くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

本日の家飲み くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 外飲み経験はそれこそ数え切れないぐらいにありますが、驚くべきことに家飲みは初めてでした。

 くどき上手は既に銘酒居酒屋等で確固たる評価を得ている銘柄であり、基本的には「フルーティー」という言葉に象徴されるような、今風の吟醸酒という文脈で語られることが多い銘柄だと思います(超辛口酒「ばくれん」という例外的な商品もありますが)。
 精米歩合22%の「穀潰し」、超甘口の「ヒ蜜」、果てはチョコレート風味を謳う「ショコラ」みたいに、ユニークな商品ラインナップも特徴ですね。
 私が今まで家飲みを逃していたのは、いつも使っている酒屋さんで意外にも扱いなかったことと、四合瓶の流通量が明らかに少ないことに因っています。

 今回は、比較的スタンダードスペックの新酒純米大吟醸四合瓶を店頭で見かけたため、「そういや家で飲んだことなかったな」とセレクトしました。
 私が最近出羽桜でも出会った山形の酒造好適米「出羽の里」を48%まで削った、新酒第一弾の生酒とのこと。

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 上立ち香は見事に蜜たっぷりのリンゴといった趣の果実香がそこそこに。
 含むと、甘酸っぱい印象の旨味がスルスルと入ってきて、華やかめの含み香を振りまきつつ、唾液腺を刺激しながらそのままの勢いで喉奥に流れ込んでしまいます。
 味わいは、好ましい青リンゴ的な甘酸が中心にありながらその存在感は薄く、香り系吟醸酒にありがちな苦味もあって全体としては細くか弱い感じの印象。
 後味はその苦味を少々残しつつ、酸でキレます。

 高精白の良いところと悪いところがそれぞれギクシャクと共存している印象を受ける、線の細いお酒でした。
 決して薄くはないのですが、なんというか膨らみに欠けるといいますか、味わいが香りに負けている感じがありますね。
 もちろん普通に美味しく飲める上での話ですが、くどき上手に期待していた味わいとしてはちょっと残念かも…新酒第一弾ということもあって、28BYの米の出来に対応できてなかったのではないかという仮説を個人的には立てております。
 くどき上手、またあらためて他のスペックもいただきたいと思いました。

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名称:くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒
精米歩合:48%
使用米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:亀の井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年05月27日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山川光男 2017 ふゆ 生

本日の家飲み 山川光男 2017 ふゆ 生

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 山形県天童市のお酒です。
 銘柄自体は初めていただきます、詳しくは後述。

 全体的に奇天烈な雰囲気を醸し出すお酒ですが、実態は山形県の4つの日本酒銘柄、「山」形正宗、楯野「川」、「東」光、羽陽「男」山から一字ずつ取って名付けた、4蔵の共同ユニット・ブランドになります。(まあNEXT5やらDATE7と類似の試みかと)
 公式ホームページまで作成する力の入れようですが、ここを見てもあまりブランドの位置づけとか背景は良く分からないですね…、特に買える店の記載がないのは痛い。
 同ユニットについてはむしろSAKETIMESの紹介記事が、グループ結成の経緯や各蔵元のコメント等、充実した内容になっていると思うので、興味があればご一読をオススメします(流石有名日本酒ブロガーさんの執筆記事ですね)。
 酒質の上で重要な部分は「酒造りを担当する酒蔵が麹や仕込み水、酒米などを他の蔵からもらって醸す、という変則的な共同醸造をしています。」というところでしょう。
 今回の「2017ふゆ」は山形正宗を醸す「水戸部酒造」が製造担当のようです。

 このプロジェクトの特長はやっぱりキャラを作った事でしょうね、杜氏の擬人化といいますか。
 日本酒ラベルとしては異端なラベルにはなっていますが、個人的にはこの絵柄は今日日インパクト不足な気もします。
 せっかくシュールなデザインなんだから、枯れ専向け乙女ゲー的なダンディキャラ(参考リンク:制服の王子様(オジサマ))にでもこの恰好させれば、話題にもなりそうな気がするのですが、いかがでしょう。(まあ、流石にそこまでイロモノに徹するつもりはないんでしょうけど…)

 スペック的には精米歩合60の生酒ということ以外に詳しい表記はないですね、特定名称の表記もないっぽいです。

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 上立ち香はわりと落ち着いたバナナ的な果実の香りがそこそこに。
 含むと、強めの酸に引き締められた旨味がググっと入ってきて、最後まで存在感を示す酸味が唾液腺を刺激しつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程々の濃度のバナナ的な甘旨味に、かなり強めながらキツさのない酸味が伴うことで、飲み飽きなさと食事との万能相性を演出するもの。
 後味はその酸でスッキリキリリとキレます。

 かなり酸味寄りながら、全体としてしっかりバランスが取れている、今風の食中酒でした。
 最初は甘味が足りないかな…、と思ったのですが、飲み進めるほどに上がるタイプのお酒でしたね。
 何というか、見た目のわりには渋い魅力のお酒でしたね…、実に正統派で、フレッシュではありますがやっぱりダンディ的な印象。
 山川光男については、今後の展開の方向性が気になるところです。

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名称:山川光男 2017 ふゆ 生
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社水戸部酒造
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年04月28日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

初孫 生もと純米原酒 出羽の里 生酒

本日の家飲み 初孫 生もと純米原酒 出羽の里 生酒

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 山形県酒田市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 「初孫」という言葉には、めでたい印象はあるもののお酒の銘柄としては結構珍しい雰囲気というか、響きがあるように感じます。
 由来が気になったので、蔵元の「東北銘醸」のホームページを見に行くと、「昭和のはじめ、当家に長男が誕生したのを機に、みんなに愛され喜ばれるような酒にしたいと願いを込めて、酒名を「初孫」と改めました。」とのこと。
 いやあ思った以上にそのまんまでしたね(笑)、銘柄の由来というと「当時の大名が~」「芸術家の○○が~」「当地の歴史的事件にちなんで~」等々、割と大層な背景があるものが多い中、この「初孫」は何というか身近なものに感じます。
 うーんよほど嬉しかったんでしょうねえ、実際初孫誕生時の祝い酒としては決定版と言える銘柄なのではないでしょうか。
 
