片野桜 山廃純米酒 無濾過生原酒 雄町 27BY

本日の家飲み 片野桜 山廃純米酒 無濾過生原酒 雄町 27BY

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 大阪府交野市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目と、結構な回数になってきました。

 片野桜は今まで、雄町山廃生山田錦山廃生雄町速醸(かたの桜)と微妙にスペックをずらしつつ飲んできました。
 その中で一番雄町山廃生がインパクトのある味わいで印象に残っていたため、今回再セレクトした次第です。
 が、実はこのお酒、店長さん曰く27BYということで一夏越えの生熟酒でした、前回は4月出荷の新酒だったので結構味わいが違うことが予想されます。
 今回は店長さんの説明で買う前に納得できましたが、BYの違いって物凄く味わいに影響することなので、やっぱり本来はラベルに書くべきですよね。
 どの銘柄でもいえることですが、上槽日(搾った日)と出荷日(瓶詰日)を両方明記することが広がって欲しいなあと個人的には思います。

 裏ラベルには、かなり詳細なスペックの記載があります、昔は無かったので情報公開を押し進めたということなのでしょう、非常に良いことだと思います。
 日本酒度-3、酸度1.9も中々な数値ですが、やはり特筆すべきはアミノ酸度2.6でしょう、1.8とかでもかなり濃厚寄りであることを考えると、若干振り切れた数値と言えるかと。

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 注ぐと、うおっと思うぐらいに色づいてますね、まさに黄金色。

 上立ち香はちょっと熟成香混じりの、酸もある完熟果実の香りがそこそこに。
 含むと、キツめの酸を伴った旨味がグワワッと入ってきて、最後まで存在感を保つ酸味が唾液腺を刺激しながら、舌先にもピリピリ感を与えつつ塊のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ちょっと熟しすぎたような果実の甘旨味を芯に感じるものの、主役は乳酸が発酵したような(完全にイメージ表現)極めて強烈な酸が最初から最後まで受け持って、超個性的な味わいの世界を演出します。
 後味もその酸が引き取り、なんとか引き上げていきます。

 超弩級の酸が強烈に存在感を主張する、超個性派完熟濃厚甘酸酒でした。
 う~む、個人的にはこの濃厚さもアリなのですが、前に飲んだのと比べると主役が甘味から酸味に取って代わられてしまっているのが残念な印象。
 それが造りの変化に因るものなのか、熟成に因るものなのか、原因が分からないのも気になるところです…
 片野桜はまたいつか同スペックを飲んで確かめてみたいと思いました。

 何となく予感がしたので燗をつけてみると…、おお、ようやく甘味が共同主演ぐらいに存在感を発揮してきました。
 これなら良いなあ、個人的にはこのスペックについては断然燗がオススメ。
 熱燗の強烈に甘酸苦が主張する感じも好きですが、裏ラベルにあるぬる燗がバランスが取れていて口当たりが優しくてベストかも。
 熱燗から燗冷ましで色々な温度を味わうのも楽しいと思いました。

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名称:片野桜 山廃純米酒 無濾過生原酒 雄町 27BY
精米歩合:65%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:-3
蔵元情報:山野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:酒逢(金町)
お気に入り度:8.4(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2017年03月18日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

かたの桜 特別純米無濾過生原酒 雄町

本日の家飲み かたの桜 特別純米無濾過生原酒 雄町

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 (今回瓶が汗をかいてしまい、ラベルの写真写りが悪いですね…、反省。)

 大阪府交野市のお酒です。
 結構飲んでいる印象があったのですが、意外にもブログでの紹介はまだ3回目でした。
 酒逢さん購入酒4本目。

 「片野桜」については、雄町山田錦の2スペックを紹介しています、そして今回いただくのはやはり雄町を使った「かたの桜」ですね。
 微妙に名前が違いますが、中身は何が違うかというと、漢字は山廃、ひらがなは速醸と、製法部分での違いになります。
 マニアならその違いが味わいに及ぼす重大さを重々承知しているでしょうが、一般の方には伝わりづらいですからね、「同じお酒を飲んだのに、前と全然味が違う!」みたいな誤解を防ぐため、はっきりと表記を区別しているのでしょう。
 漢字ラベルの男臭さ(笑)とどっしり濃厚な味わいはある種リンクしていたので、桜の花びらも舞う若干女性的なラベルからは軽やかな酒質が想起されますが、どうなんでしょうか。
 
 スペック的には、雄町を58%という微妙な割合まで削って醸した無濾過生原酒。
 ググると、結構58%精米のお酒が他蔵でもちらほらあるみたいなのですが、何か意味があるのでしょうか…謎です。

