一滴千山 TAKE1 純米原酒

本日の家飲み 一滴千山 TAKE1(テイクワン) 純米原酒

20150203114109689.jpg  20150203114155928.jpg

 岐阜県大垣市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 このお酒の特徴は裏ラベルを見れば一目瞭然ですね。
 アルコール分13.0度の原酒、日本酒度-40という数値をみれば、日本酒マニアであれば目をおっぴろげてたまげることでしょう。
 詳しい解説は割愛しますが、数値上は極端な低アルコール甘口酒を示しています。

 どのように造ったかについて酒屋さんに聞いてみたのですが、おそらくは発酵を早い段階で切り上げているのだろうとのこと。
 極めてざっくりいうと日本酒の発酵過程では、麹の酵素の働きによりお米のデンプンが、一旦ブドウ糖に変化し、最終的にアルコールになります。
 このうちのブドウ糖がアルコールになる変化を早目に終わらせることで、このような数値になるという理屈のようです、いわゆる「完全発酵」の逆って感じですね。
(予防線を張っておくと、あくまで素人認識なので不正確かもしれません。本当は蔵元さんに情報公開して欲しいところ…)


 上立ち香は甘さと酸を感じる個性的な香りが強めに。
 含むと、流石に濃厚な甘味が固まりで入ってきますが、酸味で包まれて強烈さというよりは優しさを感じます。
 旨味は完全に甘味が主役でアルコール感はやはり控えめ、苦味等は表では感じませんが、単なる甘酸っぱさでなく結構複雑な印象です、山廃的というか発酵飲料って感じといいますか。
 後味は少々の甘味を舌に残しつつ、しっかりキレます。

 日本酒の一つの可能性を感じさせる、甘さ濃厚個性派低アル酒でした。
 しかし、甘さの割に酸が仕事をしているからか意外と飲み疲れないところがいいですね。
 低アル原酒は今後もっといろいろなチャレンジ酒が出てきて良いと思いました。
 一滴千山、次はレギュラー品もいただいてみたいです。

20150203114333421.jpg

名称:一滴千山 TAKE1 純米原酒
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:13%
日本酒度:-40
蔵元情報:武内合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 一滴千山 純米

2015年02月05日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

<< 宝剣 純米酒 生酒 | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | 七賢 純米大吟醸 絹の味 生酒 >>

極端なお酒を試すとヨイドレ物差しの幅が広がるんでしょうね。
ところで、極端な高アルコール、辛口酒ってのもあるんですか?

2015年02月07日 ノンアル URL 編集

>ノンアル様、コメントありがとうございます。

そうですね、やっぱり変態酒は一度試してみたい気持ちが強いです。
が、数値だけじゃなくてある程度評判や蔵元さんの実績もみてセレクトします。(「澪」とか日本酒度-70ですし)

アルコール度に関しては、発酵のプロセスから二十数度がそもそも限度だったような。(以下の記事参照)
http://kurand.jp/blog/2013/12/19/sake-alcohol-by-volume-degree
「越後さむらい」はまさにキワモノですね、飲みたいとは思いませんが。

むしろ、正統派純米で20度近辺まで発酵させる「玉川」とか、刈穂の「超弩級 気魄の辛口」を私としては狙っています。

2015年02月08日 まるめち URL 編集












管理者にだけ公開する