鷹来屋五代目 特別純米酒 生酒

本日の家飲み 鷹来屋(たかきや)五代目 特別純米酒 生酒

1409887177510.jpg  1409887203415.jpg

 大分県豊後大野市のお酒です。
 家飲みは初めて、外では何度かいただいたことがあります。

 個人的に「鷹来屋」という名前は凄く格好良い名前だなあと思っていました。
 今回その由来が気になって蔵元ホームページを見てみたところ、創業の「当時鷹が浜嶋家によく飛来してきていたことから、屋号を『鷹来屋』とする。」とのことでした。
 うーん、そのまんまですね、そのストレートな感じが逆に色褪せないセンスになっているのかも…。

 スペック的には山田錦と日本晴を結構削って使っています。
 裏ラベルの情報が詳細なのは好印象。

1409887188800.jpg

 上立ち香はクセのない吟醸香が控えめに。
 含むと、透明感のあるバランスの良い旨みがスーッと入ってきて、苦味で引き締まりつつじんわりと染みこんできます。
 旨味はバランス系の濃厚フレッシュな感じで、甘さと辛さも旨いこと両立させている印象。
 後味はその辛さで力強くキレます。

 綺麗な旨味と、クセのない辛さによるキレの良さが魅力の、スタンダードで完成度の高い辛口酒でした。
 こういうお酒は飲み飽きない食中酒として使い勝手が良さそうです。
 個人的な好みとは少し外れてしまうのですが、芳醇スッキリ辛口系が好きな人には激しくオススメ。
 鷹来屋、次はまた別のスペックを試してみたいと思いました。

1409887226599.jpg

名称:鷹来屋五代目 特別純米酒 生酒
精米歩合: 麹50% 掛55%
酒米:山田錦、日本晴
アルコール度:16%
日本酒度:+5
蔵元情報:浜嶋酒造合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月30日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大観 純米吟醸 無ろ過生原酒 ひたち錦

本日の家飲み 大観(たいかん) 純米吟醸 無ろ過生原酒 ひたち錦

1409887283869.jpg  1409887322516.jpg

 茨城県日立市のお酒です。
 家飲み・外飲み共に確か初めて。

 裏ラベルによるとこの銘柄はその名の通り、かの巨匠「横山大観」から名づけられたものだそうです。
 社長と交友があり、ラベルもその揮毫によるものということで、相当深い所縁ですね。
 芸術家を関する銘柄には他に「李白」とか「写楽」とかがありますが、残念ながらここまで深いつながりは持ちようがないでしょう(当たり前ですが)。

 スペック的には地元の酒米「ひたち錦」を利用しているところが特徴です。
 正直なところあまり聞かないお米ですが、パッと検索する限りでは同じ茨城の来福も使っている模様。

1409887296058.jpg

 上立ち香はセメダイン混じりのフレッシュで甘い香りが少々。
 含むと、濃厚フレッシュな旨甘味が素直な感じで入ってきて、ほんの少々の苦味で輪郭を保ちつつ、息が長い感じで染みこんできます。
 旨味はスタンダード&フルーティーな完熟りんごジュースといった趣で、濃厚ながらクセのない非常に正統派な魅力があります。
 雑味もほとんど感じず、口当たりも自然で、非常に完成度が高いと思いました。
 後味は裏方を務めていた若干の苦味で素直にキレます。

 スタンダードで芳醇な甘旨味を、非常に繊細なバランスで見事に引き立てたお酒でした。
 うーんこれは旨い、本当私の大好きなタイプの味わいです、コスパも文句なし。
 こういうお酒に出会えると、まだまだ初飲み銘柄を試し続けていきたくなります。
 大観、外飲み家飲み問わず、見かけたら是非色々といただきたいと思いました。

1409887374239.jpg

名称:大観 純米吟醸 無ろ過生原酒 ひたち錦
精米歩合:55%
酒米:ひたち錦
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:森島酒造株式会社
購入価格(税抜):1,371円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 大観 純米吟醸

