奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦

本日の家飲み 奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦

20161127123514237.jpg 20161127123524023.jpg

 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目となりました。

 引き続き、「秋の生酒」の紹介となります、大典白菊のひやおろし同様、蔵元で寝かした上ではっきりと「秋酒」として売り出されていますね。(こちらはひやおろしの表記は無し)
 前回は若干ひやおろしディスの趣が強い記事になってしまいましたが、個人的にはむしろ秋の生熟酒の魅力を強く主張したいというのがメインの想いだったりします。
 その立場からは、蔵元さんがこういうはっきりとした形で出してくれるのは心強いというか、我が意を得たりというか、とにかくうれしいものを感じますね。
 そんな想いもあって、見かけ次第速攻でセレクトした次第です。
 
 スペック的には、地元の酒米「兵庫夢錦」を利用していること、山廃の生であることあたりがポイントでしょうか。(ちなみに別商品で山田錦を使ったものもあるらしい)
 「播秋」とは「播州」と「晩秋」をかけたのかな…、ただ出荷は9月の初秋なので、単に「播州の秋」という意味合いかも。

20161127123537766.jpg

 上立ち香はいかにもな、力強く熟した、アルコール混じりのお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、非常に良い具合に熟した芯のある旨味がググっと入ってきて、ワンテンポ遅れて出て来る辛さにしっかりと引き締められながら、最後まで存在感を保ったまま染みこんできます。
 味わいは、甘さはそこそこながら、まろやかさと引き締まりを見事に両立した力強い旨味がとにかく心地よく、複雑な味を雑味と感じさせない完成度がありますね。
 後味はまさに辛口という感じで力強くキレます。

 芳醇辛口を地で行きつつ、古臭さ・クセを感じさせない、見事に生熟成の魅力を伝えてくれるお酒でした。
 いやあ…、これは旨いっすねえ…、辛口酒に一歩引く私でもこの芳醇な旨味には完全に悩殺されてしまいました。
 生熟が上手くいった辛口酒は、その辛さが若干丸くなった感じがして、より万人向けになるように思えます。
 奥播磨、引き続き注目していきたいと思いました。

 当然のように燗を付けてみると…、うーんなんというか非常に素直な感じで燗酒らしくなりますね。
 甘味酸味マシマシで強烈ではあるのですが、荒くはない。
 いやあ旨いっす。

20161127123556274.jpg 20161127123547344.jpg

名称:奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦
精米歩合:55%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,521円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2016年12月01日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

壱 純米吟醸 生もと

本日の家飲み 壱 純米吟醸 生もと

20160812105436477.jpg  20160812105448282.jpg

 兵庫県神戸市の、いわゆる灘のお酒です、通販まとめ買い4本目。
 同蔵のお酒の紹介は2回目ですね、詳しくは後述。

 こちらを醸す神戸酒心館は、以前に紹介したノーベル賞晩餐会への提供酒「福寿」を醸す蔵でもあります。
 というかこの「壱」が特約店限定ブランドみたいですね、蔵元ホームページにも紹介コーナーがあり、取扱い店の一覧も載っています(素晴らしい!)。
 コンセプトは「最上の食中酒」とのことですが、「食事を邪魔しない」みたいに卑屈にならず、相乗効果を楽しんで欲しいという意図が伝わる感じなところがまた好印象ですね。
 
 スペックは兵庫の酒米夢錦を60%まで削った純米吟醸で、生もと造りなところがポイントでしょう。
 ブルーボトルに極太印字のラベルと、見た目にもインパクトがありますね。


 上立ち香はなんとなくウイスキー等蒸留酒を思い出す、穏やかなアルコール的な香りがほのかに。
 含むと、生もと系らしい乳酸っぽさをともなった旨味がゆっくりと入ってきて、最後までバランスを保ちながらじわじわと染みこんできます。
 味わいは、やはり乳酸的な旨味が主役ながら、ありがちな古臭さや引っ掛かりは無く、とにかく落ち着いて、優しく、透明感を感じさせるほどの上品さがあります。
 後味は酸味が自然に引き取ってキレます。

 とにかくバランスが良く、生もとの優しい部分だけを抽出したような、一種独特の魅力を持つ旨酒でした。
 やっぱりこの蔵は実力派だなあ…、まさに狙い通りの優しい食中酒ですね。
 神戸酒心館のお酒は、今後も注目していこうと思いました。

