すっぴんるみ子の酒 無濾過あらばしり純米生原酒 9号酵母

本日の日本酒 すっぴんるみ子の酒 無濾過あらばしり純米生原酒 9号酵母

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 ネーミングとラベルが印象的な三重のお酒です。
 ラベルの絵は夏子の酒で有名な尾瀬あきら氏が描いているそうです。

 裏ラベルによると、無濾過・無炭素・無添加・無加水なので「すっぴん」とのこと、まあいわゆる無濾過生原酒ということですね。
 私は昨年もこの銘柄の「すっぴん」をいただいており、良い印象があります。

 上立ち香はフレッシュでちょっと甘さ混じりの心地良い吟醸香。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味が少々の渋味を伴い、じわじわと広がります。
 味わいはマスカットっぽい甘さ中心ながら、渋味(苦味かも)がうまいことアクセントになっていて個性を形作っている印象です。
 また酸味もありますね…、全体としてフレッシュでありながら熟したような濃厚な果実の味わいがあると思います。
 あらばしりながら濃厚さときれいさを両立しているのも◎。
 後味も、自然な感じでキレて文句無し。

 濃厚さ、フレッシュさ、透明感、個性を兼ね備えたレベルの高いあらばしり酒だと思います。
 甘味メインながら、フルーティーと言うよりは太くてしっかりとした味わいが印象的でした。
 また、渋酸味がしっかり仕事をしているため、飲み飽きない感じもあります。
 裏ラベルによるとロックで飲んでも良いとのことでしたが、私は全部ストレートで飲んじゃいました。

 去年よりさらに美味しくなっているような気がするなあ…。
 同じ三重ということもあり、而今を思いださせるような奥深い味わいでした。
 個人的に「お気に入りに追加」です。

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名称:すっぴんるみ子の酒 無濾過あらばしり純米生原酒 9号酵母
製法情報:無濾過生原酒 あらばしり
精米歩合:60%
酒米: 麹:山田錦 掛:ひとごこち
アルコール度:17.9%
酵母:協会9号
日本酒度:+6
蔵元情報:合名会社森喜酒造場(三重県上野市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,522円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2013年03月31日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃川 寒造りしぼりたて 吟醸純米生原酒

本日の家飲み 桃川 寒造りしぼりたて 吟醸純米生原酒

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 青森県では最大手の酒蔵である桃川株式会社が醸すお酒です。
 私がいつも購入している小規模蔵に比べると、比較的大手の地酒蔵ですね。
 細かい数字はわかりませんが、規模の割に東京では見ないため地元消費が多そうなイメージです。
 今回、青森県の酒屋さんから通販でまとめて発注する際に、以前青森出身の上司から「桃川は是非飲むように」と言われていたことを思い出し、購入してみました。

 ラベルには「生原酒」と大書されています、まあ大手蔵なので自社の名前より限定品であることを強調しているのでしょう。
 それにしても、裏ラベルにもある「吟醸純米生詰原酒」という記載はいかがなものか。
 吟醸純米はともかく生詰という言葉はまずいような…、ものは明らかに「純米吟醸生原酒」なのだから、大手蔵が率先してわかりにくい記載をするのは避けるべきだと思います。

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 上立ち香はフレッシュかつ甘い感じの吟醸香が抑えめに。
 含むと、まろやかで五味のどれもが突出することのない穏やかな味わいがゆっくりと広がります。
 決して淡麗では無くしっかりとした旨味がありつつ、バランスの良さからむしろ爽やかな印象がありますね。
 また、結構香りも有りフルーティともいえる味わいなのですが、私はむしろホッとするような米の旨味を感じました。
 後味はバランスを保ったまま自然にキレていきます。

 大手蔵の貫禄を感じる、完成度の高い落ち着いたしぼりたて生酒でした。
 ただ、私は基本いわゆるフルーティなお酒を好むので、あくまでそれと比較しての印象です。
 飲む人によっては、華やかな印象になると思います。
 そういう意味では、まさに万人向けのお酒なのだろうと思いました。

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名称:桃川 寒造りしぼりたて 吟醸純米生原酒
製法情報:生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:+3
蔵元情報:桃川株式会社(青森県上北郡おいらせ町)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,627円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 桃川 純米吟醸

2013年03月29日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楯野川 純米大吟醸 出羽燦々 中取り無濾過生原酒