2014年09月29日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

若波 純米吟醸

本日の家飲み 若波 純米吟醸

1409887488341.jpg  1409887499647.jpg

 福岡県大川市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは…確かどこかで飲んだような(呆)。

 若波は福岡で唯一の女性杜氏である「今村友香」杜氏が醸しているお酒だそうです。
 蔵元ホームページの「蔵人」コーナーには、杜氏を含む造り手さんの写真が掲載されています。
 こういう「造り手の顔が見える」という姿勢はこのご時世結構大事なのではないでしょうか。

 ラベルはなかなか個性的で面白い感じ、しかし裏ラベルの情報の少なさは少しいただけません。
 購入した酒屋さんによると福岡県糸島産の山田錦と福岡県三潴産の夢一献を使用しているらしく、しっかり地場産をアピールできるのですから、これは是非はっきり記載してほしいと思いました。

 上立ち香は若干セメダインを感じるスッキリとした香りが少々。
 含むと、クセのない引き締まった印象の旨みがスッと入ってきて、酸味で輪郭を保ちつつしっかりと染み通ってきます。
 旨みはバランスが良く甘味も控えめで上品な感じ、それを強めの酸味がキッチリと引き締める形。
 これも個性的だなあ…、芳醇スッキリ系といった感じでしょうか。
 後味はその酸味でスッキリとキレます。

 上品な旨味と、酸味によるスッキリさが魅力の個性派旨酒でした。
 私が飲んだ中ではソガペールエフィスが近いタイプかと感じました、結構日本酒離れした味わいだと思います。
 でも、人を選ぶというよりはむしろ万人向けじゃないかな…、ソガ同様日本酒慣れしていない人にこそオススメ。
 若波、他のスペックも是非いただいてみたいと思います。

1409887517650.jpg

名称:若波 純米吟醸
精米歩合:55%
酒米: 麹:山田錦 掛:夢一献 
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:若波酒造合名会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 若波 純米吟醸

2014年09月28日 福岡の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

謙信 純米吟醸 生酒 五百万石

本日の家飲み 謙信 純米吟醸 生酒 五百万石

1409887139789.jpg  1409887155695.jpg

 新潟県糸魚川市のお酒です。
 当ブログでは二回目の紹介ですね、外でもちょくちょくいただいています。

 前回頂いた山田錦の純米吟醸が抜群に上手かったため、今回もセレクトしてみました。
 謙信は見た目的に、箔押しのラベル、二文字でインパクトのあるネーミング、スペックごとにはっきり異なるカラーリングと、個人的には最近流行りのデザインをきっちり抑えている印象があります。
 こういう風にはっきりと「今の日本酒」を指向していることを見せてくれると、味わいもそういう方向を想像できて個人的には買いやすいですね。
 日本酒も見た目は大事なのです。
 
 さて、スペック的には前回と精米歩合等は同じなのですが、やはり五百万石使用であるため少し値段は下がっています。
 山田錦はどう使っても味わいが安定することが多く、蔵の実力を見るには他の酒米を利用したお酒を飲むべしと聞いたことがあります。
 こちらはいかがでしょうか。

 上立ち香は甘さ混じりのフレッシュなセメダイン香がそこそこに。
 含むと、いかにもな芳醇フレッシュな甘旨味がしっかりと入ってきて、じわじわと広がります。
 旨みは濃厚な甘味が主役で、それに青くさい渋味が絡みつき全体としてはメロンっぽい印象。
 生酒らしいクセがありつつ、それを悪く感じさせない力強い旨味がありますね。
 後味はその青臭い苦味できっちりキレます。

 生酒の濃厚芳醇な甘旨味の魅力をストレートに感じられる、いかにも「今らしい」お酒でした。
 後、50磨きらしく味わいに透明感がありますね、全体としての完成度がとても高いと思います。
 山田錦ほどのまろやかさはありませんでしたが、五百万石でこの甘旨味を出せるところに蔵の実力を感じました。
 謙信は今後も色々なスペックを追っていこうと思います。

1409887166836.jpg

名称:謙信 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元:池田屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 謙信 純米吟醸

2014年09月25日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

寿喜心 雄町純米 中汲み 生酒

本日の家飲み 寿喜心(すきごころ) 雄町純米 中汲み 生酒

1409886981749.jpg  1409887020955.jpg

 愛媛県西条市のお酒です。
 このブログでも4回目の紹介になりますね、かなりのお気に入り銘柄です。

 寿喜心は今まで、にごり五百万石生酒雄町火入れといただいてきました。
 前回の雄町火入れを頂いた際に、やはり寿喜心は生がよいなあと感じたため、今回同スペックの生酒の一升瓶を購入した次第です。
 おまけに今回は「中汲み」なので、さらに期待感を高めてしまいます。