 なお、せっかくの生もとなので燗を付けてみると…、うーん意外にもやはり優しさを保っていますね。
 ただ、面白いことに印象は男酒というか、旨味が引き締まった印象になって、いくらでも飲めてしまいそうになりました。
 うーむ、やはり良い意味で一筋縄ではいかないお酒ですね。

20160812105503248.jpg

名称:壱 純米吟醸 生もと
精米歩合:60%
酒米:兵庫夢錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社神戸酒心館
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2016年08月23日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒 紺ラベル

本日の家飲み 都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒 紺ラベル

20160612034526003.jpg  20160612034538340.jpg

 兵庫県南あわじ市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒が淡路島産であることや、「日がさ雨がさ」さんが推していたことなどは前回に書きました
 相変わらず私の行きつけの酒屋さんに取扱いがなく、またしばらく離れていたのですが、今回は日暮里の「山内屋」さんで出会い購入しました。
 同店は私の酒屋新規開拓の一環で訪ねたのですが、いかにも厳選された品揃えで、やっぱり地酒屋めぐりは楽しいなあと思わせてくれるようなお店でしたね。
 
 スペック的には、最近個人的に注目している山廃の無濾過生原酒というのがポイント。
 前回は白系のラベルでしたが、今回は紺ラベルです。


 上立ち香は濃厚な山廃らしい乳酸系の香りがそこそこに。
 含むと、奥深い印象の旨味が舌触りなめらかに入ってきて、遅れて出てくるアルコールの辛さ的刺激と若干の渋みで引き締まりつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、やはり山廃っぽい乳酸味と甘味が併存する旨味が主役、そして濃厚かつ辛さも感じるのにキツさが無いのが見事ですね、とてもまとまりのあるお酒だと思います。
 後味はその辛さと渋みで力強くキレます。

 クセの無い、山廃らしい魅力をストレートに感じられる、今時の山廃無濾過生原酒でした。
 玉川、菊鷹、日輪田などなど、今風で魅力的な山廃酒を醸す蔵は多々ありますが、都美人も間違いなくそのトップグループに入っていると思いますね。
 都美人、今後も注目していきたいです。

 なお、燗を付けると…、うおっ無茶苦茶濃厚になりましたね、舌触りは相変わらずなめらかで、甘さと辛さマシマシ。
 いやあこれは良いです、かなり温度上げても対応する力強さもありますね。
 ちなみに燗冷ましになってくると戻ってきちゃう感じがするので、できればキープしつつちびちびやるのがベストかも。

20160612034553014.jpg

名称:都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒 紺ラベル
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元情報:都美人酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:山内屋(日暮里)
お気に入り度:8.5(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2016年07月16日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

千代田蔵 特別純米生原酒 無濾過 直汲み

本日の家飲み 千代田蔵 特別純米生原酒 無濾過 直汲み

20160523084307471.jpg  20160523084321552.jpg

 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す太田酒造の本社は滋賀県草津市にあるのですが、会社として灘に蔵を持っていて、このお酒はそこで醸されたお酒ということのようです。
 会社紹介ページを見ると、「ワインから日本酒・焼酎まで手掛ける日本一小さな総合酒類メーカーです」とのこと。
 通常銘柄は江戸城の築城でしられる太田道灌由来の「道灌」ですね、草津・灘・江戸と色々な年に由来があるのが面白いと思います。

 今回いただくのはその蔵の名前を冠した限定品。
 大手酒造ってこういうネーミング良くしますよね、「白壁蔵」とか「嘉宝蔵」とか。
 工場製品的なイメージからの脱却と、いまだ強い灘ブランドの利用という面が強いと想像します。
 スペック的には、五百万石60磨きの無濾過生原酒、お値段含め最近のスタンダードスペックという印象。

20160523084337109.jpg

 上立ち香は若干熟感の混じる濃厚な吟醸香がそこそこに。
 含むと、やはり熟した感じで濃厚そのものの甘旨味がトロリと入ってきて、舌先に若干のアルコール的ピリピリを感じさせながら、ググっと入り込んできます。
 味わいは、完熟した感じのカラメル的な甘味が主役で酸味は抑えめ、苦味が裏方っぽくも存在感を発揮して、複雑でダレを防いでいますね。
 後味はその苦味と甘味が相殺してキレる感じ。

