早瀬浦 純米滓酒 浦底 生酒

本日の家飲み 早瀬浦 純米滓酒 浦底(うらぞこ) 生酒

20170703135259791.jpg  20170703135311083.jpg

 福井県三方郡美浜町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 この銘柄については、どうやら蔵元ホームページも無いらしく、どうにも情報が出てきません。
 もともと店頭でよく見かけて気になっていたぐらいの認識で、衝動買いに近いのですが、ここまでネット情報が無いのも珍しいです。
 こういうときには結構口コミサイト「日本酒物語」は頼りになると思いますね、とにかく網羅的に銘柄が載っているので少しでも感想や情報が欲しい時はありがたいです。
 そしてそこの「福井の日本酒ランキング」では、早瀬浦は黒龍・梵・白岳仙に続いて4位に入っています、こういう「東京であまり見かけないけどこのランキングでは上位ランクイン」というパターンはほぼ、「地産地消」型の銘柄という印象がありますね。

 今回セレクトしたのはブルーボトルが爽やかなうすにごり酒「浦底」。
 裏ラベルには商品コンセプトの記載があります、純米スペックのタンクの底の部分のブレンド酒とのこと。
 日本酒度が+7と結構高めですね、昔から見かけていた気がするので、おそらく定番スペックかと思われます。

20170703135321372.jpg  20170703135344370.jpg

 上立ち香はセメダイン的フレッシュさのある、若干クリーミーな香りがそこそこに。
 含むと、む!と思うくらい味がしなかったのですが、一瞬間を置いて中心から控えめな甘味と爽やかな酸が染み出してきて、自然な口当たりで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、澱のお米っぽい旨味と、甘酸味が絡み合って、きちんと旨味を感じさせつつも全体の印象はにごりを感じさせないスッキリ系のものですね。
 後味は酸と少々の苦味が引き取って爽やかにキレます。

 ブルーボトルのイメージ通りの、淡麗スッキリフレッシュにごり酒でした。
 うーむ、自分としてはもうちょっと濃い方が好きかなあ、やはり私は日本酒度+5以上のお酒はもの足りなく思えることが多いようです。
 まあもちろんこのあたりは好みかと…、所謂淡麗系が好きな方にもオススメできるにごり酒として貴重だと思います。
 早瀬浦、次はまた違うスペックも試してみたいと思いました。

20170703135332525.jpg

名称:早瀬浦 純米滓酒 浦底 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:+7
蔵元情報:三宅彦右衛門酒造有限会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 早瀬浦 純米

2017年07月26日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一乃谷 大吟醸 「暁」 斗瓶中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 一乃谷 大吟醸 「暁」 斗瓶中取り 無濾過生原酒

20170221130129816.jpg  20170221130137757.jpg

 福井県大野市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か初めていただきます。

 こちらは初飲み銘柄ではありますが、酒屋・居酒屋で度々見かけており、いつか飲もうとは思っておりました。
 で、今回も店頭で何気なくスペックをチェックしたのですが…、値段と見比べてびっくり仰天。
 山田錦の40、しかも斗瓶中取りの大吟醸と言えば鑑評会用に出してもおかしくないスペックですし、その上無濾過生原酒ときたら四合瓶でまあどんなに安くても3,000円近く、下手したら5,000円オーバーでもおかしくないでしょう。
 それが1,500円しないわけですからね…(しかも箱付き)

 一応店長さんに理由を聞いてみたのですが、コアな部分は分からないとか。
 ちなみに一乃谷には「完美」という、兵庫県産山田錦35%磨きの斗瓶中取り無濾過生原酒という最高級スペックで四合瓶約1,800円という破格のお値段で出してきているブランドもあります。
 このあたりどうやって採算をとっているのかは謎ですね…

20170221130147039.jpg  20170221130204814.jpg

 上立ち香は意外にもバニラを感じる程々に落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、わりと個性的な甘旨味がやはり摩擦少なめで入ってきて、これまた独特な引き締まりを感じさせつつ、ゆっくりと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット的な甘酸旨味に塩っぱさのような独特の風味が絡みついて、何とも面白い感じの旨味の世界を創り出しますね、ただ雑味的なものは感じさせず、流石のキレイさですね。
 後味は酸辛を少々彷彿とさせつつ、自然に引き上げていきます。

