水尾 紅 ひやおろし 純米吟醸 原酒

本日の家飲み 水尾 紅(くれない) ひやおろし 純米吟醸 原酒

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 長野県飯山市のお酒です。
 外飲みやイベントでは何度もいただいていますが、意外にも家飲みは初めて。

 水尾といえば、「第83回関東信越国税局酒類鑑評会(2012年)」で最優秀賞を受賞し、226の酒蔵の頂点にたったことが記憶に新しいところです。
 なんだかんだでかなりの数の蔵が受賞する新酒鑑評会の金賞より、この結果は重い価値をもつものと言えるのではないでしょうか。
 あの新潟を差し置いて長野酒が選ばれたという点でも、インパクトがあったかと思います。

 さて、今回いただくのはランクがちと高めの純米吟醸「紅」の、ひやおろしバージョンです。
 大長野酒祭りでは何度もいただいており、毎回甘味主役の安定感のある旨みが非常に好印象でした。

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 上立ち香はひやおろしには珍しい、程良く甘いセメダイン香がそこそこに。
 含むと、老ね感皆無で味が乗った印象の濃厚な甘旨味がスッと入ってきますが、しばらくするとそれに強めの辛さが絡みついてキリリとした印象に変わりつつ染みこんできます。
 旨味は、メロンっぽい甘味が中心で生酒のような芳醇さと青臭さがある気がします、が、それが非常に前向きに感じられるようなまとまりがありますね。
 後味は辛さで見事なまでにきっちりキレます。

 味乗りのした濃厚な旨甘味を、しっかりとした辛さで引き取るお手本のようなひやおろしでした。
 今年飲んだひやおろしの中では川亀に似ているかも…、これも私の好みドストライクです。
 雑味の無さも素晴らしいですし、原酒ならではの濃厚さにはやっぱり惹かれてしまいます。
 水尾はやっぱり長野酒の中でも頭ひとつ抜けている完成度があると思いました。

 常温だと普通に口当たりは柔らかくなりますね。
 しかし後味の辛さはさらに増すような…、うーん辛い、私には辛すぎる気もしますが、キレは凄いです。

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名称:水尾 紅 ひやおろし 純米吟醸 原酒
精米歩合:49%
酒米:金紋錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社田中屋酒造店
購入価格(税抜):約1,700円/720ml(レシート紛失…)
お気に入り度:8.3/9.0

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2014年11月30日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

井の頭 純米 ひやおろし

本日の家飲み 井の頭 純米 ひやおろし

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 長野県伊那市のお酒です。
 外では何度もいただいています、家飲みは二回目。

 先日(もう結構前ですが)会社の同僚と「しんばし光寿」で飲み会をやりました。
 そこで、折角新橋に寄るのだからと合流前にダッシュで「信州おさけ村」に寄り、購入したお酒の一本がこちらです。
 荷物の関係上四合瓶2本が限界だったので厳選したひやおろし2本としました、もう一本は次回に。

 井の頭は大長野酒まつりで出会ってから、私の大好きな長野酒の中でも特にお気に入り銘柄であることは、前回の記事で書きました。
 今回はその時いただいた純米吟醸とはお米も歩合も違うひやおろしです、さていかがでしょう。
 しかし、ひやおろしなのにこれも要冷蔵の記載がないのですがどういうことなのでしょうか。
 一回火入れだけど保存としては常温可なのか、はたまた二回火入れでひやおろしを名乗っているのか、個人的には気になるところです。

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 上立ち香は少し熟した吟醸香っぽいものがごくわずかに。
 含むと、甘味中心の旨味がググっときて、そこそこの辛さと渋味で舌を刺激して強い存在感を示しつつ入り込んできます。
 旨味はまさに完熟果実といった趣で、井の頭特有の芳醇ながら落ち着いた味わいの世界が展開されます。
 味わいは通常の火入れ以上に濃厚さが楽しめる感じなのですが、少し渋味が強いかな…、私が惹かれたホッとするような優しさの面では少し後退しているかも。
 後味は辛さと渋味で濃厚な旨味をしっかりと引き上げてキレる感じ。