 極めて濃度の高いカラメル的甘味を、謎のバランス感で素直に楽しませてくれる完熟甘旨酒でした。
 これが五百万石の新酒直汲みとはとても思えないですね…、こういうお酒は自分の理解の範疇外としか言えないかも。
 ただ個人的には好きですこれ、個性と甘味とダレ無い感じが併存している時点で文句ない感じ。
 千代田蔵、道灌とともに今後注視していきたいと思いました。

20160523084409727.jpg

名称:千代田蔵 特別純米生原酒 無濾過 直汲み
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:太田酒造株式会社 千代田蔵
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2016年06月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦

本日の家飲み 純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦

20160224175937316.jpg  20160224180006807.jpg

 兵庫県加西市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは酒屋さんの店頭で初めて出会ったお酒です。
 数年通っているお店でも、見たことのない銘柄を突然発見することは良くありますね、それは新規取り扱いだったり蔵の新ブランドだったりするのですが、そういうお酒は優先して買ってしまいます。
 その場合、どちらでもほとんど失敗は無いですね…、やはり信頼できる酒屋さんを見つけることは、充実した日本酒家飲みライフに一番大事なことだとつくづく思います。

 スペックは、兵庫の酒米「兵庫夢錦」を使っているところがポイントでしょうか、龍力ドラゴン黒で使っていた「兵庫錦」とはどうやら別っぽいです、うーむ混乱する。
 おりがらみということで、瓶底にはうっすらとおりが積もっています、混ぜると、ひっかからない程度ににごる感じ。

20160224180032710.jpg  20160224180151078.jpg

 上立ち香はおりがらみらしい、米とガス感混じりのフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、ジューシーな甘旨味が力強く入ってきて、おりの苦味に引き締められつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、今時のおりがらみ生のお手本のような、フレッシュな甘酸味が主役を演じつつ苦味でダレを防ぐタイプ。
 後味は酸苦味でしっかりとキレます。

 奇を衒う感じではなく、直球勝負で新酒おりがらみの良さを感じさせてくれる、まとまりのあるお酒でした。
 いやあ日本酒のおりがらみ生ってやっぱ良いですね、「にごり酒」というものに先入観のある一般の人に是非一度飲んでみて欲しいです。
 純青、今後の動きを注視して行きたいと思いました。

20160224180108483.jpg

名称:純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦
精米歩合:65%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:富久錦株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 純青 純米

2016年03月15日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

龍力 純米吟醸 ドラゴン黒

本日の家飲み 龍力 純米吟醸 ドラゴン黒

20151125181137493.jpg  20151125181148497.jpg

 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は「神力米」使用ということを前面に押し出したラベルでしたが、今回いただくのは、若干コミカルなドラゴンが描かれた「ドラゴン黒」ラベル。
 龍力を始め、「黒龍」「睡龍」「長龍」や「辰泉」、はたまた「龍神丸」や「臥龍梅」などなど、ぱっと思いつくだけでも、「龍」が絡む日本酒銘柄は数多くありますね。
 私は今年の干支「申」ラベルの日本酒まとめや、去年の「羊」ラベルの日本酒まとめを作成していますが、辰年なら数倍の数が出てきそうな気がします。(残念ながら、次は2024年なので結構先ですが…)

 閑話休題、今回いただくお酒は、蔵元の商品紹介ホームページによると、「新たなる米へのチャレンジ」ということで、兵庫県が新開発したお米である「兵庫錦」を使用しているところがポイントのようです。
 ただ、ラベルにそこらへんの記載が全くないのは寂しいですね…、神力ではあれほど気合が入った文章があったというのに。
 精米歩合は60、おそらく加水火入れ有りでしょう。


 上立ち香はほぼ感じず、ほんの少々お米っぽい香り。
 含むと、落ち着いて引き締まった印象の旨味がスルリと入ってきて、酸を伴う辛さでしっかりと輪郭を保ちながら、舌を刺激しつつ徐々に染みこんできます。
 旨味は、落ち着いたお米の旨味という感じの味わいが主役で、兎に角筋肉質で甘さはほぼ皆無、ただ雑味や古臭さも感じない、とても純度の高い旨味ですね。
 後味は酸辛で文句無しにしっかりキレます。

 まさに男酒!という感じのスレンダーな旨味がありつつ、今時のお酒らしいキレイさのあるお酒でした。
 食中酒として非常に優秀な味わいですね、甘口好きな自分でも、このお酒の完成度はビンビンに感じます。
 龍力、今後さらに存在感を増していく銘柄だろうと確信しました。