 高精白酒にありがちな、画一的香り系大吟醸(いわゆるリンゴ味)で無く、しっかり味と個性があった上でキレイな味わいの美酒でした。
 ちゃんと口当たりがスペック相応に滑らかなところが素敵ですね、割と万人受けしそうな味わいかと思います。
 ちなみにアル添感はほとんど感じなかったです、言われてみればあるかもというレベル。
 実のところ、こういう明らかにスペックに見合わない値段がついているお酒は何だかんだで値段相応というか、訳あり的な味にとどまるものが多い印象を持っているのですが、このお酒については素直にお値段以上だと感じました。
 一乃谷、次は完美も買っちゃおうかな…

20170221130156227.jpg  20170221130215087.jpg

名称:一乃谷 大吟醸 「暁」 斗瓶中取り 無濾過生原酒
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元情報:株式会社宇野酒造場
購入価格(税抜):1,481円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 一乃谷 大吟醸

2017年04月18日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒

本日の家飲み 梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒

20160812105521377.jpg  20160812105533301.jpg

 福井県鯖江市のお酒です、通販まとめ買い5本目。
 ブログでの紹介は3回目ですね。

 この「梵」は全国的にも知られている銘柄ですね、ここでは「GOLD」「艶(つや)」を既に取り上げています。
 ここまでメジャーだと自分は割と敬遠する傾向にあるのですが、この「初雪」に関してはたまたま外飲みしたとき衝撃的に旨かったのでセレクトしてしまいました。
 (そういえばこれも艦これ銘柄ですね…、飲むとヒッキーになりそう。)

 一見よくあるしぼりたて・うすにごり生のお酒なのですが、特筆すべきは精米歩合50%と35%のお酒(どちらも純米大吟醸)をブレンドしたものであるということでしょう。
 35%といえば高級品ですからね…、ブレンド割合はわかりませんが、値段がちょっとお高いのもむべなるかなといったところ。
 ちなみにそのあたりの情報はラベルにギチギチと書いてあります、裏ラベルに書かないこのやり方は結構珍しいかも。

20160812105559420.jpg

 上立ち香はやはりうすにごりらしい、お米混じりの甘い香りがそこそこに。
 含むと、いやあ極めて濃厚かつ柔らかく上品な甘旨味がグーッと入ってきて、時間差で出てくるおりの苦味で輪郭を整えつつ、最後までバランス良く染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実のフレッシュな甘酸を主役にしつつ、口当たりが嘘のように上品かつ優しいですね、苦味もあくまで寄り添う感じで、雑味は皆無。
 後味は高精白酒っぽく、自然に優しく引き上げていきます。

 うすにごりの濃厚さと、高精白の上品さ・透明さを絶妙なバランスで見事に一体化させたような、極めて完成度の高いお酒でした。
 しっかり甘旨く、苦味が控えめなところがいいですね…
 これは本当に私のストライクゾーンど真ん中です、もう少し安ければ完璧でしたが、それは高望みだろうという納得感のある上品さ。
 梵、やはり地酒激戦領域の一歩先を行く銘柄だと感じました。

20160812105607446.jpg  20160812105616475.jpg

名称:梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒
精米歩合:50%(35%もブレンド)
酒米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社加藤吉平商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2016年08月25日 福井の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

常山 純米吟醸 無濾過生 氷温貯蔵

本日の家飲み 常山 純米吟醸 無濾過生 氷温貯蔵

20151108205514546.jpg

20151108205604995.jpg  20151108205534280.jpg

 福井県福井市のお酒です。
 ブログでは2回目の紹介になりますね。

 前回は一回火入れの純米吟醸でしたが、今回は無濾過の生酒です。
 今回も「生熟」がテーマのセレクトではあるのですが、個人的には「氷温貯蔵」というキーワードにも注目したいところです。
 実は自分は生熟酒の魅力を強烈に意識したのが「超超久の氷室貯蔵」だったこともあり、氷温熟成生酒の可能性を非常に強く感じているんですよね。
 このお酒のラベルにも「今まで蔵から出ることがなかった」と記載されているように、温度管理等様々な要因から今まで家飲みできなかった類のお酒を、普通に飲めるようになったのはつくづくありがたい限りです。
 
 スペック的には、山田錦と五百万石という2種類の米を使っています。
 これは割とありがちな組み合わせですね、割合からして麹米だけ山田錦のパターンかな…(確実ではないです)。
 BYはたぶん26。

