さか松 純米生原酒

本日の家飲み さか松 純米生原酒

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 大阪府阪南市のお酒です。
 一度家飲み経験もありますが、ブログでの紹介は初めてですね。

 こちらを醸す浪花酒造有限会社は創業300年を超える老舗ですが、2013年に表示偽装を始めとする種々の不正が報道され、ブランドや業績に大きな打撃を受けました。
 不正内容はWikipediaに簡潔にまとまっています、純米酒にアル添とか、ラベルの張替えによる偽装とか、お酒の味を真面目に考えるなら言語道断といえるような内容でしょう。
 とは言え、金賞受賞歴など基本的には実力のある蔵であることに間違いはなく、かの美少年同様、覚悟を持って再生に励んでいる様子も伺えます、個人的には蔵元ホームページに「創業300年の酒蔵浪花正宗は「生まれ変わります」」と、社長メッセージを載せているところに、その意気を感じますね。

 今回いただく「さか松」は、同蔵の限定品ブランドです、発覚前に飲んだときは、普通に美味しかった印象でしたね。
 多分限定品には上のような不正はなかったんじゃないかな…。
 この不正の内容は、百貨店の常温棚に並び、贈答品等用に、味でなく「ラベル」で買われていく日本酒(特に高級酒)の現状の裏写しのような気もします。


 上立ち香は新酒の感じがしないお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた、しかし古臭くないお米の旨味がトロリと入ってきて、柔らかな苦味がしっかりと輪郭を整えつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、お米っぽい落ち着きと、果実っぽい華やかさの中間を行くようなバランスの良い甘旨味が主役、全体的には五味それぞれを感じる奥深い旨味をストレートに味わえる感じですね。
 後味は苦味が引き取ってしっかりキレます。

 程よく濃厚な旨味、楽しさもある甘味、そして飲み飽き無い全体バランスをしっかり兼ね備えたお酒でした。
 酒屋さんの紹介によるとまだ荒さがある状態とのことでしたが、私は逆に、新酒でこれだけ落ち着いて荒さが無いことにびっくりしました。
 少なくとも「さか松」の味わいは本物だと思います、着実に復活していって欲しいなあと思いました。

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名称:さか松 純米生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:浪花酒造有限会社
購入価格(税抜):不明(セット販売)/720ml
購入した酒屋さん:みゆきや(和歌山・通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: さか松 純米

2016年04月10日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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