スペシャルロ万 厳選槽場汲み 熟成生原酒 Version秋

 本日の家飲み スペシャルロ万 厳選槽場汲み 熟成生原酒 Version秋

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 福島県会津の花泉酒造が醸すお酒です。
 地元銘柄は「花泉」で、この「ロ万(ろまん)」は特約店限定品ですね。
 私としては家でも外でも何回かいただいている、お気に入り銘柄の一つです。

 さらにこのスペシャル版はたぶん鈴傳さん限定品だと思います。
 以前酒徒庵さんでほぼ同スペックのものをいただき、非常に良い印象だったので今回セレクトしてみました。
 あえて生原酒を半年以上寝かせた一品です。

 また、純米ではあるのですがラベル上はほとんどのスペックが非公開です。
 ただ花泉は特徴的な「もち米四段仕込み」という方式をとっていることで有名なので、多分このお酒もそうなはず。
 この方式の解説は長くなるので興味あればググってください、まあもち米使っている時点でかなり珍しいですね。

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 上立ち香は甘さとセメダインの混じったスッキリとした吟醸香。
 含むと、バランスの良いしっかりとした旨甘味が、少々のガス感とと共にジュワジュワっと染みこんできます。
 旨味はフルーティーで濃厚な甘味が主役ながら、節度ある渋味がキッチリと輪郭をつくりむしろ引き締まった印象。
 これもこの時期にしてはフレッシュ感がありますね…、ただ、旨味のノリも十二分に感じます。
 後味は甘味をしっかり苦味で引き取ってキレる感じ。

 熟した濃厚な甘旨味を新酒のようなフレッシュさで包んだようなお酒でした。
 伴う苦味はまるで新酒のような感じ。
 これはひやおろしなど熟したお酒が多いこの時期に飲むと、より輝きますね。
 甘味がしっかりしていることもあり、非常に私の好みのお酒です。
 ロ万はまだまだ飲めていないスペックも多いこともあり、これからも追い続けたいと思いました。

 ちなみに、開封後はガス感が抜ける代わりに苦渋味が出てきて引き締める印象。
 変化としては十分行けるのですが、個人的には開封直後のフレッシュな甘旨味が好きなので、早めに飲むことをオススメします。

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名称:スペシャルロ万 厳選槽場汲み 熟成生原酒 Version秋
製法情報:生原酒
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:花泉酒造合名会社(福島県西会津郡)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込)1,575:円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2013年10月31日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

外飲み雑記 「しんばし光寿」&「かんだ光壽」

 先日(といってもずいぶん前ですが)、有名銘酒居酒屋「しんばし光寿」と「かんだ光壽」にお邪魔してきました。
 それぞれ別の日だったのですが、姉妹店ということで両店立て続けに行ってみたかったのです。

 両店ともはしご要らずの日本酒の取り揃えということと、お通し代わりに結構なボリュームの八寸が出てくるところは共通していました。
 ただ全体的な品揃えの傾向とかは結構違っていましたね…、ここで軽く飲んだ銘柄をメモ程度に書いておこうかと。

 先に行ったのは「しんばし光寿」さん。
 お店は地下にありますが、割とスペースは広くとってますね。
 剥がした日本酒ラベルを飾っているお店は良く見ますが、天井にまで所狭しと貼っているのには圧倒されました。
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 いただいたお酒のラベルはこちら。 

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 銘柄としては美丈夫(発泡)、智則、作、綿屋、忠臣蔵、三千櫻、黒牛、南、MUNEMASA、風の森、町田酒造ですね。
 どれも個人的に好きな味わいのお酒が多く、お値段も良心的だったと思います。
 特に印象に残ったのは最後の、光寿限定の町田酒造純米吟醸でした。
 袋吊り斗瓶囲いということでちょっとだけお高めなのですが、味わい的にはそんじょそこらの大吟醸をしのぐ完成度の、非常にクリアな酒質のお酒だったと思います。


 その後しばらくしてから「かんだ光壽」さんにお邪魔しました。
 こちらは1階ですが席は少々狭め、ただ見事に超満員でした、リーマンっぽいおじさま方が多かったような。

 いただいたお酒のラベルはこちら。

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 銘柄的には、宝剣、黒牛、南、辻善兵衛、松の寿、亀甲花菱、明鏡止水、作、川中島幻舞、根知男山、風の森ですね。
 姉妹店ということでやはり品揃えが似ていることに加え、ほぼ私の好みで選んでいるのでかなり銘柄が被りました。
 ただ、同じ銘柄でも値段はかなり違ったりします…、こちらのお店は「別誂」「袋吊り」「斗瓶取り」のオンパレードで、本醸造はおろか純米クラスすらほとんどないという徹底ぶり。
 そのため何を頼んでも本当に美味しいのですが、どうあがいても贅沢な飲み方になってしまいます、まあ量を飲むところではないのでしょう。
 
 個人的には松の寿が、芳醇さと綺麗さのバランスがよく、好みでした。
 「マツコト」は気になっていながらまだ家飲みできていない銘柄なので、今度見かけたら買おうという気持ちを強める一杯だったと思います。


 両店に行ってみて思ったのは、同じ銘柄でも神田の方が新橋よりワンランク上のお酒が多く、より万人向けの綺麗な酒質のものをセレクトしているということです、そしてその分お高い。
 逆にいうと、新橋はわりと銘柄の個性が出やすい、お求めやすいクラスのお酒が多かったと思います。
 そして料理もそれに対応して、神田は繊細な味を壊さないような上品な味のものがほとんどで、新橋は割と味が濃いものも含まれていました。
 まあ、ネット情報によるとそもそもそういう差別化は意識しているみたいですね。
 
 総じて、神田はちょっとお金を出してでも確実に美味しいお酒を飲みたい方、新橋はコスパを意識しつついろいろなお酒を楽しみたい方にお勧めかと思います。
 個人的には、新橋の方が自分で色々と試す楽しさがあって好みでした、神田は私にはちょっと早いかな…。
 
 もちろん、両店とも銘酒居酒屋として素晴らしいお店であることは確かだと思います。
 いつかまたお邪魔したいと思いました。

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2013年10月29日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

寿喜心 雄町純米

本日の家飲み 寿喜心(すきごころ) 純米 雄町

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 愛媛県西条市のお酒です。
 最近ブログでも取り上げたばかりなのですが、美味しかったのでまたも購入。
 にごりを合わせて三回目の記事になります。

 今回のスペックは雄町使用の黒ラベル。
 ただ、生酒の記載がないので火入れでしょう、おそらく一回火入れだと思われます。

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 上立ち香は熟した感じの果実香がほどほどに。
 含むと、やはり完熟した風味のある比較的引き締まった旨味が、少々の渋味を伴いつつ染みこんできます。
 旨味は、甘味と他の味とがうまく調和したバランスの良いもので、味わいの綺麗さが印象的です。
 後味は渋味が受け持つ形でキレます。

 味わいの綺麗さをまあまあ残しつつ、この時期らしい熟した旨みのあるお酒でした。
 芳醇ながら飲み飽きない感じの軽快さもあると思います。
 ただ、寿喜心の生酒で感じた繊細な甘旨味という個性が、火入れでかなり減退してしまった感はあるかな…。
 そして個人的には味が乗ってきたことで増した魅力より、その失われた魅力の方が大きいように感じてしまいました。
 ただ、レベルとコスパは十分に高いので、落ち着いて綺麗なお酒が好きな人にはとてもオススメです。

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名称:寿喜心 雄町純米
製法情報:
精米歩合:60%
酒米:雄町
アルコール度:16.0~16.9%
酵母:不明
日本酒度:-2
蔵元情報:首藤酒造株式会社(愛媛県西条市)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込):1,260円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 寿喜心 純米

2013年10月28日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り(いかきどり)

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 私のフェイバリット銘柄、風の森の限定品です。
 秋はひやおろしの時期ですが、風の森ファンにとっては笊籬採りのシーズンでもあったりします。
 基本的に1年の間蔵内で寝かされ(寝かしかたにも独自のやり方があるらしい)、一升瓶限定で出荷されるこのシリーズは、ただでさえ魅力的な風の森の酒質を格段に上げて仕上げられる、まさにこだわりの逸品といえるでしょう。
 実は去年も同じスペックをいただき、すっかり虜になってしまった覚えがあります。

 口には封があり「開栓注意」の赤字が目を引きます。
 笊籬採り経験者ならご存知かと思いますが、これが本当に勢い良く栓が飛ぶんです。
 特に油断しがちな二日目が危ないので要注意ですね、今回も天井まで飛びました。
 
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 注ぐと、いつものようにグラスに細かい気泡がつきます。
 上立ち香は風の森らしいフレッシュかつ甘い感じの果実香。
 含むと、超濃厚かつ非常に整った甘旨味が、若干のガス感を伴い口内にジュワ~ッと染みこんできます。
 旨味は、マスカット的な芳醇な甘味が主役で、そこに渋酸味があくまで裏方として寄り添い、輪郭を整える感じ。
 また後味は、その渋味が、ガス感と相まってこれほど濃厚なのにスッキリキッチリとキレ。

 熟した感じの濃厚な旨み、フレッシュ感のあるキレ、心地よく整った甘味を兼ね備えた、私の好みドストライクのお酒でした。
 正直なところ、このお酒は私の理想の日本酒像の、一つの具現化ともいえるものだったりします。
 今年もやっぱり期待を外さない仕上がりでした、このお酒があると晩酌の幸せ度が上がります。

 それでまた燗が良かったですね…。
 酒屋さんも言っていましたが、今年のこのスペックはかなり甘味が強く出るのですが、私的には全然アリです。
 風の森は本当、不思議なほどに燗の悪いところが出ないのが素晴らしいと思います。

 ちなみにこのスペックについては、開封後は早めに飲むのが個人的にはオススメ。
 風の森は味わいが力強いので基本変化も良いのですが、これに関しては味わいの絶妙なバランスが魅力だと思うので…。
 開封1~3日がやっぱり一番好きかな、今回も一升瓶が一週間持ちませんでした。

 ただでさえ完成度の高い笊籬採りの中でもこの雄町純吟はとりわけ素晴らしい。
 怪しいぐらいのべた褒めになってしまいましたが、私はやっぱりこれ本当に好きなんです。
 来年も必ず飲みます!

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:17%
酵母:k-7系
日本酒度:-2.5
蔵元情報:油長酒造株式会社(奈良県御所市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込)3,780円/1800ml
お気に入り度:9.0/9.0

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2013年10月26日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

不老泉 山廃仕込純米酒 生原酒

本日の家飲み 不老泉 山廃仕込純米酒 生原酒

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 滋賀県のお酒です、家飲みは初めて。

 こちらは山廃造りにこだわりのある銘柄のようですね、酒屋さんで見てもほぼ全てのスペックが山廃だったと思います。
 また、熟成系にも力を入れているようです。

 個人的には一度外で飲んだときは熟成香が気になって、実はあまり良い印象がありませんでした。
 今回は春先に絞られたお酒ながら、24BYの生酒です。
 先入観を持たずにいただいてみようと思います。

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 上立ち香はアルコール混じりで少し熟した感じの果実香(甘さ控えめ)。
 含むと、かなり個性的かつ超濃厚な甘旨味が、アルコール感の刺激を伴いつつじわじわと広がります。
 旨味は完熟感があり、甘味もしっかりしている、米と果実の中間のような味わい。
 山廃っぽさはあまり感じないのですが、この複雑さが山廃らしいといえば山廃らしいかも。
 後味はアルコールの辛さでキレる感じ。

 複雑かつ個性的な芳醇甘辛酒でした。
 必ずしも自分の好みではないのですが、ここまで味わい深いと飲んでいて楽しいです。
 好みに合えば本気で入れ込めるお酒と言えるでしょう。
 苦手意識のある熟成系も、もう一度じっくり家で頂いてみたいと思います。

 また、常温の方が固さがとれて甘味が増しますね。
 これはこっちの方が断然好き。
 燗も素直な感じで柔らかくなってこれも良いです。

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名称:不老泉 山廃仕込純米酒 生原酒
製法情報:山廃 生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:上原酒造(滋賀県高島市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込)1,575:円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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2013年10月21日 滋賀の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

雨後の月 純米吟醸 千本錦

本日の家飲み 雨後の月 純米吟醸 千本錦 

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 広島県呉市のお酒です。
 確か昨年に山田錦の純米吟醸をいただき、透明感のある上品な味わいに好印象を抱いた記憶があります。
 
 スペックは広島県の酒造好適米「千本錦」を50まで磨いた純米吟醸。
 どうやら一回火入れの「ひやおろし」らしいのですが、なぜかラベルには明記されてないですね。
 ここらへんも、ひやおろしという概念のあいまいさを感じさせます。

 上立ち香はほのかな甘さを感じる吟醸香がほんのりと。
 含むと、キリリと引き締まった感じの旨味がまずあり、そこから少しづつ甘味が染み出てくるイメージ。
 旨味は上品でか弱い甘味を酸渋が締め上げる、この時期には珍しい未熟なリンゴ的な青い味わい。
 全体的な印象は透明感の有るキレイな感じですが、裏の渋味がちょっと気になる感じも。
 後味はその渋さが受け持ち、自然にキレます。

 夏を越えたにもかかわらず、青い旨味が特徴的なお酒でした。
 昨年の印象通り味わいに透明感が有るのが雨後の月の特長な気がします。
 ただ、最近旨味が乗ったお酒ばかり飲んでいたので、相対的にちょっと物足りない感もしたりして。
 とはいえこの長所は魅力的です、もっといろいろなスペックを飲んでみたいと思いました。

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名称:雨後の月 純米吟醸 千本錦
製法情報:
精米歩合:50%
酒米:千本錦
アルコール度:15~16%
酵母:協会9号
日本酒度:+2
蔵元情報:相原酒造株式会社(広島県呉市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込)1,575:円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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2013年10月18日 広島の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

七田 純米 七割五分磨き ひやおろし 愛山

本日の家飲み 七田(しちだ) 純米 七割五分磨き ひやおろし 愛山

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 銘酒どころ佐賀の七田です。
 本ブログで取り上げるのは、純米吟醸五百万石の生に続いて2回目ですね。

 七田は使用米によってラベルの色を変えるデザインにしています、特に「七割五分磨きシリーズ」はかなりの種類が出ていて、酒屋さんで並んでいると結構壮観。
 愛山はさつまいもを思わせる、落ち着いた赤紫です。

 今回のスペックは愛山低精白のひやおろしということで、最近頂いた鍋島と似たような感じ。
 お値段もかなり抑えられています。

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 上立ち香はアルコールとセメダインを感じる、揮発系の香りがほどほどに。
 含むと、濃厚ながらも落ち着いた印象の甘旨味が、少々クセのある渋味に締め付けられながらも広がっていきます。
 旨味は中程度に熟した甘さがありつつ、割りと引き締まった印象で若干の辛さも感じます。
 全体の印象は低精白らしく様々な味わいがせめぎ合う感じですが、ギリギリのところで統一感を保っている感じ。
 後味は、少々の酸渋を残しつつ、なかなかのキレ。

 低精白酒らしい、雑味に近い雑多な味わいがありつつ、それを前向きに感じられる面白いお酒でした。
 甘旨味に若干のクセがありつつ、それが悪く無い印象なのは愛山らしさなのかなあ。
 ともあれコスパは十分なお酒だったと思います。
 七田は高精白も低精白もそれぞれの魅力がありますね。

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名称:七田 純米 七割五分磨き ひやおろし 愛山
製法情報:ひやおろし
精米歩合:75%
酒米:愛山
アルコール度:17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:天山酒造株式会社(佐賀県小城市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込)1,260:円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 七田 純米

2013年10月16日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鏡野 純米無濾過生原酒

本日の家飲み 鏡野 純米無濾過生原酒

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 高知県、株式会社アリサワの醸すお酒です。
 こちらのブランドは「文佳人」が一番有名かな、私はどちらにしろ家飲みは初めてです。
 
 ちなみに「鏡野」ブランドはかなりの限定品らしいです。
 一般米である「アケボノ」を55%まで磨いていますが、お値段はかなり良心的。

 上立ち香はフレッシュさと甘さを感じる果実香が強めに。
 含むと、少々のガス感と濃厚な甘旨味をまず感じ、そこにこれまた強烈な酸、そしてちょっとクセのある苦渋味が絡みついてきます。
 旨味はマスカット系の甘味が主役でかなり熟した印象、かつ雑味とも取れるような酸渋によって一筋縄ではいかない複雑で芳醇な味わいを作り出しています。
 ただ、その複雑さは全体的な印象としてはバラバラな感じではなく、むしろ個性と前向きに捉えられる感じですね。
 後味も、酸が力強く引き取ってダレずにキレます。

 複雑な味わいがそれぞれ主張する力強さと、それがなかなかに絶妙なバランスを保つ完成度を感じられる玄人向けのお酒でした。
 これは山田錦では出ないような味わいでしょうね…、アケボノという一般米の特性を見事に使いこなしているように感じました。
 高知のお酒に対するイメージを強力に好転させられた一本でした。

 ちなみに、書き終わって気が付きましたが、最近飲んだ美和桜とほぼ同じ感想書いてますね…、実際タイプは似てる(これも唾液が出る)と思いますが、ボキャ貧ぶりにちょっと自己嫌悪。

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名称:鏡野 純米無濾過生原酒
製法など:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:アケボノ
アルコール度:17~18度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社アリサワ(高知県香美市)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込):1,260円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 鏡野 純米

2013年10月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし

本日の家飲み 遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし

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 石川県の割と新しい銘柄、遊穂です。

 このお酒に限らず遊穂は「山おろし」を名乗るお酒が多いのですが、これは一般にいう「生酛」のことのようですね。
 最も伝統的で手間のかかる製法である生酛から山おろし作業を省いたのが「山廃」なので、山おろしをやっていると明記=生酛という理屈なのでしょう。
 なお製法の詳しいことはwiki等を参照してください。
 
 今回いただくスペックは生酛の上にひやおろしということで、あまり見ない組み合わせです。
 裏ラベルに製法の解説や、味わいの特徴、そして合わせるのにオススメの料理を書いているのは好感が持てます。
 こう書きでもしない限り、日本酒に唐揚げの甘酢あんを合わせようとする人はあまりいないでしょう…。
 また、酸度は驚きの2.4。

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 上立ち香は吟醸香に強く酸が混じった感じで、結構強め。
 含むと、濃厚な旨味と酸を感じますが、意外にもそんなにクセはなく、ストレートな芳醇酒という感じ。
 旨味は中程度の甘味を伴う非常に濃厚なものながら、酸味がそれをうまく引き締めている印象ですね。
酸味はぐわっと酸っぱいというよりじわじわと染み出てくる感じで、含んでいると唾液線がガンガン刺激されます。
後味はその酸味が受け持って、舌に少々の刺激を残しつつ引き上げていきます。

 酸味が中心でいろいろな役割を果たす、力強い芳醇酒でした。
 なんというか、裏ラベルの記載通り微生物の力を感じます。
 まさに、味が濃い料理を引き立てるような、新しいタイプの食中酒だったと思います。

 ちなみに燗をつけると、さらに酸が強まったような…。
 個人的には、これは強烈過ぎるような気がしました。

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名称:遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし
製法など:生酛 ひやおろし
精米歩合:五百万石60%及び能登ひかり55%
酒米:五百万石24%+能登ひかり76%
アルコール度:18度
酵母:不明
日本酒度:+6.7
蔵元情報:御祖酒造株式会社(石川県羽昨市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 遊穂 純米

2013年10月12日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

外飲み雑記in池袋「もり山」

 先日、池袋、要町駅近くの「もり山」にお邪魔してきました。
 こちらはつい最近の10/2に、ブログ仲間の「女将さえこ」さんがオープンしたお店です。
 いやあ、まさか自分の店を持ってしまうとは…、凄いなあ。

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 お店は大通りからちょっと入った住宅街の中にあり、なかなか風情を感じる外観(しかし私は写真下手だなあ)。

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 小さい入口から段差を登るようにして入る店内は、掘りごたつカウンター5席のこじんまりとした感じです。
 カウンターからは、オープン一週間とは思えない、女将さんのこなれた働きぶりを間近に見れました。

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 メニューは基本コースオンリー(4,500円)でタイミングを見て次々と品がが出てきます、それにお酒を追加で注文する形ですね。
 何も考えずお酒を楽しめるというのは良いかもしれません。
 細かいことはお店のブログをご参照ください。

 置いてあるお酒は日本酒・ビール・焼酎。
 特に日本酒は日替わりで7~8種類ほどの女将セレクトの銘柄があるようで、店の大きさからするとなかなかのものです。

 今回頂いた銘柄は、東鶴・酒屋八兵衛・出羽桜・杜の蔵・醸し人九平次。
 時期が時期だけに、ひやおろしが中心です。

 特に印象に残ったお酒はまずこちら。
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 酒屋八兵衛は三重県のお酒ですね。
 山廃ながら、酸味も含めて山廃っぽいクセがほぼ無く、コクがありながらキレのあるお酒でした。
 三重県は而今を筆頭にハイレベルな銘柄が充実してきている印象です。

 もう一つはこれ。
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 出羽桜は山形を代表する銘柄として、出羽燦々を主に使っているイメージですが、これは雄町使用。
 味わいも、いつものバランス系よりは、かなり芳醇系に寄っている印象です。
 その上で、雑味が少ないところに流石の実力を感じました。

 他のラベルはこんな感じ。
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 さすがに大規模な店と比べると種類は少ないながら、十分厳選されたラインナップかと思います。
 また、料理に関しては私はあまり語る語彙が無いのですが、どれもお酒との組み合わせを意識されていて流石という感じでした。
 特に、新潟産を自家精米したお米を使って、直火の釜で炊いたご飯は異様に美味しかったです。
 いわゆる「隠れ家的」なお店ということで、普段と違うひと時を過ごす場所としてオススメ。

 しかし、いつも普通に話していた相手と、お客として話をするというのはなかなか不思議な感覚でした…。
 またお邪魔したいと思います。

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2013年10月10日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:2

田光 純米吟醸 雄町 中取り

本日の家飲み 田光(たびか) 純米吟醸 雄町 中取り

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 三重県のお酒です。
 外飲みで少しいただいたことはありますが、家でじっくり飲むのは初めてです。

 こちらを醸す早川酒造さんの一般銘柄は「早春」で、この田光は限定品ですね、「山間」とか「やまユ」と似たような位置づけかと。
 で、この田光も御他聞に漏れず売り切れが速く、なかなかの入手難易度です。
 こういう一部商品を別ブランドの高品質品として売り出すやり方については賛否両論の感もありますが、私のようなマニアは見事に踊らされてしまうのです。
 
 今回は雄町50の(一回)火入れの中取りという豪華なスペックながら、割とお求めやすいお値段。

 上立ち香はなんとも個性的な、米っぽい(?)香りがかなり強めに。
 含むと、その香りの印象通りの整った米の旨味がした後、そこから少しずつ濃厚な甘味が染み出してきます。
 旨味は米の旨味系に思えるのですが、高級な砂糖菓子のような甘味を伴い、どっしり系というよりは熟しきった果実のような印象。
 さらに、そういう味わいの裏に苦味も若干感じられ、芳醇かつ複雑な世界を作り出しています。
 そして本当に雑味が無いですね…、これぞ中取り!というか、丁寧なお酒造りが味わいから見えてくるかのようです。
 後味は苦味を少々残しつつ、ゆっくりと去っていきます。

 濃厚な旨み、雑味の無い完成度、そして確たる個性という三拍子揃った旨酒でした。
 私が非常に好きなタイプのお酒です。
 味わいの傾向としては、あえて言うと慶樹が近いかな…、濃厚かつ整った甘味がとにかく心地良いです。
 品薄になるのも頷ける、確かな魅力がこの田光にはあると思いました。

 ちなみに、常温だとより優しい味わいになりますね。
 好みで両方共楽しめると思います。

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名称:田光 純米吟醸 雄町 中取り
製法など:中取り
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社早川酒造(三重県三重郡菰野町)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2013年10月08日 三重の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

山形正宗 純米吟醸 秋上がり

本日の家飲み 山形正宗 純米吟醸 秋上がり

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 名前の通り山形のお酒です。
 これも「ひやおろし」ではなく「秋上がり」としてますね、ここらへんはどういう思いなのでしょうか。
 
 ところで、「正宗」を名乗る銘柄は全国に数ありますが、何故日本酒にその名前を付けたかについては、音読みの「セイシュウ」と「清酒」をかけた説を始め、諸説あるようです。
 ただ、元々の理由はともかく現在もそれを名乗る銘柄が多いのは、日本刀の名称として有名な「正宗」というフレーズが、後味がスパッとキレるという日本酒の味わいを想起させるからという部分が大きいのではと思います。

 外でも家でも何度かいただいていますが、山形正宗も辛口かつ後味スッキリ系のお酒が多かったような。
 名は体を表すとは言いますが、酒造りの際に銘柄名のイメージを強く意識する蔵って、結構あるんじゃないかなあ(田酒なんか典型的かも)。

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 上立ち香はスッキリとした吟醸香がほどほどに。
 含むと、いかにも正統派といった引き締った旨味が、辛さを伴いつつ飛び込んできます。
 最初の一瞬フルーティーに思える甘味もあるのですが、直ぐに辛さがそれを拉致して連れ去ってしまう感じですね。
 旨味は辛さが先にたちつつ、決して薄くないしっかりしたもの。
 後味はやっぱり辛さが主役で、まさにスパっとキレる感じ。

 ひやおろしらしい旨味を、強烈な辛さが引き締めるお酒でした。
 味わいはしっかりとありながら、刺し身と合わせられるような食中酒として活躍できそうです。
 辛口指向、でも薄いお酒は嫌という人にオススメ。

 ただ、私にはちょっと辛すぎるかな。
 というか、正直辛いお酒の良さがわからないんですよね…、甘くてまろやかなお酒の方が断然好みです。
 「キレが良い」とか「スッキリ系」とかならまだわかるのですが、「辛い」のは「キツい」だけじゃんとか思ったりして。

名称:山形正宗 純米吟醸 秋上がり
製法など:ひやおろし
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社水戸部酒造(山形県天童市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込):1,470円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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タグ: 山形正宗 純米

2013年10月06日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鍋島 純米 ひやおろし Harvest Moon

本日の家飲み 鍋島 純米 ひやおろし Harvest Moon(ハーベストムーン)

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 ひやおろし解禁の2本目は鍋島です。
 
 鍋島のハーベストムーンはどうやら今年はスペックと味わいをガラリと変えているようですね。
 各酒販店さんの情報によると、愛山を利用しているとか。
 歩合70%とはいえ、愛山利用でこのお値段であれば結構お得感があります。

 上立ち香は割りとフレッシュな感じの吟醸香が、気持ち強めに。
 含むと、びっくりするくらい強めのガス感がまずあり、その後バランスのとれた濃厚な旨味が輪郭を保ったまま染み通ってきます。
 旨味はしっかりとした甘味を中心に据えつつ鍋島らしく五味のバランスがとれた、キレイに味が乗った感じの心地よいもの。
 うーむ、濃い旨みを辛さではなくガス感と調和のとれた酸渋でスッキリと包む、この時期には珍しいタイプのお酒です。
 後味はその酸渋が受け持ってキリリとキレます。

 ひやおろしの味ののりと、新酒のフレッシュさを合体させて見事に調和させたような旨酒でした。
 これが7割磨きって凄いなあ…、記憶はあいまいながら、昨年よりも印象深い味わいであるように思えます。
 これはまた面白いお酒ですね、「Harvest Moon」という名前にふさわしい新しいひやおろしの形かと。
 天才杜氏のひやおろしに対する一つの回答なのだろうと、実感するようなお酒です。


 今回自分のひやおろし解禁として花陽浴、鍋島という鉄板銘柄を選びました。
 当然相当の期待を込めて開栓したわけですが…、両方ともその期待の上を行くような美酒でした。
 一応飲み比べという形で楽しんだのですが、実際甲乙つけがたいですね…、というかもう旨くてどうでもよくなってしまいました。
 まあいつもそうなのですが、「一人飲みでこんな贅沢して良いのかしら」という危機感をさらに強く感じてしまったひとときだったと思います。

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名称:鍋島 純米 ひやおろし Harvest Moon
製法情報:ひやおろし
精米歩合:70%
酒米:愛山
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:富久千代酒造株式会社(佐賀県鹿島市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込):1,340円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2013年10月05日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 山田錦 秋あがり

本日の家飲み 花陽浴(はなあび) 純米吟醸 山田錦 秋あがり

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 当ブログ定番酒、花陽浴の秋あがり酒(ひやおろし)です。
 私は今年のひやおろしの飲み始めは、厳選した2本を贅沢に飲み比べることにしました。
 花陽浴はその1本目です。

 それにしても毎年この時期はどこもかしこもひやおろしっていう感じになりますね。
 ひやおろしは、夏を越えてある程度味が乗ってきた一回火入れ(生詰)のお酒をいうようですが、細かい定義は例によってはっきりせず、結局名乗ったもの勝ちという雰囲気があるような。
 しかも蔵によって「ひやおろし」「秋上がり」「なごしざけ(夏越酒)」と言い方が変わったり、カオスな様相を呈している気がします。

 この花陽浴も、見たところ酒販店によってひやおろしを名乗っていることもあるようですね(理由やスペックの違いは不明)。
 明記はしてませんがこれも袋吊り雫でしょう、米は山田の55ということでお値段もそれなり。

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 上立ちは甘い感じの果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた感じながらも濃厚そのものの甘旨味が、キレイな酸味とともにゆっくりと広がっていきます。
 旨味はいつもの花陽浴らしい濃厚な果実の甘味が中心で、それが素直に旨味が乗ってきたて完熟りんごのような印象。
 当然フレッシュ感は大人しくなり、ほんの極少の熟成香っぽいものも感じます。
 といいつつ、いつもの花陽浴らしい雑味の無さ、柔らかさは健在ですね。
 後味は文句無しのキレイなキレ方。

 飲み慣れた花陽浴の味わいからフレッシュさを引いて代わりに完熟感をプラスした、素直な秋上がり酒でした。
 いやあやっぱり文句なしに旨いです。
 花陽浴というと無濾過生原酒のイメージが強く、火入れ酒はこのスペック以外飲んだこと無いのですが、このレベルであれば火入れでも十二分に勝負できるのではないかと。

 花陽浴はもう味わいは全く文句ないので、あとはある程度量を増やして欲しいなあ。
 このままだと本気で而今レベルの希少酒になってしまうのではないかという危惧を覚えます。
 まあブログで煽るがごとく絶賛しておいてそんなこと言うのも何なのですが…、美味しいものは美味しいと言いたいしなあ。

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名称:花陽浴 純米吟醸 山田錦 秋あがり
製法情報:ひやおろし
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社(埼玉県羽生市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込):1,680円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2013年10月03日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

醸し人九平次 純米吟醸 件の山田

本日の家飲み 醸し人九平次(かもしびとくへいじ) 純米吟醸 件の山田

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 愛知県の、久野九平冶社長率いる萬乗醸造が醸すお酒です。
 東京で活躍する地酒銘柄の代表格の一つともいえるのではないでしょうか。
 私も外飲み家飲みとわずちょくちょくいただいています。

 オフィシャルホームページによると、「件の山田(くだんのやまだ)」という変わった名前は、「酒米の王、山田錦。 その米で造られた日本酒を、いつでも気軽に楽しんでほしい。」という想いから来ているとのこと。
 この場合「件(くだん)」は「いつものこと。例のもの。」という意味ですね。
 なかなかインパクトのあるネーミングかと思います。
 
 そういう思いもあってか、このお酒は普通の純米吟醸よりちょっとお安め、ただスペック的にはそこまでお得感があるわけではないような…。
 今回いただくのは、生酒の表示がないのでおそらく(一回)火入れだと思います。

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 上立ち香はちょっと甘い感じの吟醸香が、かなり控えめに。
 含むと、九平次特有のワインっぽい甘酸味が、節度を保って少しずつ広がります。
 甘味はしっかりと存在するのですが、酸味を始め他の味とバランスを保ち、全体的にはとても上品な印象。
 雑味が皆無なところも、その印象を加速付けます。
 後味は酸味が引き取ってスッキリとキレます。

 確かな個性と完成度を併せ持つ、ワイン系の美酒でした。
 他のレギュラー品に比べると、より透明感が高い気がします。
 お値段を含めて考えると、九平次のラインナップの中では一番好きかな。
 件の山田は、これからも見かけたら毎年買ってしまいそうです。

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名称:醸し人九平次 純米吟醸 件の山田
製法情報:
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社萬乗醸造(愛知県名古屋市)
製造年月:2013/6(24BY)
購入価格(税込):1,572円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2013年10月01日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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