風の森 純米 夏の夜空 無濾過生原酒

本日の家飲み 風の森 純米 夏の夜空 無濾過生原酒

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 私の鉄板お気に入り銘柄の一つ、奈良県御所市の風の森です。

 今回いただいた「夏の夜空」ですが、これは読んで字の如しの夏季限定酒(微発泡)です。
 ということで夏以外に見ることはあまりないのですが、今回購入した酒屋さんでは秋も終わりぐらいの時期に売っていました。
 その理由を聞いてみるとこれが奮っていて「だって旨いから」、う~ん素晴らしい。
 もう少し詳しく書くと、このお酒は生酒ながら数か月熟成に耐えるお酒でしっかり味も乗ってくるのに、皆夏の間だけに飲んでいるのがもったいないということで、あえてこの時期まで待って販売しているそうです。

 まあ実際名前が夏の夜空で、さわやかな微発泡とくれば普通は秋まで寝かせるという発想はなかなか出てこないでしょう。
 私の知る風の森を扱う酒屋さんは、熟成や燗を含め飲み方を聞くと的確にレクチャーしてくれるので非常にありがたいです。

 ボトルも洒落ていて雰囲気があるので、誕生日祝いに彼女からもらったリーデルの大吟醸グラスでいただきました(唐突な惚気)。

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 上立ち香は甘さとフレッシュさを感じる果実香がそこそこに。
 含むと、まさに微炭酸ぐらいのガス感とともに、丁度良く熟成された旨甘味がストレートに広がります。
 旨味はマスカットを思わせるいつもの風の森らしい芳醇かつクセのないものですが、少々の苦味も伴いつつ炭酸によって物凄く飲みやすくスッキリした印象を受けます。
 いやあ、いつもの秋津穂純米以上に濃厚かつスッキリな感じがするなあ。
 後味は少々の苦味をガス感が引取り完璧なキレ。

 濃厚で熟した甘旨味を微炭酸で引き取る、飲みやすさと芳醇さを兼ね備えたお酒でした。
 これは油断するとスイスイいってしまいますね…、しかもアルコール度は立派な17。
 まるでスクリュードライバーのような飲みやすさです、同様に悪用もできたりして…。

 しかし半年待った甲斐があったなあ。
 実際夏に飲んだ時より明らかに深みが増しているとおもいます。
 発泡日本酒には珍しく、時間が経って少し炭酸が引いたのがまた良い効果なような。

 ちなみに注いでからしばらくするとさらに炭酸が抜けてまたちょっと違った印象になります。
 この状態だとじっくり味わうことができる代わりに当然シュワシュワ感は減退しますね。
 ただ、最後のキレは苦味がしっかり受け持つので、これもスキはないと思います。

 冬真っ只中の「夏の夜空」は、素晴らしい世界を見せてくれた一本でした。

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名称:風の森 純米 夏の夜空 無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒 
精米歩合:65%
酒米:秋津穂
アルコール度:17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社(奈良県御所市)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込)1,260円/500ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2014年01月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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