 元々完熟果実的な趣きのある井の頭の旨味が、さらに濃厚に熟成された感じのお酒でした。
 十分に魅力的なのですが、個人的には純米吟醸のバランスの方が好きかな…。
 ただ、実はしばらくお酒を飲まない期間が続いた後に飲んだので、その個人的な状況が影響しているのかも(あと、期待感によるハードルの上げすぎ)。
 次は是非ともあえて生酒をいただいて、確かめてみたいと思います。

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名称:井の頭 純米 ひやおろし
精米歩合:59%
酒米:ひとごこち
アルコール度:15%
日本酒度:+-0
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):約1,300円/720ml(レシート紛失…)
お気に入り度:8.2/9.0

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2014年11月27日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:1

而今 特別純米 九号酵母 火入れ 25BY

本日の家飲み 而今 特別純米 九号酵母 火入れ

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れたお酒ですね、当ブログでも取り上げた回数の多い銘柄の一つです。

 相も変わらず入手の難しいお酒ではありますが、今回珍しく「ふくはら酒店」さんの抽選販売で一升瓶が当たったので購入しました。
 こちらのふくはら酒店さん曰く「而今は普通に売っていたら決まった人がいつも買っていってしまうので、色んな人に飲んで貰うため抽選販売にした」とのこと。
 入手困難銘柄の扱いは難しいものですが、転売を防ぐという意味でもこういった形でしっかりと売ってくれるとありがたいところです。

 さて、こちらは五百万石と山田錦を使用した、而今の定番スペックという感じの一本です。
 火入れは一回らしいのですが、加水の有無は不明。
 原酒という記載が無いしお値段安いし16度なので、しているのかなあ…。

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 上立ち香は而今らしい完熟果実の甘くさわやかな香りがそこそこに。
 含むと、甘辛酸渋をそれぞれ濃厚に感じるような旨みが力強く入ってきて、酸辛でしっかりと輪郭を保ったまま染みこんできます。
 旨味はやはり、而今の中では良く言えば落ち着いてバランスが良く、悪く言えば地味な印象。
 ただもちろん而今の中での話なので、十分な濃度の存在感がありますね。
 後味はやはり酸辛でキリリとキレます。

 而今の華やかさを備えつつ、いかにも晩酌に向きそうな落ち着きもあるお酒でした。
 而今の定番スペックとして納得感のある完成度です。
 今回一升瓶を買ったので本当は燗も含め色々と試そうと思っていたのですが、気づかないうちにあれよあれよと飲んでしまい、別れを惜しむはめになってしまいました。
 まさにそんなお酒です。
 生に比べるとちょっと物足りない感もありますが、而今の安定感をひしひしと感じた一本でした。

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名称:而今 特別純米 九号酵母 火入れ
精米歩合:60%
酒米:五百万石 山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 而今 特別純米

2014年11月24日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

【ギャザリー】一度は飲もう!入手困難な日本酒銘柄紹介+おまけ

 「ギャザリー」の記事を更新しました、今回で三回目となります。
 今回はちょっとキャッチーなテーマをセレクトして、

一度は飲もう!入手困難な日本酒銘柄紹介

 というタイトルでまとめてみました。
 こういう題材はプレミア感を煽ることになりがちで、各所に迷惑をかける可能性も高いので迷いもあったのですが、今回あえて取り上げてみました。
 一応内容を読めば、私の意図は伝わるように書いているつもりです。
 このサイトの読者様には何卒ご一読をお願いいたします!

 しかし、なぜかあちらの方がこのブログ以上に、私の想いがダダ漏れてしまうのはなぜだろう…。


(おまけ)串駒さんでの外飲みギャラリー

 最近、最初期に十四代を見出したことで知られる、日本酒の聖地の一つである居酒屋「串駒」さんに、立て続けに二回お邪魔しました。
 そこで、取らせていただいた写真を掲載しておこうかと思います。

 まずは初来店時、一人で頂いたお酒群。

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 うーん贅沢、七垂二十貫は本当極上の逸品でした…
 ちなみにこのとき私は一升瓶で供された和らぎ水を飲み干してしまいました。
 おかげで二日酔いも無し!!

