雄東正宗 純米吟醸 五百万石 あらばしり 生酒

本日の家飲み 雄東正宗 純米吟醸 五百万石 あらばしり 生酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲み経験は確かイベントであった気がします、家飲みについては後述。

 こちらを醸す杉田酒造さんのお酒としては、「鴎樹(おうじゅ)」を既に紹介しています
 蔵名で検索すると、手作り感あふれるホームページが出てきまして、「当蔵について」コーナーに各種ブランドの紹介も一応書いてありました。
 それによると、「当初は「優等正宗」でしたが関東信越国税局鑑評会で連続優秀賞を受賞し当時の税務署長より「関東の雄となれ」と。」言われ、それに応じて漢字を変えたのがネーミング由来のようです。
 それにしても、サイト自体の更新はすっかり止まっているようですし、地方蔵のご多分に漏れず情報発信は上手くない印象を受けますね。
 
 スペック的には五百万石の55磨きの新酒生酒。
 お店では「あらばしり」ではないスペックも隣に並んでいたのですが、時期的により新酒っぽい勢いのあるお酒が飲みたい気分だったので、こちらをセレクトしました。

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 上立ち香はセメダインとガス混じりの、フレッシュ果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュでインパクトのある旨味が勢い良く入ってきて、一拍おいて出て来るこれまた新酒らしい強めの苦味にギッチリと締め上げられながら、ドドドと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりセメダインを伴う荒々しくもみずみずしい果実の甘酸味と、オリも相まって存在感のある青い苦味がせめぎ合い、「ザ・新酒」といった感じの楽しさを感じさせてくれます。
 後味はその苦味と酸味がキッチリと引き取って、見事にキレます。

 何というか存在感が非常に強い、新酒の楽しさを直球で伝えてくれるキリっとしたお酒でした。
 上で「荒々しい」と書きましたが、いい意味も悪い意味でもあります、が、だからといってバランスが崩れている感じはありません。
 いやあこれは万能の食中酒としても使えるタイプのお酒ですね、油っぽいものでもキッチリと引き上げてくれそうです。
 鴎樹、雄東正宗と来たので、次は発光路強力をいただこうかな…、兎も角、杉田酒造さんのお酒は今後も注目したいと思います。

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名称:雄東正宗 純米吟醸 五百万石 あらばしり 生酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,343円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年03月12日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

鳳凰美田 「WINE CELL」 純米吟醸 26BY(蔵元熟成バージョン)

本日の家飲み 本日の家飲み 鳳凰美田 「WINE CELL」 純米吟醸 26BY(蔵元熟成バージョン)

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 栃木県小山市のお酒です。
 ブログでの紹介はようやく5回目。

 私が超ハイレベルな地酒激戦区と考える栃木において、全国レベルの知名度や流通量でまだまだ揺らがない首位にあると思う銘柄、それがこの鳳凰美田です。
 その中でも個人的に好きなスペックが、ワイン酵母を利用したこの「WINE CELL」になります。
 何と今回で、当ブログの鳳凰美田の記事のうち、5回中3回がWINE CELLになってしまいました、ちょっと偏り過ぎですね…

 ただ、今回も買ってしまったのには理由がありまして…、実はこれ、前回に飲んだ26BYのお酒を、蔵元で約2年程度熟成させてから出荷されたものなのです。
 熟成度合の違いを見るという意味ではワインでいうところの「垂直飲み」に近い感じの飲み比べを、一人2年越しでやるというのも面白いと思いセレクトした次第。
 恐らく蔵元としても試験的に熟成させているものなのでしょうね、お値段は据え置きでした。


 上立ち香は落ち着いた、酸を感じる果実の香りが仄かに。
 含むと、酸味強めの非常にキレイな旨味がスルリと入ってきて、時間差で出て来るほんのりとした渋味と相まって、最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 旨味は…うーんこりゃ完全に辛めの白ワインとしか言いようがない感じですね、程々の甘味と強めの酸味と渋味がせめぎ合って、全体としては極めて引き締まった印象。
 後味はまさに酸が引き取ってしっかりとキレます。

 二年前とはかなり趣を異にする、酸渋メインのキリリとした、いわゆる食中酒として万能感のあるお酒でした。
 熟成の結果として酸が表に出てくるってのは面白いですね、これはワイン酵母の特性なのかなあ。
 個人的には甘味が引っ込んじゃったのは残念ですが、このラインを好む方も多いことでしょう。
 いつも以上にソガペールエフィスに近い味わいになった気がします。
 これは一般人(私含む)がブラインドで飲んだら8割方ワインと思ってしまうんじゃないかしら…、とてもお米から造られたとは思えない感じかと。
 鳳凰美田、次は流石に他のスペックも試していこうと思います。

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名称:鳳凰美田 「WINE CELL」 純米吟醸 26BY
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:小林酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年02月06日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

[菊] premium 純米 雄町 生酒

本日の家飲み [菊] premium 純米 雄町 生酒

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 前回に引き続き、栃木県宇都宮市のお酒です。
 ましだやさんまとめ買いシリーズのトリを飾る、8本目のお酒となります。

 こちらのお酒ですが、やはりかなり洒落た印象のラベルですね。
 何気に「377/767」というシリアルナンバーもあります、こう書いてある以上全量四合瓶出荷なのかな。
 日本酒度-23という「イロモノ」カテゴリーに入るお酒だけに、小分けにして売るというのは正解のように思えます。
 ここらへん、全体的に虎屋本店さんってかなり先進的な意識を持っているような印象を受けますね、もっと東京でも売れてほしいなあ。

 スペック的には前回同様雄町を55まで磨いた生酒ですが、麹歩合が全く違うようです(「当社比2.5倍」とのこと)。
 あまり理屈は良くわかりませんが、経験上「5割麹」とか「全麹」みたいに麹歩合を増やしたお酒は芳醇甘口であったと思うので、このお酒もそうなのでしょう。