1409887004603.jpg  1409887032945.jpg

 上立ち香はスタンダードなフレッシュ吟醸香がほどほどに。
 含むと、クセのないフレッシュ&フルーティーな甘旨味が、新酒らしい若干の固さを伴いつつ、自然に広がっていきます。
 旨味は雄町らしくふくよかなマスカット系の甘味が主役で、酸渋が裏方で上手いことダレを防いでバランスが良い感じ。
 やはり中取りらしい口当たりの自然さもありますね…、芳醇ながらスイスイいけてしまいます。
 後味はその自然な感じでしっかりとキレます。

 正統派かつ繊細なバランスの上に成り立っているような、芳醇フレッシュなお酒でした。
 最近火入れの良さもわかってきましたが、やっぱり寿喜心は生が良いなあ…。
 元が非常に丁寧に造ってある味わいなので、濃厚であればあるほど惹かれるんですよ。
 次は生酒を寝かしてみても良いかなあ…、妄想が広がります。

 また、これも常温の方が口当たりが柔らかく、味わいのキレイさはそのままです。
 固さもかなり取れるので個人的には激オススメ。
 温度が上がっても冷酒のように崩れない、これが寿喜心の真骨頂かと思いますね。

 ただ、開栓後は少し甘味がでてフレッシュさが交代するため、少々ダレる印象。
 十分美味しいのですが、これは早めの飲みきりをオススメします。
 ちなみに最後に燗も試してみましたが、さらに甘味が強くなってわりと面白い感じでした。

1409887042458.jpg

名称:寿喜心 雄町純米 中汲み 生酒
精米歩合:60%
酒米:雄町
アルコール度:16.0~16.9%
日本酒度:-1.5
蔵元情報:首藤酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/1800ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月23日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大治郎 純米吟醸 生酒 迷水

本日の家飲み 大治郎 純米吟醸 生酒 迷水

1409887056883.jpg  1409887080671.jpg

 滋賀県東近江市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めて。

 実のところ全くノーマークの銘柄だったのですが、酒屋さんの店頭にあるのが気になって、店長さんもオススメとのことだったので購入してみました。
 面白いのは「迷水(まよいみず)」というサブの名称ですね。
 道に迷うほど飲んでしまうという意味なのでしょうか、名水とも掛けてそうですし、なかなかに意味深長。

 スペックは一般的な山田錦55の純米吟醸生で、ラベル裏の記載がかなり詳細なのが好印象です。
 お米の生産者まで書いていますね、「呑百笑の会」というのは大治郎のための有機農法グループだそうです。

1409887067721.jpg  1409887092141.jpg

 香りはアルコール混じりのセメダインという感じのフレッシュな香りが強めに。
 含むと、濃厚な旨みがアルコールの辛さとともに力強く入ってきて、じわじわと染みこんできます。
 旨みは落ち着いた印象の甘味が中心ながら、辛さや渋さも存在感を発揮して複雑な味わいの世界を作り出しています。
 旨みが落ち着いているのにフレッシュさがあるのはガスの作用かな…。
 後味は渋辛で力強くキレます。

 五味がそれぞれ主張するタイプの、力強い芳醇旨辛酒でした。
 ただフレッシュな感じもあって、あまり古臭い感じでないところが好印象です。
 甘味と苦味が拮抗しており、しっかりと個性を発揮している味わい。
 大治郎、今後もウォッチしていきたいと思います。

1409887102425.jpg

名称:大治郎 純米吟醸 生酒 迷水
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:17.5%
日本酒度:+4
蔵元情報:畑酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月21日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生原酒 真中採り

本日の家飲み 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生原酒 真中採り

1409886873385.jpg  1410500780182.jpg

 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ一押し銘柄。

 風の森はもう何度もこのブログで紹介しており、他のブログ・サイトさんでも感想をよくみる銘柄です。
 しかし個人的には、燗を試している方がほとんどいないことが残念でなりません。
 確かに無濾過生原酒がほとんどのこのお酒を燗にすることには抵抗があるとおもいますが、一度は絶対に試してみるべきと改めて主張したいと思います。
 なお味わいが力強くてそこまで細かい温度調整はいらないと思うので、試すだけならレンジ燗で十分でしょう、気に入ったら色々な温度帯を試してみると面白いです。

