屋守 純米吟醸 無調整生

本日の家飲み 屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生

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 私のお気に入り銘柄の一つ、屋守です。

 以前お酒のイベントで蔵元さんに「なんで無調整という標記なんですか?」という質問をしたところ、その一番の理由は「無濾過」という標記のわかりにくさだとか。
 「大体のお酒は無濾過と言っても濾過してるじゃん」と。
 確かに、無濾過といっても「炭素濾過していない」のか「フィルター通していない」のか、細かいことはラベルだけではさっぱりわからないのが実態ですね。
 「ひやおろし」とか「特別純米」とかも含め、日本酒のスペックのわかりにくさ&定義のあいまいさはちょっと問題かなあと私も思います、どうにかならないものなのか…。

 さておき、今回は前回と同じく、八反錦使用の生酒ですが、歩合はちょっと贅沢に50。
 冬に絞ったものを最近まで蔵内貯蔵していたもののようで、熟成加減を見ていたものと思われます。

 上立ち香はフレッシュに感じられる果実香が控えめに。
 含むと、透明感のある甘旨味を独特の苦酸味が締め付け、濃厚かつ複雑な味わいが広がります。
 旨みはしっかりとした甘み主役の、屋守らしい個性のある柑橘系のもの。
 前回と比べるとやはり味わいが乗ってきた感じがありますね、逆にフレッシュ感は後退。
 後味は、酸味と若干の辛さでキレます。

 しっかりした個性のある、濃厚円熟酒でした。
 保管がちゃんとしていれば、この時期の生酒は角が取れてじっくり旨さを感じられる酒質になることが多いですね。
 ただ、屋守については個人的イメージとして、新酒時期の強烈なフレッシュ感の方が「らしい」気もしてしまいます。
 まあそれは純然たる好みだと思います、多分このお酒なら今の方が好きという人の方が多いんじゃないかな…。
 日本酒も熟成の世界は奥深いんだということに思いを馳せる一本でした。

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名称:屋守 純米吟醸 無調整生
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:-2
蔵元情報:豊島屋酒蔵株式会社(東京都東村山市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込)1,470円/720ml
お気に入り度:8.1/10

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タグ: 屋守 純米吟醸

2013年09月03日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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