巖 特別純米 しぼりたて生酒 華吹雪

本日の家飲み 巖(いわお) 特別純米 しぼりたて生酒 華吹雪

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回いただいたお酒(美山錦+五百万石)がかなり好みだったためセレクトしました、青森酒以外では珍しい、酒米「華吹雪」を使ったお酒です。
 ところで、皆さんは酒米(酒造好適米)というと、何種類ぐらいが思いつくでしょうか。
 私はこの前バーっと書き出してみたところ、大体50種類になりました。(ちなみに「高木酒造シリーズ」「八反シリーズ」あたりで数は稼げますね、どうでもいい話ですが(笑))
 その後Wikipediaで答え合わせしたら知ってる米が結構漏れていたので、もう少し頑張れば60ぐらいは思いついたかもしれません。
 ちなみに、酒米でないけど酒造りに使われている品種も10ぐらいは浮かびます、そして逆に、酒造好適米と思いこんでいた「亀の尾」「松山三井」が一般米だったことにはびっくりしましたね。
 まあ一人遊びとしては結構面白かったです、マニアなら一度試してみてはいかがでしょう。

 完全に銘柄から話がずれましたね、巖に関してはモウカンさんのところで知った、「一途で不器用な男:巌 高井幹人──偏差値エリート4人の酒づくり」という、男性向け雑誌の記事が印象に残っています。
 慶大商学部から京大文学部に転学したとか…、これだけで高学歴なだけでなく変人の匂いもしますね(笑)、ご興味があればご一読をオススメします。
 (よくみたら「いっぽん!!」の原作者さんの記事ですね、流石)


 上立ち香はセメダインメインの硬質かつフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの硬質な旨味が、程よい甘味と苦渋味と一体となって、独特の引き締まりを保ちつつじわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんというかやはり銘柄のイメージ通りの男らしいというか、ガツンと来ながらキレは良く、かつ旨味の芯の周辺に今風の甘味もしっかりと具備している独特のもの。
 後味は、苦渋味をうっすらと口中に残しつつ、力強くキレます。

 味わいのインパクト、心地良い甘味がありながら、全体の印象はあくまで引き締まり硬質な、様々な魅力を内包した男酒でした。
 いやあやっぱりレベル高いですね巖、凡百に埋もれないまとまりと個性を両立させた酒質だと思います。
 そしてなんとなくまだまだ「これから」の伸びしろも感じますね、素直に洗練させていけば、そのまま人気銘柄になりそうな予感。
 巖、今後要注目の銘柄の一つだと思います。

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名称:巖 特別純米酒 701号 本生
精米歩合:55%
使用米:華吹雪
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:高井株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(奈良・通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年07月10日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 

本日の家飲み 咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です。
 前回に続いての紹介ですね。

 このお酒、自分としては銘柄名に惹かれたという部分も結構大きいです、「コノハナサクヤヒメ」が大元のネタでしょうか。
 (オタ的には「さくや」だと某メイド長、「咲耶」だと某12人の妹のお色気担当をまず思い出しますね)
 さらに、醸しているのは「貴娘酒造」、通常銘柄はそのまま「貴娘(きむすめ)」だそうです。
 うーむ、若干違う漢字が浮かんでしまいますねえ…(おっさん並感)、ちなみに酒造組合ホームページによると、「明治の中頃・女の子の誕生を祝い「誰からも愛され貴ばれる子に育ってほしい」との願いをこめ銘名した。」とのこと。
 ちなみに単に萌えっぽいから惹かれたのではございません、男酒より女酒の方が好きな自分としては、こういうイメージも実はかなり当てになるわけです。

 スペック的には、前回同様の美山錦利用で、精米歩合はちょっとだけ(3%)増えた58%、この微妙な違いにこだわりがあるんでしょうか。
 また今回は「原酒」の表示がありますね、度数はこれまたほとんど変わらないのですが、前回は加水していたのでしょうか…詳細は謎です。

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 上立ち香は個性的な、濃厚な果実系の香りがそこそこに。
 含むと、インパクトのある甘旨味がググっと入ってきて、少々のガス感と柔らかな酸苦味で輪郭を整えつつ、力強く染みこんできます。
 味わいは、洋梨?っぽい甘酸にほろ苦さが絡みつく複雑かつ個性的なもので、ガスのキレと相まって濃厚ながら飲み飽きない旨味の世界を創り出しています。
 後味は、苦酸が仕事をしつつ、仄かな苦味を舌先に残してキレていきます。