 上立ち香は完全に熟したカラメル的な甘さを感じる香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚かつ個性的な甘旨味がドドドと入ってきて、強めながら柔らかい酸味と苦味で輪郭を整えつつ、力強く染みこんできます。
 味わいは、果実を煮詰めたシロップのような甘味が単独で主役を演じつつも、苦酸などの複雑な味わいが絡みついて、なんとも複雑で楽しい旨味の世界を創り出します。
 後味は、やっぱり不思議な程にしっかりとキレます。

 ラベル通りのインパクトがある、既存の日本酒の枠から飛び出したような個性派超芳醇甘口酒でした。
 味わい的には鷹長菩提もとや昇龍蓬莱古式同様、個性的ながら一種のまとまりのある甘旨味ですね。
 ある程度強烈な甘さにしようとすると似通ってくるのかな…やはり麹歩合がミソっぽいですね、ともかく甘口酒好きにはたまらないものがあります。
 今回いただいた虎屋本店さんのお酒は二本とも非常に私好みでした、「七水」「菊」そして「虹の井」、今後激しく注目したいと思います。


 さて、まとめ買いとして8本紹介したものを少し振り返ってみますと、ましだやさん購入なだけに6本が栃木酒でした。
 そこで改めて感じたのは最近の栃木酒のレベルの高さです。
 今回いただいた忠愛、惣誉、松の寿、七水、既に首都圏での評価を確立している感のある鳳凰美田、仙禽、姿、他にも辻善兵衛、澤姫、若駒や最近登場の望、朝日榮などなど…、実力派銘柄の枚挙に暇がありません。
 地理的条件にも恵まれてますし、ブランディングさえ上手くやれば一気に認知も上がるんじゃないかなあ。
 イメージ戦略的にはこの虎屋本店の路線が、栃木酒のモダンな酒質に合っている気がしますね(一番やり方が上手いのはやはり「仙禽」でしょう)。
 ともかく今後栃木には、マニアとしてより熱い視線を向けていきたいと思います。

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名称:[菊] premium 純米 雄町 生酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:-23
蔵元情報:株式会社虎屋本店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年11月13日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七水 純米吟醸55 雄町 生原酒

本日の家飲み 七水 純米吟醸55 雄町 生原酒

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 栃木県宇都宮市のお酒です。
 家飲みは初めてで、外飲みについては後述。
 ましだやさん購入酒7本目。
 
 こちらを醸すのは「虎屋本店」さん、たぶん羊羹は関係ないでしょう。
 蔵元ホームページを見るに、「七水」「菊」「虹乃井」の3ブランドで売り出しているようですね、パッと見たぐらいではそれぞれの位置づけは不明。
 私はこのお酒を他の日本酒ブログさんの感想で見ていたほか、かなり昔に今は亡き「酒徒庵」でいただいたことが確かあったりします。(記憶はあるのですが写真が行方不明…まさかアルコールが見せた幻想?と思ったのですが見つかりました)
 実はそもそも今回通販に踏み切った理由が、東京であまり見かけない「忠愛」と、このお酒を飲んでみたかったからだったりします。

 ラベルデザインは実に今風ですね、割とよく見る精米歩合55を「Go Go」と、洒落ております。
 雄町の生原酒と、自分としてはつい期待してしまう好みのスペック。

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(おまけ)2013年6月に酒徒庵さんでいただいたときの写真、このときはレトロなラベルですね。
しかし、この時点でこんな銘柄を発掘していたとは…、改めて店長さんの凄さに感服してしまいます。
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 上立ち香はクリーム的に濃厚な甘さを感じる香りがそこそこに。
 含むと、まろやかで濃厚な甘旨味がトロリと入ってきて、奥の方にほんのりとした苦味と辛さを感じさせつつ、ゆっくりと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは程よく熟したバニラ的果実(何じゃそりゃ)の、ほどほどの甘さと極めて濃厚な旨味が主役を演じるのですが、辛苦が見事に裏方に回って素晴らしいバランスを保っています。
 後味は苦味を舌先に残しつつ、力強くキレます。

 一筋縄ではいかない複雑さがありながら、ストレートに旨甘味が楽しめる、素人にも玄人にもオススメできるような旨酒でした。
 甘味も素敵ですが、むしろ口当たりの上品さに惹かれます…、袋吊りっぽいといいますか。
 そしてこれは一杯目より二杯目の方が映えるタイプですね、いくら飲んでも飽きない感じ。
 同蔵のお酒はもう一本買っているので、次回はそちらを紹介します。

 さらに、うーむ二日目の方が味わいの奥深さが増していますね…
 これは良いです、居酒屋でも活躍するタイプでしょう、もし見かけたら試してみることを強くオススメします。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1479.html

名称:七水 純米吟醸55 雄町 生原酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:+1.6
蔵元情報:株式会社虎屋本店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年11月11日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY

本日の家飲み 松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY

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 栃木県塩谷郡塩谷町のお酒です。
 当ブログでの登場は以外にもまだ2回目ですね、ましだやさん購入酒4本目。

 私の経験上、飲んだ回数は多くないものの、常にとても好印象を受ける銘柄、それがこの松の寿(通称マツコト)。
 裏ラベルには非常に詳細なスペックが掲載されていますね、特に素晴らしいのが「製造年月」と「蔵出年月」の両方を明記していること。
 この形だと、「そのお酒がどれだけ寝かされていたのか」「寝かされたのは蔵元か店頭か」がはっきりわかるので非常に参考になります、特に生酒だと熟成による変化が激しいのでなおさら。

 そして、このお酒は2016./3製造、2016/8蔵出しとのことなので、蔵元で約5ヶ月間寝かされてからの出荷になりますね、生酒としては程よい熟成期間のように思えます。
 雄町の55磨きの無濾過生原酒と自分にとって鉄板ともいえるスペック。
 泡なし酵母をダブルで使っているところあたりが特徴でしょうか。

