宝剣 純米酒 廣島八反錦 新酒しぼりたて

本日の家飲み 宝剣 純米酒 廣島八反錦 新酒しぼりたて

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 広島県呉市のお酒です。
 ブログでは早くも4回目の紹介となりました。

 宝剣というと、新世代の「辛口」酒という認識を個人的に持っています。
 この「辛口」という概念、既に色々なところでも言われていますが、使う人によって意味合いがバラバラになりがちな、やっかいなものだと思っています。
 前、「辛口好き」を自称する友達に日本酒度高めの芳醇系辛口酒を勧めたら全然ピンと来ない感じだったので、紆余曲折を経た上で、「石鎚」や「文佳人」などのスッキリ爽やか系のお酒が好みという自覚にたどり着いてもらった経験がありました。
 これは「辛口」という言葉が、自分の日本酒の好みを伝える言葉になりえていないという典型例ですね。
 実際「どっしり」「スッキリ」「ピリピリ」「あっさり」あるいは「甘さ控え目」、どれも「辛口」でまとめられがちではないでしょうか(ちなみに私はだいたい「ピリピリ」の意味で使ってます)、あまりに便利に使われ過ぎた思考停止ワードとして、逆に要注意表現になっているかもしれませんね。

 話がそれました、実はうっかり前回と同じスペックを買ってしまった関係で書くことが見つからず、確信犯的に横道にそれた次第。
 種々の事情で値上げされるお酒が多い中、お値段据え置きなのはうれしいところです。
 
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 上立ち香はフレッシュでスッキリとした香りがほんの少々。
 含むと、シャープかつ存在感のある旨味がキリリと入ってきて、若干の苦味も相まって最後まで極めて切れ味鋭く喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、スッキリとしつつもほんのりと甘みを感じる、辛さもあるのですが古臭さ皆無の軽快フレッシュな味わい。
 後味はそのまま苦辛を感じさせつつ、スパっとキレます。

 なんというか、古い考えでは色々と矛盾しそうな要素がしっかり同居している、新時代のスッキリ酒でした。
 やっぱり確固とした「宝剣らしさ」を確立してますね…、そして銘柄名のイメージとキッチリかみ合っているところが素晴らしい。
 コスパもバッチリですし、こういうお酒が食中酒のスタンダードになってくれると素敵だと思いました。
 宝剣、今後伸びていくであろう銘柄と改めて確信しました、前述の友達もきっと気に入ることでしょう。

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名称:宝剣 純米酒 生酒
精米歩合:60%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:宝剣酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 宝剣 純米

2016年02月28日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

昇龍蓬莱 酵母無添加生もと 古式一段仕込み

本日の家飲み 昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)  酵母無添加生もと 古式一段仕込み

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 (意図せずに、蓬莱泉→龍力→昇龍蓬莱という、紛らわしい紹介順になりました、若干面白い偶然ですね)
 神奈川県愛甲郡愛川町のお酒です。
 外飲みは何度かあり、ブログでは以前「残草蓬莱」を紹介しています、銘柄名の違いについては前回の記事参照

 こちらのお酒は、以前「麹町市場」さんでいただいたことがあり、そのあまりのインパクトにたじろぎ、そしてその味わいが忘れられずに、今期出荷されたものを速攻でゲットしたものです。
 製法にある「酵母無添加生もと」というのは、以前いただいた遊穂でも見たことがあり大体想像がつくのですが、「古式一段仕込み」の方は初めて聞く言葉ですね。
 通販大手の佐野屋さんの商品紹介によると、掛米無しであることに加え、投入する水分が通常の半分であることがポイントのようです。

 スペックはラベルに記載がありますが、まさに目を疑うような数値になっています。
 まず、精米歩合は驚異の93%!これは普通に炊いて食べるお米と大体同じですね。
 そして日本酒度マイナス42!酸度3.9!もはや何がなんだか…、通常の日本酒の範疇で語れないお酒であることは間違いなさそうですね。
 木戸泉の「アフス」や玉川のタイムマシン同様、数値的にはいわゆる変態酒の仲間に入るのではないかと…