 心地よい甘さ、芳醇さ、複雑さ、個性、キレ、その他諸々の要素がしっかり詰まっていながらしっかりバランスが取れている、出色の芳醇フレッシュ酒でした。
 いやーこれは旨いっす!惚れ込むレベルですね、私の日本酒ブログ読解力は確かでした。
 今回2本いただき、自分の中では完全にお気に入り銘柄になりました、これだけ「いいの見つけた!」とはっきり確信したのは寿喜心以来かも。
 問題は入手経路なので、咲耶美には是非首都圏にどんどん売り込んで欲しいと切に願います。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒
精米歩合:58%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年06月27日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

咲耶美 純米吟醸 生原酒 直汲み 荒ばしり

本日の家飲み 咲耶美(さくやび) 純米吟醸 生原酒 直汲み 荒ばしり

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 さて、ついに今回通販したメインの理由である、どうしても一度飲んでみたかった銘柄の紹介となりました。
 気になっていた理由は、実は少々前にギャザリーに記載しています
 私は日本酒ブログ管理者であると同時に日本酒ブログマニア(笑)でもあるので、界隈で評価が高いとどうしても飲みたくなってしまうんですよね…
 このお酒については、近場では全く取扱い店が見つからず、ググってようやく見つかった仲沢酒店さんへの通販に踏み切った次第です。
 
 ラベルは薄いピンク&濃いピンクという、銘柄名と合ったとても女性っぽいデザイン。
 スペック的には美山錦利用というのがポイントでしょうか、群馬県であえて美山錦をセレクトするところに、個人的にはこだわりを感じますね。
 あとは「直汲み 荒ばしり」ということで、ガス感にも期待。

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 上立ち香はリンゴ的なスタンダードでフレッシュな吟醸香がそこそこに。
 含むと、これまたフレッシュでクセのない旨甘味が、強めのガス感を伴い、シュワシュワと喉奥に流れ込んできます。
 味わいはやはりド直球の新酒生酒といった趣で、青リンゴ的なフレッシュな甘旨味が主役、青さも感じますがキツくはなく、雑味も皆無で完成度が高い感じ。
 後味は裏方に徹した苦味とガスが引き取ってスッキリとキレます。

 直球勝負で今風の、フレッシュフルーティーかつ全くクセや偏りのない、どんどん飲める芳醇甘旨酒でした。
 なんだかんだで、こういうお酒は青さが目立ってしまったり、甘さでダレたりすることも多いのですが、このお酒は見事な完成度です。
 存在感がありながら、「たおやかさ」も感じるような、名前通りのお酒だったと思います。
 実は今回もう一本咲耶美を購入したので、次回はそちらをご紹介します。

 ちなみに二日目以降はガスが抜けてきて、また違った味わいの世界です。
 ただ、ダレ感は無く、風の森がごとく、一本で二度美味しい感じですね、これも素晴らしい。

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【参考】「日本酒感想日誌」さんの同スペックの感想
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1287.html

名称:咲耶美 純米吟醸 生原酒 直汲み 荒ばしり
精米歩合:55%
酒米:美山錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年06月25日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

結人 純米吟醸 無濾過五百万石 壱回火入れ

本日の家飲み 結人(むすびと) 純米吟醸 無濾過五百万石 壱回火入れ

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 群馬県前橋市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはたしかどこかであったような…

 この結人は結構早い段階で首都圏で知られるようになっていた銘柄という認識ですね、地元銘柄は桂川。
 で、情報を調べようとしてググったところ蔵元ホームページらしきところはあったのですが…、最終更新が10年前…
 これはダメですね、これなら削除したほうがよほどマシです、公開情報管理もまともにできないという恥をさらし続けているようなものかと。
 コンテンツは「甘口にコダワル」とか気になるものもあるんですけどね…、更新する人員がいないなら更新の必要が無いように、色々とやりかたもあるでしょうに…。
 本当、こういうところがお粗末な蔵元が多いことに、個人的には歯がゆさを感じてしまいます。
 
 今回いただくのは五百万石を55まで削った純米吟醸、本当は生が欲しかったのですが、在庫の関係で火入れです。
 ラベルの方はしっかり情報掲載されていますね、個人的には一回火入れと明記しているところが特に好印象。

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 上立ち香は洋梨?っぽい結構個性的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり火入れっぽい熟感のある香りを伴う濃厚な旨味がググっと入ってきて、裏方にアルコール的刺激の辛さを感じさせつつ、引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく熟した感じの果実の旨味が主役で、辛さとのバランスがしっかりと取れていることで、いくらでも飲めそうな飲み飽き無さがあります。
 後味は舌先に若干のピリピリ感を感じさせつつ、しっかりとキレます。

 甘さと辛さ・熟成感・濃度に中庸の魅力を感じさせる、意外に珍しいタイプのお酒でした。
 味わいに文句はないと思うので、あとは情報発信をなんとかして欲しいところです
 ともあれ、結人、次は生をいただいてみたいと思いました。

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名称:結人 純米吟醸 無濾過五百万石 壱回火入れ
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:15~16%
日本酒度:+1
蔵元情報:柳澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,340円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 結人 純米吟醸

2016年06月17日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

馥露しずく 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 馥露しずく(ふくろしずく) 純米吟醸 生酒

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 群馬県高崎市のお酒です。
 前回紹介した「大盃」と同じ蔵(牧野酒造)が醸しています。

 このお酒、特約店限定品にはよくあることですが、蔵元ホームページの製品紹介には影も形もありません。
 少し調べるに、そもそも大盃の限定品として「馥露酣(ふくろかん)」というお酒があり、さらにそれの袋吊りバージョンがこの馥露しずくらしいです、限定品の限定品ということで、数は相当限られているようです。
 こういう酒蔵の技術を注ぎ込んだ銘柄について蔵元自身がアピールしないのはどうなんだろうとも思うのですが、実際は入手ルートが限られる(少なくとも地元スーパーとかには置けない)のを考えると、全体の規模が大きいほど情報公開の仕方は難しいのでしょうね。
 ただ、特約店一覧は欲しいなあ…

 さて、裏ラベルにはマニア向けらしく、細かいスペックの記載がありました。
 使用米が書いていないのはちょっと残念ですね、あと値段はちょっとお高め。

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 上立ち香は青い果実と言った感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと、口あたりの優しい濃厚な甘旨味がブワッと入ってきて、裏方に徹した苦味でしっかりと輪郭を整えつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは洋梨的な、複雑さを感じさせつつ甘酸苦のバランスがしっかりと取れているもので、かつ袋吊りらしく雑味皆無で刺激抑えめ。
 それでいて後味は苦味酸が仕事をしてバッチリキレます。

 ふくろしずく、というネーミングに心の底から納得できる、バランスと芳醇さ、そして複雑さを見事に両立させた旨酒でした。
 袋吊り・中取り等と謳っているお酒は数ありますが、なかなかこのレベルの完成度のお酒には出会えません、もう少し安ければお気に入りだったと思います。
 牧野酒造のお酒は、また機会があればいただいてみたいですね。

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名称:馥露しずく 純米吟醸 生酒
精米歩合:50%
酒米:不明
アルコール度:16.7%
日本酒度:+5
蔵元情報:牧野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年06月11日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大盃 純米中汲み 生原酒 吾妻玉苗

本日の家飲み 大盃(おおさかずき) 純米中汲み 生原酒 吾妻玉苗

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 群馬県高崎市のお酒です。
 随分と昔に、家飲みの経験はあり。

 今回、どうしても欲しい銘柄があり、初めて利用する「仲沢酒店」さんの通販でお酒を発注したのですが、送料無料につられてなんと四合瓶10本まとめ買いしてしまいました。
 そして冷蔵庫が大変なことに…、日本酒専用のがやっぱり欲しいですねえ。
 なお、お店の銘柄の品揃えは非常に充実しており、無理せず選べた、というかむしろ買いたいものを絞ったぐらいの感じでしたね。
 日本酒通販サイトとして、穴場といっては恐縮ですが、間違いなくオススメできるかと思います。

 さて、今回いただくのは、東京ではあまり見ませんが、しっかりと地産地消をしている印象の銘柄です。
 蔵元ホームページによると、創業は元禄三年(1690年)、群馬県最古の酒蔵とのこと。
 60磨きの中汲みという割と贅沢なスペックながら、純米を名乗るあたりなかなかニクいですね。

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 上立ち香は濃い感じのセメダインっぽい香りがそこそこに。
 含むと、いかにも生酒という雰囲気の極めて濃厚かつ青さのある旨味がググッと入ってきて、それらしい苦味としっかり拮抗しながら、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、甘味に青さが絡みつく典型的なメロン的旨味が主役ながら、濃度が極めて高くかつ荒さが抑えられて、飲み飽きない奥深さがあります。
 後味は苦味が引き取って力強く自然にキレます。