本日の家飲み 楯野川 純米大吟醸 出羽燦々 中取り無濾過生原酒

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 楯野川は家飲みは初めてながら、昨年居酒屋でにごりなど数種類のスペックをいただき良い印象だったので今回セレクトしました。
 この時期だと酒米違いで新酒が数種類ありましたが、折角なので山形の出羽燦々で。
 
 ところで、楯野川といえばやはり全量純米大吟醸宣言をしたことが印象深いところです、今回の裏ラベルにも記載がありますね。
 なんだかんだで地元向けの安価なお酒の売上を捨てられない地酒蔵が多い中(それ自体悪いことではないですが)、海外を視野に思い切って高レベルのお酒に限るというのは相当の決断力かと思います。
 また、楯の川酒造のホームページは結構充実していて、TATENOKAWA100年ビジョンという高邁な目標も掲げています。
 この辺りは獺祭という先達が居るところですが、そこに追いつき追い越すぐらいの気概は伝わってきますね。

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 注ぐと、ほんの少しの滓が混ざっていて、少し黄色がかっています。

 上立ち香は意外と穏やかな吟醸香。
 含むと、無濾過生原酒らしい非常にフレッシュで濃厚な印象の甘旨味がストレートに来ます。
 甘味はメロン系かな…、寄り添う渋味によってちょっと青臭いぐらいに感じられる果実味です。
 ただ、さすがの純米大吟醸というべきか、雑味は感じずに綺麗な印象がありますね。
 キレも問題なし。

 無濾過生原酒のお手本のような甘旨酒でした。
 新酒の若々しさがこれでもかと出てくるので、それを前向きにとらえるかどうかで好みが分かれそうです。
 私は当然、好きなタイプですね。

 なお、開栓後は味わいが落ち着いて、その代わり甘味も後退するという素直な変化でした。
 数日間ぐらいは様子をみるというのも好みによってはありかと思います。

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名称:楯野川 純米大吟醸 出羽燦々 中取り無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:出羽燦々
アルコール度:16~17%
酵母:山形KA、協会1801号
日本酒度:-2
蔵元情報:楯の川酒造株式会社(山形県酒田市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,523円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2013年03月27日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

アビノミクス(花陽浴 直汲み・直詰純米吟醸生原酒 生モト仕込)

本日の家飲み アビノミクス(花陽浴 直汲み・直詰純米吟醸生原酒 生モト仕込)

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 先日、南陽醸造の新酒祭りで、イベント限定品ということで売られていたものを買ってきました。
 ネーミングは安直ですが(笑)、花陽浴と浴び飲みとアベノミクスをかけているので結構うまいというべきか。

 直詰めとはいえ、その場で手で栓をするため、ある意味最初から開封後のような状態でもあります。
 その関係もあり、買った翌日に飲み始めました。

 ちなみに、こちらはさけ武蔵使用のきもと造りということで、茶色ラベルのレギュラー品を直詰用に用意したものと思われます。
 茶色ラベル自体は去年もいただいたのですが、その時は味わいに妙なクセを感じ、他スペックと比べてあまり好みではない印象でした。

 こちらはいかがでしょうか。
 現地で購入した花陽浴きき猪口でいただきます。

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 上立ち香はいつもの花陽浴っぽい新鮮で甘い果実香に米の香りが混じったような感じ。
 含むと、いつもの甘味が感じられるもの、あまり華やかな感じは無い気がします。
 フレッシュで濃厚では有るのですが、むしろ落ち着いた感じの旨味と強めの酸味を感じます。
 また、直詰めの割にガス感はほとんどなし。
 後、やっぱり去年同様、含んでいるうちにしょっぱさのようなクセを感じたのですが、これは自分だけなのだろうか…。
 後味はそのしょっぱさと苦味がちょっと残る感じですね。

 去年のに感じたクセを今回も強く感じてしまいました。
 イベント品だからというよりは、このスペックの特徴みたいですね。
 しかも、日が経つとさらにそのクセが増す気がします。
 イベント当日に飲んだときはほとんど感じなかったのになあ…。
 花陽浴はどのスペックも大好きなのですが、このきもとだけは個人的に苦手のようです。

 なお、なんとなくネガティブなことばかり書いてしまいましたが、これは私の花陽浴に対する期待度の裏返しとお考えください。
 ある程度の味わいのレベルはクリアした上でのお話ですので、そこは誤解なきよう…。

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名称:アビノミクス(花陽浴 直汲み・直詰純米吟醸生原酒 生モト仕込)
製法情報:生酒、直汲み
精米歩合:55%
酒米:さけ武蔵
アルコール度:17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社(埼玉県羽生市)
製造年月:2013/3(24BY)
購入価格(税込):1,500円/720ml
お気に入り度:7.3/10