 そして、数日後同僚を引き連れてお邪魔した時は以下の通り。

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 十四代はもちろん、他のお酒も素晴らしかったですね。
 特に最初の一杯でオススメしてもらった七田のにごりと、女将さんがわざわざ持ってきてくれた亀泉CEL-24のうすにごり生はインパクトもあって旨かった…

 後はお店の写真を少々。

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 やっぱり聖地の趣があって良いですね…、どことなくお客さんもわかっている風があって、私のようなマニアには非常に居心地の良い場所でした。
 ただ禁煙でないのが少し残念なのと、どうしても総額が結構いってしまうのはちょっと気をつけたいところ。
 でも、是非また十四代を飲みに行きたいと思います!

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2014年11月22日 ギャザリーの記事 トラックバック:0 コメント:0

美少年 劍門 純米吟醸酒

本日の家飲み 美少年 劍門(けんもん) 純米吟醸酒

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 熊本県菊池市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めて。

 美少年といえばやはり思い出してしまうのが2008年に発覚した「事故米不正転売事件」です(リンク先はwikipedia)。
 日本酒の要といっても良いであろうお米について、プロ意識の欠片もないやりかたで消費者を騙したこの事件により、清酒「美少年」の名は一度地に堕ちたといっても良いと思います。
 個人的には有名どころの銘柄ということもあり「過去のお酒」として興味もなかったのですが、今回たまたまはせがわ酒店さんの通販に並んでいて、熊本県のお酒を未だ飲んだことがなかったことからセレクトした次第です。
 
 蔵元ホームページによると、現在は事故時の会社から事業を受け継いで、「美少年」を醸しているとのこと。
 規模を縮小して酒質を上げるという方向性には共感できますが、実際はいかがでしょうか。
 今回いただくのは甲板商品の一つっぽい純米吟醸。
 多分加水火入れ有りだと思いますが、それにしてもお安いのはありがたいところ。

 上立ち香はスッキリとした吟醸香がそこそこに。
 含むと、一瞬「ん、これお酒?」と感じる、いわゆる淡麗な味わいの液体がスッと入ってきて、時間差で優しい印象の爽やかな甘旨味が染み出してきます。
 旨味は甘味そこそこの伝統的な米の旨味っぽいのですが、あくまで軽い感じでフルーティーとも言える気もします(表現が難しい…)。
 後味はちょっとチリチリする辛さも出てきて、綺麗にキレます。

 クセ・雑味のないスッキリ系ながら、自然な旨味の存在感もしっかりと感じる爽快旨酒でした。
 いわゆる飲み飽きないお酒という感じで、飲み進めるにつれて良さを感じてきます。
 ただ、無濾過生原酒と一緒に飲んじゃうと瞬時に物足りないお酒になってしまうので、食事と一緒にちびちびやるのが無難な楽しみ方でしょう。
 正直イメージは良くなかったのでディスる気満々だったのですが、この味わいをこの値段で出してきたのには黙らされてしまいました。
 美少年、是非品質勝負でまた信頼を取り戻して欲しいと思います。

 また温度でかなり印象が変わってきますね。
 冷やすと本当に水のように飲めますし、常温付近だと旨味の存在感が増してきます。
 これは好みで決めて良いでしょう。

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名称:美少年 劍門 純米吟醸酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:+1
蔵元情報:株式会社美少年
購入価格(税抜):1,200円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0(値段も考慮に入れて)

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2014年11月20日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十九 Trifoglio 生酒

本日の家飲み 十九 Trifoglio (トリフォリオ)  生酒

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 長野県長野市のお酒です。
 外では何度もいただいていますが、家飲みは初めて。

 こちらのお酒でまず目に付くのはやはりその外観でしょう。
 十九は他にもこういう独創的なラベルのお酒を出しているようです、内部にデザイナーさんでも居るのかしら。
 ラベルだけでは「三つ葉のクローバー」ということしかわからないのですが、蔵元さんのブログに解説がありました
 "十九はまだまだ成長段階。"としてこれからも頑張るという意気を込めているようです。

 スペック的なことはラベルにほとんど記載がありません。
 どうやら、等外米(ざっくりいうと法定検査を通っていない米)を使っているため、特定名称を名乗れないお酒みたいですね。
 ただ、それがお酒の品質が低いということには直結しません、私は何回か等外米使用のお酒をいただいていますが、むしろお米が安い分コスパに優れるお酒が多い印象です。
 このお酒も歩合を考えると割安でしょう。
 ただ、そこらあたりのことがラベルに全く書いていないのはちょっとどうかなという気もしますね、デザイン的にごちゃごちゃ書けないなら、せめて「続きはwebで」的な記載が欲しいところです。