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 上立ち香は酸を感じる濃ゆい果実的な香りがそこそこに。
 含むと、酸でしっかりと引き締まった甘旨味がググっと入ってきて、さらに個性的な酸苦味がゆっくりと表に出て、キリリとしたまま染みこんできます。
 味わいは、酸の効いた柑橘系果実っぽい甘旨味が主役なのですが、単に軽くなく若干重みと芯のある印象で、濃縮されつつも飲み疲れない感じ。
 後味はその苦酸で力強くキレます。

 味の乗った旨味に、強めながらキツさの無い酸が並び立つ、食中酒でも単体でも楽しめる万能酒でした。
 山廃に比べると、若干甘味や濃度が控えめで、スッキリ感が増している印象です。
 個人的には「片野桜」の方が好みではありますが、この「かたの桜」の方がラベルのイメージ通り万人向けでしょうね。
 同蔵のお酒はまたいただきたいと思いました。

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名称:かたの桜 特別純米無濾過生原酒 雄町
精米歩合:58%
使用米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:+2
蔵元情報:山野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:酒逢(金町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年10月22日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

さか松 純米生原酒

本日の家飲み さか松 純米生原酒

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 大阪府阪南市のお酒です。
 一度家飲み経験もありますが、ブログでの紹介は初めてですね。

 こちらを醸す浪花酒造有限会社は創業300年を超える老舗ですが、2013年に表示偽装を始めとする種々の不正が報道され、ブランドや業績に大きな打撃を受けました。
 不正内容はWikipediaに簡潔にまとまっています、純米酒にアル添とか、ラベルの張替えによる偽装とか、お酒の味を真面目に考えるなら言語道断といえるような内容でしょう。
 とは言え、金賞受賞歴など基本的には実力のある蔵であることに間違いはなく、かの美少年同様、覚悟を持って再生に励んでいる様子も伺えます、個人的には蔵元ホームページに「創業300年の酒蔵浪花正宗は「生まれ変わります」」と、社長メッセージを載せているところに、その意気を感じますね。

 今回いただく「さか松」は、同蔵の限定品ブランドです、発覚前に飲んだときは、普通に美味しかった印象でしたね。
 多分限定品には上のような不正はなかったんじゃないかな…。
 この不正の内容は、百貨店の常温棚に並び、贈答品等用に、味でなく「ラベル」で買われていく日本酒(特に高級酒)の現状の裏写しのような気もします。


 上立ち香は新酒の感じがしないお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた、しかし古臭くないお米の旨味がトロリと入ってきて、柔らかな苦味がしっかりと輪郭を整えつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、お米っぽい落ち着きと、果実っぽい華やかさの中間を行くようなバランスの良い甘旨味が主役、全体的には五味それぞれを感じる奥深い旨味をストレートに味わえる感じですね。
 後味は苦味が引き取ってしっかりキレます。

 程よく濃厚な旨味、楽しさもある甘味、そして飲み飽き無い全体バランスをしっかり兼ね備えたお酒でした。
 酒屋さんの紹介によるとまだ荒さがある状態とのことでしたが、私は逆に、新酒でこれだけ落ち着いて荒さが無いことにびっくりしました。
 少なくとも「さか松」の味わいは本物だと思います、着実に復活していって欲しいなあと思いました。

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名称:さか松 純米生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:浪花酒造有限会社
購入価格(税抜):不明(セット販売)/720ml
購入した酒屋さん:みゆきや(和歌山・通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: さか松 純米

2016年04月10日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

國乃長 無濾過純米生原酒 蛙ラベル

本日の家飲み 國乃長(クニノチョー) 無濾過純米生原酒 蛙ラベル

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 大阪府高槻市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては、以前「貴一本」という限定品を四ツ谷の「和ごころ」さんでいただいたことがありますね。

 こちらも大阪の「浅野日本酒店」さんでの購入酒です。
 大阪はなかなか日本酒のイメージが浮かばない場所だと思いますが、「秋鹿」を始め、「片野桜」や「さか松」などは、東京でもわりと見かける印象。
 一方國乃長はほとんど見かけないですね…、ただ、蔵元ホームページはオンラインショップを始め結構充実しています、また地ビールにも早いうちから注力しているみたいですね。

 今回いただくのは、愛嬌のあるカエルが印象的なラベルの、純米無濾過生原酒。
 このカエルは地ビールのラベルを始め、蔵元グッズにも使われているようで、蔵のイメージキャラクターとして定着しているみたいです。

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 上立ち香はスッキリした酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、バランスが良くかつスッキリとした印象の旨味がスルッと入ってきて、時間差で出てきた苦酸味に引き締められながら染みこんできます。
 旨味は、甘旨酸苦をそれぞれしっかりと感じる、バランスの良い存在感のあるもので、驚くことに雑味を見事に感じさせません。
 後味は苦味を口中に残しつつキレていく感じ。

 苦みばしった味わいが特徴的な、個性派芳醇コスパ酒でした。
 カエルラベルらしく少々青い味わいが楽しいのですが、見た目よりは玄人向けという印象ですね。
 国乃長もやはり、東京で十分戦える酒質だと感じました、是非もっと進出して欲しいところです。

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名称:國乃長 無濾過純米生原酒 蛙ラベル
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:寿酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 國乃長 純米

2016年02月15日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒

本日の家飲み 清鶴 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒

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 大阪府高槻市のお酒です。
 前回いただいた、きよつるの別スペックですね。

 こちらも、「浅野日本酒店」さんで購入しました。
 角打ちの魅力は、やはり気に入ったお酒をそのまま買って、家飲みできるということでしょう。
 実際今回清鶴を二本も買って帰ったのは、「清鶴三種呑み比べセット」をいただいて、非常に印象が良かったことが理由です。
 地元のお酒をしっかり揃え、かつしっかり推していくその姿勢は、地元の酒屋さんとして理想的だなあと思いました。

 こちらのスペックは歩合70の無濾過生原酒で、使用米は不明ですがとにかくお安いですね。
 これにも肩掛け解説文がついているのは素敵ですが、肝心のスペック情報がなく、かつ銘柄名が分かりにくいこのラベルは個人的にはイマイチ垢抜けない印象です。
 実際ネット見てると「あらばしり」みたいな言葉を銘柄名と勘違いしている人結構いるんですよね…、解説文なんてマニアしか真面目に読まないでしょうし。

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 上立ち香は少々熟感のあるアルコール混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、やはりなぜか非常に熟した印象の旨味が摩擦少なめで入ってきて、若干のアルコール感を伴ってググっと喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、うーむ生酒らしくなくがっつり熟成しつつも、老ねとは感じられない前向きな旨味がメインで、そこに甘味が魅力を添えている印象。
 後味はアルコールのピリピリを舌先に残す形でキレます。

 生酒とは思えない熟しきった旨味を極めて濃厚に、かつ純度が高くストレートに楽しめる、直球コスパ酒でした。
 個人的に「濃厚さ」と「キレ」の両立は日本酒の命題の一つだと思うのですが、この価格帯でここまでそれを成しているのは凄いと思います。
 きよつるには、ラベルを一新した上で、純米吟醸or特別純米の生とかのスペックで、首都圏に殴りこみをかけて欲しいなあ…

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名称:きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:清鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):1,100円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: きよつる 純米

2016年02月12日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

きよつる 純米吟醸 「百五十九年目乃お酒」

本日の家飲み きよつる 純米吟醸 「百五十九年目乃お酒」

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 大阪府高槻市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては後述。

 先日、仙台出張の際に購入したお酒を紹介しましたが、今回は大阪出張で買ってきたお酒です。
 大阪でも、駅周りの百貨店から覗いてみたのですが、まあまあ日本酒は置いてあるものの、大阪の蔵元のお酒の品揃えが悪かったので、今回は少し足を延ばして「浅野日本酒店」さんで購入しました。
 浅野日本酒店さんはSAKETIMESにも紹介記事が載っている、いかにも今風の角打ち(というかスタンディングバーですね)併設の酒屋さんです、取扱い銘柄もかなりこだわりを感じるラインナップでした。

 私はそこで、「大阪酒縛り」でいろいろな銘柄(片野桜、秋鹿、国乃長などなど)をいただいたのですが、なかでも味わいが自分好みで、かつ東京で見ない銘柄としてこのきよつるをセレクトしました。
 そんな事情もあり、私としては珍しくお店の常温棚からの購入です、もちろん火入れ。
 珍しい形のボトルが目を引きますね、肩には解説文が掛けられています。


 上立ち香は落ち着いたお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良い甘旨味がなめらかに入ってきて、若干の辛苦さでしっかりと引き締められつつ、喉奥に流れ込んできます。
 旨味は吟醸酒らしいフルーティーな甘旨味が主役、火入れ臭さは皆無で、程良い落ち着きと濃厚さ、そして透明感もある、高いレベルでまとまっている味わい。
 後味は最低限の辛さでしっかりと引き上げていきます。

 極めて直球勝負の、クセのない落ち着いた純米吟醸らしい旨酒でした。
 百五十九年目乃お酒ということで、やはり衒いのない酒質を指向したのだと想像します、そしてそれは非常に高レベルで成功していると感じました。
 こういうお酒が常温棚に並んでいる酒屋は信頼できるといえるでしょうね…。
 きよつるはもう一本購入したので、次はそちらを紹介します。

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名称:きよつる 純米吟醸 「百五十九年目乃お酒」
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:16度
日本酒度:+3.2
蔵元情報:清鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):1,717円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年02月10日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

片野桜 山廃仕込純米酒 山田錦 無濾過生原酒

本日の家飲み 片野桜 山廃仕込純米酒 山田錦 無濾過生原酒

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 前回、その強烈な個性に魅せられてしまった片野桜です。 
 この前は雄町でしたが、今回は山田錦ですね、他のスペックは全く同じ。
 雄町の方が数が少ないのか、こちらのほうだけ在庫があったので、再び購入してみました。

 上槽3月、製造年月日4月なので、おそらく酒屋さんで半年弱寝かせられたものと思われます。
 変なお店だとヒネとかが怖い期間ですが、しっかりした酒屋さんならむしろ良い感じの熟成を期待できるかと。

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 上立ち香は雄町と似た、甘さを感じる独特の香り。
 含むと、まずは甘味を感じるものの、すぐにかなり個性的な苦渋味が混ざってきて、複雑に形作られた芳醇な旨味がじわじわっと広がっていきます。
 旨味は意外にも甘さほどほどで、むしろ苦味とそれによる辛さが主役を張っている感があります。
 ただ、それが悪い感じではなく、クセになりそうな魅力がありますね…、これまた個性が凄い。
 後味は、その苦味と辛さで引取り、ピリッとキレます。

 苦味が主役ながら、それを前向きに感じさせる芳醇個性酒でした。
 丁度おかずが餃子になってしまったのですが、それに全然負けない味わいの強さがあります。
 ある程度熟成もしてきたのかなあ。
 個人的には甘味も濃厚な雄町の方が好みですが、こちらも十分好きなタイプのお酒です。
 片野桜はこれから注目していこうと、決心させられた一本でした。

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名称:片野桜 山廃仕込純米酒 山田錦 無濾過生原酒
製法情報:山廃 無濾過生原酒
精米歩合:65%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:山野酒造株式会社(大阪府交野市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,470円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2013年09月21日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

片野桜 山廃仕込純米酒 雄町 無濾過生原酒

本日の家飲み 片野桜(かたのさくら) 山廃仕込純米酒 雄町 無濾過生原酒

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 本ブログ初の大阪のお酒です。
 先日の外飲みで良い印象だったので購入しました、家飲みは初の銘柄です。

 最近私は「ブログ等で下情報仕入」→「外飲みで未飲銘柄を試す」→「気に入ったものを家飲み」というスタイルが板についてきたように思えます。
 外飲みはできないことも多いのですが、一回飲めると外れが少ないというか、当たりが多くなりますね。
 私が家飲みで飲んでいるような、ちゃんとした酒屋のこの価格帯のお酒は基本どれも美味しいので、その中での差となってくると結局個人的好みになってくるため、試飲が最高の基準になるのです。

 さて、今回はちょっとマイブームの感がある山廃、しかも雄町米利用のスペックです。
 注ぐと、相当に黄色がかっており、いかにも濃厚そうな雰囲気。

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 上立ち香はちょっとクリームっぽい甘い特徴的な香り。
 含むと、濃ゆーい甘旨味がじわじわと広がりつつ、ちょっと刺激的な苦渋味も絡まってきます。
 旨味は熟れきった果実かクリームのように、濃厚かつどっしりした甘味が主役。
 新酒のはずですが氷温熟成酒のように、いやらしくない熟成感のようなものを感じます。
 また、これだけ芳醇ながら辛過ぎないほどの刺激もあって、ダレた感じはしません。
 後味はその刺激が受け持ち、ちょっとしたピリピリ感を舌に残しつつ引いていきます。

 非常に個性的な超濃厚芳醇完熟酒でした。
 甘味の裏にはクセのように感じる苦味(エグ味?)も感じるのですが、それもまた前向きに感じられてしまうのです。
 このちょっとクセのある強烈な完熟タイプの甘味を持つお酒を飲んで、私は慶樹(射美)を思い出しました。
 うーん、これは旨い、私はこれ本当に好きなタイプのお酒です。

 ただ、外飲みで一緒に飲んだ友人は合わなかったそうなので、恐らく人を選ぶタイプなのでしょう。
 ともかく、片野桜は早々に他のスペックも入手してみたいと思いました。

 なお、開栓後は気持ち味わいがまろやかになる感じです。
 こっちのほうが万人向けかな…。
 しかし、これが熟成したらどうなるのか、非常に気になるところです。

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名称:片野桜 山廃仕込純米酒 雄町 無濾過生原酒
製法情報:山廃 無濾過生原酒
精米歩合:65%
酒米:雄町
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:山野酒造株式会社(大阪府交野市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,470円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2013年06月29日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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