 青さを前向きに感じられる、濃厚フレッシュ甘旨酒でした。
 いろいろな味わいがせめぎあいつつ、やっぱり中汲みらしく荒さが抑えられているのが素敵です。
 実はもう1本同蔵のお酒をいただきましたので、次はそちらを紹介します。

 温度が上がると青さがむわっとする感じがありますね。
 これはしっかり冷やしていただくのがオススメ。

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名称:大盃 純米中汲み 生原酒 吾妻玉苗
精米歩合:60%
酒米:玉苗
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:牧野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 大盃 純米

2016年06月09日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

分福 純米 生原酒 氷温二年貯蔵

本日の家飲み 分福 純米 生原酒 氷温二年貯蔵 

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 群馬県館林市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め確か初めていただきます。

 今期日本酒を飲む上で、マイテーマの一つが「生熟」であり、それは以前にいただいた「超超久」のくせの無い濃密な旨さに衝撃を受けたことが理由でした。
 そして今回いただくお酒は、その超超久と同様、蔵元で複数年氷温貯蔵された生酒になります、世に熟成日本酒はそこそこ見かけますが、長期「生」熟成酒はコスト含めリスクが高いからか、やっぱり貴重ですね。
 マニアなら自分の冷蔵庫で自家熟成と洒落こむべきなのかもしれませんが、やはり設備投資コストや、ダメにしてしまうリスクを考えると、熟成推奨なら蔵元でやって欲しいなあというのが個人的な感覚です。

 ちなみにこの「分福」、蔵元ホームページによると、やはりあの「分福茶釜」にちなんだネーミングとのこと。
 しかし館林のお寺に伝わるお話しだったんですね…、知りませんでした。
 今回いただくスペックとしては60磨きの生原酒で、使用米の品種は不明。
 1400円というお値段は、二年冷蔵保管するコストを考えれば、良心的といえるでしょう。

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 上立ち香は熟感のある米の香りがそこそこに。
 含むと、非常に独特な熟感のある超濃厚な旨味が塊で入ってきて、若干の苦辛さに締め付けられながら自然に染みこんできます。
 旨味はまさに熟しきった果実という感じの甘さが主役なのですが、特筆すべきは後ろ向きの老ね感が全くないことですね、とても素直に熟感を楽しめます。
 後味はキツくない程度の苦辛を舌の上に残しつつ、しっかりとキレます。

 氷温複数年熟成の可能性をひしひしと感じさせてくれる、クセのない完熟旨酒でした。
 うーん、やっぱりこの旨味の乗りは魅力です、熟成香が苦手な人にこそ、この氷温生熟成のお酒は飲んで欲しいですね。
 また、このお酒については後味のキレも特長ですね、程よい引き締まりかたです。
 分福、今後他のスペックも試していきたいと思いました。

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名称:分福 純米 生原酒 氷温二年貯蔵
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:+5
蔵元情報:分福酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年01月29日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

谷川岳「一意専心」 純米大吟醸

本日の家飲み 谷川岳「一意専心」 純米大吟醸

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 群馬県利根郡川場村のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 「利根郡川場村」とは、いかにも名水が出そうな地名ですね、私は柏出身で利根川が馴染み深いので、特にそういう印象が強いです。
 こちらを醸す永井酒造さんには谷川岳以外にも、「水芭蕉」という銘柄がありますね、というか首都圏では断然こちらの方が知られているでしょう。
 そして、このお酒には「一意専心」というサブタイトル(?)もついていますが、これは現在見習いの杜氏さんが、現杜氏の監督の元で醸したお酒ということから、特殊性を示すとともに想いをこめたネーミングのようです。

 ラベルには「製造責任者」と「醸造責任者」ということで、お二人の名前が明記されています。
 そして裏ラベルには杜氏さんのコメントがあります、こういう「顔が見える」感じのラベルは良いですね。
 スペック的には最近スタンダードな印象の50磨き(酒屋さんHPによると美山錦利用の一回火入れ)の純米大吟醸、その経緯からか値段はお安め。

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 上立ち香はバランスの良い典型的な吟醸香が割と強めに。
 含むと、非常に上品でフルーティー、かつふくよかな甘旨味がスルリと入ってきて、強めの含み香と若干の苦味を振りまきつつ、喉奥に流れ込んできます。
 旨味は純大らしい透明感のある華やかな果実の甘味が主役で、酸辛抑えめ、
 後味もそれらしく自然に引き上げていきます。