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 上立ち香はメロンっぽさが混じる吟醸香が強めに。
 含むと、やはり無濾過生原酒っぽい濃厚フレッシュな甘旨味が固まりで入ってきて、程々の酸味で輪郭を保ちつつ染みこんできます。
 旨味は少々の青臭さのあるメロンっぽい甘旨味が主役で、酸味と苦味が裏方でダレるのを防いでいる感じ。
 雑味は皆無で、無濾過生原酒の魅力をストレートに楽しめます。
 後味はその裏方の酸味と苦味が仕事をして、自然にキレます。

 無濾過生原酒のお手本のような芳醇甘旨酒でした。
 今回は秋にいただいたので、生酒が少ない時期で希少価値があるし、丁度味も乗っているし、コスパも言うこと無いし、いい感じで楽しめました。
 十九はなかなか面白いスペック分けをしていて興味もあるので、少しずつ色々試していきたいと思います。

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名称:十九 Trifoglio (トリフォリオ)  生酒
精米歩合:50%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:尾澤酒造場
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2014年11月18日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

杉勇 純米吟醸 山卸生もと仕込み 雄町

本日の家飲み 杉勇(すぎいさみ) 純米吟醸 山卸生もと仕込み 雄町

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 山形県飽海郡遊佐町(あくみぐんゆざまち)のお酒です、この地名は読めない…。
 家飲み、外飲み共に確か初めて。

 個人的には、生もと(「もと」の漢字がやはり化けるので今後ひらがなで統一します)のお酒で、「これは!」と思ったお酒にまだ出会えていないと感じています、山廃だと結構有るのですが…。
 ただ、出会えていないからこそ買ってしまうんですよね、まだ諦めるような時間じゃないということで。

 こちらも以前いただいた遊穂同様、山卸をはっきり名乗って、アピールしている感がありますね。
 (山卸=生もとの理屈は遊穂の記事参照)
 裏ラベルの情報開示はシンプルながら必要十分で好感が持てます。

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 上立ち香は意外とスタンダードでちょいアルコール混じりのスッキリとした吟醸香がそこそこに。
 含むと、キリッとした筋肉質な旨味が若干の苦味と共に飛び込んできて、そのまま苦辛で引き締められながら染みこんできます。
 旨味は甘味皆無ながらそこまでキツい感じでもなく、贅肉を削ぎ落した印象でしっかりとした感じ。
 個人的にはちょっと薬臭いクセがあるのが気になるかな…。
 後味は若干の辛さを残しつつ、キレます。

 引き締まった旨味が特徴的な、存在感のある男酒でした。
 雄町50らしく、雑味がなく旨味に芯がありますね。
 ただ、甘味がないのと、生もとだからか少し含み香にクセを感じるのが自分の好みとは外れるかな、まあこれは本当に好みです。
 杉勇は、また居酒屋で出会ったら試してみたいと思いました。

 なお、燗をつけるとクセが和らいでかなり飲みやすくなりました。
 口当たりも良いですし、流石生もと酒、これは燗推奨です。

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名称:杉勇(すぎいさみ) 純米吟醸 山卸生もと仕込み 雄町
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:15%
日本酒度:+2
蔵元情報:合資会社杉勇蕨岡酒造場
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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2014年11月16日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

川亀 純米吟醸 ひやおろし

本日の家飲み 川亀(かわかめ) 純米吟醸 ひやおろし

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 愛媛県八幡浜市(やわたはまし)のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは1・2回したことがあったかも。

 こちらのお酒で目を引くのはやはりその見た目です。
 表ラベルなしで首掛けラベルだけというのはなかなかマニア向けですね、インパクトはあります。
 ただ、こういう扱いはもうちょっと特別な限定品にこそ似合うような…、番外品とか通常出ない生酒とか。

 こちらは55磨きのひやおろしですが、加水無し(原酒)でアルコール度が17~18と高めなところがポイント。
 日本酒度とか酸度が書いてあるのに、使用米が書いていないのがちょっと解せませんね、酒屋さんの情報によると「山田錦・しずく媛」を使っているみたいなのですが…。