 さて、今回は風の森のなかでもお気に入りの雄町純米吟醸、しかも真中採り(まなかどり)です。
 まなかどりについては裏ラベルに解説ありますが、まあ「中取り」とほぼ同義ですね。

1409886892639.jpg  1409886907308.jpg  1409886933069.jpg

 お約束のように開栓時にはシャンパンのごとく栓が飛び、注ぐと気泡がグラスにつきます。
 ココらへんはもう風の森フリークとしては、その時点でワクワクしてしまう感じですね。

 上立ち香はガス感強めで甘味が混じる、サイダーのような香りがそこそこに。
 含むとやはり強めのガス感をまず感じ、そこから少し間をおいて自然な感じで芳醇な甘旨味が広がります。
 旨味はいつもの風の森らしい芯のある甘味が主役の、マスカットのような味わいなのですが、今回は青りんごのようなフレッシュさと青臭さも強く感じます。
 何よりやはり真中採りらしく旨味に透明感がありますね…、これも贅沢な味わいだなあ。
 後味はガスが見事に受け持ってしっかりとキレます。

 しっかりとした甘旨味、フレッシュなガス感、中取りらしい飲みやすさがそれぞれちゃんとある、ある意味想定通りに完成度の高いお酒でした。
 流石に笊籬採りと比べるとまだまだ若いという感じもしますね、これも寝かせると旨みがさらに乗りそうですが、我慢できないなあ。
 やっぱり風の森は私の重い期待にもしっかり答えてくれるなあ…、一升瓶の信頼感がハンパないです。
 次は低精米のお酒をじっくりいただこうかな。

 開栓後はガス感が抜けていくと共に、少々渋味や辛さのようなキツさも出てきます。
 しかしこれはこれで完成度が高く、むしろこっちが好きな人も多そうな感じですね。
 また、例によって燗を付けてみると、やっぱり素直に甘旨味が出てきます。
 これは素晴らしいなあ…、特に燗冷ましで人肌燗ぐらいの温度だと飲みやすさも最高で、極めて危険なお酒になってしまいます。
 相変わらずのポテンシャルの高さにメロメロになってしまう一時でした。

1409886951766.jpg

名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生原酒 真中採り
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:-4
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税込)3,300円/1800ml
お気に入り度:8.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月19日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白やまユ 酒こまち 生酒 25BY

本日の家飲み 白やまユ 酒こまち 生酒

fc2_2014-07-03_23-40-35-726.jpg  fc2_2014-07-03_23-41-33-902.jpg

 秋田県秋田市のお酒です。
 やまユは外飲みでは見かけるたびにいただいていて、このブログでも24BYのものを取り上げています。

 今期のやまユは「木桶」を使って仕込んでいるということが最大の特徴とのこと、詳しくは例によって裏ラベルを参照してください(記事下部のサムネをクリックして拡大すればたぶん読めると思います)。
 それが原因か不明ですが、今回いつも以上に流通が少ないらしく、入手に非常に苦労しました。
 最近は亜麻猫や天蛙なども結構売り切れが早いので、やまユというよりは新政酒造の人気が急上昇中なのだろうと考えます。

 それ以外のスペック的には麹を40まで磨いているのが目に留まります。
 亜麻猫・改でもそうだったことを考えると、麹を多めに削るところになにかポイントがあるのかも。

fc2_2014-07-03_23-41-01-033.jpg

 上立ち香は控えめで木香のようなものはあまり感じず。
 含むと、上品な甘旨酸がほんの少々のガス感と共にスルリと入り込んできて、じわじわと広がっていきます。
 旨味は柑橘系果実のように甘酸のバランスが良く、フレッシュさと飲みやすさも相まってガンガン進んでしまいます。
 木香は最後までハッキリとは感じられませんでしたが、確かに味わいに独特の柔らかさがあるので、これが木桶の力なのかしら。
 後味はその酸味で自然にキレる感じ。