20151108205547105.jpg

 上立ち香は甘くて濃い果実香がそこそこに。
 含むと、良い塩梅に熟した印象の濃厚な旨味が、若干のアルコール的な刺激で輪郭を保ちつつ、自然な印象でゆっくりと染みこんできます。
 旨味は、うーん極めて正統派といった印象のお米のコクが主役で、甘味を中心に裏方に回った苦味が仕事をして、重みをあまり感じさせないバランスの良い印象。
 後味はその苦味が最後まで裏方に徹して、自然な感じにキレます。

 正統派な旨味が素直に、かつ行き過ぎない程度に熟成した感じの、超ひやおろしと言いたくなるお酒でした。
 いわゆる熟成香が全く無く、落ち着いた旨味をストレートに感じられるため、万人にオススメできる完成度です。
 また一つ「生熟成(&氷温貯蔵)」の魅力をしみじみと感じられるお酒に出会えたのは嬉しい限り。
 常山、やはり実力を感じる蔵として、今後も注目したいと思います。

20151108205618964.jpg

名称:常山 純米吟醸 無濾過生 氷温貯蔵
精米歩合:55%
酒米:山田錦・五百万石
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:常山酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 常山 純米吟醸

2015年12月20日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梵 艶 中取り純米大吟醸 長期氷温熟成酒

本日の家飲み 梵 艶(つや) 中取り純米大吟醸 長期氷温熟成酒

20150705153640582.jpg  20150705153651355.jpg

 福井県鯖江市のお酒です。
 ブログでの紹介は二回目、外飲みでもちょくちょくいただいています。

 こちらのお酒は外飲み等でとても良い印象があったものの、一升瓶しか見かけたことがなかったため、今まで躊躇していました。
 今回酒屋さんに四合瓶が並んでいたのでセレクトした次第です、やっぱりどんな鉄板銘柄でも家飲み一升はハードル高いですよ…
 そして前回頂いたGOLD同様、この「艶」も氷温熟成酒です。
 しかも「長期」ということで、どうやら1年以上は熟成されているとのこと。
 
 氷温熟成は、蔵で保存するだけでもコストがかかるもの、しかもこのお酒は山田50の純米大吟醸中取りです。
 普通なら、えらい値段になっていてもおかしくないのですが…、実際素晴らしく良心的な値付けといえるでしょう。

20150705153702074.jpg

 上立ち香は非常に濃厚な感じで割と華やかな印象の吟醸香が、そこそこに。
 含むと、透明感のある旨味が摩擦ゼロで入ってきて、優しい苦味を伴いながらじんわりと染みこんできます。
 旨味は、ほどほどの熟感のある落ち着いた甘味と、なんとも良い塩梅のほろ苦さが拮抗して、独特の味わいの世界を創り出します。
 後味はその苦さを舌先にほんの少々残して自然にキレます。

 熟成まではいかない落ち着いた旨味、優しい苦味、そして何より極めて綺麗な雑味の無さが魅力の個性派旨酒でした。
 うーん、やはり貫禄を感じますね、梵の氷温熟成酒のクセのない味の乗りは凄いと思います。
 スルスル飲んでしまいましたが、燗も試してみるべきだった…
 梵、その実力は揺るぎないものであると改めて感じた一本でした。

20150705153715643.jpg

名称:梵 艶 中取り純米大吟醸 長期氷温熟成酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社加藤吉平商店
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 純米大吟醸

2015年08月05日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

常山 純米吟醸 ひとつ火 ~蔵の隠し酒~

本日の家飲み 常山 純米吟醸 ひとつ火 ~蔵の隠し酒~

1416127073472.jpg  1416127082813.jpg

 福井県福井市のお酒です。
 家飲みは初めて、外でも…うーん確か初めてだったような。

 福井というと一般的にあまり酒どころという印象はない気がしますが、個人的には「黒龍」「梵」という全国に名を馳せる銘酒や、当ブログでも紹介している「白岳仙」「舞美人」「花垣」「越前岬」などなど新進気鋭銘柄がひしめいている地酒激戦区の一つという認識です。
 常山も前から名前は見ていましたが、扱っている酒屋さんと接点がなく、今回初調達となりました。

 今回いただくのは「蔵の隠し酒」だそうですが、ちょっと意地悪に考えると「隠し酒なら普通に売り出しているのはどうよ」という気もしますね、個人的にそういう煽りは大手酒造っぽくてあまり好きではないかも。
 ただ、ラベルのデザインは洒落ていますし、情報量もちゃんとあって、こちらは好印象。
 また「越の雫」という使用米は初めて見たような…、新潟ではなく福井発祥のお米らしいです。