 上立ち香は甘めな果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚でバランスの良い甘旨味が自然な感じで入ってきて、強めの辛さを伴いつつ徐々に染みこんできます。
 旨味は程よく熟した果実といった感じですが、いわゆる熟成香はほぼ無く、素直に旨みが円熟した感じ。
 後味は辛さで濃厚な味わいを見事に引き取ってキレます。

 素晴らしい味の乗りを魅せてくれる、ひやおろしの良さを凝縮したような芳醇旨口酒でした。
特にダレない甘味が良いですね…、飲み飽きないですしフレッシュ系の甘味とはまた違った程良い熟成の魅力があります。
 そして後半の強烈な辛さも見事。
 ひやおろしは微妙な熟成香がどうも気になることが多いのですがこのお酒はそれもなく、自分のストライクど真ん中でした。
 川亀、今後を追っていく銘柄に追加です。

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名称:川亀 純米吟醸 ひやおろし
精米歩合:55%
酒米:山田錦・しずく媛
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3
蔵元情報:川亀酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 川亀 純米吟醸

2014年11月14日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山丹正宗 ひやおろし 純米酒

本日の家飲み 山丹正宗 ひやおろし 純米酒

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 愛媛県今治市のお酒です。
 外飲み、家飲み共に初めて。

 秋の日本酒といえばひやおろしですが、前にも少し書いたように、どうにも定義がはっきりしないように思えます。
 名乗ったもの勝ちという風潮はさらに強まっているようで、今年は8月初めからガンガンひやおろしを名乗っている銘柄を見かけたような。
 特別名称(「純米吟醸」とか)のように法律でぎっちり決めるのも良し悪しですが、ボジョレーみたいな定番季節ものを目指すなら、せめて解禁日ぐらい統一ルールを決められないものなのでしょうか…

 ちなみにこのお酒の出荷日は9月になっていますね。
 ひやおろしであることと60磨きという以外の情報はほぼ記載がありません、せめて使用米ぐらいは記載が欲しいところです。
 

 上立ち香はスッキリとした吟醸香がそこそこに。
 含むと熟成感のある旨みが比較的スッと入ってきて、そのまま自然に喉奥に消えていきます。
 旨味は落ち着いた印象の熟したお米の旨味といった風情、濃度はほどほどですね。
 後味にはどこからか辛さが出てきて、見事にキレます。

 いかにもひやおろしといったような、中庸な熟成感と旨味を感じるお酒でした。
 いわゆる飲み飽きないお酒として、秋の食事の脇役としてぴったりハマりそうです。
 まあ個人的には存在感と個性の点でかなり物足りない感じもしてしまいますが…、これは好みの問題。
 山丹正宗は、居酒屋で他のスペックを見かけたらまた試してみたいと思います。

 燗をつけてみると、素直に味わいが濃くなります。
 辛さも出てきますね、これは予想通りの感じ。
 燗酒が好きな人にはオススメ。

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名称:山丹正宗 ひやおろし 純米酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社八木酒造部
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 山丹正宗 純米

2014年11月12日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

本日の家飲み 陽乃鳥(ひのとり) 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 桃やまユに続き、連続での新政酒造のお酒紹介となりました。

 このお酒、商標の関係で前年まで「茜孔雀」という名前だったものを、商標保持者の許可を得て初期の名前「陽乃鳥」に戻したという経緯が裏ラベルに書いてあります。
 その商標保持者はなんと私の愛する「風の森」の蔵元さんとのこと。
 自分のお気に入り銘柄が面白いところで繋がっていたことに面白さを感じました。

 さて、このお酒の特徴は何といっても「貴醸酒(きじょうしゅ)」であることです。
 貴醸酒とはwikipediaの記載によると、まあざっくり言って水の代わりにお酒で仕込んだ酒らしいですね。
 私が飲んだことのある貴醸酒は笑四季酒造のモンスーンがありますが、甘口派の私でも閉口するぐらいの超甘口だった記憶が残っています。

 ちなみにこちらは桃やまユと共に酒屋さんの冷蔵庫に並んでいて、高価なこともありしばらく迷ったのですが、前行きつけの居酒屋さんに「今期の陽乃鳥はまるめちさんの好みかと思います」と言われたことを思いだし、結局両方買ってしまいました。
 陽乃鳥に関しては「オーク樽貯蔵」という面白いことをやっているものもあるのですが、こちらは普通の方ですね。 