 アルコール度低めだということだけではない飲みやすさと、心地良い甘旨味のあるお酒でした。
 正直なところ、いくらでも飲めてしまいそうで止め時を見つけるのに非常に苦労してしまいました。
 毎回言っているような気がしますが、佐藤祐介氏は本当に天才だと思います。
 少しお高いのと入手難易度が玉に瑕ですが、やまユはやっぱり追い続けたいです。

 なお常温になるとガスが弱くなり、味わいは相変わらずしっかりしているのですが喉越しが自然になりますね。
 驚くことにさらに飲みやすくなってしまいます、これは危険だなあ…。

 さらに二日目以降になると、木香らしい独特な旨味も出てくるような…。
 グレープジュースのような面白い甘味も出てくるし、凄く面白いですね。
 いやあ色々な魅力があります、凄いお酒だ。

fc2_2014-07-03_23-42-36-960.jpg

名称:白やまユ 酒こまち 生酒
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,851円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月17日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

明鏡止水 純米 垂氷

本日の家飲み 明鏡止水 純米 垂氷(たるひ)

1409554653302.jpg  1409554666118.jpg

 長野県佐久市のお酒です。
 外では何度もいただいていますが、意外と家飲みは初めてだったはず。

 銘柄名を四文字熟語からとったお酒は世にたくさんありますが、この「明鏡止水」ほどお酒の名前として「ハマる」言葉はないんじゃないかと思えます。
 言葉を聞いただけでいかにも清冽な味わいを想像させますね。
 さらにこのお酒は「垂氷」(つららのことだそうです)という名前までついているのでなおさらです、ここらへんの一貫したネーミングは蔵元さんの好みなのでしょうか。

 スペック的には一般的な火入れの純米なのですが特筆すべきはそのお値段で、四合瓶で税抜き1,100円を切ります。
 山田錦利用の純米で、アルコール度もそこまで低くない(≒そんなに加水していない)のにこの価格というのは、結構すごいことかと思います。


 上立ち香はセメダインが程よく熟した感じの香りがそこそこに。
 含むと、わりとバランスの良い印象で濃い目の旨味が、少々の辛さと苦味を伴いつつ染みこんできます。
 旨味は良く言うと五味のバランスがとれている、悪く言うと突出するもののない感じで、自然にどんどん入ってきてしまいます。
 後味は苦辛で力強くキレる感じ。

 スタンダードでしっかりとした味わいのある、定番酒として採用したくなるお酒でした。
 なんというか、非常に自然な旨味と辛さがあるのですよ。
 この値段帯でこの味わいを醸せるのは、紛うことなき蔵の実力かと感じました。
 ただ、公平を期すためにも次は純吟クラスの明鏡止水を頂きたいと思います。

 今回定番酒のお約束として燗も付けてみましたが、うーん辛いなあ。
 脇役だった辛さが完全に主役に出てきて、芳醇超辛口酒といった趣になります。
 辛口好きの方には晩酌酒として非常に完成度の高いお酒になるのではと思いました。

1409554688453.jpg

名称:明鏡止水 純米 垂氷
精米歩合: 麹米:60% 掛米:65%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+5
蔵元情報:大澤酒造株式会社
購入価格(税込):1,080円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 明鏡止水 純米

2014年09月15日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鍋島 純米吟醸 生酒 山田錦

本日の家飲み 鍋島 純米吟醸 生酒 山田錦

1409887541950.jpg  1409887552972.jpg

 佐賀県鹿島市のお酒です。
 このブログでも何度か取り上げており、外飲みでは数え切れないぐらいいただいている銘柄です。

 私が好きな銘柄は多々ありますが、私個人だけでなく私の周りの様々な嗜好の人達みんなが好きという銘柄というのは相当に限られます、 具体的には十四代や而今、そしてこの鍋島ぐらいしか思いつきません。
 万人に受け入れられるには個性的な魅力だけでなく、有無を言わせぬ「完成度」が必要なのでしょう。
 良く日本酒業界で「ポスト十四代」という言葉が使われますが、個人的にはその万人向けの完成度という点で、やはり鍋島と而今が最右翼といえるだろうと思っています。