 開栓後数日たつと、結構旨味が開いてきたような。
 これはそう簡単には劣化しない、外飲みで真価を発揮するお酒かもしれません。
 しかし、燗をつけ忘れたのは痛恨事でした…

20151125181218316.jpg  20151125181159167.jpg

名称:龍力 純米吟醸 ドラゴン黒
精米歩合:60%
使用米:兵庫錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 龍力 純米吟醸

2016年02月24日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

太陽 純米吟醸 「たれくち」 無濾過生原酒

本日の家飲み 太陽 純米吟醸 「たれくち」 無濾過生原酒

20151109020046520.jpg  20151109020058805.jpg

 兵庫県明石市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め確か初めていただきます。

 「地酒屋こだま」さん銘柄が続きます、この「太陽」も、正直他の酒屋さんでは見かけたことが無いですね…
 商品紹介ページには各スペックの紹介に加え、銘柄への熱い思いなどが語られており、読み応えがあります。
 ここでは詳しく触れませんが、色々とありながらもしっかりとお酒造りを続けられていることは素晴らしいことだと思いますね、蔵元さんとそれを支えてきた皆さんには頭が下がる思いです。

 スペック的には、これまた一夏超えた無濾過生原酒。
 ラベルはなんというかにぎやかですね…、個人的にはこういう銘柄名がわかりにくいラベルは、いかがなものかと思ってしまいますが。
 使用米等の情報もあまり記載はありません。

20151109020111987.jpg

 上立ち香は濃厚な感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な旨味の塊がググッと入ってきて、甘味のベールでキツさを覆いつつ、力強く入り込んできます。
 旨味は直球勝負のアミノ酸旨味!という感じで、甘酸味とアルコール感がそこに複雑さと個性を加えます、全体的な印象は野太いながらもバランスとれた味わいという感じ。
 後味は酸とアルコールが仕事をしてびっくりするほど自然にキレます。

 濃厚芳醇で、どっしりとしながら最後には重さをあまり残さない、それぞれの要素が豪快にバランスを保ったようなお酒でした。
 これもまた一つのワールドを感じさせるお酒ですね…、流行に流されない確かな個性があると思います。
 また、おそらく一夏を越すことで、それがよりストレートに出てきているような気がします。
 太陽、今後他のスペックも試していきたいと思いました。

20151109020131094.jpg  20151109020144443.jpg

名称:太陽 純米吟醸 「たれくち」 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:18~19%
日本酒度:不明
蔵元情報:太陽酒造株式会社
購入価格(税抜):1,528/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2015年12月29日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙介 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒

本日の家飲み 仙介 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒

20151109015954721.jpg  20151109020008045.jpg

 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 こちらのお酒は、以前ブログで紹介した「琥泉」と同じ泉酒造さんが醸したお酒になります。
 その記事でも書いた通り、ブランドの違いは、麹米に兵庫県産山田錦を使ったものが「仙介」、そうでないものが「琥泉」とのこと。
 使用米でブランド名を変えるというのは結構珍しいですね…、それだけこだわりがあるということなのでしょう。

 というわけで、スペック的には、麹米に山田錦、掛米に五百万石を用いている、一夏超えた無濾過生原酒です。
 例によって「こだま」さんでの購入なので、詳細は商品紹介ページを見てもらった方が手っ取り早いかも…

20151109020024509.jpg

 上立ち香はメロン的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、いかにも濃厚芳醇、かつ少々の青臭さを感じる甘旨味が力強く入ってきて、その青い苦味で引き締められながら染みこんできます。
 旨味はやっぱりメロン的ですね、直球の甘味に青い苦味が絡みついて、極めて濃厚かつある種のまとまりを感じる味わい。
 後味はその苦味が引取り、見事に引き上げます。

 極めて濃厚な果実の甘旨味をストレートに感じさせつつ、ウィークポイントを感じさせない完成度の高いお酒でした。
 青めなフレッシュ感と、一夏越えてのってきた甘旨味が拮抗して、いい感じのバランスにまとまっている印象を受けました。
 仙介は琥泉とともに、激戦区である甘旨無濾過生原酒の中でも、一歩抜け出た実力を感じる銘柄だと感じました。

 温度が上がってくると、濃い分やはりちょっと甘ダレ感がある気がします。
 ある程度冷やしていただくほうが、個人的にはオススメ。
 でも、開栓後すぐには味落ちしないかな…、旨味の芯が力強い印象。

20151109020034902.jpg

名称:仙介 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒
精米歩合:65%
酒米: 麹:山田錦 掛:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3
蔵元情報:泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2015年12月25日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」

本日の家飲み 奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月(みやませいげつ)」

20151108203750936.jpg  20151108203819875.jpg

 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は低精白の山廃というある種とがったスペックのお酒をいただきましたが、今回は55%まで磨いた純米吟醸の生ということで、割とスタンダードなスペックです。
 それにしてもインパクトのあるラベルですね、月をモチーフにした銘柄は結構ありますが、その中でもストレートで印象深いラベルだと思います。
 ちなみに「霽月」とは、デジタル大辞林では「雨が上がったあとの月。転じて、曇りがなくさっぱりとした心境。」という意味とのこと。

 使用米は、麹米が山田錦、掛米が夢錦。
 夢錦はこちらではあまり見ないお米ですね、兵庫県で開発された酒米らしいです。

20151108203845071.jpg

 上立ち香はアルコール混じりで落ち着いた吟醸香が仄かに。
 含むと、きりりとした印象の旨味がぐっと入ってきて、キツくない苦酸に引き締められながら喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、割としっかりした甘味と苦味が拮抗する形の存在感のある味わいですが、全体的には引き締まった印象で、ぐいぐいいけます。
 後味はその苦味がそこそこの仕事をして、芳醇な味わいをしっかり引き上げます。

 優しい甘味とキリリとした苦旨味が共存する、奥深い味わいのお酒でした。
 甘さも確かにあるのですが、甘いお酒が苦手な人でもイケそうですね、ある意味万人向けのような。
 この味わいの引き締まりこそが奥播磨のコアなのかなあ、そんな思いを抱く味わいでした。
 奥播磨、引き続き注目していこうと思います。

20151108203859971.jpg  20151108203930762.jpg

名称:奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」
精米歩合:55%
酒米: 麹:山田錦 掛:夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,626円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2015年11月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 琥泉(こせん) 純米吟醸 無濾過生原酒

20150827120454172.jpg  20150827120504752.jpg

 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 外飲み経験、家飲み経験ともにありますが、ブログでの紹介は初めてですね。

 こちらのお酒はかの酒処「灘」のお酒ではあるのですが、実際に見かけたことがある人は少ないのではないでしょうか。
 実際私も「酒徒庵」さんでの外飲み経験がなければ、なかなか家飲みに踏み切ることはなかったでしょう。
 なお、購入は「地酒屋こだま」さん(商品ページはこちら)です、まあ特約店は相当限られる銘柄なので、マニアなら銘柄を見た時点で想像つくかもしれませんね。

 スペック的には一般的な純米吟醸無濾過生原酒といった趣、使用米の詳細は不明です。
 どうやらこちらの蔵は兵庫県産山田錦を使ったお酒は「仙介」という名前で売っているみたいですね、そこにあえてブランド的な差をつけたのでしょうか。

20150827120526301.jpg

 上立ち香は甘く濃い果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がトロリと入ってきますが、絶妙な苦酸味でダレることなく、力強く染み入ってきます。
 旨味は、果実の甘さが主役でそこに酸味が爽やかさを添える、若干トロピカルな印象のある個性的な味わいですね。
 後味はしっかりと酸苦がキレあげて、変な残味がない感じ。

 濃厚かつ個性的な甘旨味に、フレッシュさと苦酸味が彩りとバランス感を添える、芳醇旨酒でした。
 青臭さがなく、甘さをストレートに感じられるところが個人的にとても好みです。
 次は仙介も頂いてみたいと思いました。

20150827120537134.jpg  20150827120547717.jpg

名称:琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石、一般米
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1
蔵元情報:泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 琥泉 純米吟醸

2015年08月31日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

竹泉  純米吟醸 生原酒 槽口直詰 雄町

本日の家飲み 竹泉  純米吟醸 生原酒 槽口直詰 雄町

20150506014145947.jpg  20150506014208595.jpg

 兵庫県朝来市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か経験なし。

 こちらのお酒、ずっと「たけいずみ」かと思っていましたが、正しくは「ちくせん」でした。
 そしてこちらを醸すのは田治米合名会社さん、てっきり田治米と呼ばれるお米があるのかと思いましたが、「田治米(たじめ)」という苗字のようです、うーん難しい。
 まあ結構蔵元ホームページが充実しているので、そこを見ると色々情報は得られると思います。

