックで両方載せてるのは無いんじゃなかったかなあ…
そういう意味でモウカンさんのその試みはとても楽しみにしております!

残心、私も到達していない楽しみ方を見出してくれたようで嬉しい限りです!
その辺りのコンディション予測は流石ですね、とても飲み始めて数年とは思えないです。凄い勢いで家飲み経験深めてるなあ(笑)

今後とも、お互い気楽にススメ合えれば良いなあと思っております。よろしくお願いします!

2017年03月28日 まるめち URL 編集












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