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2013年03月26日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

ファミマ・桜ミクさんキャンペーン戦利品

 少々前のことですが、ファミマの桜ミクさんとのコラボ企画商品をいくつか調達してきたので、記録しておきたいと思います。
 
 全体はこんな感じ
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 見ての通り個人的推しメン(笑)の巡音ルカ絡みがほとんどだったりして。
 しかし、折角桜色がテーマ色っぽいのだから、もっとルカを表に出して欲しかった…。
 とはいえ千本桜のルカの装いが非常に良いものなのでまあいいか。

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 今回の目玉商品、桜ミクまんは、うちではこんな感じ。
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 微妙につぶれてしまったのが悲しい…、まあそれでもはちゅねミク肉まんと比べてかわいらしさが安定しています。
 次の商品が楽しみになります、たこルカまんとかにならないかな…。

 いやあ、それにしてもすっかりファミマのミクさんコラボは定着しましたね。
 まあ売れてるから続いているんでしょう、ドミノピザも売れまくったらしいし、これからも応援したいところです。

・おまけ 秋葉原ソフマップのねんどろいど広告

ルカもいい感じだけど…
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このお方のインパクトが全て持っていってしまった…
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遠目で見ても明らかな存在感と違和感。
ダヨーさんも末永く愛されそうな気がします。

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2013年03月25日 ボーカロイド トラックバック:0 コメント:0

雑賀 純米吟醸 本生無濾過 おりがらみ

本日の家飲み 雑賀(さいか) 純米吟醸 本生無濾過 おりがらみ

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 和歌山のお酒、雑賀です。
 和歌山で雑賀とくれば、雑賀孫市に代表される雑賀衆を想起させますね。
 裏ラベルの記載や、蔵元のホームページの社長挨拶にもあるように、やっぱり社長はその末裔とのこと。
 日本酒の蔵元は流石に由緒正しいところが多く、歴史に直結するようなネーミング(川中島とか、秀よしとか)も多いので、そのあたりに思いを馳せながらいただくのも一興かと思います。

 注ぐと、にごっているというより、米の形が残ったままの滓が浮いています。
 この残り方は結構珍しいですね、どのように搾っているのかしら。

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 上立ち香は爽やかなセメダインぽい感じがほんの少々。
 含むと、フレッシュな酸味が先に立つ感じで、そこに旨味や甘味や渋味が寄りそう形です。
 甘さは控えめながら、生らしく味わい自体はしっかりしていて口当たりはきつい感じではないですが、おりがらみのわりにはまろやかさはあまりないかな。
 また、飲み進めるとさらに渋味が出て来ますが、それが意外と飲み飽きない感じで良い感じです。
 後味は少々の渋味を残しつつ、酸味のスッキリ感でキレていきます。

 酸味による爽やかさが特徴の味わいでした。
 甘党の自分としては正直完全に好みから外れるのですが、不思議なことにこのフレッシュな渋酸味は個性として前向きに感じられました。
 濃い味の料理にも負けない食中酒としてぐいぐいいってしまいそうな危険性があるお酒だと思います。

 ちなみに、飲んでるときは忘れてましたが、こちらを醸している(株)九重雑賀は日本酒よりむしろ食酢がメインの会社みたいですね。
 また、梅酒も有名とのこと。
 酸味をメインに据えてうまく個性を出している味わいに、とても納得がいった気がしました。

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名称:雑賀 純米吟醸 本生無濾過 おりがらみ
製法情報:無濾過生原酒 おりがらみ
精米歩合:麹55% 掛60%
酒米:麹米:山田錦 掛米:五百万石
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:+4.5
蔵元情報:株式会社九重雑賀(和歌山県岩出市)
製造年月:2012/11(23BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:7.4/9.0

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タグ: 雑賀 純米吟醸

2013年03月23日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鍋島 純米吟醸 雄町 生酒

本日の家飲み 鍋島 純米吟醸 雄町 生酒

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 2011IWCチャンピオン・サケに選ばれて以来、完全にブレイク中の感がある鍋島です。
 私も去年から家飲み外飲みを問わずちょくちょくいただいており、どれも高レベルで安定しているという印象があります。
 入手もなかなか難しくなってきていますが、今回銀座君嶋屋さんがオープン記念で特別に多く用意できたということで普通に店頭販売していた(3/1時点)ので、根知男山王禄と一緒に買ってきました。

 ちなみに今回の雄町は初飲みです。
 レッドラベルに金の箔押しがとても印象的ですね(裏ラベル記載によるとpassion labelだそうです)。

 上立ち香は甘めでフレッシュな果実香が強めに。
 含むと、結構なガス感とともに、とてもフルーティで濃厚な甘旨味がブワッと広がります。
 味わいは甘味中心で、かなり香りが立つタイプですね、マスカット系かな…。
 ただ、口内で転がしていると渋味が裏で仕事をしているのも若干感じられます。
 後味は、その渋味が濃厚な甘さをしっかりと引き取っていって自然にキレます。

 う~む、フレッシュな濃厚さがありつつ全体としてバランスのとれている非の打ち所の無い美酒だと思います、旨い。
 個人的には、香るけど旨味も整っているということで、十四代を思い出してしまいました。

 ただ、あえて難を言うとちょっと濃厚過ぎて飲み飽きる感もあるかな…。
 後は、食中酒志向で香るタイプのお酒が苦手な人にはやっぱりオススメできないかも。

 なお、開封後は全体的に落ち着いてきて渋味も出てきます。
 個人的には、開封直後の濃厚さが一番お気に入りでした。

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名称:鍋島 純米吟醸 雄町 生酒
製法情報:生酒
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:富久千代酒造株式会社(佐賀県鹿島市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,680円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2013年03月21日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南陽醸造酒蔵開き・花陽浴新酒祭りに行ってきました

 3/17(日)埼玉県羽生市まで、「第2回南陽醸造酒蔵開き・花陽浴新酒祭り」に行ってきました。
 レポートというか雑感をごく簡単に記録しておこうと思います。

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 都内から1時間以上電車に揺られて秩父鉄道新郷駅に到着。
 結構人乗ってるなあと思ったら目的地が同じ人ばっかりで、ずらずらと蔵まで歩きました。
 お仲間は若い人が多かったのが印象的に残っています。

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入り口はこんな感じ。

 中ではつまみやら羽生市特産品を扱う屋台村、花陽浴グッズの販売所、イベント用の舞台、そして販売有りの角打ち処が並び、お祭りらしい雰囲気でしたね。
 あまり敷地が広くなく椅子も少ないところに相当の人が詰めかけていたので、移動とかは結構大変でした。

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 試飲は基本的に1杯100円、純大吟や古酒は200円。
 販売していたのはHNB48に美山錦、雄町、それから地元銘柄の藍の郷と限定樽酒、そして今回のイベント専売のさけ武蔵のきもと造りの生原酒でした。
 多分もう他では終売と思われるHNB48と美山錦は早々に完売してましたね、午後まで持たなかったような。

 あと、試飲コーナーでは各BYに醸されたお酒(山田錦)の飲み比べができるようになっていました。
 私は18BYと21BYをいただきましたが、どちらもヒネを全く感じさせないきれいな熟成ぶりで感動しました。
 特に18BYはそんじょそこらでは飲めないレベルの美酒だったかと思います。

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左が18BY、右が21BY。
18BYの方はこんな写真でもわかるほど色づいていますね。


 また私は今回利き酒選手権と蔵見学コースにも参加して来ました。

 利き酒は、5種類のお酒(雄町、さけ武蔵、美山錦、八反錦48、藍の郷)がラベル有りのAグループとラベル無しのBグループで用意されており、15分間飲み放題でそれぞれ同じものを当てるというルール。
 私も相当気合入れて参加したのですが、結果は5問中1問しか当たらず惨敗(ちなみに当たったのは多分火入れで明らかに他と違う味の藍の郷のみ)。
 花陽浴ファンを自認する自分としてはかなりショックでした…、やっぱり米違いをブラインドで当てるっていうのは相当難しいですね。
 他の参加者も全問正解者は無しで、3問正解者からじゃんけんで王者を決める形でした。

 蔵見学は、今期の酒造り自体は基本的に終了しているため、設備見学といった感じでした。
 それでも、普段見ることの無い酒造りの現場を直に見ることができたのは面白かったです。
 「ブログに写真載せていいですか?」と聞いたところ、一応大丈夫だとのことだったので、ちょっとだけ掲載。

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左が現在使っているタンク、右が古いタンクで、今はオブジェと化しているとのこと。
これ一つとっても私よりも歴史があるんだなあと感慨深いものがありました。


 全体の印象としては、とにかく活気にあふれた、まさに「お祭り」といった感じでした。
 私のように関東近郊から来た人もいれば、地元の人も来ていたようです、子連れも多かったなあ。
 日本酒をじっくり味わう場としてはちょっと不向きでしたが、酒飲み同士で楽しく飲む場所としてはとてもよかったと思います。

 また、地場の名産の屋台など、地域密着型という印象が強かったですね。
 地酒蔵としての役割をこれからも果たしていこうという気概が感じられる、地酒の持つパワーを見せてくれたイベントだったと思います。

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締めは羽生市のゆるキャラ「ムジナもん」の雄姿で。
生地が厚いうえに可動域が少なくて大変そうだったなあ…、お疲れ様でした。

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2013年03月19日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:2

王祿 超辛純米 本生 23BY

王祿 超辛純米 本生 23BY

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 こだわりの蔵という印象がある、王祿です。
 私は「辛口」を謳うお酒は家飲みにはほとんど選ばないのですが、以前外飲みでこの「超辛純米」をいただいた時にかなりいい印象を受けたので、今回セレクトしてみました。

 日本酒度は+9.4、数値的には本当に超辛ですね。
 無濾過生ながら、H23BYで製造年月がH24/10と明記していることから、搾ってから結構な期間を蔵元熟成させたものと思われます。
 蔵元熟成と売れ残り熟成では意味合いがまったく変わってくるので、このように明記してあるとありがたいところです。

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 上立ち香はスッキリとした吟醸香がほんのりと。
 含むと、贅肉を削ぎ落したかのような甘さ控えめの旨味が、渋味によって輪郭を整えたままじわじわと来ます。
 旨味は超辛純米の名前どおりの引き締まった印象ですが、淡麗というわけではなく強めの渋酸味がその特徴を出しています。
 なお、新酒のような荒々しさや、反対側の熟成感は共に感じられません、おそらくこれが蔵元さんの意図した丁度良い塩梅なのでしょう。
 後味は若干の渋味が受け持ち、当たり前のようにスパっとキレます。

 濃厚ながらとにかく引き締まった旨味が特徴の一本でした。
 辛さも日本酒度から想像されるような強烈で口が痛くなるタイプではなく、生酒らしい口当たりのやわらかさも感じさせる心地良いものです。
 タイプとしては宝剣に似たものを感じました。

 如何せん甘さ控えめなので個人的ストライクゾーンからはちょっと外れるのですが、好きな人は惚れ込みそうな個性があります。
 居酒屋とかで甘さ中心のお酒の合間にアクセント的に飲むとより良いかなと思いました。

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名称:王祿 超辛純米 本生 23BY
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15.5%
酵母:不明
日本酒度:+9.4
蔵元情報:王祿酒造有限会社(島根県東出雲町)
製造年月:2012/10(23BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.6/9.0

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タグ: 王祿 純米

2013年03月15日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生

本日の家飲み 而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生

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 例によって而今を買ってしまいました。
 今回は黄色いラベルの八反錦生です。
 最近火入れを飲んだばっかりではあるのですが、やっぱり手に入るのであれば買ってしまいますね…。

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 注ぐと、多少グラスに気泡がつきます。
 生っぽい感じがして良し。

 上立ち香は而今特有の甘めの果実香が、フレッシュさも伴って極めて濃厚に。
 含むと、いつもの濃厚なパイン系の甘旨酸味がじんわりと広がります。
 多少新酒らしい固さは感じるものの、他のスペックと比べても甘味濃厚かつ苦渋味抑え目で、それなのにスッキリ感があります。
 雑味は当然のように皆無で、兎に角心地良い旨味だけをじっくり味わえる完成度の高さ。
 後味には丁度良く必要な程度の渋味が現れ、見事にキレます。

 うーん、毎度のことではありますが脱帽です、旨い。
 八反錦は黄色のラベルのイメージもあって、私がパインっぽいと思う「而今らしい旨み」が一番ストレートに感じられる印象です。
 火入れもうまかったのですが、やっぱり比べると生の方がさらに好みですね。

 また、開栓後もやっぱり味は崩れず、多少甘味が引っ込んでよりスッキリ系になった気がします。
 ここらへん、変化の仕方が火入れと逆方向の気がしてまた面白いと思いました。

 私は家飲み銘柄は相当厳選していると自負してますが、そんな中でも而今は毎回明らかに浮いてくる味わいだと思います。
 ゆくゆくさらに入手が難しくなることも覚悟しなくてはならないなと思う今日この頃でした。

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名称:而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16.5%
酵母:自社酵母
日本酒度:+-0
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社(三重県名張市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,470円/720ml
お気に入り度:8.9/9.0

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2013年03月13日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

根知男山 純米吟醸原酒 根知谷産五百万石

本日の家飲み 根知男山 純米吟醸原酒 根知谷産五百万石

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 いろいろなところで話を聞くに、今の日本酒界にはまだまだ「新潟産ブランド」が根強く残っているように思えます。
 個人的にはそもそも新潟酒の特徴といわれる「端麗辛口」からとっくに決別している上、大して個性も無いお酒にでかでかと「新潟地酒」と書いて贈答品用として高値で売ってるようなのも経験してしまったため、むしろ後ろ向きのイメージすらもっていたりするのですが…。

 根知男山はそういった売らんかなブランドとは一線を画して、地元根知谷の水田を守るという理念の元にそこで自社栽培したお米でお酒を醸し、その米作りからのこだわりで価値を創るという姿勢とのことです(昨年のdancyu情報)。
 そのためかスペックの割には割高ですね。
 私は通常買わない価格帯ですがその理念を買ったのと、オープン当日でにぎわっていた銀座君嶋屋さんの雰囲気に押されて(笑)、買ってみました。

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 ただ、ラベルの情報量がちょっと少ないのは気になるところです。
 日本酒度や酵母の記載はありませんし、年月絡みでは「製造年月24.8」とあるだけ。
 恐らく23BYで搾って、8月まで蔵内熟成、現在まで酒屋さん保管だと思うのですが、想像の域を出ません。
 ブランド化を目指しているのなら、これはいかがなものかと思ってしまいます。

 上立ち香はまろやかな吟醸香が強めに。
 含むと、まずはとても上品な熟成感と穏やかな米の旨味を感じます。
 旨みは甘さ控えめながら太くしっかりとしていて、火入れ技術の高さが伝わってきます。
 熟成感と濃厚さがあるのに、透明感を感じるところはさすがの完成度といったところ。
 その後は徐々に渋味と辛さがでてきて、ちょっと口が痛くなるほどです。
 それだけに、後味はまさにスパっと、辛口らしいキレ。

 良い感じで熟した芳醇辛口酒というのが私の印象でした。
 冷やしたときのキレも良いけど、私にはちょっと辛すぎるかな。
 常温のほうがまろやかさを感じられて個人的には好きです。

 ただ、理由はわかるとはいえやっぱり高いなあ…、貧乏性なので飲んでる最中も気になってしまうんですよ(笑)。
 正直、いつも飲んでいる4合1,500円近辺のお酒と決定的に違うものは感じられなかったです。
 まあそれだけ今の日本の地酒のレベルが高いということだとも思うのですが…。
 次に飲むときは、冷静に味わうためにも、純米クラスにしようと思います。

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名称:根知男山 純米吟醸原酒 根知谷産五百万石
製法情報:原酒
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:17~18%
酵母:新潟G9
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社渡辺酒造店(新潟県糸魚川市)
製造年月:2012/8
購入価格(税込):2,100円/720ml
お気に入り度:7.3/9.0 (値段も考慮に入れて)

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2013年03月11日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

飛露喜 特別純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 飛露喜 特別純米 無濾過生原酒

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 言わずと知れた飛露喜です。
 喜ばしいことに今年もなんとか無濾過生原酒を確保することができました。

 自分にとって飛露喜は獺祭と並び、日本酒飲み始めたきっかけとなった特別な銘柄だったりします。
 獺祭でこの道に入り、飛露喜で抜けられないほどにどっぷりとはまってしまったという感じですね。
 昨年特約店さんのネット通販に張り付いて、売り始めから1分で売り切れのところを入手できた、特別純米無濾過生はうまかったなあ…。
 自分の無濾過生原酒志向を決定づけた思い出深い1本だったと思います。

 さて、24BYはいかがでしょうか。
 
 上立ち香はフレッシュな、アルコール混じりで甘めの果実香といった感じ。
 含むと濃厚で心地良い、フレッシュな甘旨味と新酒らしい苦味がじんわりと広がってきます。
 旨味はなんともバランスが良い感じで、白ワインを思わせる上品さと透明感があります。
 最初は少し苦渋が強いかなとも思ったのですが、杯を進めるとうまいこと違和感が消えました。
 やっぱり「ああ飛露喜だなあ」と思わせる完成度ですね…。
 後味は渋味と若干の辛さを感じさせつつ、バッチリキレます。

 飛露喜は今年もブレずに旨いです。
 明確で濃厚でありながら上品さを感じさせる旨みに、今回もメロメロにされてしまいました。
 ただ、無濾過生原酒は生詰に比べ甘味も濃厚で苦渋味もはっきりしているため、食中酒指向の人には合わないかもしれません。
 私は断然無濾過生原酒派ですが。

 どうでもいい話ですが、私はこのお酒を飲む数日前に牡蠣にあたってしばらく寝込んでいました(ブログは書き溜めた記事で更新)。
 病み上がりにこういう芳醇酒を飲むのはどうかなあという危惧もあったのですが、杞憂でしたね。
 五臓六腑に沁みわたるとはこのことです、酒飲みは健康であることが最も大事だと、痛感した今日この頃でした。

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名称:飛露喜 特別純米 無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦・五百万石
アルコール度:17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社廣木酒造本店(福島県河沼郡会津坂下町)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):2,552円/1800ml
お気に入り度:9.0/9.0 (マイ殿堂入り)

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2013年03月09日 福島の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

繁桝 中汲み 純米大吟醸 生々

本日の家飲み 繁桝(しげます) 中汲み 純米大吟醸 生々

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 私の個人的な印象ですが、東京近郊ではなかなか福岡の地酒に出会うことが少ないように思います。
 この繁桝以外で私が出会ったのは、「庭のうぐいす」ぐらいでしょうか。
 繁桝自体も今回が初飲みです、いつもよりちょっとお高い純米大吟醸の生。
 
 しかし、非常に個性的なラベルですね…。
 どうやら繁桝は、スペックごとに多彩なデザインのラベルがあるようです。

 上立ち香は、穏やかな吟醸香がほんのりと。
 含むと、とてもまろやかで口当たりのよい味わいが口の中に広がります。
 旨味は穏やかで、飲み飽きしないタイプの米の旨味といった感じ。
 ただし、流石の山田錦純大といったところか雑味は皆無で、かつ味わいは濃厚でした。
 後味は、若干の渋味で綺麗にキレていきます。

 濃厚芳醇ながら、スペック通りの上品さを兼ね備えた印象を受けました。
 ただ、初飲みはやっぱり純米~純米吟醸クラスのレギュラー品を選んだほうが、蔵の方向性が感じられたかな…。
 いつか他のスペックも頂いてみたいと思います。

 ちなみにこのお酒、実家で母と一緒に飲んでいたのですが、母曰く「昔ながらの日本酒の味わいがしてとても好き」とのこと。
 同時に同じく山田錦50磨き生の「貴」を飲んでいて、私は「貴」派、母は「繁桝」派という感じではっきり分かれました。
 結局このレベルになると後は好みの問題なんだなあということを強く感じた次第です。

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名称:繁桝 中汲み 純米大吟醸 生々
製法情報:生酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社高橋商店(福岡県八女市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):1,838円/720ml
お気に入り度:7.3/9.0 (値段も考慮に入れて)

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2013年03月07日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

貴 純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 貴(たか) 純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒

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 個人的に好きな銘柄が多い山口県のお酒です。
 私は昨年この貴の特別純米直汲みをいただいており、フレッシュで自分好みの甘旨味が印象に残っています。
 また、とある居酒屋さんの店長がこのスペックの旨さについて熱く語っていたということもあって、今回満を持して購入してみました。

 上立ち香は、ちょっと甘いセメダイン(?)ぽい感じでスッキリと。
 含むと、マスカットっぽい甘旨味が主張しつつ、全体の印象はあくまでスッキリ。
 バランスの良さを感じさせながら、主役の甘旨味が非常に濃厚で個人的に好みな感じです。
 また裏にはほんの少しガス感もあって、フレッシュさを盛り上げていますね。
 後味はきれいで抜群のキレ。

 とても完成度の高い、フレッシュな甘旨酒という印象です。
 先日頂いたちえびじんと同様、個性的な甘味がありながら全体のバランスが良く、食中酒でもソロでもいける感じ。
 さらにこちらは中取りだからか、より雑味が少なくて透明感のある味わいです。
 「山田錦」「50%」「中取り」という贅沢なスペックから見事に導かれるような旨酒でした。
 コストパフォーマンスも十分かと思います。

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名称:貴 純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:+3
蔵元情報:株式会社永山本家酒造場(山口県宇部市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):1,628円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米吟醸

2013年03月05日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一歩己 純米 うすにごり生原酒

本日の家飲み 一歩己(いぶき) 純米 うすにごり生原酒

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 今期より鈴傳さんで新規取り扱いの銘柄とのことです。
 個人的には、昨年のdancyu日本酒特集の中の「著名人が選ぶ一本」みたいなコーナーで、各芸能人が割と有名どころの銘柄を挙げるなか、日本料理店の料理長が選んでいた銘柄として覚えていました。
 なんというかまさにプロが認める一品という感じですね。

 注ぐと、はっきりと濁っています。
 ただ、口当たりは自然な感じ。

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 上立ち香はフレッシュで心地よい果実香。
 含むと、最初はかなり抑えた感じの、引き締まった旨味を感じます。
 内容は五味のバランスが拮抗しつつ、甘味と渋味の両者がしっかりと主張する感じ。
 甘味が先行するタイプとは一線を隠しつつ、全体としてはフレッシュでフルーティーな印象を受けるあたり、なかなかおもしろい味わいです。
 渋味と酸味がしっかりと仕事をしているため、食中酒として何にでも合いそうですね。
 最後に少々の渋味が受け持ち、キレはバッチリ。

 飲み終わる最後に、取り上げていた料理長のオススメが人肌燗だったので、燗を付けてみました。
 いやあ、本当にやさしい味わいになりました…。
 燗ゆえのアルコールっぽいキツさもあるものの、この口当たりはすごくホッとする感じで良いです。

 個性よりも全体のバランスを重視しつつ、フレッシュさも魅力の一本でした。

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名称:一歩己 純米 うすにごり生原酒
製法情報:生原酒
精米歩合:60%
酒米:美山錦
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:豊国酒造合資会社(福島県石川郡古殿町)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,350円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0
48

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タグ: 一歩己 純米

2013年03月03日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

慶樹 「特純」 厳選槽場汲み 無濾過原酒 揖斐の誉

本日の家飲み 慶樹 特別純米 厳選槽場汲み 無濾過原酒 揖斐の誉

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 近時、マニアの間では既にブレイク中と思われる「射美」を醸す杉原酒造さんの、鈴傳さんプライベートブランドバージョンです。
 鈴傳さんのホームページにはこのブランドに対する熱い思いが綴られており、本気で大事にしていこうという気概が伝わってきます。

 私が23BYに特純の生バージョンをいただいたときは、とても濃厚な甘旨味とともにクセともとれるような苦みも感じた、個性派芳醇酒といった印象でした。
 今季はあえて(一回)火入れとのことです、さていかがでしょうか。

 注ぐと、いわゆるうすにごりのお酒と同じくらい、はっきりと白濁しています。

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 上立ち香はかなり抑えめで、ちょっと甘い香りが。
 含むと、とても火入れしているとは思えないほど濃厚な甘旨味が、ガツン!ジワーっと口内を支配します。
この甘味はなんだろうな…、単純にフルーティーとも言い難い、砂糖の和菓子をとろけさせたような濃厚な甘味です。
 ただ甘だれた感じはなく、裏にはこれまた個性的なエグ味というか苦味というか、そういう味わいが前向きに役割を果たし、複雑な旨味を形作っています。
 後味はその濃厚さが嘘のようにしっかりとキレ、ほんの少々の苦味が残る感じ。

 まさにオンリーワンの濃厚甘旨酒でした。
 とにかく個性が強いお酒なので好き嫌いは分かれそうな気もします。
 とはいえ、去年頂いた生に比べると、後ろ向きに感じるクセが薄くなり、より完成度が高くなったように感じました。

 また、いつにも増して私の貧弱なボキャブラリではこの個性を表現することは困難です、正直ギブアップ。
 ただひとつ言えることは、私はこの味、大好きです。

(追記)二日目以降は、全体的に味わいが落ち着いてくる感じです。
 私は初日のインパクトが好きですが、これは口開け後の方も全然イケますね、むしろこっちの方が好きな人も多 そうに感じました。

 ちなみに、このお酒の裏ラベルには、いつも作り手さんの近況がエッセイ風に書かれているのですが、あまりに酒づくりと関係なくて逆に面白い(笑)。
 (下の写真は、左が23BY、右が今回いただいた24BY)

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名称:慶樹 特別純米 厳選槽場汲み 無濾過原酒 揖斐の誉
製法情報:無濾過原酒
精米歩合:60%
酒米:揖斐の誉(AMS18)
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社(岐阜県揖斐郡大野町)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,312円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0
47

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2013年03月01日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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