 見た目的には、スペックを肩ラベルに書いてあるのが珍しいですね。
 表ラベルも銘柄名、色合い、細長い形と、全体的に目を引くデザインとなっています。
 雄町利用で、お値段は少しお高め。


 上立ち香は甘さ混じりのセメダインが控えめに。
 含むと、芳醇な甘旨味が多少のガス感とともに入ってきて、強めの苦味で引き締められながら力強く染みこんできます。
 旨味は、割と熟した果実系の濃厚そのものの甘味が主役ではあるのですが、ガスと苦みで全体としてはキリっとした印象。
 後味はその印象を保ちながら力強くキレます。

 しっかりとした個性的な甘旨味をきっちりと整えて、最後にはキレイに引き揚げさせる、お手本のような生原酒でした。
 特に味わいに個性があるのが良いですね、後はもう少しお安いとありがたいかな…
 竹泉、次はもうちょっと低価格帯のお酒を試してみたいと思います。

20150506014230564.jpg  20150506014247273.jpg

参考:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の感想
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1177.html

名称:竹泉  純米吟醸 生原酒 槽口直詰 雄町
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:田治米合名会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 竹泉 純米吟醸

2015年06月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

龍力 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 「神力」

本日の家飲み 龍力(たつりき) 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 「神力」

20150407150029865.jpg  20150407150044738.jpg

 兵庫県姫路市のお酒です。
 外飲みは何度かありますが、家飲みは初めて。

 ラベルには使用米である「神力(しんりき)」が銘柄名以上に大書されています。
 そして裏には特大サイズでその神力についての紹介と、それに対する蔵元の想いが、発見者である「丸尾重次郎」翁の写真と共に記載されています。(下の写真参照)
 スーパーに置いてあるよう、な銘柄をろくに書かずに「山田錦」とかでかでかと書いてあるお酒を見ると鼻白むものがありますが、このお酒にはそういう薄っぺらい広告表示とは真逆の熱い想いを感じますね。

 スペック的には、その発祥の地「御津町」(姫路市の隣らしい)で生産された神力を、65%まで磨いた無濾過生原酒です。
 龍力というと熟成酒のイメージも強いのですが、今回はしぼりたて。
 
20150407150150853.jpg  20150407150136226.jpg

20150407150204581.jpg

 上立ち香は甘いセメダインといった感じのスッキリした香りが仄かに。
 含むと、濃厚でほどほどにフレッシュさもある甘酸旨味が、強めの苦味に引き締められながらキリリと入り込んできます。
 旨味はまさに無濾過生原酒!といった感じの、芳醇な甘味が主役で青臭さもある、青いメロン的な味わい。
 後味は苦味で力強く引き上げていきます。

 新酒の無濾過生原酒らしい、濃厚で青臭い甘旨味が魅力のお酒でした。
 正直とても好みの味わいではあるのですが、あともう一歩個性や完成度が欲しい気も。
 もしかしたら熟成するとまた違うのかなあ。
 龍力はまた色々なスペックを試してみたいです。

20150407150058351.jpg  20150407150111054.jpg

名称:龍力 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 「神力」
精米歩合:65%
使用米:神力
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 龍力 特別純米

2015年04月17日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒

fc2_2014-06-05_17-38-24-991.jpg  fc2_2014-06-05_17-42-44-402.jpg

 兵庫県南あわじ市のお酒です。
 外では何回かいただいていますが、家飲みは初めて。

 以前佐渡島のお酒をいただきましたが、今回は淡路島のお酒です。
 都美人といえば、個人的には四谷三丁目の銘酒居酒屋「日がさ雨がさ」さんが強く推していた銘柄ということが印象に残っています。
 私もそちらでいただき好印象を持っていたのですがなかなか置いているお店が無く、今回ようやく池袋西武で発見したので購入した次第です。

 スペック的には山廃の無濾過生原酒でアルコール度も18~19と高め。
 濃厚な味わいが想像されますが、いかがでしょうか。

fc2_2014-06-05_17-39-52-490.jpg

 上立ち香は落ち着いた印象の米とアルコールの香りが仄かに。
 含むと、熟したように落ち着いた旨味が、山廃らしい強めの酸味とともに、香りを伴わないままジワーッと染みこんできます。
 旨味は濃厚な甘酸が主役な感じで、それに結構強めの辛さが絡みついて、なかなか複雑な味わいの世界を作り出します。
 ただ、個人的にはクセは感じず、キッチリバランスはとれている感じ。
 後味は、その辛さが見事にキリッと引き上げていきます。