 上立ち香は、甘く濃厚で若干熟感を感じる香りがそこそこに。
含むと、とろみを感じる濃厚そのものの甘旨味がグワッと入ってきて、強めの酸味と見事に拮抗しながら力強く染みこんできます。
 旨味は、まさにトロピカル&フルーティーという印象の蜂蜜混じりな果実の甘味が主役、しかし裏には熟成感に似た複雑さもあり、奥深さを感じる味わい。
 後味は酸と極小の苦味が引き取って、びっくりするほど見事にキレます。

 奇跡的なバランスを感じさせる、速醸とは明らかに一線も二線も画しているような、超個性派濃厚甘旨酒でした。
 でも旨いんですよ…色々と意欲的な製法のお酒は飲んできましたが、これは本当に出色の出来だと思います。
 これに似たお酒は、個人的経験の中では鷹長の菩提もとや、貴醸酒系のお酒が思いつきますね、ただそれと比べても全体のバランスで一歩抜けてるかも。
 昇龍蓬莱、是非ともこの造りは続けていって欲しいと思います。(個人的には、かなり量を増やしても売れる魅力があると思いました)

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名称:昇龍蓬莱  酵母無添加生もと 古式一段仕込み
精米歩合:93%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:大矢孝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年02月26日 神奈川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

龍力 純米吟醸 ドラゴン黒

本日の家飲み 龍力 純米吟醸 ドラゴン黒

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は「神力米」使用ということを前面に押し出したラベルでしたが、今回いただくのは、若干コミカルなドラゴンが描かれた「ドラゴン黒」ラベル。
 龍力を始め、「黒龍」「睡龍」「長龍」や「辰泉」、はたまた「龍神丸」や「臥龍梅」などなど、ぱっと思いつくだけでも、「龍」が絡む日本酒銘柄は数多くありますね。
 私は今年の干支「申」ラベルの日本酒まとめや、去年の「羊」ラベルの日本酒まとめを作成していますが、辰年なら数倍の数が出てきそうな気がします。(残念ながら、次は2024年なので結構先ですが…)

 閑話休題、今回いただくお酒は、蔵元の商品紹介ホームページによると、「新たなる米へのチャレンジ」ということで、兵庫県が新開発したお米である「兵庫錦」を使用しているところがポイントのようです。
 ただ、ラベルにそこらへんの記載が全くないのは寂しいですね…、神力ではあれほど気合が入った文章があったというのに。
 精米歩合は60、おそらく加水火入れ有りでしょう。


 上立ち香はほぼ感じず、ほんの少々お米っぽい香り。
 含むと、落ち着いて引き締まった印象の旨味がスルリと入ってきて、酸を伴う辛さでしっかりと輪郭を保ちながら、舌を刺激しつつ徐々に染みこんできます。
 旨味は、落ち着いたお米の旨味という感じの味わいが主役で、兎に角筋肉質で甘さはほぼ皆無、ただ雑味や古臭さも感じない、とても純度の高い旨味ですね。
 後味は酸辛で文句無しにしっかりキレます。

 まさに男酒!という感じのスレンダーな旨味がありつつ、今時のお酒らしいキレイさのあるお酒でした。
 食中酒として非常に優秀な味わいですね、甘口好きな自分でも、このお酒の完成度はビンビンに感じます。
 龍力、今後さらに存在感を増していく銘柄だろうと確信しました。

 開栓後数日たつと、結構旨味が開いてきたような。
 これはそう簡単には劣化しない、外飲みで真価を発揮するお酒かもしれません。
 しかし、燗をつけ忘れたのは痛恨事でした…

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名称:龍力 純米吟醸 ドラゴン黒
精米歩合:60%
使用米:兵庫錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 龍力 純米吟醸

