四ツ谷「大長野酒祭り2015」に行ってきました

 今年も「大長野酒祭り」(8/9開催)に参加していたのですが、すっかりレポート記事をまとめるのを忘れてました…
 さすがに記憶も朧げなので(これはアルコールのせいかも)、今回はほぼ、いただいたお酒のフォトギャラリー記事にしようと思います。


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 開始時に水がもらえるのはありがたい…

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 受付近くの試飲ブースで早速景気づけに一杯。

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 近くではさらに「59醸」という5蔵共同の取り組みのブースがありました、詳細はオフィシャルホームページをご覧ください
 どうでもよい話ですが、「精米歩合59%」という設定を見て、「長野らしいなあ」と思う人間は完全にマニアだと思いました。



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・「和田龍登水」和田龍酒造(上田)

2015dainagano (11)
・「澤の花」伴野酒造(佐久)


2015dainagano (15)
・「積善」西飯田酒造店(篠ノ井)

2015dainagano (17)
・「こんな夜に…」「黒松仙醸」仙醸(高遠)

2015dainagano (18)
・「井の頭」漆戸醸造(伊那)


2015dainagano (20)
・「豊香・神渡」豊島屋(岡谷)

2015dainagano (23)
・「川中島幻舞」酒千蔵野(川中島)


2015dainagano (27)
・「真澄」「みやさか」宮坂醸造(諏訪)

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・「夜明け前」小野酒造店(辰野)
・「大信州」大信州酒造(松本)


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・「北光正宗」角口酒造店(飯山)

2015dainagano (31)
・「佐久乃花」佐久乃花酒造(佐久)

2015dainagano (32)
・「和和和」古屋酒造店(佐久)


2015dainagano (33)
・「喜久水」喜久水酒造(飯田)

2015dainagano (34)
・「大雪渓」大雪渓酒造(池田町)

2015dainagano (35)
・「翠露・信州舞姫」舞姫(諏訪)


2015dainagano (36)
・「水尾」田中屋酒造店(飯山)

2015dainagano (37)
・「養命酒・ハーブの恵み」養命酒製造(駒ケ根)


2015dainagano (40)
・「信濃鶴」長生社(駒ケ根)

2015dainagano (42)
・「御湖鶴」菱友醸造(下諏訪)

2015dainagano (44)
・「亀の海」土屋酒造店(佐久)


2015dainagano (45)
・「浅間嶽」大塚酒造(小諸)


2015dainagano (46)
・「信州亀齢」岡崎酒造(上田)

2015dainagano (47)
・「聖山」「オバステ正宗」長野銘醸(千曲)


2015dainagano (49)
・「美寿々」美寿々酒造(塩尻)

2015dainagano (51)
・「女鳥羽の泉」「善哉」善哉酒造(松本)

2015dainagano (52)
・「岩清水」井賀屋酒造場(中野)


2015dainagano (53)
・「笑亀」笑亀酒造(塩尻)

 最後は例年通り「じきしん」さんに戻ってきて、井の頭などをもう一度いただいて〆。
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 「井の頭」「積善」については、私が強く店長さんに推していたことが、蔵元さんの配置決めに影響していたとか…、いやあ恐縮です。
 
 
 最近日本酒のイベントは増える一方ながら、コスパを含め参加者の満足度はまちまちなようですね。
 私もあまり積極的に参加はしていないのですが、この「大長野酒まつり」については、現状唯一毎年参加しています。
 本当、良いイベントだと思います、やっぱり長野酒は旨いですしね…
 蔵元さんや各店のスタッフさんを始め、関係者さんに最大の感謝をささげたいと思います。
 来年も参加するぞ!

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2015年11月30日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:3

玉川 山廃雑酒 無濾過生原酒 26BY

本日の家飲み 玉川 山廃雑酒 無濾過生原酒

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 京都府京丹後市のお酒です。
 家飲み、外飲みともにかなりの回数をいただいています。
 
 さて、このお酒についてはまず、なぜ「雑酒」を名乗っているかについて語らないわけにはいかないでしょう。
 (長くなります、というか制限なしで書き始めたら全くまとまらず、数か月記事を寝かしてしまいました…。マイルールって大事。)

 玉川のラインナップの一つであるこの「白ラベル」は、アル添無しでありながら非常に高アルコール度を実現していることが特徴で、蔵元さん的にもある意味「発酵の限界」を目指しているシリーズらしいです。
 毎年コンスタントに20度越えしている時点で凄いのですが、26BYはなんと一部のタンクでアルコール度22度を超えたお酒ができてしまいました。
 こちらのお酒、もちろんちゃんとした日本酒の製法(蔵付き酵母を利用した山廃造り)で醸された正真正銘の「日本酒」なのですが、実は法律上では「清酒」を名乗ることができないのです。

 というのは、「清酒」の定義を定める酒税法第3条第7号に「次に掲げる酒類でアルコール分が22度未満のものをいう。」という文言がある通り、22度超えのこのお酒は「清酒」にあたらないことになります。
 いわゆる「特定名称」は前提として「清酒」でなければ名乗れないため、このお酒はアル添もしていないのに「純米」とすら名乗れません。
 さらには、造り方自体は混ぜ物なしの日本酒の造りであるため、「合成清酒」や「リキュール」などの定義にも当てはまらないのです。
 かくしてこのお酒は「いずれにも該当しない酒類」というその他枠のお酒である「雑酒」となってしまいました。

 ここらへん、アルコール度1度の違いだけで扱いがガラリと変わってしまうというのには、法の硬直性のようなものを感じます。
 ただまあ、これに関しては法に不備があるというよりは、このお酒がそれだけ規格外の代物なのだと考えるべきでしょう。
 この度数制限の理由を調べてみたところ、特殊な製法で高度数のお酒にする「鳴門鯛 霧造り」の紹介ページに少し記載がありました、どうやら当時アル添で25度ぐらいまで上げた清酒が出てきたことを、国税庁が問題視したようです。
 確かに、そういうお酒は紛い物感が漂いますね…、普通に飲んじゃうと飲み過ぎそうですし、どこかに線引きは必要なのでしょうね。

 そもそも普通の日本酒の製法では、発酵が進んでアルコール度が高くなると、そのアルコールによって酵母自体が死んでしまうので(いわゆるアルコール殺菌ですね)、加水無しで20度ぐらいが限界と言われているようです。
 ただ、20度という度数は世界の醸造酒の中では日本酒のみがたどり着けるものみたいですね、「並行複発酵」等高度な醸造技術の賜物だとか。
 そして、その限界すら超えたこのお酒…、蔵元さんの技術の高さに加えて利用している「蔵付き酵母」がよほど元気なんでしょうね。

 立法事実を飛び越してしまったともいえるお酒ですが、嫌味な意味でなく、国税庁の見解を聞いてみたい気もします、本当「まさか」という感じなんじゃないでしょうか。
 ちなみに、「雑酒」扱いだと税金が上乗せされるらしく、通常の白ラベルよりも少々値段が高いようですね。
 単純にちょっと加水すれば安くできるので、蔵元さんも少し迷ったそうですが、やはりせっかくだからと原酒での出荷に踏み切ったとのこと。
 個人的には英断だと思います、マニアなら絶対「雑酒」という言葉には反応するでしょうし、オンリーワンの個性を薄めるのはもったいない!

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 注ぐと、いい感じに色が付いていますね。

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 上立ち香はクリームのような甘い感じにアルコールが絡む独特の香りが気持ち強めに。
 含むと、とろみと酸の両方を感じる旨味が極めて力強く入ってきて、徐々に強まる酸辛に引き締めながら染みこんできます。
 旨味は、かなり強めの酸と辛さが主役ではあるのですが、意外にもアルコールのキツさは控えめ、かつ旨味の柔らかさもしっかり感じます。
 後味は酸辛を少々残しつつ、グッとキレます。

 イメージ通りの非常に力強い味わいと、意外な柔らかさを兼ね備えた芳醇旨辛酒でした。
 やっぱり純米らしいほっこり感はあるんですよね…、日本酒の奥深さをビンビンに感じさせてくれます。
 このお酒は上記の特殊性で日本酒史上に残るべき価値があると思うのですが、味わいの面でも十分個性的でも魅力的でした。
 玉川、やっぱり凄い銘柄だと思います。


 開栓後も全くヘタれませんね、これは熟成にも向きそうな予感。
 そして燗を付けると…、やっぱり辛い!でも旨い!
 ビリビリくる強烈な辛さがありつつスッキリというよりはしっかりした旨味、これは山廃純米でも感じた玉川ならではの燗上がりです。
 ただ比べるとちょっと甘さ控えめかな、恐らく糖分が食いつくされてしまった結果なのでしょうね。

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名称:玉川 自然仕込み 純米酒 山廃 無ろ過生原酒
精米歩合:66%
酒米:北錦
アルコール度:22~23%
日本酒度:不明
蔵元情報:木下酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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タグ: 玉川 山廃 雑酒

2015年11月28日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」

本日の家飲み 奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月(みやませいげつ)」

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は低精白の山廃というある種とがったスペックのお酒をいただきましたが、今回は55%まで磨いた純米吟醸の生ということで、割とスタンダードなスペックです。
 それにしてもインパクトのあるラベルですね、月をモチーフにした銘柄は結構ありますが、その中でもストレートで印象深いラベルだと思います。
 ちなみに「霽月」とは、デジタル大辞林では「雨が上がったあとの月。転じて、曇りがなくさっぱりとした心境。」という意味とのこと。

 使用米は、麹米が山田錦、掛米が夢錦。
 夢錦はこちらではあまり見ないお米ですね、兵庫県で開発された酒米らしいです。

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 上立ち香はアルコール混じりで落ち着いた吟醸香が仄かに。
 含むと、きりりとした印象の旨味がぐっと入ってきて、キツくない苦酸に引き締められながら喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、割としっかりした甘味と苦味が拮抗する形の存在感のある味わいですが、全体的には引き締まった印象で、ぐいぐいいけます。
 後味はその苦味がそこそこの仕事をして、芳醇な味わいをしっかり引き上げます。

 優しい甘味とキリリとした苦旨味が共存する、奥深い味わいのお酒でした。
 甘さも確かにあるのですが、甘いお酒が苦手な人でもイケそうですね、ある意味万人向けのような。
 この味わいの引き締まりこそが奥播磨のコアなのかなあ、そんな思いを抱く味わいでした。
 奥播磨、引き続き注目していこうと思います。

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名称:奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」
精米歩合:55%
酒米: 麹:山田錦 掛:夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,626円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年11月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 純米 山田錦 笊籬採り

本日の家飲み 風の森 純米 山田錦 笊籬採り(いかきとり)

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 奈良県御所市のお酒です。
 家飲み外飲みともに数え切れない回数にのぼる、私のお気に入り筆頭銘柄ですね。

 風の森の笊籬採りについては、今までに露葉風の純米吟醸雄町の純米吟醸雄町の純米キヌヒカリの純米大吟醸と、毎年1~2本ずついただき、全てのスペックにおいて旨さに酔いしれています。
 風の森という銘柄のイメージとしては「フレッシュ&フルーティー」の典型と思われている方が多いと思います、私も「しぼり華」シリーズの新酒開けたてについてはほぼその通りだと思っていて、場合によっては青さや硬さをネガティブに感じることもあります。
 が、笊籬採りについてはそのイメージの2、3歩先を行っているお酒だという認識ですね、「約一年、蔵元で厳格な管理のもと、生熟成」というプロセスを経て、短所が丸くなり長所が濃密になるこの味わい、風の森に上記のイメージのみ持っている方にこそ是非一度経験して欲しいと切に思います。

 今回いただくのは山田錦の精米を80でとどめたバージョン。
 お値段はそこまでお安くもないですが、手間を考えると割高なわけでもないかと。

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 開栓時には、例によって栓が天井まで飛びました、これはもはや儀式ですね。

 上立ち香はやはり引き締まったガスに甘さが混じるサイダーっぽい香りがそこそこに。
 含むと、いつもの笊籬採りらしい、熟感とフレッシュ感を兼ね備えた濃厚な甘旨味が力強く、しかしスムーズに入ってきて、割と強めの苦味で引き締められつつ染みこんできます。
 旨味は熟した果実の甘味がギリギリ主役を演じつつ、キツくないけれど強めのほろ苦さが絡みついて、全体としては引き締まった印象。
 後味は低精白を感じさせない、ほどほどの苦味で引き上げる見事なキレ。

 フレッシュかつ程よく熟した、山田錦らしいふくよかでバランスの良い旨味を、雑味なくストレートに楽しめる美酒でした。
 このまとまりは低精白とはとても思えないですね…、むしろ旨甘味が太い分外飲みした山田錦の純米吟醸よりこちらのほうが好みかも。
 山田錦の低精白ならではの魅力を感じた一本でした。
 風の森の笊籬採りに対する信頼は上がる一方です。

 開栓後、ガスが抜けてくるとチリチリが見事にトロミと化して、また別の顔を見せてくれます。
 個人的には、抜けきる前の、ちょっと落ち着いてきた頃合いが一番好き。

 そして燗を付けると…、うおーっ、甘い!
 びっくりするほど素直に甘酸が前に出てきて、果実感のある味わいとなりました、これまた大好きですね。

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名称:風の森 純米 山田錦 笊籬採り
精米歩合:80%
酒米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,100円/1,800ml
お気に入り度:8.8/9.0

(おまけ)同時に雄町の純米吟醸も購入していたりします。こちらは来年までとっておこうかな…
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2015年11月24日 奈良の日本酒 トラックバック:1 コメント:4

東洋美人 「IPPO」 愛山

本日の家飲み 東洋美人 「IPPO」 愛山

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みは数えきれないレベル、家飲みは意外と初めてかも。

 東洋美人は最近の日本酒を追っていれば、恐らく当たり前のように出会う銘柄でしょう。
 私も色々な場所で頂いていましたが、その中でもこの「IPPO」の酒未来が非常に好みだったので、今回セレクトしてみました。
 少し解説すると、このお酒を醸す澄川酒造場は2013年の豪雨で極めて甚大な被害を受けたのですが、周りの関係者の協力で迅速な復興に成功し、その経験で「原点を忘れない」という思いから、直後に醸したお酒の一部に「原点」と名づけました。
 今年は、同じ路線のお酒を、「原点からの一歩」という思いを込めて、「IPPO」と名付けたのです。

 スペック的には、使用米の80%について希少米の愛山を使っています。
 ただ、それ以外のスペックは基本非公開みたいですね、ググると歩合は50みたいなのですが、そうすると恐ろしく割安ということになります。
 特別名称の記載もなく色々と規格外の製品のようなのですが、限定品らしく基本一升瓶しかないようなのが残念。


 上立ち香はスッキリとした果実香が仄かに。
 含むと、程々の濃度の甘旨味が自然な感じで入ってきて、心地よい苦渋味を伴ってバランスを保ちつつ溶け込んできます。
 旨味はトロミを感じる程に濃厚な果実の甘味が主役、しかし苦味も強めでダレ感はないですね。
 後味はその苦味を若干残してガッチリキレます。

 とてもバランスが良く、濃厚な甘旨味をあくまで自然に楽しめる完成度の高い芳醇酒でした。
 東洋美人自体実力派銘柄だと思うのですが、個人的には通常品以上にこのippo(&原点)路線が好みです。
 コスパも文句なしですが、やはり玉に瑕なのが四合瓶が無いことですね、他で出ている米違いスペックを家で飲み比べとかは難しいかと。
 兎も角、東洋美人、今後もその評価はゆるぎなさそうだと感じました。

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名称:東洋美人 「IPPO」 愛山
精米歩合:不明(50?)
酒米:愛山(80%)
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 東洋美人

2015年11月22日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

伊根満開 赤米酒

本日の家飲み 伊根満開(いねまんかい) 赤米酒

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 京都府与謝郡伊根町のお酒です。
 家飲み・外飲み含めて初めていただきます。

 こちらのお酒の特徴はなんといっても「赤米」を使って醸された赤いお酒だということでしょう、利き猪口に注ぐと一目瞭然の赤さです。
 赤色酵母で醸したお酒がせいぜいピンクなのと比べるとこちらは強烈ですね…、wikipediaによると、赤米はその名の通りお米自体がかなり赤いようなので、その色素がストレートに反映されているということかと。
 ちなみに蔵元ホームページによると、女性杜氏さんが醸しているみたいですね、通常銘柄は「京の春」。
 そういえば、私がこのお酒を知ったのは『酩酊女子 ~日本酒酩酊ガールズ~』という書籍(リンク先はitmediaのインタビュー)に掲載されていたからでした、女性ターゲットは意識しているのかも。

 ラベルには歩合の記載は無し、特定名称もありませんがアル添無しの清酒なので、まあ実質純米酒と言ってよいかと。
 たぶん赤米は等外米扱いなんじゃないかな…・
 アルコール度は14~15と低めで、日本酒度は-18と結構凄い数値らしいです。

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 上立ち香はチーズっぽい、未経験の発酵感のある香りがそこそこに。
 含むと、何とも個性的な甘酸っぱい旨味が唾液線を刺激しながら入ってきて、存在感を保ったまま強烈に染みこんできます。
 旨味はまさに乳酸菌飲料と言った感じの甘酸味で、かつ極めて濃厚、そして裏にはお米っぽいコクも感じますね。
 後味はその酸っぱさを少々残しつつ、力強く引き上げます。

 極めて濃厚な乳酸系の甘酸っぱさが特徴の、見た目通りの超個性派酒でした。
 ある意味「イロモノ」のお酒ではあるのですが、酸っぱい系が苦手な自分でもわりと普通に飲めたあたり、お米のまろやかさというか優しさもあるお酒かもしれません。
 伊根満開(京の春)、今度は通常スペックもいただいてみたいと思いました。


 熱めの燗を付けると、甘さそのままで酸味が少しやわらかくなる印象。
 これも良いですね、冷酒よりむしろ杯が進む感じがあります。

 そして裏ラベルに従いロックも試してみると…、お、こりゃ飲みやすい。
 酸がいい仕事をして一気にスイスイいけるお酒に変貌しますね、かつそんなに薄い感じではないという。
 個人的にはこのロックがベストかな、ちょっと他では味わえないタイプの魅力があります。

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名称:伊根満開 赤米酒
精米歩合:不明
酒米:不明(赤米含む)
アルコール度:14~15%
日本酒度:-18
蔵元情報:向井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,762円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2015年11月19日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

獅子の里 純米吟醸 「Oryzae(オリゼー)」 生酒

本日の家飲み 獅子の里 純米吟醸 「Oryzae(オリゼー)」 生酒

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 石川県加賀市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は、まずスタンダードスペックをいただこうという意図で火入れの純米吟醸をいただきましたが、今回は限定品っぽい生酒です。
 「Oryzae(オリゼー)」とは、ラベルにも記載有りますが、「日本酒を醸す糀カビ」のことですね、一般には「もやしもん」のキャラで結構知られているかと。
 その名を冠するこちらのお酒ですが、蔵元ホームページの商品紹介には掲載されていないようです、まあ地酒の限定品にはよくあることですが…

 スペック的には歩合55%の生酒、度数15なので加水もしているでしょう。
 それにしても、ラベル記載の情報が少ないですね、通常品との違いが全くわからないのは残念。

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 上立ち香はアルコール混じりのフレッシュ軽快な香りがそこそこに。
 含むと、やはり透明感があって甘苦を共に感じる旨味がスイと入ってきて、そのまま素直に流れ込んできます。
 旨味は、軽めながら存在感のある甘味と、キツくない苦味がしっかり拮抗する、スッキリさっぱりとした味わいの世界。
 後味はその苦味が力強く引き取っていきます。

 透明感のある旨味がスルスルと、しかししっかりと感じられる、万人向けかつ状況を選ばないスッキリ酒でした。
 やっぱり完成度の高いお酒のキレイさというのは魅力ですね…、ある意味加水も影響しているとは思うのですが、薄さが無いので良い所だけ感じる気がします。
 やっぱりこのオリゼーには蔵元さんも力を入れているんじゃないかな、インパクトありますしね。
 獅子の里、今後も注目していこうと思いました。

 開栓後数日経つと、お、甘味が出てきましたね。
 全体的に濃厚になって、メロンメロンな感じになりました、私はむしろ開栓直後よりこっちのほうが好き。

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名称:獅子の里 純米吟醸 「Oryzae(オリゼー)」 生酒
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:松浦酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(開栓数日後も考慮に入れて)

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2015年11月17日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは何度かあります。(実は闇鳴秋水よりこちらが先)

 私のように、これだけいろいろなお酒を家飲みで試していると、外飲みで未飲銘柄に会える機会はだんだんと少なくなってきます。
 が、それでもたまに、「これは!」と感じるお酒に出会うこともあります、この栄光冨士もその一つ。
 「麹町市場」さんでオススメ酒の一つとして出してもらい、非常に私好みだったので直ぐに購入に走りました。

 スペック的には酒未来を50まで削った純米大吟醸、裏ラベルには細かい数値の記載もありますね。
 いつも買うお酒より少しお高めですが、まあ割高ではないと思います。
 しかし、酒未来のお酒はどんどん増えてますね…、結構造り手さん的には使い易いのでしょうか。

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 上立ち香は甘くフレッシュな印象の果実香が気持ち強めに。
 含むと、トロミを感じる濃厚そのものの甘旨味がぐわっと入ってきて、最後まで主役を譲らずにじわじわと染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実を砂糖で漬け込んだような、酸苦が気配を消して裏方に回った甘味中心の味わい、ただ、それ一辺倒の単純な味わいになっていないところに、日本酒らしい奥深さも感じます。
 後味はびっくりするほどしっかりと爽やかにキレます。

 超濃度の甘味がイヤミなく、息長くじっくりと楽しめる、甘口派向けの純米大吟醸でした。
 うーむ、やはり私の好みどストライクでしたね、あえて言うなら「たかちよ」に似たタイプで、裏方の酸が特徴。
 これは単独飲めてしまうタイプのお酒ですが、キレは良いので食中酒としてもイケると、個人的には思います。
 それにしても、栄光冨士、マイブーム銘柄になりそうです。

 常温だとさらにトロミが増しますね、ただ何気に苦味も出てきて面白い味わいに。
 個人的には全然アリですが逆に爽やかさ重視なら冷やしたほうが良いでしょう、ロックもアリかも。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-931.html

名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来
精米歩合:50%
酒米:酒未来
アルコール度:16~17%
日本酒度:-4
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,725円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年11月15日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

【ギャザリー】 日本酒ルネサンス NHKクローズアップ現代に登場した日本酒銘柄まとめ

 「ギャザリー」の記事を更新しました、これで14本目。
 今回のタイトルは以下の通りです。

 【日本酒ルネサンス】NHKクローズアップ現代に登場した日本酒銘柄まとめ

 内容はこれまた読んで字のごとしです、全力で尻馬にのる勇気。
 ただ、NHKの番組らしく、山形正宗以外の個別の銘柄には全く触れない形だったため、ちょっと勿体ないなあという気持ちも強くてまとめてみたのも確かです。
 特に最初のお店で最近の二大マイブーム銘柄である「栄光冨士」と「たかちよ」がチラリと出ていたことには、タイミングもあって驚愕しましたね。
 ともかく、弊ブログの読者の方々には、是非ご一読いただきたく、よろしくお願い致します!


 ちなみに、私の番組の感想としては、「いやあ、真面目な番組だったなあ」という感じでした。
 実際、現在の日本酒の一番の魅力はその「多様性」にあるということは同感ですし、既に知られている獺祭やNEXT5でなく山形正宗をセレクトしたところもなかなか。
 そこら辺の視点には流石に矜持のようなものを感じました。

 ただ、その多様性の対立軸となる、少し前の日本酒の傾向ってまさに「淡麗辛口」だと思うのですが、そのフレーズは見事に避けてましたね、やっぱり商標関係かな…(そのせいで教授の話が何か奥歯に物が挟まった感じになっていたような)
 代わり(?)に「YK35」という言葉を対立軸に使ってましたが、これは基本鑑評会用の概念で、通常売られているような日本酒に敷衍するには少々無理があるような気がしますし。

 …、うーん、我ながらうるさいマニアになってしまったなあ(苦笑)、でも、全体としては本当良い番組だったと思います。
 じわじわと、老若男女問わず、しっかりと現代の日本酒の魅力が浸透して欲しいと、切に思いました。

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2015年11月11日 ギャザリーの記事 トラックバック:0 コメント:0

【クローズアップ現代登場酒】 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水」

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水(やみなりしゅうすい)」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は初めてですが、既に今期何度も飲んでいたり。

 実は栄光冨士は今期のマイブーム銘柄だったりします。
 で、既に4スペックほど家飲みして記事を貯めているのですが、9日放映のNHK「クローズアップ現代:日本酒ルネサンス」にこちらのお酒が出てきたので、あわてて更新してみた次第。
 NHKなので銘柄紹介はありませんでしたが、最初のお店で「甘味と酸味があるお酒」として出された「江戸時代から続く、山形県の蔵」が造った「限定800本の純米大吟醸」として登場していましたね。
 多分お店のセレクトだとは思うのですが、なかなか凄いところを出してきたなあ…




 スペック的には山形県開発の酒米「出羽の里」を、なんと38%まで削った純米大吟醸の無濾過生原酒です。
 4割以上の高精白って無茶苦茶手間がかかるという認識なのですが…、お値段はそこまで高くないのがありがたい限り。
 超限定品ということで、採算を重視しないサービス品だと思われます。 

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 上立ち香は甘さ混じりながらスッキリとした吟醸香が気持ち強めに。
 含むと、フレッシュかつ濃厚な甘旨味がスルリと入ってきて、自然な苦酸味を伴ってバランスを保ちつつゆっくりと染みこんできます。
 旨味は、柑橘系果実の甘味が主役で、上品さを感じる透明感と、トロミを感じる濃厚さをうまく両立させている印象。
 後味は少々の苦味がありつつ、高精白らしく自然にキレます。

 濃厚ながら一本調子では無い甘旨味を、しっかりキレ上げさせるお値段以上の純米大吟醸でした。
 やっぱりこのお酒にも、栄光冨士らしい芯のある甘味を感じますね…、私はこういうお酒には魅了されてしまいます。
 私はこのお酒を飲んで、何故か無性に秋刀魚が食べたくなりました、やはり甘味に対する苦味を求めるのでしょうか…
 兎も角、栄光富士は今後大注目!

 温度が上がってきても口当たりは綺麗で、甘味が濃厚になりますね。
 温度が低いと透明感が、常温に近づいてくるとトロミが増す印象です、どちらも良し。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水」
精米歩合:38%
酒米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:-3
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,630円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

(おまけ)栄光冨士との出会いの記念写真in麹町市場さん
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2015年11月10日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白隠正宗 特別純米酒 誉富士

本日の家飲み 白隠正宗 特別純米酒 誉富士

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 静岡県沼津市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったかも…

 こちらは静岡県開発の酒米、「誉富士」を使ったお酒です。
 この米は山田錦を人工的に突然変異させることで開発されたとのことで、静岡県酒造組合のホームページにはかなり詳細な紹介記事がありました
 同組合はこの米を利用したお酒の紹介ページも作っていますし、相当力を入れてプッシュしているみたいですね。
 
 今回いただくのは、その誉富士を60まで削った火入れの純米酒です。
 こちらを醸す高嶋酒造は、地域社会への貢献を重視して平成24年に全量純米に移行完了したそうなので、地元開発のお米を使ったこのお酒には、シンボリックな意味もありそうです。
 それにしても白隠禅師の達磨像が印象的なラベルですね、凄みを感じるというか…


 上立ち香は落ち着いたお米の香りが仄かに。
 含むと、伝統的ながら臭みのない旨味がじんわりと入ってきて、尻上がりに出てくる辛さを伴いつつ徐々に染み入ってきます。
 旨味は柔らかい米の旨味を辛さが包む非常にスタンダードな味わいですね、ただありがちな重さやキツさがなく、バランスがとれているホットする感じ。
 後味はその辛さが力強く、かつ自然にキレさせて引き上げます。

 伝統を感じさせつつ、その重みを重く感じさせない、奥深い落ち着きのあるお酒でした。
 例によって私のストライクゾーンでは無いのですが、それでも十分に楽しめてしまえる完成度ですね。
 このタイプのお酒に出会うと、自分が将来好みの味わいのタイプが変わった場合でも大丈夫だろうとホッとします。
 白隠正宗、他のスペックも試していきたいと思いました。

 燗をつけると…、お、いい感じに甘味が増します。
 やはり辛さとアルコール感も少々増しますが、それ以上に甘旨さも出てきますね、これはアリでしょう。

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名称:白隠正宗 特別純米酒 誉富士
精米歩合:60%
酒米:誉富士
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:高嶋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,358円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年11月08日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鴎樹 -黒瓶-

本日の家飲み 鴎樹 -黒瓶- (おうじゅ くろびん)

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 栃木県小山市のお酒です。
 家飲みは初めて、外では、もしかしたらイベントで飲んだことがあるかも。

 こちらを醸す杉田酒造さんには、こちらの「鴎樹」の他に、「雄東正宗」や「発光路強力」といった別ブランドがありますね。
 知名度的には別ブランドの方が有名かな…、ちなみにこのお酒を購入した佐々木商店さんの商品紹介によると、鴎樹は「実験レーベル」とのことで、いろいろ試した限定品につけられるようです。
 (「おう」の字は写真の通りもう少し難しい字なのですが、化けそうなのでこの表記にしています)

 スペック的には、兵庫県産山田錦を40まで磨いた上で、アル添ありということで、堂々と「大吟醸」を名乗れるもの。
 ただ、実験作ということもあり、ラベル等には記載が無いようです、お値段も税抜1,600円程度ということで、完全に割安ですね。
 個人的には「瓶燗火入れ」と明記してあるのもポイント。


 上立ち香はやはり華やかな印象の吟醸香が強めに。
 含むと、透明感があって摩擦の少ない旨味がスルリと入ってきて、程々の苦味を伴いつつ、バランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、典型的な大吟醸という感じの上品な果実の甘味を感じられて、苦味もキツくない程度と、全体的に優しさをのある味わい。
 後味はほんの少々苦味を残しつつ、高精白らしい自然なキレ。

 大吟醸のキレイさがありながら、しっかりとしてかつ優しさを感じる旨味が素直に楽しめるお酒でした。
 この味わいは紛うことなき大吟醸!という感じです、浮いたアルコール感もありませんし、むしろ純米大吟醸的かも。
 コスパ的には獺祭試や、秀鳳33といい勝負…というか個人的には超えているように思えました。
 鴎樹、別ブランドを含め注目していこうと思います。

 ちなみに常温ぐらいでも全然崩れないですね。
 そういう意味でも普通の香り系大吟醸と一線を画する味わいかと思います。

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名称:鴎樹 -黒瓶-
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:16~16.9%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2015年11月06日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

東薫 純米吟醸 中取り無濾過生原酒

本日の家飲み 東薫(とうくん) 純米吟醸 中取り無濾過生原酒

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 千葉県香取市のお酒です。
 家飲み、外飲み含めて初めていただきます。

 私は千葉県出身なので、やはり千葉のお酒には他県より強く注目しています。
 具体的には、新酒鑑評会の結果を見てこの「東薫」や「海舟散人」、IWCの結果をみて「総乃寒菊」の寒菊など、前から目をつけている銘柄は色々とあるのです。
 が、やはりなかなか東京の酒屋でこれらの銘柄は見ないんですよね…、今回ようやくこの東薫に巡り合えました。
 (ちなみに購入店は人形町の「小山酒店」さん

 スペック的には、青森の酒米「華吹雪」を使っているのが珍しい気がします。
 裏ラベルにしっかり情報を載せているのは好印象。
 しかし、個人的には「中取り」という言葉を見ると、飲む前のハードルをどうしても上げてしまいますね…

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 上立ち香は甘さ混じりのフレッシュな吟醸香がそこそこに。
 含むと、しっかりとした味わいの甘旨味が、強めの苦味を伴って勢い良く滑り込んできます。
 旨味は典型的な吟醸系生原酒のリンゴっぽい果実の味わい、しかしかなり苦味が強いので、全体的には非常に引き締まった印象。
 後味はその苦味を若干残して引き上げます。

 今風でしっかりとした甘旨味がありながら、全体的な印象は苦味がもっていった感じのお酒でした。
 甘党の私には少々厳しいのですが、このエグさの無い苦味は、好きな人は凄く気にいるでしょうね。
 意外とこのタイプのお酒は珍しいかも…、辛いお酒とはまた違った引き締まりを感じました。
 東薫、今後の動きを注目したいと思います。

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名称:東薫 純米吟醸 中取り無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:華吹雪
アルコール度:17%
日本酒度:+3
蔵元情報:東薫酒造株式会社
購入価格(税抜):約1,500円(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 東薫 純米吟醸

2015年11月03日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七郎兵衛 特別純米 生原酒

本日の家飲み 七郎兵衛 特別純米 生原酒

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 青森県北津軽郡板柳町のお酒です。
 家飲みは初めて、外でも確かいただいたことはなかったような。

 ぱっと見、茶色瓶に直接白く印字というなかなか特徴的なボトル。
 デザインされた、□の中に「七」の字という紋(?)もインパクトあります、最近は今風なラベルが増えてきていますが、ここまでやればその中でも埋もれないでしょう。
 何気に、栓も通常のキャップとプルタブの金具を組み合わせた珍しいパターンですね、だからか、裏にキャップと瓶の材質まで書いてあるのが面白いところ。

 スペック的には基本華吹雪を60まで磨いた生酒で、酒屋さん曰く「ぜひ燗を試してみてください」とのこと。
 「生酒は燗に向かない」というよく言われていた話は、プロのお話しを聞くと最近では通用しないことも多いみたいですね、私も実感としてそう思います。
 (さらにつっこむと、加水火入れ酒の燗と生原酒燗は別の世界の魅力がある気がしますね)

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 上立ち香は程よく落ち着いたアルコール混じりのお米の香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた濃厚な甘旨味がとろりと入ってきて、少々のアルコール感を伴いつつじわじわと染みこんできます。
 旨味はまさに完熟果実といった趣で、甘旨苦味がしっかりとせめぎあう味わいたっぷりのものですが、重さを感じさせない引き締まった印象があります。
 後味は苦味が必要限度に表に出てきて、力強くキレます。

 新酒生酒ながら良い意味での落ち着き、味の乗りのある、芳醇甘旨苦酒でした。
 一瞬伝統的かなと思わせつつ、実際はかなり今風というか、旨味に芯がありつつ悪い意味での重さが無いお酒のように感じます。
 七郎兵衛、他のスペックも試していきたいと思いました。

 燗すると、やはり辛さが強まりますが、甘旨味も乗ってきてバランスは崩れず。
 そして口当たりは結構優しくなりますね、いい感じです。
 これには燗を勧めるのも納得、見事な燗上がりでしたね。

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名称:七郎兵衛 特別純米 生原酒
精米歩合:60%
酒米:華吹雪(90%)
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社竹浪酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2015年11月01日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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