 非常に旨味が濃く、かつ個性を発揮する形でバランスがとれている、クセのない山廃旨酒でした。
 個性的な芳醇旨酒ということで、私のストライクゾーンど真ん中です。
 山廃酒でも無濾過生原酒はやっぱり火入れとは全く違う魅力があるということを、改めて感じた次第。
 都美人、是非ほかのスペックも頂いてみたいと思いました。

 山廃酒のお約束として燗を付けてみると、やはり口当たりは柔らかくなるのですが、アルコールのキツさも出てきます。
 これは好みですね…、個人的にはぬる燗あたりが丁度良いバランスに思えたので、オススメ。

fc2_2014-06-05_17-44-55-823.jpg

名称:都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:18~19%
日本酒度:+6
蔵元情報:都美人酒造株式会社(兵庫県南あわじ市)
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年07月24日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

忠臣蔵 山廃純米 雄町 生酒

本日の家飲み 忠臣蔵 山廃純米 雄町 生酒

fc2_2013-10-24_19-54-03-708.jpg  fc2_2013-10-24_19-54-41-284.jpg

 実は最近ちょっと体調を崩しており、ブログの更新が少し滞り気味になっていました。
 体調崩す→日本酒飲めない→ネタが無くなる→更新できないというわかりやすい因果関係ですね。
 まあ2日で一本というペースが異常だったような気もしますし、しばらくは少しペースが落ちるかもしれません。
 (もしくは、ゲーム絡みの記事が増える)

 閑話休題、今回は名前通り兵庫県赤穂市のお酒です。
 最近しんばし光寿さんで頂いた以外、頂いた経験なし。
 名前は覚えやすいと思いますが、ちょっとラベルは地味な気もしますね。

 今回のスペックは山廃の生酒です。
 アルコール度が18~19度とちょっと高いのが特徴かな、明記はしてないけど多分原酒でしょう。

 上立ち香はアルコールと米の香りがそこそこに。
 含むと、整った旨味が山廃らしい酸味に包まれながらじわじわと広がります。
 旨味は甘味そこそこのバランスがとれたキレイな感じですが、酸味が相当強いのでそちらのほうが主役に感じられますね。
 特筆すべきは雑味の少なさかな…、山廃にありがちな複雑さではなく、スタンダードを突き詰めた感じ。
 後味はその酸味と少々の辛さで、しっかりとキレます。

 もうちっとばかし甘味が強いほうが好みでは有りますが、これはこれで完成されているように思えます。
 アルコールの高さを感じさせない飲みやすさで、食事にも合わせやすいし、飲み飽きない印象。
 いわゆる山廃に苦手意識を持っている方に、ぜひ一度飲んでみて欲しいお酒でした。
 忠臣蔵、覚えておこうと思います。

 ちなみに燗をつけると、酸味が少し引いて苦味と辛さが出てきますね。
 これはかなり珍しいタイプのような…、一転して玄人向けの味わいとなりました。
 やっぱり山廃は面白いです。

fc2_2013-10-24_19-55-18-948.jpg

名称:忠臣蔵 山廃純米 雄町 生酒
製法情報:山廃 生酒
精米歩合:65%
酒米:雄町
アルコール度:18~19%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:奥藤商事株式会社(兵庫県赤穂市)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2013年11月06日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

福寿 無濾過純米酒 生酒

本日の家飲み 福寿 無濾過純米酒 生酒

fc2_2013-07-10_20-23-36-088.jpg  fc2_2013-07-10_20-24-02-808.jpg

 泣く子も黙る超有名酒どころ、灘の日本酒です。
 まあ当然、私は灘のお酒だからといって味を盲信するつもりはなく、大手蔵のせいでむしろ後ろ向きの印象すらあったりします。

 ただ、この福寿については会社の上司が灘に行ったときに蔵元で飲み、痛く気に入ったと繰り返しのたまっていたことで気になっていました。
 さらに、福寿はストックホルムでの2012年ノーベル賞晩餐会で饗されたということで一躍注目を浴びていて、各所の通販ではほぼ品切れ状態。
 今回池袋西武のお酒売り場で見かけたので、迷わず購入した次第です。

 スペックは無濾過の生酒ということですが、夏酒らしいステッカーなので加水はしているのかしら。
 ただ、アルコール度は17~18と結構高めです、詳細は不明。
 ラベルには使用米さえ書いていないのでちょっと不親切ですね。

fc2_2013-07-10_20-25-13-688.jpg  fc2_2013-07-10_20-24-40-391.jpg

 上立ち香はとても爽やかな吟醸香がそこそこに。
 含むと、優しい印象のバランスの良い旨味が限定的に広がります。
 旨味はマスカット様の上品な甘味が主役で、若干の酸味と渋味がそれに輪郭をつける感じ。
 全体的な印象はとても爽やかで、夏酒として調整したのかなあと思えます。
 後味は最小限度の渋味が受け持ち自然とキレていきます。

 バランスの良さとさわやかさが印象的なしっかりとした味わいのある夏酒でした。
 この完成度は流石ですね、ラベル裏の「濃淳できれいなお酒を目指している」という言葉そのままのお酒だったと思います。
 ただ、少し優等生すぎる気もするんですよね…、わがままな希望ですが私はもう少しやんちゃな個性酒の方が心に残ります。
 とはいえ、十分魅力的なお酒でした、他のスペック(できれば無濾過生原酒)を入手できる機会があれば是非いただきたいと思います。

fc2_2013-07-10_20-26-53-485.jpg  fc2_2013-07-10_20-26-06-200.jpg

名称:福寿 無濾過純米酒 生酒
製法など:無濾過生酒
精米歩合:70%
酒米:不明
アルコール度:17~18度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社神戸酒心館(兵庫県神戸市)
製造年月:2013/6(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 福寿 純米

2013年07月24日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 山廃純米生 山田錦八割磨き

本日の家飲み 奥播磨 山廃純米生 山田錦八割磨き

fc2_2013-05-20_20-46-39-658.jpg  fc2_2013-05-20_20-47-03-505.jpg

 兵庫は姫路のお酒、奥播磨です。
 兵庫といえば灘のお酒という風になってしまいがちですが、実は姫路も相当の酒処らしいです。
 最近よく聞く銘柄だと「龍力」もそうですね。

 奥播磨は家飲みでは初めてです。
 実はつい最近外飲みで少々いただいたのですが、その時はちょっと古臭い香りが強く、あまり印象はよくありませんでした。
 しかも今回は精米歩合80の山廃という、山田錦とはいえちょっとチャレンジングなスペック。
 多少不安な気もしてしまいますが、いかがでしょうか。

fc2_2013-05-20_20-48-11-721.jpg  fc2_2013-05-20_20-48-34-703.jpg

 注ぐと、少したじろぐ程に黄色がかってますね。
 私のスマホの写真でもわかるというのは相当なものです。

fc2_2013-05-20_20-49-12-488.jpg

 上立ち香は濃い目でアルコールと米と果実が混じったような不思議な香りが限定的に。
 含むと、意外にもクセがなく、濃厚ながらフレッシュな感じの米の旨味がストレートに感じられます。
 旨味の中にはしっかりとした甘味とそれに寄り添う酸味、同時に辛さを感じさせるような刺激もあったりします。
 さらに、そういった複雑な味わいがありながら、飲みくちはどっしりというよりスイスイいけるような軽快な感じですね。
 後味は、キレを辛さがちゃんと受け持ってバッチリ。

 上記感想の通り、私では表現に迷うような複雑な魅力のあるお酒でした。
 最初の不安を綺麗に消し飛ばしてくれるぐらいに、美味しかったです。
 奥播磨は他のスペックも試してみたいところです。

 しかし、最近山廃のお酒を結構飲んでいるのですが、自分の中で「山廃らしさ」というものが全然固まりません。
 多分今風の山廃酒の多様さ故なのでしょうね、このお酒もまさにそんな印象でした。
 山廃でも生だと自分好みになることが多いのだなあと感じた次第です。

 ちなみに開栓後はフレッシュさが減退し、素直に落ち着いてくる感じで、悪くない印象。
 まあ本当は2,3日ではわからないところかもしれません…。

fc2_2013-05-20_20-47-37-150.jpg

名称:奥播磨 山廃純米生 山田錦八割磨き
製法情報:山廃 生酒
精米歩合:80%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:下村酒造店(兵庫県姫路市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,320円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 奥播磨 純米

2013年05月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |