豊能梅 純米吟醸 生酒 松山三井

本日の家飲み 豊能梅(とよのうめ) 純米吟醸 生酒 松山三井

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 高知県香南市のお酒です。
 外飲みは何度かありますが、家飲みは初めてですね。
 酒逢さんでの購入酒3本目。
 
 こちらのお酒は居酒屋の他、銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」(結構日本酒が充実している)でも見かけたことがありますね。
 同蔵ではロシアの「ソユーズ」に乗って宇宙を旅したお米・酵母で「土佐宇宙酒」と名付けたお酒を醸すという、ユニークな試みもやっているようです。
 個人的に素晴らしいと思うのはこちらの蔵元ホームページですね。
 一見古臭くも見えるシンプルで軽いデザインながら、特約店・飲食店一覧、通販も兼ねた商品紹介、分かりやすいサイトマップ、そして十分な更新頻度と、無駄な労力をかけずにユーザーが必要とする情報を見事に提供しています。(敢えて言うならあまり更新の無いブログが残っているのが玉に瑕)
 小規模蔵の情報発信としては理想形の一つなんじゃないでしょうか、下手にSNSに手を出していない(多分)ところにもセンスを感じます。

 なお、ラベルでは「豊能梅」ですが、蔵元ホームページでは「豊の梅」表記も見られるので、おそらくどちらでも良いのでしょう。
 スペック的には、四国酒でよく見られる酒米「松山三井」を50まで削った純米吟醸生。
 店長さんいわく「超フルーティー酒」とのことでしたが、いかがでしょうか。

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 上立ち香は典型的なフレッシュリンゴの香りが強めに。
 含むと、これまた典型的な甘旨味がスルスルと入ってきて、時間差で出てくる苦味にギッチリと締め上げられながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいはフルーティーかつジューシーなリンゴ系旨味が主役、高精白的な上品さはあるのですが、苦味がキツく飲みづらさ・嫌らしさを感じさせるレベルですね…
 後味はその苦味を口中に残しつつ引き上げていきます。

 香り系フルーティー吟醸酒の良い所と悪いところを両方強烈に感じるお酒でした。
 一口目は良いのですが、飲み進めるとやはり苦味が浮いているように思えて…、典型的な「飲み飽きる香り系」酒かなあ、値段を考えるとコスパ的には悪くないのですが。
 逆に、いつも私が飲んでいるお酒のレベルの高さを感じさせてくれたようにも思えます。
 とりあえず豊能梅は、次は純米クラスも飲んでみたいと思いました。

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名称:豊能梅 純米吟醸 生酒 松山三井
精米歩合:50%
酒米:松山三井
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:高木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,369円/720ml
購入した酒屋さん:酒逢(金町)
お気に入り度:8.1/9.0

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2016年10月20日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐しらぎく 純米吟醸 あらばしり生

本日の家飲み 土佐しらぎく 純米吟醸 あらばしり生

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 高知県安芸郡芸西村(あきぐんげいせいむら)のお酒です。
 外飲み、家飲みともに経験ありますが、意外にもブログでの紹介は初めてですね。

 当ブログではさんざん繰り返している話題ですが、高知(土佐)のお酒というと、新潟とともに「淡麗辛口」と言われることが多いという印象です。
 が、私が今までいただいてきた高知酒を振り返ってみると、淡麗というよりはどれもしっかりとした旨味と甘味を感じられるものだったという印象が強いです。
 ただ、「後味のキレ」と「飲み飽きなさ」については共通しているかも…、この二要素と「淡麗辛口」って良く結び付けられますが、別にイコールではないと感じています。

 さて、今回の「土佐しらぎく」は、割と早いうちから都内の有力酒販店で見出されていて、外飲みでもよく見かける印象。
 スペック的には、広島県産の八反錦を50まで削った純米吟醸です。
 「あらばしり」ということでフレッシュで力強い味わいを期待しますが、いかがでしょうか。

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 上立ち香は濃厚フレッシュなバナナ系の果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がほんの少々のガス感を伴って力強く入ってきて、若干の苦味で輪郭を保ったまま、キリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりバナナ感のある、非常にフレッシュかつ濃厚な甘旨味が主役で、濃厚ながらガスと苦味でどんどん飲めてしまいそうな危険を感じるもの。
 後味はしっかりと苦味が引き取ってキレます。

 濃厚芳醇フレッシュでバランス良い旨味に、さらにガス感がアクセントをつける、飲み飽きないお酒でした。
 いやあ良い甘味ですね…、「キレのある飲み飽きない」お酒ってやはり「辛口」というイメージが強いと思うのですが、「甘味とガス感」の組み合わせでも十分イケると個人的には感じています。
 それだけだとチューハイやらカクテルっぽい意味合いに思えるかもしれませんが、日本酒にはそこに奥深さがあり、さらにガスが抜けても美味しいという強みもあります、十分戦えるのではないかと。
 この土佐しらぎくは、そんな日本酒の可能性を魅せてくれる一本でした。

名称:土佐しらぎく 純米吟醸 あらばしり生
精米歩合:50%
酒米:八反錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仙頭酒造場
購入価格(税抜):1,575円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年04月30日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐三原 どぶろく 「ふき」

本日の家飲み 土佐三原 どぶろく 「ふき」 

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 高知県幡多郡三原村のお酒です。
 家飲み、外飲み含め、当然初めていただきます。

 こちらは日本酒(清酒)ではなく「どぶろく」になります、実際の銘柄名は写真の通りで、2文字目は「七」が三つの「喜」の異体字です(私にとってはすきごころの「き」ですね)。
 前の会社でお世話になった方から、お遍路土産ということでいただきました、日本酒マニアの私にとって、定跡から少し外した素敵なセレクトと感動…。
 さて、「どぶろく」というお酒の定義・位置づけはwikipediaに詳しく載っています(「どぶろく裁判」なんかは私のような法学部卒には懐かしい話かも)。
 そちらに記載があるとおり、現行法では各地の伝統に基づく「どぶろく特区」での生産・販売について特別な扱いがあるようです、今回のお酒も特区産ですね。

 このお酒を醸すのは「農家食堂・民宿 風車」さん(こちらに商品紹介ページがありました)。
 原材料は「米・米麹」ということで、いわば「純米」、糖添で甘くしたようなお酒と一線を画す本格派です。
 アルコール度は14~15度で、イメージより高め、手書きで数値が書き込まれたラベルが微笑ましいですね。
 ちなみに穴開き栓でした。


 上立ち香はやはり炭酸混じりのお米の香りがそこそこに。
 含むと、意外にガス感は控えめで、バランスの良い甘酸っぱい旨味が素直に入ってきて、そのまま喉奥に流れ込んできます。
 旨味はやはり残った米の感触がググっと来る独特なもので、甘酸が主役なのですが米の旨味も濃厚に感じて、苦味渋味はほぼ皆無。
 後味は酸味を少々残しつつ、しっかりと引き上げます。

 「どぶろく」という言葉で想像されるワイルドさよりも、むしろ丁寧に造られたことを感じさせる、本格的濁り酒でした。
 やっぱり特徴はお米の旨味ですね、最後らへんはほぼ米粒を「食べる」感じになり、それがまた面白い。
 というか、実際このレベルならしっかり濾しても勝負できるんじゃないかなあ…、と思ってしまうほどのレベルでした。
 う~む、どぶろく特区の本格派どぶろくには、今後目を向けても良いかもしれません。

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名称:土佐三原 どぶろく 「ふき」
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:14~15%
日本酒度:-
蔵元情報:農家食堂・民宿 風車
購入価格(税抜):もらいもの
お気に入り度:もらいもの&比較不能

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タグ: ふき どぶろく

2015年10月15日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

久礼 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒

本日の家飲み 久礼(くれ) 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒

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 高知県高岡郡中土佐町久礼のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 ラベルにはスペック情報がずらずらと記載されています、同じ高知の亀泉CEL-24と似ていますね。
 そして亀泉は横書きですが、こちらは縦書き、「内容量 七百二十ミリリットル詰」と大きい文字で縦に書かれている有様は、ちょっとシュールな気も。
 後、「酸度 非公開」っていうのも面白いですね、「じゃあなんで書いた…」とツッコミを入れたくなるような。

 スペック的には、同じ四国の愛媛県産松山三井を利用し、酵母は高知酵母ということで、地酒感(?)高め。
 60まで削った原酒の割には、お手頃価格なのはうれしいところです。

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 上立ち香はアルコール混じりで濃い目の果実香が仄かに。
 含むと、濃厚そのものの甘旨味がググっと入ってきて、裏方ながら存在感のある酸味に引き締められながら染みこんできます。
 旨味は無濾過生原酒らしい芳醇フレッシュな果実の甘さがギリギリメインを張りつつ、そこに苦酸味が強めに絡みついて複雑な世界を見せてくれます。
 後味はその苦酸が表に出てきてキリリとキレます。