2016年02月24日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

蓬莱泉 熟成生酒 和 純米吟醸

本日の家飲み 蓬莱泉 熟成生酒 和 純米吟醸

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 愛知県北設楽郡設楽町(きたしたらぐんしたらちょう)のお酒です、これまた難読地名だ…
 家飲み、外飲みともに何度かしていますが、ブログでの紹介は初めてですね。

 蓬莱泉というと、やはり真っ先に思いつくのはフラッグシップ酒の「純米大吟醸 空」の存在です。
 私は日本酒歴が浅いので理由はよくわからないのですが、とにかく圧倒的な人気があって通販等ではいつも売り切れの印象。
 十四代みたいに銘柄全体ではなく、特定商品だけこれだけ入手困難というのも珍しいパターンですよね…、皆さんに愛されているのは間違いないと思いますが、経緯が気になるところです。

 さて、私の家飲みでは当然そんなレベルのお酒は分不相応なので、通常価格帯のお酒をいただきます。
 最近のマイブームである「生熟成」ものですね、しかも氷温で一年以上熟成されているとのこと。
 実は、日本橋付近で行われた飲み歩きイベント「日本酒利き歩き」で実際飲んだことがあり、数多くいただいたお酒のなかでも好印象であったため、今回セレクトしました。


 上立ち香は熟成香無しの落ち着いた吟醸香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながら優しい口当たりの旨味が力強く入り込んできて、柔らかな酸味(?)で最低限の引き締めを維持しながら、じんわりと染み込んできます。
 旨味はメープルシロップがごとく高濃度の甘味が主役、熟成香は皆無で味わいが乗り切った印象、ただ独特な酸と雑味の無さで、ギリギリダレない感じですね。
 後味は濃厚さがウソのように自然に引き上げていきます。

 なんとも濃ゆい甘味をまろやかかつ純度の高い状態で味わえる、個性派生熟成酒でした。
 いわゆる熟成香を伴うものとは全く違った「生熟」というものの魅力を強烈に感じさせてくれますね。
 日本酒度がマイナス2ケタぐらいに思えます、なるほど、確かにこれはロックとか冷酒を進めるのもわかる気がします。
 蓬莱泉という銘柄の懐の深さを感じた一本でした。

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(参考)「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペックの記事
http://www.sakeblog.info/houraisenjunmaiginjowajukuseinamazake/

名称:蓬莱泉 熟成生酒 和 純米吟醸
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:不明
蔵元情報:関谷醸造株式会社
購入価格(税抜):1,639円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年02月22日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒

本日の家飲み 若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲みは何度もしているのですが、以外にも家飲みは初めて。

 地酒マニアにはもうかなり知られている銘柄ではないでしょうか。
 「若」の崩し字に馬の絵で「若駒」と読ませるラベルが特徴的です。(どうでもいい話ですが、私はなぜかずっとこの漢字を「花」だと思っていて「なんで花に馬で若駒なんだろう…?」と混乱していました、恥ずかしい限り)
 東京にはいくつもの特約店があり、私も酒屋の店頭・居酒屋でよく見かけるのですが、いつでも買えるという感覚が先にたって、とうとう今まで買わずにいました。
 しかし、つい最近四ツ谷の居酒屋「じきしん」さんで、いつものように銘柄お任せで飲んでいたところ、店長さんがニコニコと「これ旨いっすよ」と持ってきたこの亀の尾80が、一口飲んで「うおっ」と目を見開くレベルで旨かったのです。

 結局いてもたってもいられず、今期完売前に「伊勢五本店」さんに並んでいたものを購入した次第。
 スペックは名前通り、亀の尾を80まで削るにとどめた低精白酒、純米表記は見当たりませんがアル添はありません。
 ただ、低精白といいつつあまりお安くはないですね、というか若駒に限らず70以上になると造りが大変なせいか、むしろ割高になるお酒が多いような気がします。
 まあ、そういう低精白酒は、コストより、低精白ならではの味わいを醸すことが主目的になっているのでしょう。


 上立ち香は濃厚で甘い感じと熟感のある独特の香りがそこそこに。
 含むと、程良い熟感のある旨味が力強く入ってきて、好ましいほろ苦さが舌を刺激しつつ、しかしバランスを保ちつつじんわりと染みこんできます。
 味わいは若干メロンorマスカットを感じさせる甘旨味が主役なのですが、ありがちなフレッシュさとは一線を画した、複雑さと落ち着きのある濃厚ながら飲み飽きないもの。
 後味は少々の苦味を舌の上に残しながら、しっかりとキレます。

 熟成感と苦味が、驚くほど前向きに感じられる、極めて個性的な芳醇旨苦酒でした。
 不思議なもので、飲み進めると甘味が出てくるような…、一筋縄ではいかないお酒だと思いましたね。
 正直、これだけ熟感を感じながら、旨味を前向きに捉えられるお酒に出会ったのは初めてなので、少々戸惑っております。
 このお酒で若駒に対するイメージが変わりました、今後他のスペックも試していきたいと思います。

 なお、常温の方が冷酒より、味わいが開いた感じで口当たりも優しく、かつバランスも崩れません。
 これは断然常温ですね…というか冷やし過ぎないほうが良いでしょう、まろやかさすら感じます。
 ちなみに、燗も良さそうと思ったのですが、試す前に飲みきってしまいました…

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名称:若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒
精米歩合:80%
使用米:亀の尾
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元:若駒酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年02月20日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

香露 特別純米

本日の家飲み 香露 特別純米

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 熊本県熊本市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め実は初めていただきます。

 この香露は、恐らく日本酒マニアなら知らない人はいない銘柄でしょう。
 こちらを醸す熊本県酒造研究所は協会9号酵母(熊本酵母)の発祥蔵であり、またその分離に携わった「野白金一」氏は、同蔵のみならず全国の酒造り技術の向上に貢献したことにより「酒の神様」と呼ばれるに至った偉人です。
 「YK35」という言葉に象徴されるように、一時期熊本酵母が鑑評会を席巻した事実もあり、まさに日本酒の歴史に燦然と名を残す銘柄であると言えるでしょう。
 
 そういうわけで、銘柄自体は以前から知っていたのですが、どうも商品ラインナップが少ないらしく、やけにお高い純米吟醸や、常温棚に一升瓶で置かれている特別純米しか見かけたことがなく、私は今までセレクトせずに来ました。
 が、今回「浅野日本酒店」さんの常温棚に、その特別純米が試しやすい500ml瓶(四合でないのが珍しいですね)で置いてあったので、今回購入した次第です。

(ちなみに、持ち運びやすかったので旅行に持って行ってみました。)
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 上立ち香は落ち着いた感じのお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた旨味がゆっくりと入ってきて、そのままじわりじわりと染み込んできます。
 旨味は、若干の火入れっぽさがあるものの、クセのない、いかにも正統派純米酒といった趣の芳醇な味わい。
 後味は舌先に少々の辛さを残して、しっかりとキレるタイプ。

 まさに直球勝負といった印象の、貫禄を感じさせる伝統的火入れ純米酒でした。
 今風のお酒を飲み慣れていると、正直なところ古臭さも若干感じるのですが、あまりネガティブには感じずに素直に楽しめますね。
 おそらくこの味わいは今後も変わることがないのでしょう、そして十分に生き残っていけそうな完成度があります。
 が、個人的にはやっぱり生も飲んでみたいかも…、難しいところです。
 とにかく、香露、今後も存在感を発揮していって欲しい銘柄です。

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名称:香露 特別純米
精米歩合:58%
使用米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社熊本県酒造研究所
購入価格(税抜):925円/500ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 香露 特別純米