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 上立ち香はやはり甘酸を感じる、しかしスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑で新しい旨みがググっときて、酸とほんの少々の辛苦さっぽい刺激で輪郭を整えたまま入ってきます。
 旨味は独特な甘味中心ながら、甘ったるさはあまり感じずむしろ酸味と辛苦さの切れの良さが印象的です。
 これは個性的ですね、そして結構こなれている完成度があると思います。
 後味は濃厚さが嘘のように見事に酸辛苦で力強くキレます。

 甘酸主役の個性的な旨味を、見事なまでに自然に引き締める、個性派旨酒でした。
 貴醸酒は鬼のような甘さが特徴と思っていたのですが、このお酒では全然そんなことは無かったですね。
 ただ、鬼のように濃厚ではあると思います、それだけにキレの良さが心地良い。
 ちょっとお高めなのはしょうがないとして、陽乃鳥も亜麻猫等同様ロングセラーになりそうな予感がします。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/16992245.html

名称:陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:65%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2014年11月10日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

【ギャザリー】利用のコツも伝授!日本酒通販のススメ

 ようやっと「ギャザリー」の新規記事を更新出来ました。
 今回は私の日本酒調達方法の一端を紹介するということで、

利用のコツも伝授!日本酒通販のススメ

 という記事を書きました(題名クリックで記事に移動)。
 今回も是非一度ご覧いただけると幸いです!

 ただ、この記事は一応「ネット通販をうまく使えば銘柄選択の幅が一気に増えます!」ということがテーマだったのですが…、今回はちょっとうまくまとめられなかったかも。
 前回の記事は、日本酒初心者とターゲットを定めたことで方向性自体はブレなかったと思うのですが、今回はそれがハッキリできなかったなあ…

 そもそも「まとめサイト」の割に文字が多すぎなんですよね。
 これならいつも利用している酒屋さんをつらつらと紹介していったほうが、余程皆さんに有益な記事になったような…

 というわけで、今回は反省点が多い感じでした。
 ただ、個人的な勉強にはなります、次はがんばろう。

(おまけ)
 今回、記事の看板に以下の画像を使っています。

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 このサイトの読者さんならお分かりかもしれませんが、こちらはあの「而今」を醸す木屋正酒造さんのダンボール箱なのです。
 通販で送られてきて、レア感が何気に嬉しかったので写真を残していたのを今回使いました。

 が、一般読者さんにはただのダンボール箱なんですよね…。
 ギャザリーさんの記事画像の中でも、屈指の地味画像になってしまいました。
 まあ、シュールな感じがちょっと面白いかも。

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タグ: ギャザリー

2014年11月08日 ギャザリーの記事 トラックバック:0 コメント:0

桃やまユ 改良信交 火入れ

本日の家飲み 桃やまユ 改良信交 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの個別の紹介は3回目。

 こちらは桃色ラベルのやまユなのですが、写真ではまったく色がわかりませんね…(ちなみに実物も色は薄いです)
 やまユも、而今などと同じくラベルの色ごとに使用米が違い、桃は「改良信交」という酒米を使っています。
 この改良信交については名物杜氏佐藤祐輔氏のブログに詳細な解説がありました
 亀ノ尾とたかね錦の子供の品種ですから、なかなかのサラブレッドですね、他では「くどき上手」や「白露垂珠」が使っているみたいです。

 さて、25BYから木桶仕込となったやまユですが、私は既に家で白(酒こまち使用)の生酒をいただいています
 どうしても比べてしまう上にお値段も高めなので、飲む前のハードルも上がってしまうのですが、いかがでしょうか。

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 開栓時には栓が飛ばないまでもプシューッと強めにガスが出ました。

 上立ち香は甘酸を感じる、木香とは離れた香りが控えめに。
 含むと芳醇フルーティーな甘旨味が滑らかな舌触りで滑りこんできて、優しい酸味と共にじんわりと染みこんできます。
 旨味は白やまユ同様上品な感じの甘酸を感じるフルーティーなものです、特に独特な酸味が特徴かな。
 やはり火入れらしくフレッシュさは少し引っ込んでますが、それでも芳醇で個性的な旨味は健在。
 後味も酸味が引き上げていく感じでキレます。