 結構色々な味わいがありながら印象としてはキリっとしたものが残るお酒でした。
 ただ、飲み進めると苦味が表に出てくるように思えるのはなんなんだろう…、あまり量は飲めない系かも。
 久礼、また機会があればいただいてみたいと思いました。

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名称:久礼 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:松山三井
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:有限会社西岡酒造店
購入価格(税抜):1,377円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 久礼 特別純米

2015年07月26日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

潦(にわたづみ) 純米吟醸 むろか生酒

本日の家飲み 潦(にわたづみ) 純米吟醸 むろか生酒 

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 高知県安芸市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 難読銘柄は数ありますが、その中でもこちらは一等級なのではないでしょうか。
 裏ラベルによると、潦(にわたづみ)とは「雨が降る折に、地上にたまり流れる水のこと」だそうで、「日常と非日常の境界にある酒」をイメージしてのネーミングとのこと。
 なかなか詩的ですね…、ちなみにこちらは限定ブランドで、通常銘柄は「安芸虎」などのようです。

 スペック的には「土佐錦」を利用しているところが特徴でしょうか。
 高知の酒造好適米だそうですが東京ではあまり見ない印象です、司牡丹などが使っているとか。
 ちなみに普通に検索すると、金魚(トサキン)が出てくるところがちょっと面白かったです。

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 上立ち香はスッキリ系の香りが仄かに。
 含むと、とろみを感じるしっかりとした甘旨味が、心地よい酸味で輪郭を保ちながら、力強く入り込んできます。
 旨味は濃厚そのもののながら荒さを感じない、ほどよく熟した果実の甘味が主役で、キツくない酸味と完全に裏方に回った苦味がダレをちゃんと防ぎます。
 後味は最後まで酸味が仕事をしつつ、ほんの少々苦味が表に出て見事にキレます。

 無濾過生原酒らしい芳醇な甘旨味が主役かつ、ありがちな荒さやエグさが皆無で滑らかさすら感じるまとまりのあるお酒でした。
 これは旨い!特にやさしい酸味が特長ですね…、酸をどう使いこなすかというのは最近の日本酒の味わいにおける重要ポイントかなと思います。
 コスパも素晴らしいですし、完全にお気に入りです、次は是非安芸虎もいただいてみたいと思いました。

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名称:潦(にわたづみ) 純米吟醸 むろか生酒
精米歩合:50%
使用米:土佐錦
アルコール度:16.5%
日本酒度:-1
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,229円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年06月01日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南 無濾過純米 中取り

本日の家飲み 南 無濾過純米 中取り

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 高知県安芸郡安田町のお酒です。
 家飲みは確か初めてで、外では何回かいただいたことがあったような。

 高知というとすっきり辛口系のお酒がメインという印象ですが、私が飲んだものはその予想を覆すような芳醇酒が続いていました(亀泉・アリサワ)。
 だから選んだというわけでもないのですが、今回セレクトしたこの南は、外でいただいた時にはスッキリ系だったという印象があります。

 スペック的にも日本酒度+8ということで、明らかに辛口であると予想されるのですが、いかがでしょうか。
 ちなみにお米は松山三井ですね、四国産のお酒では割とよく見ます、造りやすいのかな。
 酵母も高知県産であることを明記しています、地場産であることをしっかり公開する姿勢は好感触。

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 上立ち香はフレッシュな香りがほんの少し。
 含むと、まずは柔らかい口当たりでほんのりとした甘旨味が入ってくるのですが、そこから徐々にアルコールのキツさと辛さが出てきます。
 旨味は甘酸渋がバランスよく混ざったクセのないもので、中取りらしく雑味が無いのが特長。
 後味は完全に辛さと酸渋が支配してがっつりキレます。

 含んだ時のまろやかさと後味の厳しさが見事に対照的なお酒でした。
 結構高地酒のイメージに沿うような、味わいのあるスッキリ辛口系のお酒だったと思います。
 南の他のスペックの味わいが気になるところです。

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名称:南 無濾過純米 中取り
精米歩合:60%
酒米:松山三井
アルコール度:16~17%
日本酒度:+8.0
蔵元情報:有限会社南酒造場(高知県安芸郡安田町)
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 純米

2014年07月15日 高知の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

鏡野 純米無濾過生原酒

本日の家飲み 鏡野 純米無濾過生原酒

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 高知県、株式会社アリサワの醸すお酒です。
 こちらのブランドは「文佳人」が一番有名かな、私はどちらにしろ家飲みは初めてです。
 
 ちなみに「鏡野」ブランドはかなりの限定品らしいです。
 一般米である「アケボノ」を55%まで磨いていますが、お値段はかなり良心的。

 上立ち香はフレッシュさと甘さを感じる果実香が強めに。
 含むと、少々のガス感と濃厚な甘旨味をまず感じ、そこにこれまた強烈な酸、そしてちょっとクセのある苦渋味が絡みついてきます。
 旨味はマスカット系の甘味が主役でかなり熟した印象、かつ雑味とも取れるような酸渋によって一筋縄ではいかない複雑で芳醇な味わいを作り出しています。
 ただ、その複雑さは全体的な印象としてはバラバラな感じではなく、むしろ個性と前向きに捉えられる感じですね。
 後味も、酸が力強く引き取ってダレずにキレます。

 複雑な味わいがそれぞれ主張する力強さと、それがなかなかに絶妙なバランスを保つ完成度を感じられる玄人向けのお酒でした。
 これは山田錦では出ないような味わいでしょうね…、アケボノという一般米の特性を見事に使いこなしているように感じました。
 高知のお酒に対するイメージを強力に好転させられた一本でした。

 ちなみに、書き終わって気が付きましたが、最近飲んだ美和桜とほぼ同じ感想書いてますね…、実際タイプは似てる(これも唾液が出る)と思いますが、ボキャ貧ぶりにちょっと自己嫌悪。

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名称:鏡野 純米無濾過生原酒
製法など:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:アケボノ
アルコール度:17~18度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社アリサワ(高知県香美市)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込):1,260円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 鏡野 純米

2013年10月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24

 本日の家飲み 亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24

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 高知酒といえば酔鯨、美丈夫のような辛口男酒といったイメージが個人的にはあります。
 が、こちらのお酒はラベルにでかでかと、「日本酒度 -12.5」「酸度 1.8」、原酒なのに「アルコール度 14.2」と変態的な数値のオンパレード。
 数値はあまりあてにしない方なのですが、これは流石に辛口とは思えません。

 ちなみに蔵元ホームページによるとこの数値は高知県開発の「CEL-24」酵母特有のものらしいです。
 ラベルもこのスペック特有のものらしいので、マニアが数値に仰天して手を伸ばすことを意図しているのでしょう。
 私は亀泉自体初飲みで店頭で見かけるまで買うつもりもなかったので、見事に釣られました(笑)。

 上立ち香からしてリンゴ酢のような、酸を感じる甘い香り。
 含むと、う~ん本当に甘酸っぱい日本酒離れした味わいがじわっと広がります。
 印象はまさに日本酒のリンゴ酢割りといった感じで、含んでいると唾液腺が刺激されているのを強く感じます。
 苦味と渋味は皆無ながら、酸味が効いている関係で甘だれた感じはせず、比較的低アルコールなことも相まって、しっかりした味わいの割にかなり飲みやすいのではないかと。
 後味も酸がメインでキレていく感じ。

 また、蔵元ホームページにあるように、氷を浮かべて飲むとさらに飲みやすくなる感じです。
 甘味が綺麗になる感じでこれはこれでいいのですが、飲兵衛には物足りないかも。

 兎にも角にも甘酸っぱさが特徴の個性酒でした。
 個人的には、酸っぱいお酒は苦手な部類だったりしますが、その個性に敬意を表しつつ「苦手」と言いたいところ。
 私はこれと似たタイプのお酒はひとつしか知りません、同じ四国の三芳菊です。
 まあ三芳菊よりは日本酒の面影を残しているかな…、ハマるとクセになりそうな味わいだとは思います。

 ちなみに、蔵元によると「女性にオススメ」とのこと。
 彼女(三芳菊好き)に飲んでもらったところ、相当気に入ったらしくスイスイいっていました。
 昔ながらの日本酒好きの人にも、日本酒に先入観の無い人にも、一度は飲んでみて欲しい一本です。

 ただ、私はこの個性がcel酵母特有のものか気になるところなので、次は普通のスペックを飲もうと思います。

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名称:亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24
製法情報:生原酒
精米歩合:50%
酒米:八反錦
アルコール度:14.2%
酵母:CEL-24
日本酒度:-12.5
蔵元情報:亀泉酒造株式会社(高知県土佐市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:7.2/9.0

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タグ: 亀泉 純米吟醸

2013年04月20日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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