2016年02月18日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

國乃長 無濾過純米生原酒 蛙ラベル

本日の家飲み 國乃長(クニノチョー) 無濾過純米生原酒 蛙ラベル

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 大阪府高槻市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては、以前「貴一本」という限定品を四ツ谷の「和ごころ」さんでいただいたことがありますね。

 こちらも大阪の「浅野日本酒店」さんでの購入酒です。
 大阪はなかなか日本酒のイメージが浮かばない場所だと思いますが、「秋鹿」を始め、「片野桜」や「さか松」などは、東京でもわりと見かける印象。
 一方國乃長はほとんど見かけないですね…、ただ、蔵元ホームページはオンラインショップを始め結構充実しています、また地ビールにも早いうちから注力しているみたいですね。

 今回いただくのは、愛嬌のあるカエルが印象的なラベルの、純米無濾過生原酒。
 このカエルは地ビールのラベルを始め、蔵元グッズにも使われているようで、蔵のイメージキャラクターとして定着しているみたいです。

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 上立ち香はスッキリした酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、バランスが良くかつスッキリとした印象の旨味がスルッと入ってきて、時間差で出てきた苦酸味に引き締められながら染みこんできます。
 旨味は、甘旨酸苦をそれぞれしっかりと感じる、バランスの良い存在感のあるもので、驚くことに雑味を見事に感じさせません。
 後味は苦味を口中に残しつつキレていく感じ。

 苦みばしった味わいが特徴的な、個性派芳醇コスパ酒でした。
 カエルラベルらしく少々青い味わいが楽しいのですが、見た目よりは玄人向けという印象ですね。
 国乃長もやはり、東京で十分戦える酒質だと感じました、是非もっと進出して欲しいところです。

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名称:國乃長 無濾過純米生原酒 蛙ラベル
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:寿酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 國乃長 純米

2016年02月15日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒

本日の家飲み 清鶴 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒

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 大阪府高槻市のお酒です。
 前回いただいた、きよつるの別スペックですね。

 こちらも、「浅野日本酒店」さんで購入しました。
 角打ちの魅力は、やはり気に入ったお酒をそのまま買って、家飲みできるということでしょう。
 実際今回清鶴を二本も買って帰ったのは、「清鶴三種呑み比べセット」をいただいて、非常に印象が良かったことが理由です。
 地元のお酒をしっかり揃え、かつしっかり推していくその姿勢は、地元の酒屋さんとして理想的だなあと思いました。

 こちらのスペックは歩合70の無濾過生原酒で、使用米は不明ですがとにかくお安いですね。
 これにも肩掛け解説文がついているのは素敵ですが、肝心のスペック情報がなく、かつ銘柄名が分かりにくいこのラベルは個人的にはイマイチ垢抜けない印象です。
 実際ネット見てると「あらばしり」みたいな言葉を銘柄名と勘違いしている人結構いるんですよね…、解説文なんてマニアしか真面目に読まないでしょうし。

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 上立ち香は少々熟感のあるアルコール混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、やはりなぜか非常に熟した印象の旨味が摩擦少なめで入ってきて、若干のアルコール感を伴ってググっと喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、うーむ生酒らしくなくがっつり熟成しつつも、老ねとは感じられない前向きな旨味がメインで、そこに甘味が魅力を添えている印象。
 後味はアルコールのピリピリを舌先に残す形でキレます。

 生酒とは思えない熟しきった旨味を極めて濃厚に、かつ純度が高くストレートに楽しめる、直球コスパ酒でした。
 個人的に「濃厚さ」と「キレ」の両立は日本酒の命題の一つだと思うのですが、この価格帯でここまでそれを成しているのは凄いと思います。
 きよつるには、ラベルを一新した上で、純米吟醸or特別純米の生とかのスペックで、首都圏に殴りこみをかけて欲しいなあ…

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名称:きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:清鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):1,100円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: きよつる 純米

2016年02月12日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

きよつる 純米吟醸 「百五十九年目乃お酒」

本日の家飲み きよつる 純米吟醸 「百五十九年目乃お酒」

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 大阪府高槻市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては後述。

 先日、仙台出張の際に購入したお酒を紹介しましたが、今回は大阪出張で買ってきたお酒です。
 大阪でも、駅周りの百貨店から覗いてみたのですが、まあまあ日本酒は置いてあるものの、大阪の蔵元のお酒の品揃えが悪かったので、今回は少し足を延ばして「浅野日本酒店」さんで購入しました。
 浅野日本酒店さんはSAKETIMESにも紹介記事が載っている、いかにも今風の角打ち(というかスタンディングバーですね)併設の酒屋さんです、取扱い銘柄もかなりこだわりを感じるラインナップでした。

 私はそこで、「大阪酒縛り」でいろいろな銘柄(片野桜、秋鹿、国乃長などなど)をいただいたのですが、なかでも味わいが自分好みで、かつ東京で見ない銘柄としてこのきよつるをセレクトしました。
 そんな事情もあり、私としては珍しくお店の常温棚からの購入です、もちろん火入れ。
 珍しい形のボトルが目を引きますね、肩には解説文が掛けられています。


 上立ち香は落ち着いたお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良い甘旨味がなめらかに入ってきて、若干の辛苦さでしっかりと引き締められつつ、喉奥に流れ込んできます。
 旨味は吟醸酒らしいフルーティーな甘旨味が主役、火入れ臭さは皆無で、程良い落ち着きと濃厚さ、そして透明感もある、高いレベルでまとまっている味わい。
 後味は最低限の辛さでしっかりと引き上げていきます。

 極めて直球勝負の、クセのない落ち着いた純米吟醸らしい旨酒でした。
 百五十九年目乃お酒ということで、やはり衒いのない酒質を指向したのだと想像します、そしてそれは非常に高レベルで成功していると感じました。
 こういうお酒が常温棚に並んでいる酒屋は信頼できるといえるでしょうね…。
 きよつるはもう一本購入したので、次はそちらを紹介します。

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名称:きよつる 純米吟醸 「百五十九年目乃お酒」
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:16度
日本酒度:+3.2
蔵元情報:清鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):1,717円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年02月10日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は早くも5回目(虎穴含む)。

 私はこのお酒に「麹町市場」さんで出会って以来のお気に入りなのですが、ほぼ同時期から東京の特約店も増えてじわり人気銘柄になりつつあると感じています。
 今回いただくのは五百万石の純米大吟醸無濾過生原酒、前にいただいた酒未来の米違いバージョンという感じです。
 その二つ以外にも山田錦、愛山、雄町、出羽燦々と、色違いラベルで並列的に出てきているようです。
 この、色違いラベルで米違いスペックというのは、而今や鍋島とかでもみるやり方で、個人的には分かり易いし飲み比べも楽しいので好きですね。

 栄光冨士の例によって、裏ラベルにはかなり詳しいスペックが記載されています。
 米違いの中では安価ところがポイントですね、ある意味五百万石の最大の強みかも。

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 上立ち香はフレッシュフルーティーな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたシャープな甘旨味が自然に入ってきて、若干の酸味と苦味で引き締められつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実の濃厚な甘旨味が主役ながら、甘さが強過ぎずとてもバランスがとれた味わいで、透明感も相まってスイスイいけてしまう軽さもあります。
 後味は酸苦味が引き取って、見事にキレます。

 甘味の存在感と軽さを両立させた、極めて爽やかな味わいの純米大吟醸でした。
 他のお米だと兎に角濃厚さが前に出る栄光冨士ですが、五百万石のスッキリ味と相まって絶妙なバランスを保っている印象です。
 私はひたすら濃厚系(酒未来とか)も好みではありますが、こちらの方が万人受けするかもしれませんね。
 栄光冨士、現状ハズレ無し(というか全て大アタリ)です、まだまだ密着して追っていこうかと。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石
精米歩合:50%
酒米:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年02月08日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

木戸泉 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 別誂

本日の家飲み 木戸泉 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 別誂

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 千葉県いすみ市のお酒です。
 主に家飲みで何度もいただいている、私のお気に入り銘柄の一つ。

 木戸泉は私のギャザリーまとめ記事「「もっと評価されるべき!」強くオススメしたい知られざる日本酒+購入できる酒屋さん紹介」で、取り上げている銘柄の一つです。(この記事はかなり思い入れがある記事なので、是非アクセスをお願いします!)
 自分が「お気に入りに追加」するには、ほぼ「芳醇な旨味がありながらバランスが取れていること」と「確固たる個性があること」の両方を備えていることが条件になっています。
 技術が洗練されてきて流行りの傾向がハッキリしてきた現状、前者の条件を満たす銘柄は多いのですが、後者はやはりそう簡単には出会わない気がします、そして木戸泉はその「確固たる個性」という点で特筆すべき銘柄だと考えます。

 今回いただくのも、その個性を生み出す最大の土壌であろう「高温山廃仕込」によるものです。
 今まで意識しませんでしたが酵母は7号系なんですね、私の好きな銘柄は7号使いが多い気がします(筆頭は風の森)。
 使用米は山田錦、「矢島酒店」さんの別誂(PB)品です。

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 上立ち香は濃い感じの酸が立つ山廃っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり野太い旨味の固まりがググッと入ってきて、強めの酸味で輪郭を保ちつつ、じわじわと染みこんできます。
 旨味は、アミノ酸的な直球勝負の、まさに「旨味」としか表現できない味わいが主で、兎に角濃厚かつ引き締まった個性的なもの。
 後味は酸辛で舌に刺激を与えつつ、力強くキレます。

 木戸泉らしさをしっかりと感じさせる、極めて力強い旨酸が楽しめるお酒でした。
 うーむ、やっぱり木戸泉にはハッキリとした「木戸泉味」がありますね、これは一度ハマると抜け出せない魅力があります。
 このお酒は特に、裏ラベルにもあるように、食中酒としても使えるような「酸による力強いキレ」が特長でした。
 木戸泉、今後もお気に入り銘柄としてちょくちょく頂きたいと思います。

 燗を付けると…、いやあ甘味が増してきますね…とても良いです。
 口当たりも優しくなりますし…、これはもっと早く燗付けを始めるべきだったなあ。
 木戸泉の燗、オススメです。

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名称:木戸泉 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 別誂
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木戸泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2016年02月06日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」

本日の家飲み 遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」

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 石川県羽咋市(はくいし)のお酒です。
 家飲み、外飲みともに何度かいただいており、ブログでの紹介は2回目。

 これまた特徴的なラベルのお酒です、そもそも「未確認浮遊酵母」という謎ワードが気になりますね。
 少し調べると、いわゆる「蔵付き酵母」のことを、遊穂の銘柄名の由来でもある「UFO」にかけてそう呼んでいるとか。
 確かに、酒蔵には住み着いた酵母菌がそこらじゅうに漂っているわけで(まさに「もやしもん」の世界ですね)、ふざけているようで意外と的確なネーミングなのかもしれません。
 ちなみになんでUFOかというと、羽咋市が「UFOのまち」として売り出しているからですね、このお酒のラベルにも宇宙人キャラの「サンダー君」が描かれております。(ゆるキャラかと思ってググってみたら、結構生生しいグレイ型でした…
  
 スペック的には、五百万石に加え、飯米の「能登ひかり」使用というのが珍しいですね、ただ歩合は60と55なので、結構削っています。
 いつもは「山おろし」を名乗っていますが、なぜか今回は生もと記載、数値的には酸度2.6(かなり高い)が目を引きます。
 相変わらず裏ラベルが充実していて、特にオススメの飲み方を書いてあるところはGOOD! 