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 上立ち香は非常に濃厚な程よく熟した果実香がそこそこに。
 含むと、やはりいい感じに熟した甘旨味が自然な舌触りで入ってきて、時間差で出てくる少々の辛さ(ピリピリ感)で引き締まりつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、割と直球勝負の柑橘系果実の甘旨酸味が主役で、程よい熟感と辛さ、そして裏方に徹した苦味がアクセントを付け、最後までダレない飲み飽きない印象を与えてくれます。
 後味はその辛さがしっかりと引き取ってキレます。

 濃厚な旨味、程よく熟した甘酸味、あまりキツくない辛さと苦味がそれぞれ主張してバランスを取る、万人にオススメできる芳醇旨酒でした。
 いやあ旨いっす、マツコトの安定感って凄いですねえ…、前回飲んだ1年以上の生熟成酒も良い味乗りでしたし、いつでも飲み頃という印象。
 激戦区栃木の中でも、一歩先を行く実力派銘柄だと感じました。
 松の寿、今後も是非ちょくちょくいただきたいと思います。

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(参考)「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペックの記事
http://www.sakeblog.info/matsunokotobuki-junmaiginjo-omachi-murokanamagenshu-27by/

名称:松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:-3
蔵元情報:株式会社松井酒造店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年11月05日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

惣誉 純米70 生原酒

本日の家飲み 惣誉(そうほまれ) 純米70 生原酒

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 栃木県芳賀郡市貝町のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね、今回のましだやさん購入酒3本目。

 こちらのお酒は「精米歩合70%」ということを前面に押し出しています、当ブログで紹介しているお酒の中ではかなり低精白ですね。
 ただ最近歩合80とか90超の低精白酒がポンポン出てきているため、あまり70という数字にインパクトはないかもしれません。
 が、極端な低精白酒って、まともな味わいにするために余計手間がかかっているのか、あまりお安くない印象が強いんですよね。
 個人的には、低精白酒は数字にこだわるより、「それゆえの個性」もしくは「コスパ」のどちらかを追及して欲しいと思っています、「歩合の割にキレイな味わいだけど、値段はそれなり」だとマニア以外には訴求力無いでしょうし。
 
 翻ってこのお酒をみるに、特A山田錦という最高クラスのお米を使った生原酒ながら、磨きを70とすることで値段を税抜き1,280に抑えるという、直球勝負のコスパ酒と言えるでしょう。
 同じく特A山田70生原酒としては以前に紹介した菊姫がありますが、あちらは1850円なので段違いですね(もちろん他にもいろいろな要素が値決めには関わるので、単純比較は難しいのですが)。


 上立ち香は米粉クリーム的な香りにアルコールが混じった感じで、そこそこに。
 含むと、やはり賑やかな印象の濃厚な旨味がググっと入ってきて、時間差で出てくる辛さでピリピリしたままゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、やはり低精白酒っぽい印象の、甘辛酸がせめぎ合う野太いお米っぽいものなのですが、古臭い感じではなく生酒らしい若さも感じます(青臭くはない)。
 後味はその辛さで力強くキレます。

 低精白らしい魅力をストレートに感じさせてくれる、甘辛のバランスのよい芳醇旨酒でした。
 これは個性とコスパをしっかり両立させていますね…、このまとめ方には蔵の技術力を感じます。
 惣誉、引き続き色々なスペックを試していきたいと思いました。

 そして、開栓後二日目の方が明らかに印象が良いなあ…、思いっきりデキャンタするのもありかも。
 さらに燗をつけると…、ウホッ甘さ辛さが同時にマシマシです。
 これは楽しいなあ、色々な飲み方に耐えられる、新時代の晩酌酒の一つに入れるお酒と思いました。

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名称:惣誉 純米70 生原酒
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:惣誉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,280円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 惣誉 純米

2016年11月03日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

忠愛 中取り特別純米 五百万石 無濾過生原酒

本日の家飲み 忠愛 中取り特別純米 五百万石 無濾過生原酒

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 栃木県矢板市のお酒です。
 前回に続く、ましだやさん購入酒の2本目。

 このお酒を醸す富川酒造は「忠愛」と「富美川」の二枚看板ブランドを有しています。
 「忠愛」とはインパクトのある銘柄名ですが、そもそもの由来はなんと「忠君愛国」から来ているとのこと。
 蔵としては大正2年にその「忠愛」を売り出したのが始まりで、最近、首都圏向けブランドとして蔵名をもじった「富美川」ブランドを追加したという経緯のようです。
 個人的には、一周回って「忠愛」の方がむしろ今風のネーミングのように思えますね、ラベルで「愛」を強調しているのが中々素敵かと。
 ましだやホームページによると、今は女性社長が蔵元トップのようですし、元々の語源は一旦おいて、「愛」のあるお酒という方向で売り出すというのは正解のように思えます。

 今回いただくのは、五百万石を55まで磨いた特別純米酒。
 前回紹介したお酒で利用していたM-310酵母のオリジナル(変異前)にあたる「明利酵母(協会10号)」で醸されたお酒です。

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 上立ち香は濃厚フレッシュで若干バニラも感じる香りが気持ち強めに。
 含むと、塊のように濃厚な旨味がググっと入ってきて、少々の酸味・存在感のある苦味と拮抗しながら、最後まで濃度を維持しつつゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、果実のような爽やかさとクリーム的な濃度・粘性を兼ね備えたような存在感のある甘旨味が主役、そこに個性的な苦酸味が個性と複雑さを添えます。
 後味は当然のように苦酸がしっかり引き取ってキレます。

 濃度の高い甘旨味に苦味が絡み合い、独特な味わいの世界を見せてくれる、完成度の高いお酒でした。
 いやあこれは旨い…、五百万石でこの濃度の旨味を出せるのには感服しましたね、コスパも抜群ですし。
 しかしやはり私は吟醸的なお酒より、個性が良く出る純米的なお酒の方が好きなんだなあ…、あえて蔵元が「特別純米」と名前をつけるお酒がまさにストライクゾーンなんだと思います。
 こちらを読んでくれている皆様におかれましても、値段とか風評にあまり惑わされず、ご自分の舌に合うお酒を見つけてほしいと、切に願います。
 ともかく、忠愛は今後要チェックの銘柄だなあと思わせてくれた2本でした。

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名称:忠愛 中取り特別純米 五百万石 無濾過生原酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3.5
蔵元情報:株式会社富川酒造店
購入価格(税抜):1,343円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年11月01日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

忠愛 中取り純米大吟醸 赤磐雄町 無濾過生原酒

本日の家飲み 忠愛(ちゅうあい) 中取り純米大吟醸 赤磐雄町 無濾過生原酒

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 栃木県矢板市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めていただきます。

 もはや恒例となりつつありますが、通販でまとめ買いしたお酒の紹介がこれからしばらく続きます(四合瓶8本)。
 今回の酒屋さんは栃木県の「増田屋(ましだや)本店」さん、マニアならご存知の方も多いでしょうね。
 取り扱い銘柄の点では、地元栃木のお酒が非常に充実しているほか、全国の有名銘柄も目白押しであり、入手困難銘柄もちらほらあったりと、数ある日本酒通販サイトのなかでもかなりオススメできるお店です。

 今回は、自分として前々から欲しかった東京では中々入手しにくい銘柄狙いで、発注に踏み切りました。
 その一つがこの「忠愛」です、実際都内では居酒屋含め見かけたことすら無いですね…

 スペック的には雄町を50まで削ったうえ、「中取り」「無濾過生原酒」と、なかなか贅沢。
 使用している「M-310酵母」は、お隣茨城県の蔵元「明利酒類」で生まれた「協会10号酵母」の改良版のようです
 このあたり、北関東の蔵同士の横のつながりを感じます、最近同地域のお酒のレベル上昇が著しいのは、そのあたりに理由があるのかもしれませんね。

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 上立ち香は華やかな典型的吟醸酒のリンゴ系の香りがかなり強めに。
 含むと、トロミを感じる濃厚な甘旨味が独特な苦味を伴ってグワッと入ってきて、濃厚かつ華やかながら最後までキリリとした印象で、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、一瞬いかにも大吟醸らしい派手派手しい含み香&甘味&苦味という感じかと思いきや、苦味に絶妙な個性があって、ありがちな飲み進めにくさが見事にカバーされている印象。
 後味は若干の苦味を口中に残しつつ、キレます。

 濃厚な旨味に伴う苦味が個性を形作る、香りと旨味をしっかりと両立させた純米大吟醸でした。
 単なる量産型香り系大吟醸でない奥深さがあると感じました。
 やっぱり、お取り寄せ酒でこういう個性に触れられると嬉しいですね。
 実は忠愛は今回もう一本いただいているので、次回はそちらを紹介したいと思います。

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名称:忠愛 中取り純米大吟醸 赤磐雄町 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1
蔵元情報:株式会社富川酒造店
購入価格(税抜):1,704円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年10月30日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

辻善兵衛 純米吟醸 雄町 槽口直汲み 生酒

本日の家飲み 辻善兵衛(つじぜんべえ) 純米吟醸 雄町 槽口直汲み 生酒

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 栃木県真岡市(もおかし)のお酒です。
 外飲みは数え切れないほどしていますが、家飲みは初めて。
 実はこれも、練馬区のうえも商店さんでの購入です、以前まとめて感想上げたときにうっかり漏れてました…

 辻善兵衛自体は、結構前から知る人ぞ知る銘柄という印象で、都内の銘酒居酒屋でも良く見かけていました。
 実際飲んだ印象も良く、いつか家飲みしたいと思っていたのですが、通常巡っている酒屋さんにたまたま取扱いが無く、今になってしまったというよくあるパターンです。
 ちなみに同蔵の地元銘柄は「桜川」で蔵元ホームページもあるのですが、古色蒼然としたデザインで、ろくに情報が有りませんでした…

 スペック的には、雄町を56%という謎に刻んだ数字まで磨いており、「槽口直汲み生」という惹かれるポイントも有ります。
 個人的には、色違いラベルを採用している蔵は、「赤ラベル」には特に気合が入っている印象があるので(たかちよとか)、期待が高まってしまいますね。

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 上立ち香は、既にトロミを感じさせるような濃厚フレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの濃厚な甘旨味が少々の酸苦味を伴いつつググっと入ってきて、最後までバランスを保ったままゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、洋梨?マスカット?的な甘みたっぷりの果実の旨味が主役、華やかな含み香や若干の苦味がありつつも、旨味の濃さでキツさを抑えている印象。
 後味はほんのりとした苦味を残しつつ、しっかりキレます。

 旨甘味の存在感、モダンさ、個性、飲み飽き無さを兼ね備えた、極めて満足度の高いお酒でした。
 うーんこれは私好みですよ、まさにストライクゾーンど真ん中。
 いやあやっぱり栃木のレベルおかしいなあ、県として情報発信さえ上手くできれば、地酒界のダークホース(?)的存在として強い存在感を発揮できそうに思えます。
 ともかく、辻善兵衛は今後も追い続けていきたいと思いました。

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名称:辻善兵衛 純米吟醸 雄町 槽口直汲み 生酒
精米歩合:56%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社辻善兵衛商店
購入価格(税抜):1,571円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店(練馬)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年10月10日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

望(bo:) 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石

本日の家飲み 望(bo:) 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石

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 栃木県芳賀郡益子町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みに関しては後述します。

 こちらはノーマークの銘柄だったのですが、うのかわ酒店さんが新規取扱ということで、かなり推しているようだったので素直に購入しました。
 醸すのは「外池酒造店」、地元銘柄の「燦爛」は私が以前那須塩原市に旅行したとき、たまたま現地でいただいたお酒でした。
 それはアル添生貯蔵の低価格帯商品だったのですが、悪い印象無かったんですよね。
 東京ではほとんど見ないけど、地元にはしっかり浸透している酒蔵は実力派という印象があり、そういう蔵の新ブランドというのは実際とても興味があります。

 スペックは五百万石を55まで磨いた、オーソドックスな純米吟醸無濾過生原酒。
 裏ラベルに詳細な解説がある他、蔵元ホームページには「望」専用のコーナーがあり、最新情報が積極的に更新されていることからも、気合を入れて売り出そうという意思が伝わってきます。

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 上立ち香は濃い目ながらスッキリとした果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた印象のどっしりとした旨味が、これまた強めの苦味でギリギリと締め付けられながら、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーむ酸味はあまり無く、砂糖菓子的な甘味が一方の主役、もう一方の主役はキツくない感じの苦味で、その二つがせめぎ合ってバランスを取っている感じですね。
 後味はその苦味を少々口中に残しつつ、力強くキレます。

 伝統的(昭和的味わいを脱却しつつ、単純に今風の味わいでもない、個性派芳醇旨酒でした。
 うーむ、割と玄人好みな複雑さと奥深さがありますね。
 こういうお酒は、「まずは一回飲んでみてください!」としか言いようが無いのが辛いところです。
 ともあれ魅力的なお酒であることは間違いないですね、望、今後の動きに注目していきたいと思います。

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 開栓後は心なしかより奥深い味わいになる気がします。
 とりあえず、落ちる感じではないので、安心してゆっくりと飲めるお酒でしょう。

名称:望(bo:) 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社外池酒造店
購入価格(税抜):1,556円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2016年07月28日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙禽一聲

本日の家飲み 仙禽一聲(せんきんいっせい)

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 栃木県さくら市のお酒です。
 外飲みはちょくちょく、ブログでの紹介はクラシック仙禽に続き2回目ですね。

 栃木の誇る個性派人気蔵の、比較的高価格品になります。
 基本的には私の家飲みの対象外のランクなのですが、今回とあるイベントの余りものにありつけました。
 実際ラベルを含めただものではない雰囲気を放っていますね、仙禽のデザインは今風ながら単にワインをなぞった感じではないところが素敵だと思います。

 ラベルを見ても特定名称の表記はありませんでした。
 が、裏ラベルには結構細かい情報がありますね、35%という高精白で瓶囲い瓶火入れという、お値段以上の高級スペックです。
 アルコール度は原酒ながら15度と低めです、低アル原酒の範疇に入るでしょう。

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 上立ち香はほんのりと甘い果実香が控えめに。
 含むと、非常に透明感の高い上品な甘旨味がスーッと入ってきて、ゆっくりと出てくる酸味でしっかりと輪郭を整えつつ、最後まで全く崩れずに染みこんできます。
 味わいは、うーむとにかく高級な洋梨というか柑橘系果実というか、そんな感じの上品な甘酸味が主役で、いくらでも飲めてしまいそうな自然さがあります。
 後味はその酸が引取り、極めて自然にキレていきます。

 お値段以上の上品さのある、モダンな感じの半透明日本酒でした。
 「上品で落ち着いた甘さ」ということではかの黒村祐に方向性は似てるかも、ただ比べるとこちらは甘さの濃度が格段に低く酸を強く感じます。
 いやあ、こういうお酒が同価格帯のワイン代わりにホテルやら百貨店の高級品棚に並ぶようになれば、それだけで日本酒のシェアは爆発的に拡大すると思うんですけどね…
 仙禽、今後の動きにも注目していきたいと思います。

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参考:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-186.html

名称:仙禽一聲
精米歩合:35%
使用米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):5,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店(通販)
お気に入り度:値段と飲んだ経緯が特殊なので付けません/9.0

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2016年07月20日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳳凰美田 「Black Phoenix」 無濾過本生 純米吟醸酒

本日の家飲み 鳳凰美田 「Black Phoenix」(ブラックフェニックス) 無濾過本生 純米吟醸酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲み回数は数え切れず、ブログでの紹介も4回目となりました。

 今回いただく「Black Phoenix」は、100%高級米「愛山」から醸された限定品です。
 ラベルが実に格好良いですね、銘柄名も相まって迫力すら感じます。
 ちなみに、同じく愛山利用で、「Gold Phoenix」、「White Phoenix」もあるとか…、シリーズ製品みたいですね。
 ただその金と白はさらに高価でブラックの倍以上のお値段となっており、自分の家飲みには厳しいのが残念。
 
 精米歩合は55%、愛山をこれだけ削って税抜1,800円ならまあ割高ではないでしょう。
 裏ラベルには若干の解説文の記載があります、いつも思うのですが、蔵元メッセージで「常温」ぐらいまで温めることを推奨するのは珍しいですね。
 空気に触れさせることも書いてありますし、かなりワインを意識している銘柄であるように思えます。 


 上立ち香はトロピカルな果実香が気持ち強めに。
 含むと、柑橘系果実の甘旨酸味が非常に力強く入ってきて、酸味が唾液線を刺激しかつダレを防ぎつつ、自然に染みこんできます。
 旨味は、やはり完熟の南国果実の甘旨味といった印象で、非常に濃厚ながら一種の落ち着きも感じる、奥深い味わい。
 後味は見事に自然に引き上げていきます。

 華やかながら何とも表現しづらい複雑な甘味が魅力の、ありそうでない個性派甘旨酒でした。
 この複雑さはやっぱり愛山によるものなのでしょうね…、軽くも無く重くも無い非常に微妙なバランスを保っています、そしてクセは皆無。
 最近ようやく愛山酒の良さがわかってきた気がします、後はもう少し安くなってくれないかなあ。
 ともかく、鳳凰美田のど安定っぷりは愛山でも健在だと感じた一本でした。

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名称:鳳凰美田 「Black Phoenix」 無濾過本生 純米吟醸酒
精米歩合:55%
酒米:愛山
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:小林酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年03月01日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒

本日の家飲み 若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲みは何度もしているのですが、以外にも家飲みは初めて。

 地酒マニアにはもうかなり知られている銘柄ではないでしょうか。
 「若」の崩し字に馬の絵で「若駒」と読ませるラベルが特徴的です。(どうでもいい話ですが、私はなぜかずっとこの漢字を「花」だと思っていて「なんで花に馬で若駒なんだろう…?」と混乱していました、恥ずかしい限り)
 東京にはいくつもの特約店があり、私も酒屋の店頭・居酒屋でよく見かけるのですが、いつでも買えるという感覚が先にたって、とうとう今まで買わずにいました。
 しかし、つい最近四ツ谷の居酒屋「じきしん」さんで、いつものように銘柄お任せで飲んでいたところ、店長さんがニコニコと「これ旨いっすよ」と持ってきたこの亀の尾80が、一口飲んで「うおっ」と目を見開くレベルで旨かったのです。

 結局いてもたってもいられず、今期完売前に「伊勢五本店」さんに並んでいたものを購入した次第。
 スペックは名前通り、亀の尾を80まで削るにとどめた低精白酒、純米表記は見当たりませんがアル添はありません。
 ただ、低精白といいつつあまりお安くはないですね、というか若駒に限らず70以上になると造りが大変なせいか、むしろ割高になるお酒が多いような気がします。
 まあ、そういう低精白酒は、コストより、低精白ならではの味わいを醸すことが主目的になっているのでしょう。


 上立ち香は濃厚で甘い感じと熟感のある独特の香りがそこそこに。
 含むと、程良い熟感のある旨味が力強く入ってきて、好ましいほろ苦さが舌を刺激しつつ、しかしバランスを保ちつつじんわりと染みこんできます。
 味わいは若干メロンorマスカットを感じさせる甘旨味が主役なのですが、ありがちなフレッシュさとは一線を画した、複雑さと落ち着きのある濃厚ながら飲み飽きないもの。
 後味は少々の苦味を舌の上に残しながら、しっかりとキレます。

 熟成感と苦味が、驚くほど前向きに感じられる、極めて個性的な芳醇旨苦酒でした。
 不思議なもので、飲み進めると甘味が出てくるような…、一筋縄ではいかないお酒だと思いましたね。
 正直、これだけ熟感を感じながら、旨味を前向きに捉えられるお酒に出会ったのは初めてなので、少々戸惑っております。
 このお酒で若駒に対するイメージが変わりました、今後他のスペックも試していきたいと思います。

 なお、常温の方が冷酒より、味わいが開いた感じで口当たりも優しく、かつバランスも崩れません。
 これは断然常温ですね…というか冷やし過ぎないほうが良いでしょう、まろやかさすら感じます。
 ちなみに、燗も良さそうと思ったのですが、試す前に飲みきってしまいました…

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名称:若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒
精米歩合:80%
使用米:亀の尾
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元:若駒酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年02月20日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

四季桜 特別純米酒

本日の家飲み 四季桜 特別純米酒

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 栃木県宇都宮市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 四季桜という銘柄は聞いたことがあるぐらいの認識で、普通というか伝統的地酒というイメージがあり、東京でもほぼ見かけなかったので今まで接点がありませんでした。
 今回酒屋さんの冷蔵庫に入っているのを見ていると、店長さんが「今期のそのスペックはかなり良い出来なので仕入れました」とのこと。
 実際に試飲もさせてもらい、かなりの好印象だったのでセレクトした次第です。

 スペックは、五百万石を60まで磨いた火入れの特別純米酒、実にスタンダードな感じです。 
 私の場合つい限定品とか無濾過生原酒に惹かれがちなので、意外とこういうお酒は飲んでいない気がします。


 上立ち香は甘さを感じる果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた印象ながら濃厚な甘旨味が自然に入ってきて、若干の酸味とアルコールの辛さで締め付けられながら染みこんできます。
 旨味はオレンジ的な柑橘系果実の甘酸味が主役なのですが、やはり程良い熟感があって、全体のバランスが取れている印象。
 後味は酸辛で優しくキレます。

 火入れの落ち着きと熟感がありつつ、後ろ向きな火入れ臭の無い、果実系の甘旨味が魅力のお酒でした。
 あまり他銘柄を出すのも何なのですが、この前いただいた山城屋の火入れにかなり近いかな(こちらの方がより濃厚で、ややキツい)。
 もしかしたら、生酒に慣れた人でも違和感なく飲めるこの系統が新時代の火入れ酒のスタンダードになっていくのかもしれません。
 兎も角、四季桜、今後も注目したいと思います。

 ちなみに開栓後は素直に落ち着いてきて、燗を付けても素直に濃厚になる感じ。
 この安定感は良いですね、いつか晩酌酒として採用するかもしれません。

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名称:四季桜 特別純米酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:宇都宮酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年12月06日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鴎樹 -黒瓶-

本日の家飲み 鴎樹 -黒瓶- (おうじゅ くろびん)

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 栃木県小山市のお酒です。
 家飲みは初めて、外では、もしかしたらイベントで飲んだことがあるかも。

 こちらを醸す杉田酒造さんには、こちらの「鴎樹」の他に、「雄東正宗」や「発光路強力」といった別ブランドがありますね。
 知名度的には別ブランドの方が有名かな…、ちなみにこのお酒を購入した佐々木商店さんの商品紹介によると、鴎樹は「実験レーベル」とのことで、いろいろ試した限定品につけられるようです。
 (「おう」の字は写真の通りもう少し難しい字なのですが、化けそうなのでこの表記にしています)