 個性的で綺麗な甘酸味が魅力の、やさしい芳醇旨酒でした。
 白同様非常に飲みやすくてスイスイいってしまいます、これはガスにも秘訣がありそうですね、少し風の森に似ている気がします。
 ただ、個人的にはやまユはやっぱりフレッシュな生が好きかなあ(あとは値段が…)。
 飲めるかどうかはわかりませんが、いつか青と緑もじっくり飲みたいと思いました。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/17012543.html

名称:桃やまユ 改良信交 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:改良信交
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,852円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: やまユ 新政

2014年11月06日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

三千櫻 純米 愛山 ひやおろし

本日の家飲み 三千櫻(みちざくら) 純米 愛山 ひやおろし

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 ブログでは二回目の紹介になりますね、外でもちょくちょくいただいています。

 前回純米ひとごこちをいただいたときにも書きましたが、岐阜県は今やかなりの地酒激戦区であり、三千櫻はその中でもしっかりと存在感を保っている印象です。
 前回は「次は生を!」と思っていたのですがうっかり買いのがし、ひやおろしとなってしまったのは少し心残り。
 地酒は油断するとすぐ狙いのスペックを逃してしまうのが難しいところです。

 さて、今回スペック的には愛山の60磨き。
 アルコール度は15度で低めなので加水もしているのでしょうし、愛山酒の宿命ではありますが少々お高めですね。

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 上立ち香は甘さを感じるアルコールが控えめに。
 含むと、落ち着いた甘旨味がスルリと入ってきて、ほんの少々の辛味と共にじわじわと自然に染み入ってきます。
 旨味は果実がほどよく熟してきた感じの甘味が中心で、兎にも角にもクセがなく素直に楽しめる感じ。
 ただ、やはりちょっと度数が低い(加水?)もの足りなさもあるかも。
 後味はほどほどの辛さで自然にキレます。

 ひやおろしの良さである程良く味が乗って熟成した旨味を、ストレートに魅力的に感じられるお酒でした。
 老ね感が皆無なところがやっぱり良いですね、完成度の高さを感じます。
 コスパにちょっと難があるのが玉に瑕かな、次は愛山以外にしようっと。
 そして、次こそしぼりたてをいただこうと思います。

 温度が上がってくると、かなり辛さが前面に出てきました。
 完成度の高い芳醇辛口酒として、これはこれで魅力的だと思います。

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名称:三千櫻 純米 愛山 ひやおろし
精米歩合:60%
酒米:愛山
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:三千櫻酒造株式会社
購入価格(税抜):1,681円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 三千櫻 純米

2014年11月04日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萩の露 純米吟醸 生 玉栄60

本日の家飲み 萩の露 純米吟醸 生 玉栄60

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 滋賀県高島市のお酒です。
 家飲みは二回目、外でも何度かいただいています。

 前回いただいた萩の露は新酒の無濾過生原酒中汲みで、思いっきり新酒の魅力を感じるような一品でした。
 その時は、「次はもう少し熟した時期に買ってみよう」と思ったため、今回セレクトした次第です。
 でも、よく考えたら比較のためには火入れのひやおろしでも買えばよかったかも。

 スペック的には、前回は吟吹雪でしたが今回は玉栄です。
 ちょっと調べたところ、玉栄と山田錦を掛け合わせた品種が、吟吹雪みたいですね。
 両方とも滋賀県の酒米で、親子品種という面白いセレクトになりました。

 上立ち香はフレッシュなセメダイン香がそこそこに。
 含むと、濃厚でやはり青臭さがあるような甘旨味が固まりで入ってきて、若干の苦味とともに溶け出してきます。
 旨味は甘酸渋苦がせめぎあうような濃厚なもので、夏を越した落ち着きがあります。
 後味は苦渋が表に出てきて強烈にキレます。

 前回も感じたこの青臭さはこの銘柄の個性ですね、新酒の時はフレッシュさと調和して感じられましたが、個人的には今回はちょっとクセのように感じました。
 ただこの個性は好きな人は好きになりそうにも思えます、人によっては前向きにキリリとした味わいのようにも受け取れるかも。
 次こそ火入れを飲んでみたいと思います。

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 裏ラベル取り忘れ…

名称:萩の露 純米吟醸 生 玉栄60
精米歩合:60%
酒米:玉栄
アルコール度:18%
日本酒度:+10
蔵元情報:株式会社福井弥平商店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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2014年11月02日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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