花の香 純米大吟醸 無濾過生原酒 「桜花」

本日の家飲み 花の香 純米大吟醸 無濾過生原酒 「桜花」

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 熊本県玉名郡和水町(たまなぐんなごみまち)のお酒です。
 外飲みは経験あり、家飲み&ブログでの紹介は初めてですね。

 このお酒については「蔵元社長が獺祭の旭酒造で修業していた」ということと、イベント試飲での好印象から、以前から目を付けていました
 そして最近四ツ谷の有名酒販店「鈴傳」さんで取り扱いを開始しているのを確認し、今回購入した次第です。(実際に飲んだのは地震の前)
 なお、蔵元さんがFacebookでお知らせしているのを見るに、「弊社はタンクのズレがあった程度で、社内での人命にかかわることや怪我などの大きな被災はありません。」とのこと、まずはなによりですね。

 ただ、やはり熊本の他の蔵は大打撃を受けているところもあるようで…、一日も早い被災地の復興を心よりお祈り申しあげます。
 ところで、今回すごいなあと思ったのは、香露蔵(及び9号酵母)の状況について、南部美人の蔵元がいち早くホームページで状況のお知らせを記載していたことです
 さすが震災時に「飲んで応援」の気運を高めた蔵ですね、今後の復興を支援する意味で、とても効果的な情報発信だと感じました。

 さて、お酒に話を戻しますと、今回いただくスペックは山田錦の50磨きの純米大吟醸ということで、どこかで聞いた感じですね(笑)、ただ無濾過生原酒なので方向性は獺祭とはかなり違う気もします。
 肩ラベルにある「はねぎ搾り」とは、ググったところ「巨大な一本の木を天井から吊して、てこの原理で槽の中のもろみを丁寧に時間をかけ搾るという手法。」らしいです。
 うーむ、想像がつかない…、これはいつかホームページで詳細な解説が欲しいところですね。
 
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 上立ち香は濃厚フレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、若干トロミを感じさせるぐらいに濃厚な甘旨味が上品に入ってきて、柔らかな酸味を伴いながらゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、まさに蜜たっぷりのリンゴの旨味が主役で、素晴らしく雑味が無く、今時の生原酒の王道を行きつつも一歩抜きでた完成度を感じます。
 後味は最後まで優しさを感じさせる酸味で、自然にキレていきます。

 奇を衒わない直球の旨味を、非常に純度濃度高く、最後まで素直に楽しませてくれるお値段以上の旨酒でした。
 うーむ、獺祭で修行したと言われると妙に納得感のある癖の無さと、最大公約数的な旨みの魅力がありますね。
 無濾過生原酒らしいこの路線は激戦区ではありますが、その中でも頭一つ抜け出た完成度を感じました。
 花の香、今後要注目銘柄であることは間違いないと思います。

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名称:花の香 純米大吟醸 無濾過生原酒 「桜花」
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:花の香酒造株式会社
購入価格(税抜):1,505円/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳(四ツ谷)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年04月26日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

香露 特別純米

本日の家飲み 香露 特別純米

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 熊本県熊本市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め実は初めていただきます。

 この香露は、恐らく日本酒マニアなら知らない人はいない銘柄でしょう。
 こちらを醸す熊本県酒造研究所は協会9号酵母(熊本酵母)の発祥蔵であり、またその分離に携わった「野白金一」氏は、同蔵のみならず全国の酒造り技術の向上に貢献したことにより「酒の神様」と呼ばれるに至った偉人です。
 「YK35」という言葉に象徴されるように、一時期熊本酵母が鑑評会を席巻した事実もあり、まさに日本酒の歴史に燦然と名を残す銘柄であると言えるでしょう。
 
 そういうわけで、銘柄自体は以前から知っていたのですが、どうも商品ラインナップが少ないらしく、やけにお高い純米吟醸や、常温棚に一升瓶で置かれている特別純米しか見かけたことがなく、私は今までセレクトせずに来ました。
 が、今回「浅野日本酒店」さんの常温棚に、その特別純米が試しやすい500ml瓶(四合でないのが珍しいですね)で置いてあったので、今回購入した次第です。

(ちなみに、持ち運びやすかったので旅行に持って行ってみました。)
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 上立ち香は落ち着いた感じのお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた旨味がゆっくりと入ってきて、そのままじわりじわりと染み込んできます。
 旨味は、若干の火入れっぽさがあるものの、クセのない、いかにも正統派純米酒といった趣の芳醇な味わい。
 後味は舌先に少々の辛さを残して、しっかりとキレるタイプ。

 まさに直球勝負といった印象の、貫禄を感じさせる伝統的火入れ純米酒でした。
 今風のお酒を飲み慣れていると、正直なところ古臭さも若干感じるのですが、あまりネガティブには感じずに素直に楽しめますね。
 おそらくこの味わいは今後も変わることがないのでしょう、そして十分に生き残っていけそうな完成度があります。
 が、個人的にはやっぱり生も飲んでみたいかも…、難しいところです。
 とにかく、香露、今後も存在感を発揮していって欲しい銘柄です。

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名称:香露 特別純米
精米歩合:58%
使用米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社熊本県酒造研究所
購入価格(税抜):925円/500ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 香露 特別純米

2016年02月18日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

美少年 劍門 純米吟醸酒

本日の家飲み 美少年 劍門(けんもん) 純米吟醸酒

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 熊本県菊池市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めて。

 美少年といえばやはり思い出してしまうのが2008年に発覚した「事故米不正転売事件」です(リンク先はwikipedia)。
 日本酒の要といっても良いであろうお米について、プロ意識の欠片もないやりかたで消費者を騙したこの事件により、清酒「美少年」の名は一度地に堕ちたといっても良いと思います。
 個人的には有名どころの銘柄ということもあり「過去のお酒」として興味もなかったのですが、今回たまたまはせがわ酒店さんの通販に並んでいて、熊本県のお酒を未だ飲んだことがなかったことからセレクトした次第です。
 
 蔵元ホームページによると、現在は事故時の会社から事業を受け継いで、「美少年」を醸しているとのこと。
 規模を縮小して酒質を上げるという方向性には共感できますが、実際はいかがでしょうか。
 今回いただくのは甲板商品の一つっぽい純米吟醸。
 多分加水火入れ有りだと思いますが、それにしてもお安いのはありがたいところ。

 上立ち香はスッキリとした吟醸香がそこそこに。
 含むと、一瞬「ん、これお酒?」と感じる、いわゆる淡麗な味わいの液体がスッと入ってきて、時間差で優しい印象の爽やかな甘旨味が染み出してきます。
 旨味は甘味そこそこの伝統的な米の旨味っぽいのですが、あくまで軽い感じでフルーティーとも言える気もします(表現が難しい…)。
 後味はちょっとチリチリする辛さも出てきて、綺麗にキレます。

 クセ・雑味のないスッキリ系ながら、自然な旨味の存在感もしっかりと感じる爽快旨酒でした。
 いわゆる飲み飽きないお酒という感じで、飲み進めるにつれて良さを感じてきます。
 ただ、無濾過生原酒と一緒に飲んじゃうと瞬時に物足りないお酒になってしまうので、食事と一緒にちびちびやるのが無難な楽しみ方でしょう。
 正直イメージは良くなかったのでディスる気満々だったのですが、この味わいをこの値段で出してきたのには黙らされてしまいました。
 美少年、是非品質勝負でまた信頼を取り戻して欲しいと思います。

 また温度でかなり印象が変わってきますね。
 冷やすと本当に水のように飲めますし、常温付近だと旨味の存在感が増してきます。
 これは好みで決めて良いでしょう。

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名称:美少年 劍門 純米吟醸酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:+1
蔵元情報:株式会社美少年
購入価格(税抜):1,200円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0(値段も考慮に入れて)

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2014年11月20日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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