 さて、今回のスペック的には山田錦を50まで削った生酒、このパープルラベルは結構よく見かける印象がありますね。
 山田錦を50まで磨いた純米吟醸は色々な酒蔵さんが造っていて、酒米の王様らしくほぼ外れがないと感じているのですが、今年の鍋島はどう仕上げているのでしょうか。

 上立ち香はスタンダードで濃厚フレッシュな吟醸香が強めに。
 含むと、芳醇ながらクセのない甘旨味がふっと広がり、その後はほんの少々の渋酸味で最後まで輪郭を保ちつつゆっくりと染み入ってきます。
 旨味は鍋島らしい高級リンゴ的な甘味が中心で、やはり生酒らしくフレッシュな渋酸味もあるのですが、それを青臭く感じさせないバランスの良さがあります。
 後味は飲み下した瞬間にその渋酸味が表に出てきて、見事に引き上げていきました。

 濃厚フレッシュな生酒らしい魅力がありながら、荒さを全く感じさせない見事な完成度のお酒でした。
 うーん、鍋島は本当に、貫禄を感じさせるような安定感がありますね…、それが生酒でもブレないのが凄い。
 数ある山田錦50磨きのお酒の中でもやはり一歩二歩先を進んでいる印象です。
 昨年いただいた雄町の生は香り高い分少し派手すぎるかなというきらいもあったのですが、これは本当に欠点が見つからない美酒だと思いました。

 今回は一升瓶で買えたので、このお酒がある間は晩酌がいつも以上に楽しみでした。
 鍋島、今後も色々なスペックをいただいていきたいと思います(入手できればですが…)。

1409887566271.jpg

名称:鍋島 純米吟醸 生酒 山田錦
製法情報:生酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:富久千代酒造株式会社
購入価格(税込):3,200円/1800ml
お気に入り度:8.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月13日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花垣 純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 花垣 純米 無濾過生原酒

 1409554812116.jpg 1409554825767.jpg

 福井県大野市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めて。

 以前も書いたのですが、最近私がお酒を買うときには常に「お気に入りか新規開拓か」というジレンマに陥っています。
 実際既にお気に入り銘柄だけでも晩酌ローテーションを回せるぐらいの数があり、その中で飲んでいないスペックも大量にあるので、そっちに惹かれる想いも強いのです。
 しかし、やっぱりまだ知らぬ銘柄も飲んでいきたいし…、うーん難しい。

 さて、今回の花垣はほぼ意識したことのない銘柄でした。
 百貨店でしっかり冷蔵庫に入った無濾過生原酒ということで、今回セレクトした次第です。
 一般的なスペックの純米で、お値段もお手頃。

1409554847682.jpg 1409554790498.jpg 1409554801119.jpg

 上立ち香はフレッシュなセメダインがそこそこに。
 含むと、いかにも新酒らしい青くさい旨みが、ピリピリくる辛さとともに染みこんできます。
 旨みは控えめの甘味を強めの渋辛がいじめる印象で、濃厚ながら厳しく引き締まった感じ。
 後味はその渋辛でしっかりキレます。

 新酒らしい強烈な辛さが印象的な、濃厚渋辛酒でした。
 うーん、決して雑味が多かったり明らかな欠点があるわけではないのですが、個人的にはあまり魅力を感じなかったかも。
 味わいのバランスがどうにも…、私と相性が悪い印象。
 花垣は他のスペックを居酒屋で見かけたら、また試してみようと思います。

1409554885056.jpg

名称:花垣 純米 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:+3
蔵元情報:有限会社南部酒造場
購入価格(税込)1,362円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 花垣 純米

2014年09月11日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三千盛 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

本日の家飲み 三千盛(みちさかり) 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

1409554701911.jpg  1409554726213.jpg

 岐阜県多治見市のお酒です。
 実は家飲み外飲み含め初めてだったような。

 岐阜県のお酒の中でもこの三千盛は東京でもよく名前を聞く印象があります。
 しかし、自分は正直なところ今までこのお酒を避けていました。
 比較的大手とだいうこともあるのですが、なんといっても公式ホームページのタイトルに「酒からくち三千盛ホームページ」とついているほど辛口のイメージが強く、甘口派の自分としてはどうしても抵抗があったのです。