 いかにもフレッシュフルーティーといった趣の、お値段以上の純米大吟醸でした。
 やはり華やかな分、若干飲み飽きる感もありますが、味わいの芯がしっかりしている上に旨味がとにかく魅力的で、多少の粗が気にならなくなるようなバランスのように思えますね、これが若さか…。
 後、火入れっぽさを全然感じないところも個人的には◎
 谷川岳は、水芭蕉と共に、今後さらに注目していきたいと思います。

 想像できたことでしたが、開栓後はかなりの速さで味わいが減退します。
 これは早めに飲みきってしまうほうがよいでしょう、そういう意味でも典型的なフルーティー酒でした。

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名称:谷川岳「一意専心」 純米大吟醸
精米歩合:50%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:+4
蔵元情報:永井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(口開け一杯目は8.7ぐらいに感じました)

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2015年12月23日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

巖 特別純米酒 701号 本生

本日の家飲み 巖(いわお) 特別純米酒 701号 本生 

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 「巖」、名前といい、ラベルの字体の雰囲気といい、極めて男臭い力強さを感じますね。
 私は二年くらい前に家飲み経験があるのですが、その時の印象は「筋肉質な味わいの、名前通りの男酒」というものでした。
 実際、名は体を表すお酒は多いと思いますね…、蔵元さんも当然わかったうえでのネーミングなのでしょう。
 ただ、個人的にははっきり言って女酒の方が好みなので単純に好みの問題でしばらく買いませんでした、が、今回なんとなく久しぶりにセレクトしてみた次第です。

 スペックやもろもろの情報については大き目な裏ラベルにびっしりと書かれています。
 もろみ日数や粕歩合など中々マニアックなデータに加え(ちなみに701号というのは酵母の種類)、蔵元の想い、スペックの解説まで記載がありますね。
 この情報発信の姿勢は本当、素晴らしいの一言だと思います。

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 上立ち香は爽やかな甘さを感じるセメダインがそこそこに。
 含むと、フレッシュでバランスの良い印象の旨味がグッと入ってきて、少々の苦味でキリリとしたまま染みこんできます。
 旨味は、うーん洋梨的な程良い甘味と酸味が存在感を出しつつ、フレッシュさと苦味でキッチリ飲み飽き無さもある完成度の高い味わい。
 後味は、バランスの良さを保ったまま自然にキレていきます。

 濃度の高い甘旨味がありながら、不思議なほどに引き締まった印象のある奥深い味わいのお酒でした。
 うーむ、キリリとした感じは保ちながら、前に飲んだ時より格段に私好みになっているような…。
 これがスペックの違いによるものか、酒質の向上によるものかはまだわかりませんが、とりあえず旨い!と思ったのは確か。
 コスパも文句なしですし、巌は今後注目度を上げていきたいと思います。

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名称:巖 特別純米酒 701号 本生
精米歩合:55%
使用米: 美山錦81%:五百万石19%
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1
蔵元情報:高井株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年07月19日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生

本日の家飲み 流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 今年すでに一本いただいているので当ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒は、その名の通りうっすらとピンク色をしています。
 しかもそれは「協会赤色清酒酵母」という酵母の働きで生じる色素によるもので、着色料等の添加は一切ないというところが大きなポイントでしょう。
 雰囲気的にもどぎつさがなく、いかにも自然なやさしさのある色味になっています。
 (しかし、「るか」で「ももいろ」とか、偶然にしてもあまりにも巡音さんを想起してしまいますね…。たぶん現状騒いでいるのは私だけだとは思いますが、やっぱりザクみたいに「キャラクター関連銘柄」として話題になっても良いような)

 裏ラベルのスペックを見ると、やはり日本酒度-16、酸度2.5というのが目を引きますね。
 wikipediaによると「協会赤色清酒酵母」自体が女性層等の開拓を視野に入れた甘口のお酒を志向して開発されたらしいので、このお酒もその方向に合わせたのだと思います。

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 上立ち香はうすにごりらしくガス混じりでスッキリとしたお米の香りがほどほどに。
 含むと、個性的な旨酸味が若干のガス感と共に入ってきて、唾液線を刺激しながら染みこんできます。
 旨味はフレッシュで果実感のある酸味が主役で、甘さをしっかり引き締めて爽やかな印象を形作ります。
 後味はその酸味がちょっと酸っぱい感じで引取ります。

 見た目のイロモノ感や数値の強烈さとは違った印象の、バランスの良い甘酸っぱ酒でした。
 個人的好みからは、もう少し酸っぱいと一気に苦手になる恐れがあるのですが、うまく踏みとどまっている感じ。
 これは良いですね~、うすにごりの苦味とかも仕事していて、結構奥深い味わいだと思います。
 流輝は個人的にどんどん印象が良くなっています、これから一層注目していきたいと思いました。

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名称:流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:-16
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 流輝 純米吟醸

2015年05月14日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 純米吟醸 舟絞り無ろ過 生 山田錦

本日の家飲み 流輝 (るか) 純米吟醸 舟絞り無ろ過 生

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 なかなかインパクトのある銘柄名だと思います。
 裏ラベルに「自分の子供のように育ってほしいと願いを込め名づけました」とありますが、これだけだと意味が通じないような…。
 少し補足すると、以前お酒のイベントで聞いた蔵元さんのお話では、「流輝」というのはもともとお子さんにつけようと思っていた名前なのだそうです。
 だから、その名前をお酒につけることが、子供に対するように丹精込めて育てるということに繋がるわけです。

 ちなみにその際にどうしても気になって「ボーカロイドってご存知ですか?」と聞いてしまいました。
 結局ご存知ないとのことだったので、某巡音さんとは無関係のようです。
 せっかく同名なのでそこらへん少し話そうかなとも思ったのですが…、痛いオタになりそうだったので止めておきました(汗)

 スペックは山田錦の60、スタンダードな純米吟醸無濾過生ですね。
 ラベルがピンク文字なので、個人的にはそこからも巡音さんを思い出してしまいます。

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 上立ち香は甘さ、フレッシュさが混じったアルコール臭がそこそこに。
 含むと、しっかりとした印象で、フルーティーな甘旨味が多少の苦味を伴いつつ力強く染みこんできます。
 旨味は蜜たっぷりのリンゴといった、甘酸がそれぞれ強く主張するタイプの味わい。
 ただ、後で少しアルコールのキツさのようなものも感じますね、尻上がりに荒々しさが出てきます。
 後味はそのアルコール感と苦味でキレます。

 荒さやキツさを感じさせつつ、それ以上に魅力的な旨甘味のある若々しいお酒でした。
 実は以前外飲みをした際はその荒さが目立って良い印象ではなかったのですが、今回は長所が上回っているように受け取れました。
 スペックの違いによるものかもしれませんが、酒質がまさに向上中なのかもしれません。
 流輝は今後も追っていこうと思います。

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名称:流輝 純米吟醸 舟絞り無ろ過 生 山田錦
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:15.9%
日本酒度:不明
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 流輝 純米吟醸

2014年08月01日 群馬の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

町田酒造 特別純米55 生酒 限定にごり

本日の家飲み 町田酒造 特別純米55 生酒 限定にごり

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(今回開封前に撮り忘れて、既に残り少しの時の写真になってしまいました)

 地元銘柄として清りょうを醸す、群馬県・町田酒造店のお酒です。
 しかし凄い銘柄名ですよね、裏をかいているというか、その発想はなかったというか。
 ただ、単なる「町田」みたいな名称と比べると明らかにインパクトがあるので、ネーミングとしては大成功のように思えます。
 
 ちなみに今回、家飲みでは初めて開栓時にふきこぼしてしまいました…。
 被害は少なかったのですが、注意書きをちゃんと読むべきでした、本当にイキがいいにごりです。
 見た目的にも完全に白濁しています。

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 上立ち香はにごりらしく、米の香り混じりの炭酸ガスといった感じ。
 含むと、かなりのガス感とともに、濃厚な旨味が広がります。
 旨味は基本にごりっぽい米の旨味なのですが、甘さを含めた五味のバランスが良く、正統派な味わいといった印象です。
 これだけ濃厚ながら粉っぽさや甘ダレた感じを与えない処、完成度高いですね。
 後味は若干苦味が残る感じながら、にごりを感じさせないスッキリさ。

 どちらかと言うとスッキリ系ですが、同時に濃厚な旨味もあるにごり酒です。
 このスペックは通常の特別純米を限定でにごりにしたものだと思うのですが、もともとのお酒の完成度を感じさせつつ、にごりのガス感と濃厚な旨味がうまく加えられた一品でした。
 ちなみに個人的には、初日より開栓からちょっと経ってからの、微炭酸といった趣のほうが好みかな。

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名称:町田酒造 特別純米55 生酒 限定にごり
製法情報:無濾過生原酒 にごり酒
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社町田酒造店(群馬県前橋市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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2013年02月22日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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