 上立ち香は濃くて特徴的な、米のような果実のような、不思議な香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚で個性的な旨味が塊で入ってきて、一拍置いて出てくる酸味と一体になって唾液線を刺激しつつ、ジュワッと染みこんできます。
 旨味は、極めてアミノ酸的な直球勝負の味わいで、そこに酸味がアクセントを付ける印象、ただ生もとの原酒ながら変なクセは無く、むしろ今風に思えます。
 後味はその酸がしっかり引き取ってキレます。

 未確認浮遊酵母の底力を感じるような、ド直球の芳醇旨酸酒でした。
 こりゃやっぱり「遊穂味」ですね、酸味がしっかりと利いた太い味わいです。
 こういうお酒にこそ、「無濾過生原酒」の醍醐味を感じますね、生らしさが重さを打ち消している印象。
 遊穂は確固たる個性を確立している銘柄として、今後も注目したいと思います。

 燗を付けると…、いやあ意外にも口当たりだけじゃなく味わいも優しくなる気がします。
 これはやはり酸味が柔らかくなってるのかな…、濃いのにぐいぐいいけてしまう、さらに素敵な味わいになりました。

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名称:遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」
精米歩合:五百万石60%及び能登ひかり55%
使用米:五百万石24%+能登ひかり76%
アルコール度:17度
日本酒度:+6
蔵元情報:御祖酒造株式会社
購入価格(税抜):1,388円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年02月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

正雪 純米大吟醸 天満月

本日の家飲み 正雪 純米大吟醸 天満月(あまみつき)

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 静岡県静岡市のお酒です。
 外飲みは何回もありますが、家飲みは確か初めて。

 正雪というと、厚生労働省が選出する「現代の名工」に2013年に選ばれた「山影純悦(やまかげ・じゅんえつ) 」杜氏が長年醸していたことでも知られている銘柄かと思います。
 現在は一線を引き後進の育成に力を入れられているそうですが、やはりそういう名人の存在が蔵に与える影響は大きいでしょうね。
 実際、正雪は現在も根強い人気を誇り、特に料飲店の店長さん等玄人の評価が高い印象があります。
 (ところで「山影純悦」って異様に格好良いお名前ですよね…、「正雪」という銘柄名とも相まって、時代劇にでも出てきそうというか)

 さて、今回いただくのは限定品の純米大吟醸。
 裏ラベルに記載が有りますが、酒母・麹に山田錦の35%を使いつつ、掛は吟ぎんがの50%磨きを使うという、コスパに配慮したスペックです、そしてお値段も純米大吟醸の割にはそこまでお高くはありません。
 しかし、正雪の味・香りには割とバナナのイメージがあるのですが、この黄色いラベルだとさらにそれが強まりますね。


 上立ち香はわりとおとなしい感じのバナナ香がそこそこに。
 含むと…、極めて芳醇かつ個性的な甘旨味がスルスルと入ってきたかと思うと、ほどほどの苦味に締め付けられながら、力強く広がっていきます。
 旨味は本当にバナナ&メロン!とても上品かつ存在感のある味わいで、全体的なバランスがしっかりと取れている印象。
 後味も最後まで上品かつ自然に引き上げていきます。

 お値段以上の完成度と個性を感じる、正雪のイメージ通りの濃厚フルーツ酒でした。
 「フルーティー」と言ってしまうとなんとなく軽いイメージになるのですが、これは軽い感じではなく、とにかく綺麗。
 これはお値段以上の完成度ですね…、思い込みもあるのでしょうが、やはり実績のある蔵のお酒にはある種の「落ち着き」を感じる気がします。
 正雪は今後も全国で存在感を発揮していくことだろうと思いました。

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名称:正雪 純米大吟醸 天満月
精米歩合: 酒母・麹:35% 掛:50%
使用米: 酒母・麹:山田錦 掛:吟ぎんが
アルコール度:15~16%
日本酒度:+3
蔵元情報:株式会社神沢川酒造場
購入価格(税抜):1,750円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年02月02日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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