 今回あえてこのお酒を買った理由としては、一つは酒屋さんオススメだったこと、もう一つは値段です。
 使用米は明記されていないものの、45まで磨いた純米大吟醸生酒が税抜き1,333円というのはやはり破格でしょう。
 日本酒度+11といういかにも辛口な数値に少々慄きつつ、いただきます。

1409554713594.jpg

 上立ち香はスタンダードな感じの吟醸香が控えめに。
 含むと、まずはクセのない上品な旨みがフワッと広がりますが、直ぐに強めの辛さが出てきてキリリと引き締まった味わいになります。
 旨みは爽やかで透明感のある、しかし決して淡麗ではない存在感のある辛口といった趣で、一つの完成形を感じさせる風格がありますね。
 後味はその辛さで見事に完璧にキレます。

 食中酒として万能であろう、存在感のあるスッキリ辛口酒でした。
 私のストライクゾーンからは明らかに外れるのですが、それでも魅せられてしまう完成度があります。
 スッキリ辛口系が好きな方にとっては極上の一品となりうるでしょう。
 コスパも抜群で、三千盛の実力をまざまざと感じた一本でした。

1409554738201.jpg

名称:三千盛 純米大吟醸 しぼりたて 生酒
精米歩合:45%
酒米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:+11
蔵元情報:株式会社三千盛
購入価格(税抜):1,333円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月09日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 山田錦 直汲み 生

本日の家飲み 花陽浴(はなあび) 純米吟醸 山田錦 直汲み 生

fc2_2014-07-03_23-43-04-385.jpg  fc2_2014-07-03_23-43-26-103.jpg

 埼玉県羽生市のお酒です。
 現在当ブログで取り上げた回数が一番多い、鉄板のお気に入り銘柄です。

 花陽浴は色々なスペックを頂いていますが「直汲み」をうたうものは初めてかな…、と思ったらイベント限定の「アビノミクス」がそうでした。
 「直汲み」というのは一般的には絞ったお酒を保存用のタンクに移さずに直接瓶詰することをいうらしいのですが、正式な日本酒用語ではなく、ハッキリした定義はないようですね。
 まあざっくりと、「鮮度を保つよう工夫して瓶詰してます」というぐらいにとらえておいた方が良いのかも…。
 
 個人的には花陽浴の山田錦(赤ラベル)というと「秋上がり」のイメージがありますが、酒屋さんによるとこの直汲みは夏に狙いを定めた味わいになっているとのこと。
 ブルーボトルなところにその意図が少し見て取れますね。

fc2_2014-07-03_23-44-21-328.jpg

 上立ち香はいつもの花陽浴らしい甘めのパイン香がほどほどに。
 含むと、フレッシュかつ濃厚でとろみを感じさせるような甘旨味が、袋吊りらしく摩擦ゼロで入ってきて、素直に広がります。
 旨みはいつものパインっぽい甘味が主役なのですが、より酸味が強い印象があって、唾液腺が刺激されるような甘酸っぱさを感じます。
 この酸味が夏向けってことなのかな…、でも味わい自体はとろみを感じるほど濃いのでなかなか不思議な感じ。
 後味はその酸っぱさでキレます。

 花陽浴らしいらしい華やかな甘旨味を、酸っぱさで力強く引き上げていくようなお酒でした。
 なんというかいつもの花陽浴というより三芳菊とかを思いださせるような甘酸っぱさだったと思います。
 ただ、これだけ濃厚個性的な味わいでもあくまで上品さがあるのが花陽浴の凄さだなあ…、ちょっとお高いのは気になるのですが。
 花陽浴、それぞれのスペックにそれぞれの魅力を感じさせてくれます。

fc2_2014-07-03_23-43-49-451.jpg

名称:花陽浴 純米吟醸 山田錦 直汲み 生
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税込):1,800円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月07日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梅乃宿 風香 純米吟醸 袋しぼり生原酒

本日の家飲み 梅乃宿 風香 純米吟醸 袋しぼり生原酒

fc2_2014-07-03_23-35-22-435.jpg  fc2_2014-07-03_23-35-45-804.jpg

 奈良県葛城市のお酒です。
 このブログでは2回目の紹介になりますね。

 この風香が梅乃宿酒造の新ブランドで、フレッシュでモダンな味わいを指向しているお酒ということは、前回の純米大吟醸の紹介記事で書きました。
 その純米大吟醸が感動的なほどに自分好み(特に香り)だったので、今回もセレクトした次第です。

 スペック的には雄町60の純米吟醸で、限定品の袋しぼりバージョンです。
 袋しぼりやら袋吊りはやっぱり味わいに綺麗さと優しさが出ることが多く、個人的にはつい優先して選んでしまいます。
 ただ、その分自分の中でハードルも上げてしまったりするのですが…。

fc2_2014-07-03_23-37-12-115.jpg

 上立ち香は流石に純大より抑えめながら、上品な吟醸香がそこそこに。
 含むと、バランスの良い旨みが自然に入ってきて、苦渋を伴いつつキリキリと染みこんできます。
 旨みは押さえ気味の甘味に酸渋辛が絡みつく、華やかというよりはどちらかと言うとスタンダードな柑橘系の味わい。
 後味は酸渋で力強くキレます。

 旨酸渋のバランスの良い、味わいのあるスッキリ辛口酒でした。
 味わいは確かに今風でトラディショナルな日本酒とは一線を画しているのですが、いつもそういうのばかり飲んでいる自分には少し大人しめの味わいに感じました。
 純米大吟醸のときに感じたようなワクワク感はあまりなかったなあ、やはり最初に最高スペックを飲んだのは作戦ミスか…
 次はまた純米大吟醸にするか、あえて山香にするか、普通の梅乃宿にするか、じっくり考えて決めたいと思います。

fc2_2014-07-03_23-36-09-952.jpg  fc2_2014-07-03_23-36-48-880.jpg

名称:梅乃宿 風香 純米吟醸 袋しぼり生原酒
精米歩合:60%
酒米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:梅乃宿酒造株式会社
購入価格(税込)3,100円/1800ml
お気に入り度:7.9/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月05日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

西條鶴 無濾過純米酒 生酒

本日の家飲み 西條鶴 無濾過純米酒 生酒

fc2_2014-07-03_23-38-03-388.jpg  fc2_2014-07-03_23-39-07-529.jpg

 広島県東広島市のお酒です。
 外飲みで頂いたことはありますが、家飲みは初めて。
 
 「鶴」関連銘柄を連続で取り上げて今回が6回目、ラストとなります。
 トリを飾る(鶴だけに)のは以前酒徒庵で頂いて印象に残っていた、西條鶴です。
 以前から飲みたいとは思っていたのですが、酒屋さんが一升瓶しか置いていなかったため、冷蔵庫を新調するまで購入が遅れてしまいました。
  
 スペックですが、使用米の記載がありませんね、アルコール度はちょっと15~16と少し低め。
 ラベルが表だけで詳しい表記が無いのはちょっと寂しいかも。
 値段は一升で税抜2,500円を切る、かなりお求めやすいものになってます。
 
fc2_2014-07-03_23-38-37-074.jpg

 上立ち香はちょっと熟した感じのレーズン香がほどほどに。
 含むと、コクが有って落ち着いた印象の甘旨味が、自然な感じで染みこんできます。
 旨みは程よく熟した果実の甘味が主役で、濃厚ながら少々の苦渋味もあって飲みやすさもある、絶妙なバランス。
 これはちょっと加水をしてるのかな、でも全然薄い感じはしないですね。
 後味は少々の渋味できっちり引き上げます。

 独特かつ魅力的な旨味が程よい濃さでまとまっている、完成度の高い個性派酒でした。
 恐らくこれは元々の旨味が非常に濃厚だからこそ、加水でもその存在感が失われないのでしょう。
 (実際は加水してなかったら赤っ恥ですが…)
 コスパは最高クラスだと思います、また一つ日本酒の奥深さを感じさせてくれたように思いました。
 ただ、こうなると無濾過生原酒も飲んでみたいなあ、これは芳醇派飲兵衛のサガですね。

 開封後は素直に熟成感が増していく感じ。
 常温にするとさらに濃厚になって辛さが出てきます、また違った世界が広がりますねえ…。
 それでもバランスは崩れないのでじっくり楽しめます、うーん一升瓶で買ってよかった。

fc2_2014-07-03_23-40-04-674.jpg

名称:西條鶴 無濾過純米酒 生酒
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:西條鶴醸造株式会社
購入価格(税抜):2,300円/1800ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年09月01日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |