赤武 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 赤武 純米吟醸 無濾過生原酒

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 岩手県上閉伊郡大槌町のお酒です。
 (但し、今回のお酒が実際に造られたのは盛岡市)
 ブログでは、約一年前に同銘柄を紹介しています。

 このお酒を醸す赤武酒造は被災蔵であり、現在は他の会社に蔵を借りているというあたりの事情については、前回書いた通りです
 一年ぐらいではそのあたりの事情はあまり変わらないようですね…、ただ、ホームページ等での積極的な情報発信を見るに、意気込みも全く衰えていない印象です。
 東北に住んでいない限り、震災を肌で感じられるような場景はほぼ失われている現在ですが、私のような酒飲みとしては被災蔵のお酒を飲むことが、あの惨劇を思い出す数少ない機会だったりします。
(この記事はちょっと前に書き上げたんですが、今現在ではピント外れになってしまいました…、熊本県をはじめとする被災地の復興をお祈り申しあげます。)

 さて、今回いただくのは精米歩合50の無濾過生原酒、裏ラベルのスペックに関する情報量はちょっと物足りないですね。
 ちなみに、前回純米をいただいた後に各所ブログを初め評判をチェックしたところ、こちらの純米吟醸スペックの方か好評だという印象があったため、今回はこちらをセレクトした次第です。

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 注意書き通り開栓時にはちょっと栓が飛び、注ぐとグラスに気泡がちょっとつきました。
 風の森っぽいのですが、それよりちょっとマイルドですね。

 上立ち香は濃厚フレッシュなリンゴ系の吟醸香がそこそこに。
 含むと、若干のトロミを感じさせる極めて濃厚な甘酸味が自然に入ってきて、僅かなガス感と苦味を伴って、そのままバランスを保ちつつ力強く染みこんできます。
 味わいは蜜たっぷりのもぎたてリンゴといった趣で、しっかりとした甘味に酸味が輪郭を付ける、現代の日本酒の王道を行くようなもの。
 後味は裏方の酸苦味がしっかり引き取って最後まで上品にキレます。

 今時の純米吟醸無濾過生原酒のトレンドのど真ん中を堂々といくような、芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 前回の純米同様、あまり奇をてらわない感じの味わいですね、ただ全体のまとまりはこの純米吟醸の方が断然良い印象です。
 これはスペックによる違いなのか、造り手さんが環境に対応した結果なのか、私の好みが変わったのかは判断しかねますが、良い方向に向かっていることは間違いない気がします。
 赤武にはこの勢いを保ってもらい、いつか自蔵で醸したお酒を飲ませて欲しいなあと思いました。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1055.html

名称:赤武 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤武酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 赤武 純米吟醸

2016年04月20日 岩手の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

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※前説は「前回の純米」を再利用しつつ加筆&修正。たまには楽させてくれ。  赤武です。東日本大震災の津波で蔵が流され、様々な苦難を乗り越えて2013年に新たな蔵が竣工。翌2014年には、東京農大を卒業した古舘龍之介氏が酒造りに合流──現在は6代目を継ぎ、杜氏も務める。そしてぬわんと1992年生まれの24歳、今期で3造り目のホープです──って、おいおい、1992年と言えば、オレが大...

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