 米は先日の出羽桜でも使われていた「出羽の里」を55%まで磨いているようです。
 メモり忘れてしまいましたが、確か26BYだったような…、とにかく一年以上熟成された生原酒になります。
 ホームページによると、「初孫は生もと造り一筋」とのことなので、熟成に耐えうる力強い酒質であることに期待しつついただきます。

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 上立ち香はかなーり熟した、しかし熟成香ではない果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり熟した印象の甘旨味がキビキビと流れ込んできて、しっかりとした酸で最後まで濃厚さと引き締まりを両立させつつ、息が長い感じでじんわりと染み込んできます。
 味わいは、熟しきった梨のような非常に奥深く濃厚な甘味と酸味が絡み合った旨味が主役、苦味も一体化した感じであるのですがあくまで脇役ですね、
 ただ後味は、その酸と苦を舌先に残しつつ、力強くキレます。

 芯のある高濃度の旨味を甘酸でしっかり包み込んで素直にしっかりと楽しませてくれる、どちらかというとモダン的な生もと熟成生酒でした。
 冷酒状態だと、結構アルコール的なキツさと、生もと的な酸味のクセも若干感じるのですが、常温近くになってくるとそういう後ろ向きな部分も和らぐ感じ。
 やっぱり甘味がしっかりしていることが私には嬉しいですね…、結構磨いていることもバランスの良さに寄与している印象。
 古臭さは皆無ですし、「生もと」に苦手意識を持っている方にもオススメできるかと…、コスパも最高クラスですし。
 初孫、他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 これならば!と燗をつけると、だいたい想像通り、口当たりが柔らかくなると同時に濃度とインパクト(キツさ)も増す感じですね。
 常温とどちらが良いかは好みかな…、珍しく燗一択ではない生もと熟成酒だと思います。

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名称:初孫 生もと純米原酒 出羽の里 生酒
精米歩合:55%
使用米:出羽の里
アルコール度:17%
日本酒度:+3
蔵元情報:東北銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,240円/720ml
購入した酒屋さん:地酒 みゆきや(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年04月20日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 「白燿」

本日の家飲み 栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 「白燿(はくよう)」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は9回目と結構な回数になってますが、最近ご無沙汰でしたね。
 にごり酒特集の2本目。

 話はそれますが皆さんは「にごり酒」にどのようなイメージを持っていらっしゃるでしょうか。
 私の感覚でいうと、ちょっと前までは「濃い、甘ったるい」というイメージが支配的だったように思えます。
 が、実は最近の地酒業界ではむしろガスを利用した「スッキリ辛口にごり酒」もかなり多くなってきている印象があります(紹介済みの「ど」「どぶろっく」は完全にこっちタイプ)。
 恐らく糖添にごりに対するカウンター的な意味合いが強いものと思われますが、個人的にはやっぱり甘味が欲しいんですよね…
 「にごり」という要素が甘味を増す方向に働いているお酒を探すというのが、今回の集中飲みの主目的だったりします。

 というわけで、にごり酒集中飲み第2弾も、自分の中では甘旨味に信頼感のある銘柄をセレクトしました。
 が、よくよく見るとラベルの記載は「おりがらみ」ですね、濃度について明確な定義はないはずですが、ちょっと今回のコンセプトにはそぐわなかったかも…

 注ぐと、にごり酒というほどドロドロしていませんが、おりがらみとしてはかなり濃い濃度でした。
 
 上立ち香は柑橘果実のスッキリフレッシュな香りに、若干オリっぽさが混じったものがそこそこに。
 含むと、苦味と酸辛さをガッツリまとった旨味がグワッと入ってきて、最後までオリの苦味に締め付けられながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、グループフルーツ的な苦酸の立つキリリとした旨味が主役で、そこにさらにオリが絡んで苦いままに濃厚さを増し、全体として極めて引き締まった印象。
 後味はその苦酸でギッチリとキレます。

 苦酸系柑橘果実の果汁タップリのジュースという感じの、濃厚フレッシュ酒でした。
 いわゆる「スッキリ系にごり酒」ですね、辛口というよりは苦酸味でガッチリ引き締まっているタイプ。
 うーむ、確実に需要はあると思いますが、裏ラベルで「自然な甘み」を押しているわりには甘味が物足りない…、今回私が求めるラインからは外れてしまいましたね。
 栄光冨士も結構スペックごとの味わいの差が激しいなあと感じた一本でした。

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名称:栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 「白燿」
精米歩合:60%
使用米:美山錦
アルコール度:16.8%
日本酒度:+1
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,388円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年04月01日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

出羽桜 純米酒 出羽の里 しぼりたて生原酒

本日の家飲み 出羽桜 純米酒 出羽の里 しぼりたて生原酒

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 山形県天童市のお酒です。
 外飲みは相当回数ありますが、ブログでの紹介は何と初めて!

 私が(準)大手酒蔵のお酒をチョイスする時は大体理由がありますが、今回もそのパターン。
 マニアならタイトルでピンと来ているかもしれませんが、同スペックの火入れ版が直近のIWC(2016)で、「チャンピオン・サケ」に輝いており、それを受けた次第です。
 以前のIWCチャンピオン・サケは、ほぼ「大吟醸」部門で受賞したお酒から選ばれていたため、このお酒が比較的リーズナブルな「純米酒」部門から選ばれたことには、局所的にはなかなかインパクトがあったように当時のネット上の反応からは伺えましたね。(大吟醸部門でトップだった「陸奥八仙」の蔵元は受賞会場でガックリきてしまったとか…、ちょっと可哀想)
 最近IWCはコンテストで良評価を受けたお酒の中で、市販で四合瓶1,000円以下かつ10万本以上出回っているお酒に「グレートバリュー・サケ」という賞を用意しており、新酒鑑評会からの差別化を図り、より「家庭で入手できる」お酒を評価するという姿勢を強めてきたように感じます。

 スペック的には山形の酒造好適米「出羽の里」を60まで磨いた、新酒生原酒になります。
 裏ラベルの、ある種叙情的な解説文は必見。
 
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肩掛けラベルではちょっと浮かれ過ぎではと思うぐらいにアピールしてますね(笑)
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 上立ち香は新酒の割にはしっかりと熟した果実の香りがそこそこに。
 含むと、甘酸味と苦味が絡み合い非常に複雑味のある旨味が荒さと摩擦無しで入ってきて、最後までバランスを保ちながら勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、干しレーズンを思わせる落ち着いた甘酸の旨味が主役で、若干木香も感じるような…、とにかく複雑さと深みがあり、それでいてクセを感じさせないまとまりのあるもの。
 後味は酸苦を口中に若干残しつつ、力強くキレます。

 「しぼりたて生原酒」という看板からはちょっと想定しにくい、独特な熟感が魅力的な個性派生酒でした。
 いやあやっぱり完成度高いですね、最近で近いお酒を探すと「井の頭」がこういう新酒離れした複雑な旨味だったような…、わりと珍しいタイプだと思います。
 想像ですが、火入れでもあまり変わらない味わいだったんじゃないかなあ、埋もれない個性が有りながら万人受けしそうなあたり、受賞も納得といった感じです。
 出羽桜、今後も注目していきたいと思います。

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名称:出羽桜 純米酒 出羽の里 しぼりたて生原酒
精米歩合:60%
使用米:出羽の里
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:出羽桜酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒逢(金町)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年03月22日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

上亀元 純米吟醸 生 26BY

本日の家飲み 上亀元(じょうきげん) 純米吟醸 生 26BY

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 山形県酒田市のお酒です。
 ブログ登場は初めてですね、外で何度も飲んでいる「上喜元」の方も意外にも未登場でした。

 さて、こちらのお酒はかの有名な復活米である「亀の尾」を用いた、「上喜元」銘柄の特別品…というか限定ブランドです。
 もともとの銘柄名が「上機嫌」とかけていることからか、この蔵元は言葉遊びが好きなイメージがありますね、発泡日本酒に「酒和地(しゅわっち)」なんて付けてしまうのがその最たるものでしょう。
 ただ、今まで外で飲んできた同蔵のお酒はそういうイメージとは対照的に、全体的に引き締まった正統派の男酒が多かったような気がします。

 今回は、そもそも珍しい「上亀元」の、約2年間生熟バージョンという初めて見るスペックがお店の冷蔵庫に並んでいたため、衝動的にチョイスしてみました。
 精米歩合は55、亀の尾利用の2年熟成でこのお値段は良心的でしょう。
 (というか、ラベルを見るに恐らく通常品の一部を蔵元熟成させたパターンっぽいですね。この場合はお得な値付けになることが多いので、狙い目といえるでしょう)

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 上立香はとても落ち着いたお米っぽい香りが仄かに。
 含むと、程々に熟成感のある芳醇な旨味が力強く入ってきて、徐々に出てくる苦味と辛さでギリギリと締め上げられながら、じわじわと染みこんできます。
 旨味は、穀物系の旨味が主役かつ甘味は控えめ、個性的なのはやはり苦味ですね、ただそれは熟成によっていい感じで丸くなった印象があります。
 後味はその苦味を舌先に残しつつ、見事にキレます。

 実に奥深い味わいの、いぶし銀的な円熟味を感じる芳醇辛口酒でした。
 個性的な苦味はやはり亀の尾由来のものなのでしょうか…、正直あまり亀の尾のお酒を飲んだ経験は多くないのですが、わりと苦渋味に特徴があった印象があります(甘味に特徴のある愛山と対照的ですね)。
 恐らく新酒だとちょっとキツさがあったんじゃないかなあ…、まだまだ熟成できそうなポテンシャルも感じました。
 上喜元は引き続き注目していきたいと思います。

 燗を付けると、辛さは増す感じですが、苦味が柔らかくなってやはり良いですね。
 ちなみに開栓後伸びるタイプです、晩酌使いにしてじっくりゆっくり楽しむのに向いているお酒でしょう。

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名称:上亀元 純米吟醸 生 26BY
精米歩合:55%
使用米:亀の尾
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:酒田酒造株式会社
購入価格(税抜):3,150円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年02月18日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 「SURVIVAL」 純米大吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 栄光冨士 「SURVIVAL」 純米大吟醸 無濾過生原酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は8回目です、昨年出会った銘柄なのでかなりのペースですね。

 栄光冨士は米違いの純米大吟醸シリーズを結構数多く出しているのですが、個人的には少しお高いと感じていて(割高というわけでなく、安いスペックが十分美味しいのが理由)、発売時に毎回飛びつくという感じではない状態です。
 が、このお酒はなんとなく買ってしまいました、理由は何と言ってもその見た目です。
 どう見ても日本酒とは思えない迷彩柄のラベルに「SURVIVAL」の金文字、臆面も無く連呼される「超限定」という言葉、そして裏面にはびっしりとスペック等の情報記載と、マニア心をビンビンにくすぐってくるんですよね…
 いやあこんなの出されたらどんな味なのか気になるに決まってますよ、完全にホイホイと釣られました。

 スペック的には希少米である「玉苗」を使っているのがポイントのようです。
 山形発の酒米(別名:山酒4号)で、他にも同県の秀鳳などが使っているようですが、私としては初体験のお米ですね。

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 上立ち香は甘くフレッシュで濃い果実香が気持ち強めに。
 含むと、極めて濃厚な甘味がほんのりとした酸を伴ってトロリと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で引き締められながら、最後まで力強く染みこんできます。
 味わいはは極めて濃厚ながら柔らかさのある甘味が主役、結構苦味も強めなのですが、芯がぶれていないので安心して甘味を楽しめますね。
 後味は苦味を感じさせつつ甘味の優しさを残してキレます。

 存在感のある甘旨味を中心としつつ、苦味で飲み飽き無さとキレを添え、かつ全体としては優しさを感じさせるような味わいのお酒でした。
 苦味が若干薬臭いのが気になる感じですが、やっぱり甘味がばっちり芯として機能しているのでパランスが取れている感じ。
 見た目よりは普通でしたね(苦笑)、いつもの栄光冨士のライン上にあるお酒だと思います。
 今後も栄光冨士の純大は買っちゃいそうだなあ…

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名称:栄光冨士 「SURVIVAL」 純米大吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:玉苗
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,666円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年10月04日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

珠韻

本日の家飲み 珠韻 (しゅいん)

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 山形県山形市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は2回目ですね、詳しくは後述。

 こちらのお酒は以前当ブログで3割3分磨きのコスパ酒を紹介した「秀鳳」を醸す秀鳳酒造が、今期初めて発売した限定ブランドになります。
 全国で取り扱っているのは5店舗しか無いらしく、試験醸造扱いで製造量自体相当少ないようですね、まさに超限定。
 
 スペックは基本非公開で、特定名称の記載もありませんが、ネット情報だとかなりの高精白純米大吟醸らしいです(少なくとも3割程度まで削っているとか…)
 それでいて、1本で税抜1,500円を切るというのは正直意味が分からないですね、17度ということはそんなに加水もしてないでしょうし。
 邪推するに、スペック非公開なのは他のレギュラー商品群と整合性が取れなくなるという部分もあるんじゃないかしら…、それくらい破格です。
 また、一応試験醸造なので安めの設定にしているらしいですね、消費者の立場からするとありがたい限り。(手間と費用がかかる分、試験醸造酒は割高にしている蔵が多いイメージがあるので)


 上立ち香は華やかかつ若干落ち着いた感じの、干し果実的な香りが強めに。
 含むと、やはり落ち着いた印象の、極めて純度と透明度の高い旨味が自然に入ってきて、最後まで優しくかつ力強くかつ摩擦無しで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは非常に濃厚ながらクドさは皆無、苦酸は拮抗しているというよりはそっと寄り添い、ひたすら旨味の純度と透明感を高めている印象ですね。
 後味はほんのりとした苦味を口中に残しつつ、ゆっくりと引き上げていきます。

 極めて高レベルでまとまっている、高精白酒の良いところを凝縮したような美酒でした。
 このお酒がこのお値段というのはとんでもないことですよ…、実際2~3倍以上の価格の高級酒でも、このレベルの完成度のものは少ないんじゃないでしょうか。
 私の通常好むインパクト重視の路線とは少しズレがありますが、それでもビンビンに魅力を感じさせてくれるところが素晴らしい!
 これは万人にオススメできるタイプのお酒ですね、見かけたら即飲んでみるべきかと。
 秀鳳のコスパは現状頭一つ二つ抜けていることを改めて思い知らせてくれたお酒でした。

 ちなみに開栓後数日経っても味は落ちず、むしろ旨味が濃くなってきた感じ。
 結局すぐに飲み切ってしまいましたが、このお酒は綺麗なのに線が細くないですね、相当手間暇かけて造りこんでいそうに思える酒質でした。

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(参考)「スナフキンの日本酒時々日常」さんの同じお酒の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/book_sunafukin/68270084.html

(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同じお酒の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/18747848.html

名称:珠韻
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社秀鳳酒造場
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月30日 山形の日本酒 トラックバック:1 コメント:4

麓井 生もと 純米吟醸

本日の家飲み 麓井 生もと 純米吟醸

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 山形県酒田市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは何回かあったような気がします。

 この麓井というお酒は、実は私が日本酒を飲み始めたぐらいの時に居酒屋のメニューで見かけ気になったお酒であり、その後取扱い店に買いに行ったものの、在庫切れで買い逃したお酒でもあります。
 その後、なんとなく買うタイミングを逃し、今回なんと約5年越しでの購入となりました。
 いやあ、やっぱり日本酒との出会いは一期一会ですね…、偶然の出会いから懇ろの関係になる銘柄もあれば、一度のすれ違いから疎遠になる銘柄もある、なんとも趣深さを感じる今日この頃。

 閑話休題、今回いただくのは、私にしては珍しく火入れの生もと酒です。
 どうやら麓井は生もと造りにこだわりがあるようですね、あえて手間暇がかかる道を行くということは、確固たる蔵元の意思によるものなのでしょう。
 何気に精米歩合は50と、かなり磨いています。

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 上立ち香は乳酸系の優しい香りがそこそこに。
 含むと、濃いというより物凄くコクのある旨味がグググッと入ってきて、乳酸の酸味が辛さを添えつつ、最後までキリリと染みこんできます。
 味わいは若干伝統的な日本酒の旨味に乳酸が絡みつく奥深いもので、かつ雑味を感じさせないまとまりがありますね、柔らかさすら感じます。
 後味は酸で自然に引き上げていきます。

 生もとの悪いイメージを完全に払拭し、良い部分を凝縮したような、伝統を感じるお酒でした。
 伝統を感じさせながら古臭さが無いというのが良いですね、これからの日本酒が進むべき方向に合っているように感じます。
 麓井、今後も注目していきたい銘柄です。

 裏ラベルのオススメ通りぬる燗にしてみると…、おお、酸味が柔らかさを保ちつつ強くなりました。
 そして旨味もさらに濃厚になってますね、これは素敵。

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名称:麓井 生もと 純米吟醸
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:麓井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年09月03日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 「SHOOTING STAR」 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 栄光冨士 「SHOOTING STAR」 純米吟醸 無濾過生原酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 個人的に要注目銘柄で、ブログでの紹介は早くも7回目。

 こちらはサブタイトル(?)に「~夏の流れ星~」とあるように、いわゆる夏酒として造られた商品のようです。
 個人的には夏酒の「軽い・薄い・辛い(甘くない)」という方向性が好みの真逆を行くこともあり、夏酒は意識的に跨いで通ることが多いです。
 が、あまりそれにこだわると玉川のアイスブレーカーのように素敵なお酒との出会いを逃してしまうこともあるので、難しいところですね。
 そこで自分は、夏酒は原則として「原酒を買う」というマイ基準を設けています。
 前述の方向性を得るには「加水」することが一番手っ取り早い手段なのですが、あえてそうしない夏酒にはこだわりと個性を感じるものが多いと思うからですね。

 今回いただくお酒も「無濾過生原酒」、アルコール度数も16~17度と低くありません。
 また、割と有名な飯米「はえぬき」を利用しており、かなり良心的なお値段であるというのも魅力的です。

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 上立ち香は甘さを感じる濃厚な果実香がそこそこに。
 含むと、とろみを感じるぐらいに濃厚な旨味がグググッと入ってきて、そこそこの酸味とほんのりとした苦味で引き締められつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、優しくかつスッキリとした甘酸メインの柑橘系果実の旨味が主役、しっかりと濃厚なのですが、口当たりの優しさも あって全体の印象はどんどん飲めてしまいそうな飲みやすさがあります。
 後味はやはり酸味と少々の苦味が引き取って、しっかりとキレます。

 かなりの濃厚な甘旨味がありながら、酸味と控えめな苦味がしっかりと飲みやすさを添える、芳醇系夏酒でした。
 いやあこれは私が飲む前の想像と期待通りのお酒でしたね、栄光冨士の夏酒としてとても納得できます。
 コスパも良いですし、むしろ通常の超濃厚系スペックより万人にオススメできるかも知れません。
 栄光冨士はこの価格帯をメインに攻めていきたいと思いました。

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(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-219.html

名称:栄光冨士 「SHOOTING STAR」 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:はえぬき
アルコール度:16~17%
日本酒度:+1
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,296円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年08月15日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

千代寿 豊国 純米生原酒

本日の家飲み 千代寿 豊国 純米生原酒

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 山形県寒河江市(さがえし)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 実は今回のお酒は私が出張で久留米に一週間ほど滞在したときに、家飲みならぬホテル飲み用に購入したものです(上の写真も照明がホテル内っぽいかと)。
 出張中でも日本酒は飲みたい、でも毎日外飲みは懐に厳しい…
→じゃあ現地の酒屋さんで買ってホテルで飲めばいいじゃん!という発想ですね、我ながら単純というかなんというか。

 で、今回調達先としてお邪魔したのが「古賀美酒店」さんです。
 ネットでちょろっと調べ、取扱い銘柄を見て「こりゃ信用できる」と思って選んだのですが、大正解でしたね。
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 一目で「ちゃんとした地酒屋」ということがわかる佇まい、素晴らしい…

 で、今回いただいたのは完全に初見銘柄です。
 復活米である「豊国(とよくに、詳細は裏ラベル参照)」を用いていることを全面に押し出しています。
 また、「虎屋」と名がつくことからのデザインと思われる、インパクトのある虎ラベルも特徴的ですね。


 上立ち香はスッキリとしたアルコール混じりの果実の香りが仄かに。
 含むと、やさしくてバランスの良い甘旨味がフワッと広がるのですが、少し時間がたつとドドドと辛さの刺激が出てきて、甘さを強引に引き取りつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、お米の柔らかさを感じるような甘みが序盤の主役、それが含んでいるうちに完全にキリキリピリリとしたアルコール感の有る辛さにバトンタッチする印象ですね。
 後味はその辛さを口中に残しつつ、力強くキレます。

 「甘さと辛さ」を、含んでからわずかの時間差で見事に両立させる、面白さのあるお酒でした。
 旨味を楽しみつつ、飲み飽きなさがあり、多くの食事に合うと思います。
 ひとつの「芳醇辛口」の有り様として、完成系であるようにも思えますね。
 千代寿、是非他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:千代寿 豊国 純米生原酒
精米歩合:60%
使用米:豊国
アルコール度:17%
日本酒度:+2~3
蔵元情報:千代虎屋株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:古賀美酒店(久留米)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 千代寿 純米

2016年08月01日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

どぶろく 「黒どぶ」 

本日の家飲み どぶろく 「黒どぶ」 

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 山形県飽海郡遊佐町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 前回の菊盛同様、通販で衝動的にセレクトしたお酒です。
 蔵元ホームページの会社概要を見ると、2006年創業ということで、業界中では極めて新しい会社だと思います。
 会社沿革での2006年「創業 地酒専門店の木川屋商店を息子に譲り、代表取締役を退任、ボケ防止の為にどぶろく製造を立ち上げる」との記載が、ストレート過ぎて笑ってしまいました…

 裏ラベルには結構詳細なスペック情報や、開け方、飲み方に関する記載があり、ユーザーフレンドリーな印象。
 酒造好適米出羽の里を70まで磨いた本格スペックですが、清酒の感覚では非常に割高でしょう。
 度数も低いし、どぶろくのイメージに反して、普段使いには厳しい高級品ですね。


 最初開けた時は全然吹き出しそうに無かったので、少し混ぜてから無造作に開栓したら、見事に爆発しました…
 いやあ油断大敵ですね…、みなさんもにごりの開栓はとくにお気を付けください。

 上立ち香は強く酸の立つアルコール混じりのお米の香りが強めに。
 含むと、強烈な酸味を伴った旨味がシュワシュワと入ってきて、ごろごろとしたお米を噛砕した時の旨味と共に、胃の方までなだれ込んできます。
 味わいは、うーむ私には全体的に酸っぱさが前面に感じれられてしまい、旨味が奥に引っ込んでしまっている印象です、食感はまさにドロドロ。
 後味はコメを残しつつ酸っぱ酸っぱで引き上げます。

 つぶつぶドロドロのお米の旨味を、酸味が強烈に締め上げる旨酸っぱ酒でした。
 なんとなく、どぶろくのイメージそのままの味わいのお酒だったと思います、これ酸度はどのくらいなんだろう…
 後、やっぱり高いなあ…、手間がかかるのかどぶろく系は高くなりがちですね(その点、以前いただいた「ふき」は良心的でしたが)。
 酸っぱいお酒が好きな方は一度試してみても良いかもしれません。

 二日目でガスが抜けてくると…、うーむ酸っぱい、私には酸っぱ過ぎる…
 ただ、揚げ物には合いますね、単独で飲むより濃い目の味の料理と一緒にいただくのがオススメ。

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名称:どぶろく 「黒どぶ」 
精米歩合:70%
酒米:出羽の里
アルコール度:12%
日本酒度:-20
蔵元情報:酒田醗酵株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:7.6(値段も考慮に入れて)/9.0

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2016年06月21日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山形正宗 「まろら」 生酒

本日の家飲み 山形正宗 「まろら」 生酒

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 山形県天童市のお酒です、ブログでの紹介は3回目。
 前回いただいた雄町純吟袋吊り生は納得の美酒でした。
 
 今回いただくお酒は、ラベルのイメージ通り新しい試みがなされたものです、キーワードは「マロラクティック発酵」。
 これについては、NHK「クローズアップ現代」(2015年11月9日放映)で、結構つっこんだ紹介がなされていましたね。
 私としては、ギャザリーのまとめで軽く触れているので、「まろ何ちゃら発酵とは何ぞや?」という方も含め、是非ご一読願います。

 といいつつ、裏ラベルにも結構詳しい解説が載っていたります。
 スペック絡みではあまり記載がありませんが、度数14度というのは私の家飲みではかなり低い部類に入りますね。
 出羽燦々の60磨きですが、特定名称の記載は無いようです。


 上立ち香は未体験の、乳酸系の香りが仄かに。
 含むと、トロみを感じるほどに濃厚な甘旨味が、しかしなめらかな舌触りで入ってきて、徐々に出てくる柔らかな乳酸味で輪郭を整えつつじわじわと染みこんできます。
 味わいは、やはり乳酸感が強い独特の旨味が主役で、とにかくアルコールの刺激が皆無なところが特徴ですね、いくらでも飲めそうな危険も感じますが…
 後味は、その酸味で自然にキレていきます。

 「まろら」という言葉のイメージ通りの、最初から最後まで優しく旨味を味あわせてくれる、個性派旨甘酸酒でした。
 うーむ、裏ラベルにある「優しく柔らかな味わい」「よりまろやかな味わい」というフレーズが、見事なまでにフィットした感じのお酒でしたね、山廃に近いのですがより優しい感じ。
 新しく独自な試みをこのレベルまで高められることに、蔵の実力と研究に対する真摯な姿勢を感じることができました。
 山形正宗、今後もちょくちょくいただいていきたいなと思いました。

 開栓後しばらくすると、若干苦味がでてきたような…早めに飲みきったほうが良いかも。
 そして、燗を試す前に飲みきってしまいました…、せっかくの「温旨酸」なのに…

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名称:山形正宗 「まろら」 生酒
精米歩合:60%
使用米:出羽燦々
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社水戸部酒造
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年06月03日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 私がこの銘柄に出会ってから1年経っていないのですが、ブログでの紹介はもう6回目となりました
 
 今回いただくお酒の特徴は、山形で新しく新規開発された酒米「山形酒104号」を使っているということですね。
 こちらの記事(河北新報)によると、このお米は「雪女神」と命名されたとのことですが、今回の関係ではまだその名前を名乗れていないようですね(多分登録のタイミングの関係)。
 「大粒の割に中心の心白が小さく深く削っても割れない」ということで、大吟醸向きの酒米として期待されているようです。

 今回いただくお酒も、やはり33%という超高精白のスペックとなっています。
 お値段は4号税抜2,000円ということで、スペック的には破格の安さなのですが、やっぱり結構高価ではあります。
 栄光冨士は米違いの純米大吟醸をどんどん出しているのですが、私にはちょっと贅沢で、あまりガンガン買えないのはつらいところです(虎穴の乙澄酒が個人的に十分旨かったのもポイント)。

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 上立ち香はフレッシュでいかにも吟醸といった感じの香りが強めに。
 含むと、流石に透明感のある上品な旨味が摩擦ゼロで入ってきて、そこから若干遅れて強めの甘味が染み出してきて、口中に華やかに広がります。
 味わいは、果実の蜜だけ抽出して精錬濃縮したような、とにかく上品かつしっかりとした存在感のある、甘酸味主役のありそうでないバランス。
 後味は少々酸味が表に出つつ、自然にキレていきます。

 高精白らしい上品さと、高精白らしくない芳醇な旨味が見事に同居した、透明旨甘酒でした。
 初利用の酒米でこれだけの完成度、うーむ蔵元の実力を感じますね…
 また、「山形酒104号」が、ここまでの磨きに耐えうるということも、見事に証明したと思います。
 栄光冨士、次はまたレギュラークラスのお酒をいただきたいですね。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~
精米歩合:33%
酒米:山形酒104号
アルコール度:16~17%
日本酒度:-3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年05月16日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は早くも5回目(虎穴含む)。

 私はこのお酒に「麹町市場」さんで出会って以来のお気に入りなのですが、ほぼ同時期から東京の特約店も増えてじわり人気銘柄になりつつあると感じています。
 今回いただくのは五百万石の純米大吟醸無濾過生原酒、前にいただいた酒未来の米違いバージョンという感じです。
 その二つ以外にも山田錦、愛山、雄町、出羽燦々と、色違いラベルで並列的に出てきているようです。
 この、色違いラベルで米違いスペックというのは、而今や鍋島とかでもみるやり方で、個人的には分かり易いし飲み比べも楽しいので好きですね。

 栄光冨士の例によって、裏ラベルにはかなり詳しいスペックが記載されています。
 米違いの中では安価ところがポイントですね、ある意味五百万石の最大の強みかも。

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 上立ち香はフレッシュフルーティーな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたシャープな甘旨味が自然に入ってきて、若干の酸味と苦味で引き締められつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実の濃厚な甘旨味が主役ながら、甘さが強過ぎずとてもバランスがとれた味わいで、透明感も相まってスイスイいけてしまう軽さもあります。
 後味は酸苦味が引き取って、見事にキレます。

 甘味の存在感と軽さを両立させた、極めて爽やかな味わいの純米大吟醸でした。
 他のお米だと兎に角濃厚さが前に出る栄光冨士ですが、五百万石のスッキリ味と相まって絶妙なバランスを保っている印象です。
 私はひたすら濃厚系(酒未来とか)も好みではありますが、こちらの方が万人受けするかもしれませんね。
 栄光冨士、現状ハズレ無し(というか全て大アタリ)です、まだまだ密着して追っていこうかと。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石
精米歩合:50%
酒米:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年02月08日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

虎穴 純米酒 無濾過生原酒 「ver.古田織部 乙澄酒」

本日の家飲み 虎穴 純米酒 無濾過生原酒 「ver.古田織部 乙澄酒」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 「虎穴」自体は初めて頂きます(詳しくは後述)。

 実はこのお酒、「栄光冨士」を醸す冨士酒造が、漫画「へうげもの」とコラボして出している限定品です、モーニングのサイトにも紹介がありますね
 漫画とコラボというとキャラ絵がドカン!とラベルに載るのが普通だと思いますが、これはなかなか渋いデザイン。
 コラボ品は3種類存在し、それぞれ「古田織部」「千利休」「加藤清正」バージョンと銘打たれています。
 漫画の主人公は「古田織部」なのですが、そのバージョンが一番お安い純米クラスというのが、最高級の「甲」ではなく「乙」なものを志向した古織らしくて良いですね、サブタイ(?)にも「乙澄酒」と付いていますし。
 
 スペック的には最近山形県が強く推している(気がする)お米、「つや姫」を使っており、精米歩合は70でとどめています。
 ちなみに、こちらは「玲瓏」と一緒に「藤崎」で購入しました、東京の酒販店ではあまり見ない気がしますね。

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 上立ち香はトロピカルな果実香が控えめに。
 含むと、非常に濃度が高く奥深い印象の旨甘味が塊で入ってきて、徐々に出てくる苦味と共に染み出してきます。
 旨味は、やはり柑橘系果実っぽい甘酸味が主役、そこにほどほどの苦味が絡みつき、奥深い、しかし低精白とは思えない雑味のない味わいの世界が広がります。
 後味はほどほどの酸味でしっかりとキレ上げます。

 飯米の7割磨きの無濾過生原酒とはとても信じられないほど、嫌味のない濃厚芳醇旨酒でした。
 複雑な味わいを雑味と感じさせないこの完成度、素晴らしいの一言です。
 逆にこれなら高いお酒買う必要が無くなってしまうような…、まさに「乙」の魅力を十二分に伝えてくれるお酒でしたね。
 栄光冨士、もう完全に自分のお気に入り銘柄です、まだまだ色々なスペックを頂こうと思います。

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名称:虎穴 純米酒 無濾過生原酒 「ver.古田織部 乙澄酒」
精米歩合:70%
酒米:つや姫
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年01月19日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 秋酒

本日の家飲み 栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 秋酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は早くも3回目。

 昨年の「たかちよ」に続き、今期最大のマイブーム銘柄である栄光冨士の秋酒です。
 ラベルにはっきり「秋酒」とありますが、いわゆる「ひやおろし」の表記のない無濾過生原酒ということで、一般の秋酒と一線を画したスペック。
 実は個人的に、ひやおろしにはどうも中途半端なイメージ(フレッシュ感は無いうえに、熟成酒としては未熟)があるので、今期はほとんど買っていなかったりします。
 代わりに、「生熟」をテーマに、ひと夏超えた生酒をガンガンいただいたので、これから紹介していこうと思います。(大体2ヶ月ぐらいタイムラグがあるのですが…)

 閑話休題、詳細に書かれた裏ラベルによると、今回のお酒は山形の酒米「出羽の里」を60%まで削り、山形酵母を用いた純山形スペック。
 お値段はそのスペックの割には極めて良心的ですね。

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 上立ち香は露骨に果実感のある特徴的な甘酸の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚でほどほどに落ち着いた甘旨味が力強く入ってきて、割と強めの苦味と辛さで輪郭をしっかり保ったまま染みこんできます。
 旨味は完熟の柑橘系果実の甘旨味が主役ながら、裏方の酸苦辛味の存在もしっかりと感じる、濃厚複雑なオンリーワンの味わい。
 後味は酸辛が舌の上に出てきて、面白いほどにキレ上げて行きます。

 芳醇甘旨濃厚酸辛酒でありながら、バッチリバランスの取れた、個性派旨酒でした。
 私個人の感想ではありますが、これだけ複雑な味わいだと、超濃厚でも飲み飽きませんね。
 問題があるとすればこのお値段でこのレベルの味わいだと、高価格帯にあまり食指が伸びなくなってしまうことぐらいでしょうか…
 栄光冨士の秋酒、やはり期待にばっちり応えてくれた味わいでした。

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名称:栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 秋酒
精米歩合:60%
酒米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,204円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年12月10日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは何度かあります。(実は闇鳴秋水よりこちらが先)

 私のように、これだけいろいろなお酒を家飲みで試していると、外飲みで未飲銘柄に会える機会はだんだんと少なくなってきます。
 が、それでもたまに、「これは!」と感じるお酒に出会うこともあります、この栄光冨士もその一つ。
 「麹町市場」さんでオススメ酒の一つとして出してもらい、非常に私好みだったので直ぐに購入に走りました。

 スペック的には酒未来を50まで削った純米大吟醸、裏ラベルには細かい数値の記載もありますね。
 いつも買うお酒より少しお高めですが、まあ割高ではないと思います。
 しかし、酒未来のお酒はどんどん増えてますね…、結構造り手さん的には使い易いのでしょうか。

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 上立ち香は甘くフレッシュな印象の果実香が気持ち強めに。
 含むと、トロミを感じる濃厚そのものの甘旨味がぐわっと入ってきて、最後まで主役を譲らずにじわじわと染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実を砂糖で漬け込んだような、酸苦が気配を消して裏方に回った甘味中心の味わい、ただ、それ一辺倒の単純な味わいになっていないところに、日本酒らしい奥深さも感じます。
 後味はびっくりするほどしっかりと爽やかにキレます。

 超濃度の甘味がイヤミなく、息長くじっくりと楽しめる、甘口派向けの純米大吟醸でした。
 うーむ、やはり私の好みどストライクでしたね、あえて言うなら「たかちよ」に似たタイプで、裏方の酸が特徴。
 これは単独飲めてしまうタイプのお酒ですが、キレは良いので食中酒としてもイケると、個人的には思います。
 それにしても、栄光冨士、マイブーム銘柄になりそうです。

 常温だとさらにトロミが増しますね、ただ何気に苦味も出てきて面白い味わいに。
 個人的には全然アリですが逆に爽やかさ重視なら冷やしたほうが良いでしょう、ロックもアリかも。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-931.html

名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来
精米歩合:50%
酒米:酒未来
アルコール度:16~17%
日本酒度:-4
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,725円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年11月15日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

【クローズアップ現代登場酒】 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水」

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水(やみなりしゅうすい)」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は初めてですが、既に今期何度も飲んでいたり。

 実は栄光冨士は今期のマイブーム銘柄だったりします。
 で、既に4スペックほど家飲みして記事を貯めているのですが、9日放映のNHK「クローズアップ現代:日本酒ルネサンス」にこちらのお酒が出てきたので、あわてて更新してみた次第。
 NHKなので銘柄紹介はありませんでしたが、最初のお店で「甘味と酸味があるお酒」として出された「江戸時代から続く、山形県の蔵」が造った「限定800本の純米大吟醸」として登場していましたね。
 多分お店のセレクトだとは思うのですが、なかなか凄いところを出してきたなあ…




 スペック的には山形県開発の酒米「出羽の里」を、なんと38%まで削った純米大吟醸の無濾過生原酒です。
 4割以上の高精白って無茶苦茶手間がかかるという認識なのですが…、お値段はそこまで高くないのがありがたい限り。
 超限定品ということで、採算を重視しないサービス品だと思われます。 

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 上立ち香は甘さ混じりながらスッキリとした吟醸香が気持ち強めに。
 含むと、フレッシュかつ濃厚な甘旨味がスルリと入ってきて、自然な苦酸味を伴ってバランスを保ちつつゆっくりと染みこんできます。
 旨味は、柑橘系果実の甘味が主役で、上品さを感じる透明感と、トロミを感じる濃厚さをうまく両立させている印象。
 後味は少々の苦味がありつつ、高精白らしく自然にキレます。

 濃厚ながら一本調子では無い甘旨味を、しっかりキレ上げさせるお値段以上の純米大吟醸でした。
 やっぱりこのお酒にも、栄光冨士らしい芯のある甘味を感じますね…、私はこういうお酒には魅了されてしまいます。
 私はこのお酒を飲んで、何故か無性に秋刀魚が食べたくなりました、やはり甘味に対する苦味を求めるのでしょうか…
 兎も角、栄光富士は今後大注目!

 温度が上がってきても口当たりは綺麗で、甘味が濃厚になりますね。
 温度が低いと透明感が、常温に近づいてくるとトロミが増す印象です、どちらも良し。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水」
精米歩合:38%
酒米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:-3
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,630円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

(おまけ)栄光冨士との出会いの記念写真in麹町市場さん
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2015年11月10日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)十四代 超特撰 純米大吟醸 播州山田錦  生詰

名称:十四代 超特撰 純米大吟醸 播州山田錦 生詰
飲んだ場所:串駒房 

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 先日十四代の聖地でスペシャルなお酒をいただいたのでちょろっとご紹介。
 ちなみに「串駒房」さんはおでんが名物の、串駒さんの支店です。
 本店から数軒しか離れていない関係で、日本酒在庫も共有しており非常に充実したラインナップを楽しめます(特に十四代)少し多めに出してでも、じっくり美味しいお酒が飲みたいときにオススメ。

 さて、今回頂いたのは「超特撰」、この名前は今期初めてらしく、ググってもほとんど出てきませんね。
 この名前はどうかなあ、どうしても大手メーカーを想起してしまいますね…、いつかこのネーミングの意図も知りたいところ。
 しかしその精米歩合は最高クラスといえる35!前にいただいた「大吟醸 純米醸造」が40なのでさらにその上を行きます。
 

 味わいについてはもはや、「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」というレベル。
 まあ、大吟醸純米醸造のところで書いたことが大体あてはまる印象かな…、兎に角うまかったです。
 実は同時にこれまた最高クラスの十四代の限定生酒(写真で見切れてるアレ)をいただいたのですが、比べると超特撰の方が好みでした。
 というか、十四代に関してだけは、火入れ(生詰)の方が繊細さと美しいバランスを感じられて好みですね。

 うーん、また非常に贅沢な外飲み経験をしてしまいました。
 いろいろとお世話になりっぱなしの先輩のお蔭で、今回も分不相応のお酒を楽しむことができたので、この場を借りて改めて御礼申し上げたいと思います。

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2015年07月14日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:3

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