1416127096866.jpg  1416127108285.jpg

1416127120741.jpg

 上立ち香は落ち着いたお米の香りがそこそこに。
 含むと、透明感がある甘旨味がスッと入ってきて、味わいを強めながらじわじわと染みこんできます。
 旨味は程よく熟した感じの果実の旨味で、強めの甘味が主役かつ雑味が皆無の完成度の高い味わい。
 流石「火」を前面に出しているだけあり、旨味を落ち着かせ整えるという火入れの良い部分が出ているような…(思い込みかも)
 後味はほんの少々の辛さを舌に残し、優しくキレます。

 上品かつやさしく熟した甘旨味が魅力の、落ち着きのある旨酒でした。
 炎のような激しさとか、蛍火のような儚さよりも、暗く寒い冬の夜に燈火を見つけたときのような、そんな暖かさを個人的には感じました。
 常山、今度はまた他のスペックもいただいてみたいと思います。

 温度が上がってくると、ちょっと薬臭い感じのクセが出てくるかも。
 個人的には、ある程度冷やしていただくのがオススメです。

1416127150195.jpg  1416127135287.jpg

名称:常山 純米吟醸 ひとつ火 ~蔵の隠し酒~
精米歩合:55%
酒米:越の雫
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:常山酒造合資会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 常山 純米吟醸

2014年12月29日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

舞美人 山廃純米 無濾過生原酒 木槽絞り 24BY

本日の家飲み  舞美人 山廃純米 無濾過生原酒 木槽絞り 24BY

 2014mai.jpeg
 今回痛恨の写真撮り忘れ…、酒屋さんの画像を転載してます(左の方が今回のスペック)

 福井県福井市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みも確かなかったような。

 今回は酒屋さんの店頭で衝動買いしました。
 銘柄自体の名前は知っていて気になったのと、酒屋さんのオススメぶりが決め手になった感じです。
 そこでは写真のように24BY(醸造年度)と25BYのお酒が並んでいたのですが、酒屋さんによると「25BYは普通に美味しい山廃酒、24BYは超個性酒、一言でいえばグレープフルーツジュース」との評。
 正直悩んだのですが、やっぱりそこまで言うところに興味を引かれたので24BYを購入した次第です。

 ちなみに、BY違いでそんなに味わいが違うことがあるのかしらと帰ってから調べたところ、蔵元の女将さんのブログにそれに関する記載がありました
 やっぱりちょっとイレギュラーというか、特殊な出来だったようです。
 うーん、酒造りっていうのは本当に難しいんだなあ…、気楽な飲み手の立場としては頭が下がる思いです。


 上立ち香は非常に個性的な、酸と熟成と甘さがまじったようなリンゴ酢っぽい香りが強めに。
 含むと、柑橘系の強烈な酸っぱさがストレートにに突き刺さってきて、その後少々の甘さと混じりつつ染み込んできます。
 旨味は確かにグレープフルーツジュースというかリンゴ酢というか、唾液線を刺激される果実様の超個性的なもの。
 甘酸が拮抗するというよりは酸味が厳然たる主役で、甘味がそれを少々丸くしている印象ですね。
 後味はその酸味でキツくキレます。

 まさに超個性派の酸っぱ酸っぱフルーツ酒でした。
 熟成感も何もかも酸っぱさが持って行ってしまったようで、人によっては悪くなってると勘違いしてしまうかも。
 こういうお酒といえばやはり三芳菊を思い出します、個人的には苦手なタイプですが、それでも飲み進めるとクセになりそうな魅力もありますね。
 次は普通の新酒も飲んでみたいと思いました。

 ちなみに三芳菊好きのうちの妻はやっぱり絶賛でした。
 酒屋さんもコメントしてましたが、これも是非日本酒慣れしていない女性に飲んでみて欲しいお酒です。

1411985696406.jpg

購入証明の一枚(左から二番目)

名称:舞美人 山廃純米 無濾過生原酒 木槽絞り 24BY
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元:美川酒造場
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年10月08日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花垣 純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 花垣 純米 無濾過生原酒

 1409554812116.jpg 1409554825767.jpg

 福井県大野市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めて。

 以前も書いたのですが、最近私がお酒を買うときには常に「お気に入りか新規開拓か」というジレンマに陥っています。
 実際既にお気に入り銘柄だけでも晩酌ローテーションを回せるぐらいの数があり、その中で飲んでいないスペックも大量にあるので、そっちに惹かれる想いも強いのです。
 しかし、やっぱりまだ知らぬ銘柄も飲んでいきたいし…、うーん難しい。

 さて、今回の花垣はほぼ意識したことのない銘柄でした。
 百貨店でしっかり冷蔵庫に入った無濾過生原酒ということで、今回セレクトした次第です。
 一般的なスペックの純米で、お値段もお手頃。

1409554847682.jpg 1409554790498.jpg 1409554801119.jpg

 上立ち香はフレッシュなセメダインがそこそこに。
 含むと、いかにも新酒らしい青くさい旨みが、ピリピリくる辛さとともに染みこんできます。
 旨みは控えめの甘味を強めの渋辛がいじめる印象で、濃厚ながら厳しく引き締まった感じ。
 後味はその渋辛でしっかりキレます。

 新酒らしい強烈な辛さが印象的な、濃厚渋辛酒でした。
 うーん、決して雑味が多かったり明らかな欠点があるわけではないのですが、個人的にはあまり魅力を感じなかったかも。
 味わいのバランスがどうにも…、私と相性が悪い印象。
 花垣は他のスペックを居酒屋で見かけたら、また試してみようと思います。

1409554885056.jpg

名称:花垣 純米 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:+3
蔵元情報:有限会社南部酒造場
購入価格(税込)1,362円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 花垣 純米

2014年09月11日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 純米吟醸

本日の家飲み 黒龍 純米吟醸

fc2_2014-06-05_17-55-11-945.jpg  fc2_2014-06-05_17-59-03-635.jpg

 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 流石に家でも外でも何度もいただいている銘柄。

 まあ黒龍については私が改めて紹介することもないでしょう、押しも押されぬ地酒界の雄の一つだと思います。
 個人的印象としては、とにもかくにも味わいに安定感があってしっかりとした旨味があるイメージ。
 新潟の大手淡麗銘柄が殆どみたいなお店のラインナップに交じっていると、救世主となりうる銘柄だと思っています。

 アル添でお求めやすい価格帯のお酒も十分いける感じですが、ほとんどが二回火入れで生がほぼないのはちょっとさみしい気もします。
 某店で特別に飲ませてもらった「いっちょらい」の生酒が美味しかったんですよね…、管理ができる店限定で良いので出してくれれば良いのに。

 今回はスタンダードな純米吟醸です。
 引っ越し先の酒屋さんで置いてあってので、たまには大手も飲むかと購入してみました。
 上立ち香はやわらかな印象の吟醸香がほどほどに。
 含むと、なんともやさしい印象の甘旨味がふわりと入ってきて、自然な感じで広がっていきます。
 旨味は砂糖菓子のようなくせの無い甘味が主役で、なんというか安定感を感じる程よさです。
 後味はそのまま自然にキレていきます。

 伝統と格式を感じさせるような、一つの完成形といえるようなお酒でした。
 ただ、やはり火入れの性か、どうしても古臭い印象が出てきてしまうような…。
 まあ、いつもフレッシュ濃厚なお酒ばかり飲んでいるので、少々物足りないながらも逆に新鮮な気もします。
 黒龍はこれからも、幅広い地酒ファンに訴求していく鉄板銘柄としての地位を保持していくのだろうと感じました。

 なお、開栓後でも全く味わいは崩れません。
 この安定感こそ、まさに蔵元さんの意図するところなのでしょう。

koku.jpg

名称:黒龍 純米吟醸
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町)
購入価格(税抜):1,311円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 黒龍 純米吟醸

2014年07月29日 福井の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

梵 GOLD 無濾過 純米大吟醸

本日の家飲み 梵 GOLD 無濾過 純米大吟醸

fc2_2014-02-04_01-41-06-673.jpg  fc2_2014-02-04_01-41-45-459.jpg

 福井県は鯖江市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、意外に家飲みは初めて。

 うーん、透明瓶(ちゃんとUVカットらしい)に金ラベルとはゴージャスなデザインですね。
 所謂限定品ということで、スペック的にも山田錦50の氷温熟成生貯蔵酒と、この価格帯では破格の豪華さだと思います。
 
 注ぐと、いい感じに黄金色…というか薄黄色づいているのがまた良いですね(写真撮り忘れた…)。

 上立ち香は穏やかな感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと上品ながらしっかりとした旨味が、とても自然な感じで広がっていきます。
 旨味は落ち着いた印象で透明感もある、高級感を漂わせる様な五味のバランスが良いもの。
 甘辛も中庸で、淡麗ではないのですが非常に自然に喉に落ちていく印象です。
 後味はスーッと消えていく自然なキレ。

 お値段以上に上品さを感じさせる、完成度の高いお酒でした。
 ちょっと先入観もあるかもですが、氷温熟成の落ち着きをじっくり感じます。
 その割に熟成感は皆無なところもポイントですね。
 梵の実力を感じた一本でした、また次のスペックに進みたいと思います。

fc2_2014-02-04_01-42-37-917.jpg  fc2_2014-02-04_01-42-11-696.jpg

名称:梵 GOLD 無濾過 純米大吟醸
製法情報:無濾過
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社加藤吉平商店(福井県鯖江市)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込):1,500円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 純米大吟醸

2014年02月14日 福井の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

伝心 純米吟醸 雪

本日の家飲み 伝心 純米吟醸 雪

fc2_2013-12-06_18-36-05-742.jpg  fc2_2013-12-06_18-36-34-940.jpg

 福井県勝山市のお酒です。
 私は以前通常銘柄の「一本義」をいただいたことがあります、この「伝心」は限定流通酒とのこと。

 ちなみにその一本義は黒ボトルに入った20度越えのアル添原酒で、全てが強烈に濃厚な、自分好みのお酒でした。
 対してこのお酒は非常に見た目に凝った感じの白ボトル白ラベルで、まさに雪というネーミングを体現するようなデザインですね。
 値段はそんなに高くないのですが箱入りですし、このブランドにかける意気込みが伝わってくるようです。

 ただ、その割にスペック等の情報が薄いところはちょっと納得がいかないところ。
 そこにある想いや製法に関する情報は積極的に公開していって欲しいと思います。(個人的理想は新政酒造のやまユ等)

 上立ち香はほのかなアルコール臭がほんのうっすらと。
 含むと、最初は伝統的な米の旨味を感じますが、徐々に軽やかでフルーティーな甘さに変化していくような印象を受けます。
 旨味は全体的に綺麗かつ優しい感じで、上品な果実系の甘味とそれに拮抗する酸渋のバランスで味わいが形作られている感じ。
 後味はちょっとした渋味で綺麗にキレます。

 名前と見た目を体現したような、とても上品な味わいのお酒でした。
 あまりインパクトはありませんがいわゆる食中酒として、刺し身などの和食にとても合いそうです。
 前いただいた一本義とは全く違う印象ですね。
 これだけ、コンセプトにあった味わいを醸せることに、蔵元さんの実力を感じます。
 次はまた他の伝心を頂いてみたいと思います。

 ちなみに、冷やすより常温ぐらいのほうが、甘味が素直に出てきてオススメです。
 燗をつけると、素直に燗っぽくなってアルコール感と味わいが濃厚になるかな。

fc2_2013-12-06_18-37-03-076.jpg

名称:伝心 純米吟醸 雪
製法など:
精米歩合:55%
酒米:五百万石・山田錦
アルコール度:15~16度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社一本義久保本店(福井県勝山市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 伝心 純米吟醸

2013年12月22日 福井の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

白岳仙 純米大吟醸 山田錦四十『限定商い』

本日の家飲み 白岳仙 純米大吟醸 山田錦四十『限定商い』

fc2blog_20121125194754a50.jpg

 矢島酒店さんの『店長矢島が特にお薦めする旬の厳選地酒』5本セットその1。
 普段ではあまり買うことのない高精白の純米大吟醸です。

 上立ち香は意外にも抑え目でまろやかな感じ。
 含むと雑味が皆無で整った甘旨味があり、日本酒度+5を感じさせないやさしさがありながら、キレはばっちり。
 高精白をしっかりと感じさせてくれる上品さを持ちつつ、しっかりと味わいがある旨酒だとおもいます。

 う~ん、割りと濃い旨みがありながら食事をまったく邪魔しないあたり、私の理解を超えるような日本酒の真髄を感じます。
 まあお値段は張りますが、逆にこのレベルのお酒としてはお値打ちかとも思えます。
 ブランドにではなく、こういう実力派の日本酒にこそお金を出すべきだと感じました。

fc2blog_2012112519482182d.jpg

名称:白岳仙 純米大吟醸 山田錦四十『限定商い』
製法情報:生詰
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:15~16%
酵母:不明
日本酒度:+5
蔵元情報:安本酒造有限会社(福井県福井市)
製造年月:2012/11
購入価格(税込):2,100
お気に入り度:7.7/10(値段を考慮に入れて)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2012年11月26日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |