豊盃 純米しぼりたて 生酒

本日の家飲み 豊盃 純米しぼりたて 生酒

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 青森県弘前市のお酒です。
 ブログでの登場は二回目ですね、加えて何回か外飲みもしたような。

 お酒の話とはズレますが、今現在、「豊盃」でweb検索すると「http://www.houhai.jp/」なるドメインが有った事が確認できます。
 が、実際にアクセスしても404が出てくるだけ…、ちょっと気になったのでwebアーカイブで見てみたところ、昨年後半までは、わりと凝ったデザインのサイトが存在していたことが確認できました。
 はてさてこの状況は、あまり意味がないからサイトを閉鎖したのか、ドメインの更新忘れか…
 部外者からは想像しかできませんが、ネット経由での蔵元からの情報発信が途絶えているのは事実でしょう、地方蔵にありがちな、そのあたりについての意識の低さが透けて見えてしまうことに一抹の悲しさを感じたエピソードでした。
 (別に三浦酒造様にケチをつけるつもりは毛頭ないです、放置よりは閉鎖の方がマシと思いますし…。敢えて言うなら蔵元ホームページが無いと記事のネタに困るというのが少し問題ですが(笑))

 閑話休題、今回いただくのは新酒しぼりたて純米。
 ラベルに細かいスペックの記載はありませんが、取り扱い店の商品紹介によると(リンク先は「くるみや」さん)、使用米は地元産の華吹雪のようですね。

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 上立ち香はスタンダードなリンゴ的吟醸香がそこそこに。
 含むと、青さと苦味を伴ったフレッシュな甘旨味がググっと入ってきて、最初から最後まで苦味で引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに青りんご的な青い果実の旨味が中心にありつつ、かなり苦味が強いのですが、香り系っぽいいやな苦味よりは若干奥深いほろ苦さのような感じなので、飲み疲れずに杯を重ねられる印象。
 後味はその苦味でぎっちりとキレます。

 独特の苦味が特徴的な、しぼりたてらしい若々しい旨味をじっくりと楽しめるお酒でした。
 この苦味については前回の豊盃米純米吟醸で感じた気がするので、銘柄の個性なのかも。
 私のストライクゾーンからは若干外れますが、なんとなく、5年後はもっと気に入りそうな奥深さも感じましたね。
 豊盃、またいつか家飲みしてみたいと思いました。

 また、開栓直後よりは二三日開けてからの方が素直に飲める感じだったかと。
 雰囲気的にまだ伸び代がありそうな感じの味わいだった気もします。

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名称:豊盃 純米しぼりたて 生酒
精米歩合: 麹米:55% 掛米:60%
使用米:華吹雪
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:三浦酒造株式会社
購入価格(税抜):1,429円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 豊盃 純米

2017年02月28日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 山廃

本日の家飲み 田酒 純米吟醸 山廃

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 青森県青森市のお酒です。
 ブログでの紹介は7本目となりました、何だかんだで結構飲んでますね。

 田酒はここ数年で色々な新スペックを出し始めていることはマニア間には周知の事実でしょう、私も白田酒雄町純米吟醸を既にいただいています。
 それに対する今の私のスタンスとしては、「ちょうど入手機会があって、気が向いたら買う」というぐらいの熱量だったりします(ただ、うちの母君が田酒好きなので、そのために購入することも多し)。
 今回いただく山廃純米吟醸もその流れの一つですね、丁度特約店への入荷時期に他のお酒を買う用事があり、その時に在庫を聞いたら出してくれました。

 スペック的には、精米歩合50と純米大吟醸を名乗れるレベルまで削っています、使用米は記載ありませんがググるとどうやら華吹雪みたいです。
 レギュラー商品である特別純米の山廃は華吹雪55なので、それだけ見ると大して変わらないようにも見えますね。
 が、こちらは日本酒度も-3程度で、かつ一回火入れと、それ以外の部分ではかなり差別化して造っているような雰囲気も感じますね、ラベルのカラーリングも今風に見えますし。


 上立ち香は柑橘系果実のフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いた甘旨酸が自然な口当たりで入ってきて、最後までバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいはやはり柑橘果実系の酸の効いた甘旨味が主役、苦渋はあまり感じませんが、酸の働きで味わいの濃さの割には軽快な印象です。
 後味はそのまま酸味が引き取って自然にキレます。

 今風のフルーティーな甘旨味を、程よく落ち着いて感じで、バランス良く楽しませてくれるお酒でした。
 母君様曰く、「田酒らしさは無いけど美味しい」とのこと、まあほぼ同感です。
 28BYはどうするのかな…、この方向で洗練させればかなりの旨酒になるとは思いますが、田酒ブランドでやる意味は微妙かも。
 ともかく、田酒のチャレンジ酒は今後も生暖かく見守っていこうと思いました。

 燗を付けると…、げ、香りが薬臭い感じでちょっとキツいですね。
 味わいも若干チグハグというか、バラバラな印象もあります、これは完全に冷酒向けかと…。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-519.html

名称:田酒 純米吟醸 山廃
精米歩合:50%
酒米:華吹雪
アルコール度:16度
日本酒度:-3
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,648円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年02月14日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2017」

本日の家飲み 田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2017」

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 青森県青森市のお酒です。
 年末年始酒の3本目、これまたど鉄板銘柄ですね。

 このお酒は12月27日に酒屋さんから入荷連絡を受け、12月28日に急いで買いに走ったお酒になります。
 いやあ、元旦に飲もうとすると実にギリギリなスケジュールになるんですよね…、店長さんもやきもきして蔵元からの出荷連絡を待っていたとか。
 ラベルは酉年ということで、鶏がダイナミックにデザインされたものになっております、去年の申ラベルもそうでしたが、眼力が強くて若干怖いかも(笑)
 裏ラベルには、「酉」にさんずいをちょろっと付けて「酒年」と洒落たフレーズも有ります。
 (ちなみに私は酉年なんですよね…、酒飲みになるのは運命だった?)

 スペックについては、去年は全量「古城の錦」だったのが、「華想い」になっています(理由は不明)。
 他はほぼ変更なしですね、田酒には珍しい生酒(最近は生も増えてますが)で、麹米を35と多めに削りつつ、掛米を55にとどめ、四合瓶で約2,000円をキープした純米吟醸になっています。

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 上立ち香はスッキリとした柑橘系果実っぽい香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュながらも落ち着きのある甘旨酸味が自然な口当たりで入ってきて、苦味を奥の奥に想像させつつ、最後まで素直にゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、柑橘系果実っぽいフレッシュな甘酸がありつつ、芯には田酒的なお米のコクがあって、非常に個性的かつ魅力的な旨味の世界を感じさせてくれますね。
 後味は、濃厚な旨味を嘘のように自然に引き上げてキレます。

 「田酒らしさ」をしっかりと残しつつ、現代の生酒の魅力をバリバリに感じさせてくれる、蔵の矜持が伝わるような旨酒でした。
 いやあ良いですね…、昨年同様、フレッシュさの中に落ち着きを感じるところがオンリーワンといいますか。
 最近は色々とチャレンジングなスペックも出していて、あまり田酒っぽくないものも出てきたかなあと思っていたのですが、このお酒は今風ながらやはり「らしさ」を感じました。
 田酒、今後の「変わるところと変わらないところ」に注目しつつ、追い続けていきたいと思います。

 こちらは開栓後数日経っても、ほぼ変わった様子が無かったですね。
 というか、温度が上がろうが何しようが安定した旨さが有りました。(燗は試す余裕が無かった…)
 このあたりはやっぱり凄いなあ…、田酒の名を冠するに相応しいお酒だと思います。

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名称:田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2017」
精米歩合: 麹:35% 掛:55%
酒米:華想い
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,925円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0(値段も考慮に入れつつ)

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2017年01月04日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 雄町

本日の家飲み 田酒 純米吟醸 雄町

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 青森県青森市のお酒です。
 なんだかんだでちょくちょくいただいており、ブログでの紹介は5回目。

 熱心な読者様であればうすうす感じていることかと思いますが、現状弊ブログは実飲時期と掲載日まで約3ヶ月ものタイムラグがあります。
 そのため季節感がズレたり、結構話題のお酒も抑えているのに一周遅れの掲載になったり(前回のたかちよSEVENとか)と、少々悲しい思いをすることもしばしば…
 ということで、今後は話題性のあるお酒は優先して記事にしようかなあと考えております。

 今回いただくのは「田酒」ブランドで恐らく初めて「雄町」を使用したお酒です。
 ネット情報によると「杜氏のスキルアップを目指した」「試験醸造」のお酒っぽいですね、来年は恐らく同スペックのものは出ないとか。
 以前取り上げた白麹使用の「白田酒」が象徴するように、最近の西田酒造店は「田酒」ブランドに胡坐をかかずに結構チャレンジングなお酒を出しています。

 まあそういう希少性にホイホイつられてしまったわけですが、5割磨きかつ試験醸造の割にはお値段はかなりのもの。
 雄町はそうとう良いものを使っているようですが、さすがに強気ですね (実は値段をちゃんと確認しないで予約してしまい、若干後悔しました)。


 上立ち香は素直でスッキリとした果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり上品かつフルーティーな甘旨味がするりと入ってきて、程々の酸味とほんの少々の苦味で引き締まりつつ、最 後まで透明感を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいはまさに柑橘系果実といったキリリとした旨味が主役、酸苦も程よく存在感を発揮して、いわゆる飲み飽きないバランスの良さがありますね。
 後味は上品ながらもしっかりとキレます。

 非常に上品かつ素直な旨味が楽しめる、落ち着いたフルーティー酒でした。
 ただ、果たしてこのお酒が田酒である必然性、そしてこのお値段である必然性はあるのだろうか…
 「試験醸造」ということは当然まだこなれていないのであって、そういうものに飛びついてしまうことには良し悪しがあるということを改めて感じた今日この頃です。
 といいつつも、田酒の新しい挑戦自体にはやっぱり惹かれるものを感じるのも事実で、今後も注目していきたいと思いました。

 温度が上がってくると、不思議な事にフルーティーさ(?)が後退して、田酒っぽいお米らしさが出てきたような…
 そこで燗を付けてみると、おお、なんか伝統的な芳醇辛口酒になった気がする。
 これは田酒だわ…、すみませんやっぱりイズムは確かにありましたね、冷し過ぎると引っ込みがちなだけでした。

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名称:田酒 純米吟醸 雄町
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):2,324円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 田酒 純米吟醸

2016年09月28日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

華一風 特別純米 槽直どり 生酒

本日の家飲み 華一風(はないっぷう) 特別純米 槽直どり 生酒

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 青森県弘前市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきます。

 こちらは、練馬区は春日町、「うえも商店」さんで購入したお酒です。
 このお店はマニアなら知っている方は多いんじゃないかな…、比較的最近(数年前)オープンした「地酒専門」の志ある酒屋さんです。
 そのあたりは同店のネットショップで扱われている銘柄を見れば一目瞭然でしょう、もっと評価されるべき銘柄が目白押しです(風の森、たかちよ、栄光冨士もあるでよ)。
 ちなみに実店舗には結構ネットに掲載できてないお酒もあり、テンションが上がって一升瓶1本と四合瓶5本を一気買い、帰り道(1時間以上電車&徒歩)で若干腰をやられるというトホホな状況となってしまいました…

 さて、今回いただくお酒は自分としても「聞いたことがある」レベルの銘柄で、実物は初見だったかと思います。
 ごちゃごちゃと重ね書きしてある一見わかりにくいラベルが逆に目につき、スペックも自分好みだったので衝動買いしてみた次第です。
 「槽直どり」とはあまり聞かない言葉ですが、たぶん「直汲み」と同義かな。

(おまけ)うえも商店さん店舗外観
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 上立ち香は酸を感じる柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がググっと入ってきて、酸で輪郭を整えつつ、最後まで存在感とバランスを保ちつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、そこそこに熟した果実の強めの甘味が主役、それはトロミを感じるほど濃厚ですが、若干透明感を感じさせるぐらいにまとまりがありますね。
 後味は、ほんのりとした苦味を口中に残しつつ、しっかりキレます。

 濃縮された今風の甘酸味を、しっかり自然に楽しませてくれる、直球勝負の甘旨酒でした。
 特長はバランスと透明感かな、良くある味わいの方向性を保ちつつ、奇をてらわずにとにかく全体の完成度を高めた印象。
 いやあ良いですね、明らかにもっと知られて良い銘柄だと思います。
 華一風、是非是非他のスペックも試して行きたいと思いました。

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名称:華一風 特別純米 槽直どり 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社玉田酒造店
購入価格(税抜):1,662円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月07日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 特別純米酒

本日の家飲み 田酒 特別純米酒

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 青森県青森市のお酒です。
 なんだかんだで家飲み、外飲み含め相当回数いただいていますね。

 田酒は相も変わらず入手困難銘柄の一つという認識ですが、最近縁あって続けていただいています。
 セレクトしている理由としては、やはり入手機会があるとつい手にとってしまうのと、うちの母上様が田酒派であることも加え、最近外飲みでの印象がどんどん上がっていることが大きいですね。
 正直なところ、約2年前に特別純米をいただいた時は、そこまで好みではないかなあという印象だったのですが、最近はむしろストライクな感じです。

 スペック的には特に変わらずだと思います、華吹雪使用の55%。
 相変わらず裏ラベル自体がなく、極めて情報は少ないですね、いっそ潔さすら感じます。


 上立ち香はスッキリとしたお米っぽい香りが仄かに。
 含むと、ほどほどに落ち着いた、しかし古臭さの無いまろやかな旨味がふわりと入ってきて、自然な苦渋味で輪郭を保ちつつじんわりと染みこんできます。
 旨味は、いやあやっぱり米の旨味ってかんじですね、甘味も相まって、米粉でクリームを作ったらこんな感じかもと思わせる味わい。
 後味は全くクセのないほんのりとした苦味でキレ。

 まろやかな米の甘旨味を自然に楽しめる、名前通りの旨酒でした。
 今まで田酒の特別純米には、熟成感含め伝統的な味わいのイメージがあったのですが、最近は若干今風に寄せてきたような気がします、もちろん飲んだ時期や保管状態など他の要素も色々絡んでいるとは思いますが。
 やっぱり定番商品は、芯を外さないようにしつつ味わいを変化させていくことが、寿命を伸ばす秘訣であるということを実践しているのではないでしょうか。(といいつつ、実は私の舌が変わっただけかも…)
 兎も角、田酒、引き続き注目していきたいと思います。

 燗を付けると、素直に口当たりが優しくなって、旨味が濃厚になります。
 ただ辛さも少々出ますね、これは好みかな…、前より冷酒向けになったかもしれません。

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名称:田酒 特別純米酒
精米歩合:55%
酒米:華吹雪
アルコール度:15~16度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):約1400円/720ml(レシート紛失…)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年01月25日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2016」

本日の家飲み 田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2016」

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 青森県青森市のお酒です。
 年末新年酒のトリを飾るのは、縁起物ラベルの田酒としました。

 この時期、干支にちなんだラベルのお酒が並んでいるのを見ると、やっぱり日本酒って「國酒」なんだなあという思いがします。
 焼酎はともかく、洋酒ではやはり趣はでませんからね…、実際年末年始は鯛や蟹と一緒に日本酒をいただいて、日本人の幸せをつくづく噛み締めた数日でした。
 ちなみにギャザリーで、昨年の「羊ラベル」のお酒のまとめに続き、「申ラベル」のお酒のまとめを先日書いていますので、興味があれば是非(宣伝)。

 このお酒も申ラベルということなのですが、猿の顔の赤い部分だけが浮き上がっているこの絵は少し怖いですね(笑)
 スペック的には、麹米を35%まで削りつつ、掛米は55%までで抑えている、麹の質とコスト抑制を両立させる精米歩合になっています。
 また、使用米が、蔵元による復活米である「古城錦」というのもポイントでしょう、かなりのレア米です。


 上立ち香はフレッシュで果実感のある吟醸香がそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュな酸の効いた甘旨味が勢い良く入ってきて、その酸と裏方の苦味でしっかりと引き締められつつ、キリリと流れ込んできます。
 味わいは甘酸渋苦が見事にバランスを取った印象の、甘過ぎない柑橘系果実の旨味、インパクトと飲み飽き無さを両立させてますね。
 後味は最後までバランスを保持しながら、ほんの少々の苦味を感じさせてしっかりとキレます。

 生酒ながら、荒さや重さでなく、良い意味での軽さと落ち着きすら感じさせる、完成度の高いお酒でした。
 而今や花陽浴がパインなら、こちらはグレープフルーツといった感じでしょうか、でも苦すぎずキツさは皆無。
 また、今回の5本は全て生酒で、それぞれ個性のインパクトがハッキリしているのですが、こちらは1歩だけ引いていて安心感を醸しだしている感じですね。
 それにしても、田酒は本当に良い意味で時代に合わせてきているなあと改めて感じました。

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名称:田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2016」
精米歩合: 麹:35% 掛:55%
酒米:古城錦
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,925円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年01月10日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白田酒 純米吟醸 (火入れ)

本日の家飲み 白田酒 純米吟醸 (火入れ)

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 青森県青森市のお酒です。
 主に外飲みで結構な回数いただいていますが、以外にもブログでの紹介は2回目。

 前回はレギュラースペックの特別純米をいただきましたが、今回は一目で限定品とわかる白ラベルです。
 このお酒は、通常焼酎を仕込むときに用いられる「白麹」で仕込まれたことが特徴のお酒です、先日いただいた同蔵の「外ヶ濱 micro bubble」と同じですね
 白田酒自体は去年も出していたと思いますし、複数スペックで白麹を使っているということは、蔵元さんが白麹による日本酒にかなりの可能性を感じていると想像します。

 しかし、ラベルにはそのあたりの記載は皆無で、今回は使用米すら書いてないですね。
 この不親切さはちょっといただけないかも…、まあ特約店がしっかり解説してくれることを期待しているのかもしれませんが。
 ちなみに、生バージョンもあるみたいですが、今回いただくのは火入れです。


 上立ち香はやはり酸を感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、日本酒離れした独特の旨酸味がツーっと入ってきて、若干の渋味で輪郭を整えつつ、のど奥に流れ込んできます。
 旨味は、うーんなんというべきか…、あえて言うとレーズン的な甘味と山廃っぽい柔らかな乳酸味が主役かな…、とにかく個性的。
 後味はその酸が引き取ってキレるタイプ。

 オンリーワンの甘旨味を、これまた個性的な酸味で包む、日本酒新時代を感じるようなお酒でした。
 白麹のお酒も随分増えてきましたが、こちらは出色の出来のお酒だと思います。
 田酒の底力を感じた一本でした。

 常温まで温度が上がってきたら甘味が前に出てきたような…
 結構複雑さもあり、一筋縄ではいかないお酒かもしれません。

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名称:白田酒 純米吟醸 (火入れ)
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 田酒 純米吟醸

2015年12月08日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七郎兵衛 特別純米 生原酒

本日の家飲み 七郎兵衛 特別純米 生原酒

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 青森県北津軽郡板柳町のお酒です。
 家飲みは初めて、外でも確かいただいたことはなかったような。

 ぱっと見、茶色瓶に直接白く印字というなかなか特徴的なボトル。
 デザインされた、□の中に「七」の字という紋(?)もインパクトあります、最近は今風なラベルが増えてきていますが、ここまでやればその中でも埋もれないでしょう。
 何気に、栓も通常のキャップとプルタブの金具を組み合わせた珍しいパターンですね、だからか、裏にキャップと瓶の材質まで書いてあるのが面白いところ。

 スペック的には基本華吹雪を60まで磨いた生酒で、酒屋さん曰く「ぜひ燗を試してみてください」とのこと。
 「生酒は燗に向かない」というよく言われていた話は、プロのお話しを聞くと最近では通用しないことも多いみたいですね、私も実感としてそう思います。
 (さらにつっこむと、加水火入れ酒の燗と生原酒燗は別の世界の魅力がある気がしますね)

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 上立ち香は程よく落ち着いたアルコール混じりのお米の香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた濃厚な甘旨味がとろりと入ってきて、少々のアルコール感を伴いつつじわじわと染みこんできます。
 旨味はまさに完熟果実といった趣で、甘旨苦味がしっかりとせめぎあう味わいたっぷりのものですが、重さを感じさせない引き締まった印象があります。
 後味は苦味が必要限度に表に出てきて、力強くキレます。

 新酒生酒ながら良い意味での落ち着き、味の乗りのある、芳醇甘旨苦酒でした。
 一瞬伝統的かなと思わせつつ、実際はかなり今風というか、旨味に芯がありつつ悪い意味での重さが無いお酒のように感じます。
 七郎兵衛、他のスペックも試していきたいと思いました。

 燗すると、やはり辛さが強まりますが、甘旨味も乗ってきてバランスは崩れず。
 そして口当たりは結構優しくなりますね、いい感じです。
 これには燗を勧めるのも納得、見事な燗上がりでしたね。

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名称:七郎兵衛 特別純米 生原酒
精米歩合:60%
酒米:華吹雪(90%)
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社竹浪酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2015年11月01日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鰺ヶ澤 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 鰺ヶ澤(あじがさわ) 純米吟醸 無濾過生原酒

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 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは「尾崎酒造」さんが醸すお酒で、おそらく限定品、ネーミングは所在地から直球でつけていますね。
 ただ、ホームページを見るとこの「鰺ヶ澤」はなく、他に「安東水軍」を始め6銘柄もの記載がありました。
 確かに日本酒の味わいはスペックごとに違うので、ブランドを分けるのもわかるのですが…、ここまで細分化してしまうと定着し辛いように思えます。
 実際私は安東水軍という銘柄は聞いたことがあったのですが、この鰺ヶ澤とは全く結びつきませんでしたし。

 閑話休題、スペックは青森の酒米「華想い」を50まで削った生原酒。
 いかにも限定品!という感じで気合が入ったスペックであると感じますね、ラベルはちょっと地味ですが。

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 上立ち香は濃い目のフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、バランスがとれた透明感のある旨味がスルリと入ってきて、若干の苦味で輪郭を整えつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 旨味は青リンゴ的なフレッシュな甘味が主役で、程良い苦味と酸味と見事に調和して、しっかりとした味わいがありながらスイスイいってしまう飲み飽き無さがあります。
 後味は酸苦が裏方で仕事をして、見事にスッキリとキレます。

 無濾過生原酒ド直球の魅力がありながら、クイクイいってしまいそうな良い意味での軽さも兼ね備えた軽快芳醇酒でした。
 原酒であることや、度数を感じさせないこの飲みやすさは凄いですね…、ある意味とても危険なお酒です。
 これは完成度高い…、また知らない実力銘柄に出会ってしまいました。
 鰺ヶ澤、今後注目していきたいと思います。

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名称:鰺ヶ澤 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:華想い
アルコール度:18%
日本酒度:+2.2
蔵元情報:尾崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1500円程度(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年10月28日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

外ヶ濱 micro bubble 生

本日の家飲み 外ヶ濱 micro bubble(そとがはま マイクロバブル) 生

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 青森県青森市のお酒です。
 「外ヶ濱」自体はブログ初登場ですね。

 「外ヶ濱」が「田酒」を醸す西田酒造店の別ブランドということは、マニアには常識、一般人は「知らんがな」というレベルの知識かと思います。
 今回いただいたのはその外ヶ濱のなかでも新顔で、白麹をつかった発泡系のお酒です。(ラベルにある「aspergillus kawachii」とは、いわゆる「白麹菌」の学名みたいですね)
 白麹利用の日本酒というと、やはり新政の「亜麻猫」が想起されますが、実は今年西田酒造店も田酒ブランドで「純米吟醸 白生」という商品を世に出しています、今回いただくお酒はその延長線上のものといえるでしょう。

 ちなみに、本来は通常の発泡日本酒の予定だったのですが、うまく発泡させられず、やむなく「炭酸ガス注入」という方法をとったという話を、酒屋さんから聞きました(真偽は未確認)。
 その関係で特定名称も名乗れなくなってしまったとの話ですが、ここは現状に安住しない蔵元さんの姿勢に、私はむしろ感服しましたね。


 注ぐと気泡はあまり目立たず、微発泡っぽい趣。

 上立ち香はほとんど感じないですね…
 含むと、結構な量のガスが内包されている印象の旨味がシュワシュワと入ってきて、そのガス感を伴ったまま喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、うーんガスで紛れている感もありますがかなり濃厚で、レーズンを想起させる酸渋甘がせめぎ合う感じの個性的なもの。
 後味は酸味とガスでシュワっとキレます。

 個性的な甘酸味をガス感でくるんだまま、スムーズに喉奥に届けてくれる、スッキリ芳醇酒でした。
 この、ガスを内に秘めている感じがマイクロバブルなのかな…、確かに通常の発泡日本酒と微妙に違いを感じました。
 西田酒造店の、積極的な開拓精神を今後も応援したいと思います。

 ちなみに注いでから時間が経ったり、開栓後日にちが過ぎて炭酸が抜けても十分美味しいです。
 これは発泡系日本酒独自の特長じゃないかな…、コーラとかシャンパンとかと明らかに違う部分だと思います。

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名称:外ヶ濱 micro bubble 生
精米歩合:55%
酒米:華吹雪
アルコール度:14度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税込):1,500円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年09月15日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)白神 純米吟醸 雫取り無濾過

名称:白神 純米吟醸 雫取り無濾過
飲んだ場所:麹町市場

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 こちらは、かの有名な青森県白神山地の水で作られているお酒です。
 実はこのお酒を醸す白神酒造では1/30の明け方に火事があり、酒蔵そのものが新酒10万リットルと共に全焼してしまったのです。
 当然新酒の出荷は停止、ある意味26BYのお酒は幻となってしまいました、今回応援の意味もこめていただいた次第です。

 味わいとしては、青臭さとはまた違った独特のほろ苦さが印象に残る、キリリとしたお酒でした。
 なんとなく苦い現実のイメージが受け取り方に出てしまったのかも…
 火事は本当に恐ろしいですね、皆さんも火元にはお気を付けください(特に酔っぱらったとき)。

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2015年03月09日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

八甲田おろし 純米吟醸 華吹雪50

本日の家飲み 八甲田おろし 純米吟醸 華吹雪50

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 青森県十和田市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めて。

 こちらを醸す酒蔵さんは「鳩正宗株式会社」(○○酒造という名前でないのは珍しい)、通常銘柄は鳩正宗です。
 今回は地元の高島屋で蔵の方が来てやっていた試飲コーナーで購入しました。
 ギャザリーの記事でも書きましたが、デパートの試飲コーナーは意外と首都圏で見ないような銘柄が出てくることも多く、結構オススメの購入方法なのです。

 こちらのスペックは青森の酒米である華吹雪を50まで磨いた純米吟醸で、蔵元さんとお話をしつつセレクトしました。
 そこでは華吹雪の特徴とか、青森のお酒の傾向とかいろいろと面白い話ができました、が、ちょっと記憶が曖昧なのでここには書かないことにします(メモっとけばよかった…)。
 購入後に「いやあ助かりました」と安堵の表情になっていたことに、地方から売り出しに出てくる大変さが垣間見え、頭が下がる思いでした。


 上立ち香はやさしい印象の吟醸香がそこそこに。
 含むと、キリリとした印象旨味が自然な口当たりで入ってきて、後から出てくる辛さに引き締められつつ染み込んできます。
 旨味は落ち着いた感じで、砂糖のような甘味が控えめにありつつ、クセのない渋辛でバランスを取る感じ。
 後味はその辛さで自然にキレます。

 香と味わいのバランスが良い、まさに純米吟醸の中庸の良さを体現したかのようなお酒でした。
 ただ、バランスが良いのに少し飲み飽きる感があるのは、私がいつもいただいているお酒と比べて酸味がないからなのかも…、後フレッシュ感も無いんですよね。
 その分落ち着きがあるので悪いことではないんですが…、完全に好みの問題です。
 八甲田、是非生酒も出して欲しいなあ。

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名称:八甲田おろし 純米吟醸 華吹雪50
精米歩合:50%
酒米:華吹雪
アルコール度:15~16%
日本酒度:+1
蔵元情報:鳩正宗株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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2014年10月24日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

豊盃 純米吟醸 生酒 豊盃米

本日の家飲み 豊盃(ほうはい) 純米吟醸 生酒 豊盃米

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 青森県弘前市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいていますが、意外にも家飲みでは初めて。

 今回購入するにあたり、他のスペックも隣に並んでいたのですが、せっかくなので「豊盃米」を使用しているこのお酒をセレクトしました。
 豊盃米は読んで字の如し、豊盃だけが契約栽培するお米の品種だそうです。
 お米の名前を銘柄名にすることは聞きますが(亀の尾とか)銘柄の名前を冠するお米は全国でもそんなにはないんじゃないかな…、私が知っているのは他に「白菊米(大典白菊)」「白鶴錦(白鶴)」ぐらいです。
(1/25追記)
 上のように書きましたが、どうやらそれぞれ微妙に事情が違うようです。
 ・豊盃米→もともと米の品種名が先にあり、それに基づいて蔵元が銘柄をネーミング
 ・白菊米→銘柄とたまたま同名だった酒米を蔵元が復刻し、酒造りに使用
 ・白鶴錦→自社で交配・開発した酒米に、自社ブランドに基づきネーミング
 ざっくりいうとこんな感じとのこと、う~ん奥が深い。
 厳密に言うと銘柄が先にあったのは「白鶴錦」だけみたいですね、豊盃はむしろ「亀の尾」に近いパターンになるのかな。
 コメントでのご指摘ありがとうございました、経緯がわかるように一応元記事はそのままにし、補足訂正させていただきます。



 豊盃米を使ったお酒をいただくのはこれが初めてです。
 興味津々でいただきます。

 上立ち香は華やか過ぎず地味すぎずな吟醸香が強めに。
 含むと、華やかながら少々まろやかさも感じる、いぶし銀的な旨味がじわじわと広がります。
 旨味はしっかりとした甘味と香りを、米由来を感じる独特の苦味のような味わいが包んだような感じ。
 この味わいは結構面白いです、しっかりと個性がありますね。
 後味はその苦味を少々残しつつ、きちんとキレていきます。

 派手さや強烈さではない、旨味に確固たる個性のあるお酒でした。
 これが豊盃米の個性なのかどうかはわかりませんが、独特の苦味には癖になりそうな魅力があります。
 それでいて全体としてはきちんとまとまっている印象を受けるあたり完成度の高さを感じます。
 他の豊盃も是非試してみたいと思いました。

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名称:豊盃 純米吟醸 生酒 豊盃米
製法情報:生酒 
精米歩合:55%
酒米:豊盃米
アルコール度:15~16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:三浦酒造株式会社(青森県弘前市)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込)1,575円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 豊盃 純米吟醸

2014年01月24日 青森の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

六根 純米吟醸 無濾過生原酒 ルビー 秋田酒こまち

本日の家飲み 六根(ろっこん) 純米吟醸 無濾過生原酒 ルビー 秋田酒こまち

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 地元銘柄として松緑を醸す齋藤酒造店のお酒です。
 六根ブランドでは22BYから醸しているようですが、既に首都圏の居酒屋等でかなりの評判を得ている印象を受けます。
 杜氏さんは青森県内最年少とのことですし、若手が醸す全国区の注目銘柄の一つかと思います。

 六根はそれぞれのスペックに宝石の名前を付けています、今回いただく酒こまち純吟は「ルビー」とのこと。
 ラベルはどピンクに金の箔押し、キャップも真っ赤とかなり派手な感じですね、味わいも華やかなのでしょうか。
 スペックごとに味わいに合ったイメージの色のラベルを付けているということでは、花陽浴・而今や同じ青森の陸奥八仙も多分そうですね。
 経験上、私のような未熟者はラベルの色に味の感じ方も相当引っ張られる感があるので、結構重要なことのように思えます。

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 上立ち香からして華やかでフレッシュな、ほんの少しセメダイン混じりの吟醸香。
 含むと、意外にも最初は大人しめな旨味を感じますが、徐々に濃厚な甘旨味が華開いていきます。
 旨味はとてもフレッシュで、透明感のある甘みが中心の心地良いものです。
 酸味もあり、あえて言うなら青りんご系かな…、渋味はきっちり裏方に徹している印象です。
 後味は、渋味が引き取って抜群のキレを見せます。

 フレッシュで華やかではありますが、しっかりバランスが取れていて飲み飽きない美酒です。
 香るタイプながらキレがよく、個人的印象では食中酒としても行けそうに思えました。
 もちろん単独で飲んでも満足できる、完成度の高いお酒ですね。

 ちなみに、温度が上がってくると甘旨味も早めに開くので手っ取り早くはあります。
 ただ、味わいの透明感が落ちる気がするので、個人的には冷やした方がお気に入りです。

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名称:六根 純米吟醸 無濾過生原酒 ルビー 秋田酒こまち
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋藤酒造店(青森県弘前市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 六根 純米吟醸

2013年04月02日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃川 寒造りしぼりたて 吟醸純米生原酒

本日の家飲み 桃川 寒造りしぼりたて 吟醸純米生原酒

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 青森県では最大手の酒蔵である桃川株式会社が醸すお酒です。
 私がいつも購入している小規模蔵に比べると、比較的大手の地酒蔵ですね。
 細かい数字はわかりませんが、規模の割に東京では見ないため地元消費が多そうなイメージです。
 今回、青森県の酒屋さんから通販でまとめて発注する際に、以前青森出身の上司から「桃川は是非飲むように」と言われていたことを思い出し、購入してみました。

 ラベルには「生原酒」と大書されています、まあ大手蔵なので自社の名前より限定品であることを強調しているのでしょう。
 それにしても、裏ラベルにもある「吟醸純米生詰原酒」という記載はいかがなものか。
 吟醸純米はともかく生詰という言葉はまずいような…、ものは明らかに「純米吟醸生原酒」なのだから、大手蔵が率先してわかりにくい記載をするのは避けるべきだと思います。

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 上立ち香はフレッシュかつ甘い感じの吟醸香が抑えめに。
 含むと、まろやかで五味のどれもが突出することのない穏やかな味わいがゆっくりと広がります。
 決して淡麗では無くしっかりとした旨味がありつつ、バランスの良さからむしろ爽やかな印象がありますね。
 また、結構香りも有りフルーティともいえる味わいなのですが、私はむしろホッとするような米の旨味を感じました。
 後味はバランスを保ったまま自然にキレていきます。

 大手蔵の貫禄を感じる、完成度の高い落ち着いたしぼりたて生酒でした。
 ただ、私は基本いわゆるフルーティなお酒を好むので、あくまでそれと比較しての印象です。
 飲む人によっては、華やかな印象になると思います。
 そういう意味では、まさに万人向けのお酒なのだろうと思いました。

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名称:桃川 寒造りしぼりたて 吟醸純米生原酒
製法情報:生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:+3
蔵元情報:桃川株式会社(青森県上北郡おいらせ町)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,627円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 桃川 純米吟醸

2013年03月29日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 特別純米

本日の家飲み 田酒 特別純米

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 言わずと知れた田酒です。
 実家帰りの際、土産の一本として持ち帰りました。

 田酒も昔からの入手困難銘柄かとは思いますが、他銘柄に比べるとネットのセット販売を始め、割と手に入れることはできる印象です。
 特に特別純米は数も多そうですし。

 ただ、田酒に限らずネット販売ではBYに気を付けるべきだというのが個人的経験からの教訓です。
 表示のないところで油断すると、普通に1~2年ぐらい開いていたりするので…。

 さて、上立ち香はちょっとアルコール混じりな感じながら心地良いお酒の臭い。
 含むと、なんともまろやかで、まさに米の味わいといった旨味が広がります。
 同時に、独特のクセというか、苦味も感じますが、これは個性と前向きに受け取れる感じです。
 後味は、その苦味が受け持ってスッキリキレます。

 冷酒の後、燗でもいただきました。
 クセも多少強くなりますが、まろやかな旨みがさらに際立つ感じがあり良いです。
 鍋と一緒にガンガン飲んでしまいました。

 田酒はやっぱりオンリーワンの味わいがあります。
 またネーミングが見事ですよね…、「米の味わい」という特徴を見事に体現していると思います。

 ただ、日本中に相当レベルの旨酒がある今では、無理して探し回ったり高値出したりするのはオススメはできないかなあとも思いました。
 田酒の蔵元さんは今の地位に満足せず、「Future4」を初めいろいろな試みをしているそうなので、注目していこうと思います。

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名称:田酒 特別純米
製法など:
精米歩合:55%
酒米:華吹雪
アルコール度:15~16度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店(青森県青森市)
製造年月:2012/11(24BY)
購入価格(税込):1,360円/720ml
お気に入り度:7.8/10
38

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タグ: 田酒 特別純米

2013年02月09日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 生原酒 直汲み

 本日の家飲み 陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 生原酒 直汲み

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 どぶろっく青ラベルに続き、また八仙を選んでしまいました。
 去年は赤も飲んでいるので、すっかりお気に入り銘柄という感じです。
 そもそも八仙を飲み始めたのは、外飲みの時に黒ラベルの火入れを飲んだ好印象が理由でした。
 本当に気に入ったお酒は覚えてるもんですね…、ある意味一年越しに思っていた一本です。

 注ぐと、細かい気泡がグラスに付き、いかにも直汲みといった趣。

 上立ち香はフレッシュで心地良い青リンゴ系の吟醸香が強めに。
 含むと、フレッシュながらまろやかな甘旨味が、じんわりとしっかりと広がります。
 味わいはいつもの八仙らしいりんごジュースっぽい感じですが、芳醇かつより落ち着いた印象を受けます。
 少々のガス感も、味わいを邪魔しないアクセント程度。
 鼻に抜ける含み香に少々の固さを感じますが、それ以外は本当に素晴らしい味わいです。
 後味は、少々の渋味がありつつ、すーっと消えていく感じでした。

 旨いです。
 これは、個性がありながら完成度の高い、非の打ち所のないタイプの美酒かと思います。
 フレッシュな青ラベルと、華やかな赤ラベルの良さを併せ持つ、八仙のなかでも出色の一品なのではないでしょうか。
 これは完全に「お気に入りに追加」です、火入れも買っちゃおうかな…。

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名称:陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 生原酒 直汲み
製法など:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:華吹雪
アルコール度:17度
酵母:不明
日本酒度:+1
蔵元情報:八戸酒造株式会社(青森県八戸市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):1,600円/720ml
お気に入り度:8.5/10
35

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2013年02月03日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陸奥八仙 青ラベル 槽酒 特別純米 生原酒

本日の家飲み 陸奥八仙 青ラベル 槽酒 特別純米 生原酒

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 どぶろっくに続き、陸奥八仙の新酒を家飲みに選びました。
 八仙は去年赤ラベルをいただきましたが、非常に華やかな香りと甘みの印象が強いお酒でした。
 青ラベルはいかがでしょうか。

 上立ち香は非常にフレッシュで軽快な感じの甘さ漂う果実香。
 含むと、これまた心地良いフレッシュさが先に来ますが、意外にも甘味は限定的で早めに渋味がとって代わります。
 全体的な印象として、生酒の濃厚さより新鮮さや飲みやすさが前に出てきていますね。
 後味は生酒らしからぬ見事なキレで、スッキリ感が心地よい感じです。
 アルコール18度とは思えないぐらいにスイスイいけてしまいそうな危険なお酒だと思いました。

 多少新酒らしい固さも感じますが、新酒を飲み比べる中でも浮き上がってくる明快なフレッシュさは魅力的です。
 赤ラベルが華やかで青ラベルがフレッシュというのはイメージ通りでなかなか面白いですね。
 個人的には赤の方がストライクゾーンかな…。
 ただ、この青ラベルの飲みやすさは食中酒としてこそ真価を発揮するのかもしれません。
 この時期鍋などといただくととても合いそうだと思いました。

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名称:陸奥八仙 青ラベル 槽酒 特別純米 生原酒
製法など:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:まっしぐら
アルコール度:18度
酵母:不明
日本酒度:+2
蔵元情報:八戸酒造株式会社(青森県八戸市)
製造年月:2012/11(24BY)
購入価格(税込):1,470円/720ml
お気に入り度:7.5/10 

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2012年12月21日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

純米活性にごり酒 どぶろっく

本日の家飲み  純米活性にごり酒 どぶろっく

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 陸奥八仙を醸す八戸酒造さんのにごり酒です。
 しばらく置いておくと澱が瓶の下の四分の一ぐらいに積り、なかなか風情があります(写真では伝わりにくいですが…)。
 ふたは普通のねじって空ける密閉栓で、「開栓注意」との表示にびくびくしつつ開けましたが、実際は拍子抜けするぐらい静かに開けられました(あくまで私の買ったものの場合です)。

 まず上澄み部分を少しだけいただくと、炭酸弱めのスパークリング日本酒といった感じで、爽やかだけども味わい的には薄くてもの足りないところ。

 その後はしっかり澱を絡ませていただきました。

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 上立ち香は甘い米の香り、ただ甘ったるくはなくスッキリ。
 含んだ感じはにごりっぽい多少の粉っぽさとピリピリ感を感じますが、ドロドロというよりはサラサラ。
 以外にも甘味はほのかで、同じくほのかな苦味と、炭酸らしい酸味、そして米の旨みを感じます。
 後味は多少粉が残る感もありつつ基本はスッキリ、にごりらしいベタベタ感はほとんどありませんでした。

 なんというか、にごりと言うよりはスパークリング日本酒のようなさわやかさを中心に感じるお酒です、一杯目でもまったく問題がないような。
 にごりの日本酒は甘ったるいというイメージを持っている方には是非一度試して欲しいですね。
 しっかり16度あるのですが、油断しているとついスイスイと飲み過ぎてしまいそうな、結構不思議なにごり酒でした。

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名称:純米活性にごり酒 どぶろっく
製法情報:にごり酒、生酒
精米歩合:69%
酒米:まっしぐら
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:-14
蔵元情報:八戸酒造株式会社(青森県八戸市)
製造年月:2012/11
購入価格(税込):1,260円/720ml
お気に入り度:7.6/10

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2012年11月30日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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