 スペック的には、兵庫県産山田錦を40まで磨いた上で、アル添ありということで、堂々と「大吟醸」を名乗れるもの。
 ただ、実験作ということもあり、ラベル等には記載が無いようです、お値段も税抜1,600円程度ということで、完全に割安ですね。
 個人的には「瓶燗火入れ」と明記してあるのもポイント。


 上立ち香はやはり華やかな印象の吟醸香が強めに。
 含むと、透明感があって摩擦の少ない旨味がスルリと入ってきて、程々の苦味を伴いつつ、バランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、典型的な大吟醸という感じの上品な果実の甘味を感じられて、苦味もキツくない程度と、全体的に優しさをのある味わい。
 後味はほんの少々苦味を残しつつ、高精白らしい自然なキレ。

 大吟醸のキレイさがありながら、しっかりとしてかつ優しさを感じる旨味が素直に楽しめるお酒でした。
 この味わいは紛うことなき大吟醸!という感じです、浮いたアルコール感もありませんし、むしろ純米大吟醸的かも。
 コスパ的には獺祭試や、秀鳳33といい勝負…というか個人的には超えているように思えました。
 鴎樹、別ブランドを含め注目していこうと思います。

 ちなみに常温ぐらいでも全然崩れないですね。
 そういう意味でも普通の香り系大吟醸と一線を画する味わいかと思います。

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名称:鴎樹 -黒瓶-
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:16~16.9%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 鴎樹

2015年11月06日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

朝日榮 特別純米 火入 T-ND

本日の家飲み 朝日榮(あさひさかえ) 特別純米 火入 

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 栃木県栃木市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め確か初めていただきます。

 裏ラベルにも書いてあるT-NDとは、酵母の種類をあらわす記号です、「栃木-ニューデルタ」の頭文字からきているみたいですね。
 以前栃木県で開発された「デルタ酵母」の泡なし版だとか…、いやあマニアックな話です。
 ちなみにこのお酒、酵母違いの「T-S」と並べて置いてありました、飲み比べを意識しているのかもしれませんね。

 酵母以外では、飯米である「あさひの夢」を利用しているところが特徴でしょう。
 そのおかげか、歩合の割にはちょっとだけお安め。

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 上立ち香はスッキリ爽やかな甘味控えめ果実系の香りがほどほどに。
 含むと、クセのない中濃度の旨味がスッと入ってきて、徐々に表に出てくる酸味で輪郭を保ちながら染みこんできます。
 旨味は甘味と酸味が拮抗する柑橘系果実といった趣で、苦味は完全に裏に回って、しっかりとした味わいながらとても飲みやすい印象。
 後味はその酸味でしっかりと引き上げます。

 薄過ぎず濃過ぎず、スッキリ自然に楽しめる、新時代の食中酒でした。
 飲み飽きない系の食中酒だとは思うのですが、薄いとか物足りないという感じではないところが良いですね。
 米の重みを感じさせない、果実系のスッキリ感、日本酒初心者にこそオススメかも。
 朝日栄、今後注目していこうと思います、とりあえず次は生かな。

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名称:朝日榮 特別純米 火入 T-ND
精米歩合:60%
使用米:あさひの夢
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社相良酒造
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年10月02日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳳凰美田 「WINE CELL」 純米吟醸 26BY

本日の家飲み 鳳凰美田 「WINE CELL」 純米吟醸 26BY

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲み回数は数え切れないくらいですが、意外にもブログでの紹介は三回目ですね。

 そして、三回目ながらつい、前回と同じワイン酵母利用スペックを今年も買ってしまいました。
 いやあ外飲みで一杯飲んで、「今年もうまいなあ…」と、どうしても欲しくなってしまったのです。
 ブログを見ればお分かりの通り、色々な銘柄・スペックを飲み散らかしている自分にとって、これは相当のことだったりします。
 とある酒屋さんが「十四代に匹敵する実力の蔵」と評していたのも納得です、酒質も似た部分ありますしね。
 
 さて、こちらはワイン酵母を利用しながら、お米を使ったれっきとした日本酒です。
 最近ワイン酵母を利用する蔵が増えてきた印象がありますが、鳳凰美田のこのお酒はその先駆者といえるでしょうね。


 上立ち香はちょっと甘さ混じりで華やかな印象の吟醸香がほどほどに。
 含むと、透明感のある旨味がスルリと入ってきて、独特な酸味で輪郭を保ちながら自然に染みこんできます。
 旨味は、基本的に甘味と酸味がせめぎ合って絶妙なバランスを保つ感じで、兎に角味わいがキレイな印象が残ります。
 後味は酸味でキレイさを保ったまま、自然にキレます。

 何とも独特な酸味としっかりとした旨味があり、かつ全体的に透明感とバランスの良さを感じるお値段以上のお酒でした。
 ワイン酵母を使った日本酒の中でも、やはり一歩二歩先を行く完成度だと思います、個人的には鳳凰美田の中でも特に好きなスペック。
 決して安いお酒ではないのですが、その上を行く感じですね、十分な満足感があります。
 鳳凰美田は今後もいろいろなスペックを試していきたいと思いました。

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名称:鳳凰美田 「WINE CELL」 純米吟醸 26BY
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:小林酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年08月27日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 中取り

本日の家飲み 姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 中取り

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 栃木県栃木市のお酒です。
 外飲み、家飲みともに経験ありますが、ブログでは初めての紹介ですね。

 マニア以外にはあまり意識されていませんが、栃木県は紛うことなき地酒激戦区の一つだと思っています。
 鳳凰美田や仙禽という鉄板銘柄に加え、東力士、澤姫、旭興、辻善兵衛などなど、もっと評価されるべき実力派銘柄がまさにひしめいている状況といえるでしょう。
 姿はその中でも、既にかなり評価を得ている銘柄という印象です、私も結構な回数いただいていますが、ブログ未紹介なので今回セレクトしました。

 スペック的には山田錦55ということで、鉄板スペックという感じ。
 裏ラベルに必要十分な情報が載っていることに好感が持てますね、あとでっかい「中取り」の朱印が素敵。

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 上立ち香はフレッシュで濃い目の吟醸香がそこそこに。
 含むと、濃厚でハッキリとした甘旨味が勢い良く入ってきて、強めの含み香と苦味を伴いつつ少しずつ染みこんできます。
 旨味は香り系と旨味系の両方を合わせたかのような存在感のあるもので、リンゴ系でスタンダードながら飲みごたえのある味わい。
 後味は苦味が引き取って力強くキレます。

 無濾過生原酒のお手本のようなバランスの良い濃厚甘旨酒でした。
 香りがあってもこれだけ旨味が濃いと飲み飽きないですね、中取りのキレイさもあってスイスイ杯が進みます。
 姿、次は変わったスペックのお酒もいただいてみたいと思いました。

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名称:姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 中取り
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:-1
蔵元情報:飯沼銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 姿 純米吟醸

2015年06月09日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

クラシック仙禽 亀の尾

本日の家飲み クラシック仙禽 亀の尾

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 栃木県さくら市のお酒です。
 外飲みも家飲みも経験あるのですが、意外にもブログでの紹介は初めてですね。

 仙禽といえば、薄井一樹蔵元社長がフジテレビの「ほこ×たて」に「絶対味覚の持ち主」として出演したことで一時期かなり話題になっていたかと思います。(獺祭の桜井社長も同番組に出てましたね)
 「絶対味覚」という煽りはどうかとも思いますが、そもそも薄井社長は蔵に戻る前はソムリエをやっていたとのことで、味覚の鍛え方は相当なものなのでしょう。
 実際その経歴は商品の開発にも表れているようで、仙禽はいわゆる「テロワール」へのこだわりと、日本酒の枠に囚われない新しい味わいで各所の高評価を得ている印象です。

 今回いただくのは「クラシック仙禽」、なぜか特定名称の表記がないっぽいですね。
 無ろ過原酒ながらアルコール度14度という最近流行の「低アル原酒」で、一回瓶火入れ。
 復刻米として有名な「亀の尾」(しかも栃木県産)を使っているということもポイントでしょう。
 実は朧酒店さんの飲み比べイベントで一杯いただき、好印象だったので、その場で購入させていただきました。

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 上立ち香はスッキリ爽やか系の甘さ控えめ果実といった香りが控えめに。
 含むと、透明感のある上品な甘旨味が、落ち着いた酸に寄り添われて、濃厚ながら切れ味を保った味わいを形作ります。
 旨味はほどほどの甘味がありつつ、やはり派手さはないものの存在感のある酸が主役のスッキリとした味わい。
 後味はその酸が引き取って、自然かつしっかりとキレます。
 
 甘酸っぱいというよりは、スッキリさを強く感じる、火入れが良い方向に働いている印象のお酒でした。
 私の仙禽のイメージと比べて甘みも酸味も控えめですが、酸に関しては自分にはこれぐらいが丁度良いのかも。
 仙禽という銘柄の奥深さを感じた一本でした、今後も注目したいと思います。

 そして開栓後もほぼ減退はなく、むしろ落ち着いて良い感じ。
 火入れ酒のこの安定感もやっぱり良いですね、

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名称:クラシック仙禽 亀の尾
精米歩合:50%
使用米:亀の尾
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 仙禽

2015年06月03日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:1

熟露枯 洞窟低温熟成酒 山廃純米 23BY

本日の家飲み 熟露枯(うろこ) 洞窟低温熟成酒 山廃純米 23BY

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 栃木県那須烏山市のお酒です。
 このブランドのお酒は家飲み・外飲み含め確か初めて。

 こちらを醸す島崎酒造のお酒としては、以前「東力士 極一滴雫酒」を紹介しています
 今回いただく「熟露枯」は熟成酒向けのブランドのようですね。

 日本酒を熟成させるということは、蔵元さんにとっては、売上が入るのが遅れ、貯蔵費がかさみ、常に老ねの恐れがあるというリスクの塊のようにも思えます。
 それでも島崎酒造がラインナップに入れているという理由には、素人考えでは付加価値を大きく載せる「ヴィンテージ化」を図っているのではないかと想像します。
 実際に「オーナーズボトル」ということを既にやっているようですし、リスクを負ってでも熟成のノウハウを蓄積させたいという経営判断なのではないでしょうか。

 裏ラベルにびっしりと情報が載っているのにもそういう意図を感じます、これだけ細かいと安心感もありますね。
 今回いただいたのは23BYなので約3年熟成です。
 ただ、なぜか使用米に関する情報が無いのは解せませんが…。

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 上立ち香はキツくない程度の熟成香がそこそこに。
 含むと、確かに熟成感があるのですがそれに潰されない濃厚な旨味がじわりと入ってきて、苦辛さなどを伴いそのまま徐々に染みこんできます。
 旨味は熟成感に甘味や辛味が拮抗して作り出される、複雑で独特な落ち着きのある味わい。
 後味はかなり強めの辛さが支配してピリピリっとキレます。

 熟成の魅力がしっかりとあり、かつヒネ感の無いお手本的な熟成酒でした。
 一概には言えないと思いますが、山廃の力強い味わいは熟成に向くのかもしれません。
 流石にこだわりを感じる完成度ですね、相当な試行錯誤を重ねたのではないでしょうか。
 東力士ともども、島崎酒造のお酒は引き続きウォッチしたいと思います。

 燗をつけてみると、こりゃあ辛い。
 でも口当たり、味わい的にバランスは崩れていない感じなのでこれもアリかと思いました。

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名称:熟露枯 洞窟低温熟成酒 山廃純米 23BY
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:+-0
蔵元情報:株式会社島崎酒造
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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2015年04月09日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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