屋守 仕込九号 純米中取り 無調整生酒 28BY

本日の家飲み 屋守(おくのかみ) 仕込九号 純米中取り 無調整生酒 28BY

20170330110850841.jpg 20170330110900742.jpg

 東京都東村山市のお酒です。
 当ブログでの登場は実に6回目、毎年いただいていますね。

 屋守は私が日本酒飲み始め以来のお気に入り銘柄でしたが、昨年(27BY)のおりがらみの味わいは、実のところファンとしてはハテナマークが浮かぶような方向性のものでした。
 最近28BY最初あたりの花陽浴を飲んだ時も思ったのですが、信頼している銘柄の味わいが予想外であったとき、私は失望感というより「あの味わいには二度と出会えないのでは…」という恐怖感を覚えます。(花陽浴はその後のスペックで戻ってきたのでほっとしました…)
 まあ日本酒は年によってある程度味わいにブレが出るのは当然とも言えるのですが、蔵の方針転換や人的要因での味の変化については取り返しがつかないですからね。(木桶じゃない「やまユ」なんてのはまさにこれ)

 今回は、前回抱いたその恐怖感を払拭するためセレクトした次第です。
 スペックはエキセントリックなラベルカラーのものではなく、当ブログでも以前紹介して「お気に入りに追加」している純米中取り。
 恐る恐る、ただできる限り先入観を排除して開栓してみます。

20170330110908937.jpg

 上立ち香は若干硬質なパイン系の香りが気持ち強めに。
 含むと、フレッシュな甘酸味に独特の苦渋味が絡み合った複雑な旨味が勢い良く入ってきて、尻上がりに強まる酸苦でギッチリと引き締められつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなく木香を感じるような、そこそこの甘さと酸味に青い渋味が伴う独特なもので、ほどほどに濃厚ながら飲み飽きない印象。
 後味は酸渋が表に出てきて、キッチリとキレます。

 中濃度の甘旨味とフレッシュ感、そして酸渋による奥深さが特徴の、杯が進みやすいお酒でした。
 なんとなく草っぽい、他の銘柄で恐縮ながら「山間」っぽい風味を個人的には感じましたね。
 去年のおりがらみよりは味も出てる感じで、私の思う「屋守らしさ」も結構あり、低レベルなお酒では無いと思います。
 が、私にはやっぱり甘旨味が足りない…、そして昔感じた楽しさや感動はこのお酒では味わえず、恐怖感を払拭するには至りませんでした。
 屋守、今後はニュートラルな視線で動向を追っていきたいと思います。

20170330110917333.jpg 20170330110925633.jpg

名称:屋守 仕込九号 純米中取り 無調整生酒 28BY
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社豊島屋酒造
購入価格(税抜):1,460円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 屋守 純米

2017年05月05日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

江戸開城 純米どぶろく

本日の家飲み 江戸開城 純米どぶろく

20170221130340830.jpg  20170221130349229.jpg

 東京都港区のお酒です。
 ブログでは初登場ですね、外飲み経験については後述。
 にごり酒特集の6本目。

 こちらを醸す「東京港醸造」は、明治時代に廃業した酒蔵の子孫が約100年ぶりに酒造免許を取得し、開業の地である港区芝で営業を再開させた蔵らしいです(非常に立派なホームページがあるので関連情報はそちらも参照)。
 ちょっと前までは赤羽の小山酒造(丸真正宗)が23区唯一の酒蔵だったと思うので、二つ目ということになるのでしょう。
 (ちなみに小山酒造のホームページは現在「23区で唯一100年以上清酒を製造し続ける酒蔵」という表現になってます
 Wikipediaによると、酒造免許を得たのが2010年、「清酒」製造免許を得たのが2016年ということで、その間はリキュールやどぶろく等を醸していたようです。
 製品ラインナップにもその名残があるようで、どぶろくだけで3種類出していますね。

 店頭には原材料名に「スピリッツ」が混ざっている白ラベルのどぶろくと、この純米どぶろくが並んでいましたが、店員のお兄さんに「どっちの方が甘いですかねえ」ということを中心に、味わいの特徴を教えてもらって、こちらをセレクトしました。
 が、実はこのお酒、アルコール度数が5~6度と極めて低いものであるということに、飲む直前になって気づきました。
 これには「お兄さんその情報重要だよ…」とがっくしきてしまいましたが、ラベルに明記されている以上悪いのは私でしょう。
 分類は「その他醸造酒」ということで、おそらく「こして」いない狭義のどぶろくですね、お値段は「700」mlで税抜き1,800円と、私にとってはちょっと高級品。

20170221130357158.jpg  20170221130404938.jpg

 上立ち香はお米っぽい香りがほんの少々。
 含むと、ドロドロとしながらも、粒があっさりと砕けていくように引っかかりの無い口当たりで、スッキリとした甘味が最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、非常に軽い感じながら日本酒的な旨甘味は確かにあって、同時に甘酒的な風味の旨酸味を裏方に感じさせる、極めて面白い個性的なもの。
 後味は見事なまでにスッキリと引き上げます。

 粉っぽさが皆無なで、飲むヨーグルト的な乳酸の風味も感じるような、とにかくオンリーワンでゴクゴク飲めてしまう系のどぶろくでした。
 これはこれで楽しいのですが…、私にとってはお酒として軽すぎて、絶望的なコスパになってしまうのが厳しい(正直1日で余裕で飲み切れてしまう)。
 度数換算では黒村裕以上の高級酒になってしまいますからね…、日本酒ブログの中でもコスパにうるさいと自負しておる当ブログとしては、ちょっとリピートする気にはなれないのが正直なところ。
 江戸開城については、お値ごろな生酒を出してきたら、購入を検討してみたいと思います。

20170221130421524.jpg  20170221130413465.jpg

名称:江戸開城 純米どぶろく
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:5~6%
日本酒度:不明
蔵元情報:東京港醸造
購入価格(税抜):1,800円/700ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:7.7/9.0

 ここからは少し蛇足。
 江戸開城については、外飲みで純米吟醸原酒をいただいたことがあるのですが、火入れだったこともあってあまり印象には残りませんでした。
 というかせっかく東京のど真ん中にあるのに、何で生酒を出荷しないのかなあというのが、生酒偏重派としての私の素直な疑問ではあります。
 なんというか、都内有力地酒屋がこぞって取り扱いを開始しているのもちょっと釈然としないんですよね。
 全体的に値段が割高なのは、地代やら諸経費の関係で仕方ないのかもしれませんが、一飲み手としては「ストーリー」だけではなく、「酒質」でしっかりと付加価値を付けていって欲しいというのが正直な気持ちです。
 (わざわざこんなことを言う理由としては、「酒質」は文句ないのに「売り方」が下手な地方蔵とのギャップがどうにも歯がゆいということがありまして… 私としてはそちらを応援したいと強く思った今日この頃でした)

20170331162252517.jpg  20170331162301153.jpg

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2017年04月09日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

澤乃井 純米吟醸 「奥の手」 無濾過生酒ささにごり

本日の家飲み 澤乃井 純米吟醸 「奥の手」 無濾過生酒ささにごり

20160923090507512.jpg  20160923090516594.jpg

 東京都青梅市のお酒です。
 少なくとも家飲みに関しては、実は初めていただく銘柄です。
 酒逢さんでの購入酒2本目。

 「東京の地酒」というと、最近の日本酒マニアなら「屋守」を想起する人が多いと思いますが、一般の世界ではこの「澤乃井」を挙げる人が最も多いのではないでしょうか。
 スーパーの常温棚でもよく見かける銘柄であり、自分のスタンスとしてはあえて家飲みするお酒ではありませんでした。
 が、(準?)大手地酒蔵のご多分に漏れず、一部地酒屋向けの製品もやっぱり造ってましたね、その佇まいに惹かれて買ってしまいました。(ブログで紹介済みの真澄うすにごり一ノ蔵生原酒と位置付けは近いでしょう)

 スペック的にはマニア受けする無濾過生酒のうすにごり(洒落て「ささにごり」としてますが)で、蔵元ホームページによると、「瓶のまま冷蔵倉庫で低温熟成させ、落ち着いた7月に蔵出し。」というところがポイントのようですね。
 店長さんからも説明ありましたが、基本的に澤乃井取り扱い店の中でも「熟成酒」に関して理解のある酒屋グループで構成される「蔵守の会」限定商品らしいです。(会の構成店一覧を見ると、錚々たる顔ぶれですね)
 こちらは熟成酒とは言い難いので、中でも「生熟」という特殊な位置づけの商品なのだろうと思います。


 上立ち香はスッキリとした若干セメダインを感じるお米の香りがそこそこに。
 含むと、程よく熟した果実的な甘旨味がグっと入ってきて、オリの苦味をしっかり出しつつも口当たりは意外にヌルリと優しく、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、メロン的な青さのある甘さと苦味が拮抗していて、生酒らしいフレッシュ感と半年熟成の熟感も同居している、何とも複雑なもの。
 後味は苦味が引き取って力強くキレます。

 これぞ生熟!という感じの熟した果実の旨味を、さらに様々に複雑な味わいが彩る、初心者から玄人まで楽しめそうなお酒でした。
 うーん流石ですね…、こういう狙ったところに「ビシッ」と決まった感のあるお酒を飲むと、蔵元の実力をビンビンに感じざるを得ません。
 そして、こういう蔵が「生熟」をコンセプトにしたお酒を出してくれていることが個人的には心強いところです、もっと他の蔵も(ひやおろしなんて中途半端なお酒ばかり売り出してないで)生熟酒を出してくれればよいのに…
 澤乃井、今後もマニア向けのスペックを見かけたら購入したいと思いました。

 温度が上がってくると米っぽさが増してきますね。
 これはこれで良いのですが、個人的には冷やした時の果実感の方が好きかも。

20160923090535218.jpg  20160923090526707.jpg

名称:澤乃井 純米吟醸 「奥の手」 無濾過生酒ささにごり
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:小澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒逢(金町)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2016年10月18日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

屋守 純米おりがらみ生 仕込み十号

本日の家飲み 屋守 純米おりがらみ生 仕込み十号

20160412233022113.jpg  20160412233036516.jpg

 東京都東村山市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め何度もいただいています、ブログでは5本目。

 「屋守のおりがらみの生酒」に関しては、まさに前回いただいています。
 そしてその時は、余裕で「お気に入りに追加」できるぐらいに好きな味でした。
 が、今回ラベルがガラリと変わり、かなりエキセントリックな見た目になっており、若干たじろぐものがあります。

 ちなみに酒屋さんに確認したところ、「中身は特に変わっていない」との事でした、スペックも同じっぽいです。
 でもブログ等各所の評判を見るに、かなり味も変わってそうな印象なんですよね…
 なんにせよ、できるだけ先入観のないように頂いてみることにします。

 上立ち香はスッキリとしたガス混じりのお米っぽい香りが控えめに。
 含むと、キリリとした印象の旨味がにごりらしい苦味と共に、シャープながらもなめらかに入ってきて、最後まで苦味に引き締められながらググっと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーむ甘味僅少で、キツくない程度の苦味と酸味が主役、全体的にはフレッシュかつ引き締まった印象の旨味が最後まで続きます。
 後味はその苦味でキリリとキレます。

 薄くもなく、単なる辛口という感じでもなく、旨味に芯を感じるお酒でした。
 一杯目よりは二杯目の方がよく感じる、まさに飲み飽きないお酒だと思います。
 ただ、個人的には甘味がやっぱり足りないかも…、当然こういうお酒が好きな人もいると思いますが、今までの屋守ファンにとっては残念な方向なんじゃないかな…
 屋守、とりあえず今期の他のスペックも試してみたいところです。

20160508150836523.jpg  20160412233055236.jpg

名称:屋守 純米おりがらみ生 仕込み十号
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社豊島屋酒造
購入価格(税抜):1,394円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 屋守 純米

2016年05月08日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

屋守 純米 無濾過無調整生 おりがらみ 仕込み1号 

本日の家飲み 屋守(おくのかみ) 純米 無濾過無調整生 おりがらみ 仕込み1号 

20150112143802789.jpg  20150112143922202.jpg

 東京都東村山市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め何度もいただいています、ブログでは4本目。

 屋守は私のお気に入り銘柄の一つです、醸す豊島屋酒造の地元向け銘柄は「金婚」。
 こちらは数少ない東京のお酒の一つとして、「澤乃井」と共に雑誌「東京人」2月号に掲載されていました。
 自分が注目している銘柄が紹介されると、やっぱり嬉しいものですね。
 (ちなみにその東京人は、私が日本酒マニアであることを知っている同僚がプレゼントしてくれました。いやあありがたい限り)

 今回いただくのは純米の、限定おりがらみです。
 おりがらみは昨年も狙っていたのですがうっかり買い逃したので、今年は直ぐに駆けつけて調達した次第。
 名乗りは「純米」ですが、八反錦を麹50、掛55まで削っています。

20150215151822430.jpg 20150215151447848.jpg

20150112144023661.jpg

 まずはしっかり混ぜていただきます。
 上立ち香はおりがらみらしくコメっぽさが混じった吟醸香がそこそこに。
 含むと、フレッシュながらまろやかな甘旨味が自然に入ってきて、爽やかな酸味とともに広がります。
 旨味はバランスの良いジューシーな甘酸味が主役で、新酒の生酒らしいフレッシュ芳醇な旨さをストレートに楽しめます。
 後味はほどよい苦味が引き取ってきっちりキレ。

 いつもの屋守の延長線上にありつつ、うすにごりの魅力を素直に上乗せしたような旨酒でした。
 いやあ屋守の新酒は安定して私のストライクゾーンです。
 正直上の感想だけでは他のジューシー系生酒と殆ど変らないように見えてしまうと思いますが、旨味に個性があるのと全体的なまとまりが頭一つ抜けていると感じるのです、この点は而今・花陽浴の生と同じですね。
 屋守、今後も追い続けていきたいと思います。

 ちなみに上澄みを取っても普通にいつもの屋守って感じで旨いです。
 ただ、この場合はしっかり絡めたほうが魅力的かな。

20150112144105494.jpg  20150112144206381.jpg

名称:屋守 純米 無濾過無調整生 おりがらみ 仕込み1号
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社豊島屋酒造
購入価格(税抜):1,394円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2015年02月15日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

屋守 仕込み7号 純米中取り無調整生

本日の家飲み 屋守(おくのかみ) 仕込み7号 純米中取り無調整生

fc2_2014-03-07_12-58-38-552.jpg  fc2_2014-03-07_12-59-06-472.jpg

 東京都東村山市のお酒です。
 当ブログでは3回目の紹介ですね、結局東京のお酒は三連続で屋守になってしまいました。

 スペックは去年の冬に飲んだものと同じ純米中取りです。
 純米を名乗りつつ、麹米(八反錦)は50まで磨いているので、そんじょそこらの純米吟醸より贅沢なつくりに見えます。
 このあたりの、法律の規定にかかわらずお酒の「名乗り」を決めるというのは、各蔵のこだわりが見えるようで面白いですね。
 (スーパーとかには法律上のスペックギリギリで「大吟醸」とか名乗るのがごろごろしてますが…)

 上立ち香はいつものとてもフレッシュな柑橘系の果実香が強めに。
 含むと、これまたオンリーワンな、ジューシーかつフレッシュな甘旨酸味がじわりじわりと染みこんできます。
 旨味は、新酒らしいフレッシュさと固さを感じさせる甘酸が主役で、濃厚ながら力強いスッキリ感を感じます。
 後味はそのまま、少々青臭く、しかしキッチリとキレます。

 個性的でフレッシュ&ジューシーな甘旨酸味を心ゆくまで楽しめる、そんなお酒でした。 
 バリバリの生酒らしさがありながら、それぞれの味わいのバランスが絶妙に取れている印象ですね。
 それがあってか、飲み進めるほどに良さをひしひしと感じるお酒かと思います。
 やっぱり屋守の新酒はいいなあ…、毎年絶対に飲む鉄板銘柄に決めました。

fc2_2014-03-07_12-59-32-354.jpg  fc2_2014-03-07_12-59-51-754.jpg

名称:屋守 純米中取り 無調整生
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:麹米50% 掛米55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:-1.5
蔵元情報:豊島屋酒蔵株式会社(東京都東村山市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税込)1,533円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2014年03月24日 東京の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

屋守 純米吟醸 無調整生

本日の家飲み 屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生

fc2_2013-08-27_11-41-20-871.jpg  fc2_2013-08-27_11-41-59-412.jpg

 私のお気に入り銘柄の一つ、屋守です。

 以前お酒のイベントで蔵元さんに「なんで無調整という標記なんですか?」という質問をしたところ、その一番の理由は「無濾過」という標記のわかりにくさだとか。
 「大体のお酒は無濾過と言っても濾過してるじゃん」と。
 確かに、無濾過といっても「炭素濾過していない」のか「フィルター通していない」のか、細かいことはラベルだけではさっぱりわからないのが実態ですね。
 「ひやおろし」とか「特別純米」とかも含め、日本酒のスペックのわかりにくさ&定義のあいまいさはちょっと問題かなあと私も思います、どうにかならないものなのか…。

 さておき、今回は前回と同じく、八反錦使用の生酒ですが、歩合はちょっと贅沢に50。
 冬に絞ったものを最近まで蔵内貯蔵していたもののようで、熟成加減を見ていたものと思われます。

 上立ち香はフレッシュに感じられる果実香が控えめに。
 含むと、透明感のある甘旨味を独特の苦酸味が締め付け、濃厚かつ複雑な味わいが広がります。
 旨みはしっかりとした甘み主役の、屋守らしい個性のある柑橘系のもの。
 前回と比べるとやはり味わいが乗ってきた感じがありますね、逆にフレッシュ感は後退。
 後味は、酸味と若干の辛さでキレます。

 しっかりした個性のある、濃厚円熟酒でした。
 保管がちゃんとしていれば、この時期の生酒は角が取れてじっくり旨さを感じられる酒質になることが多いですね。
 ただ、屋守については個人的イメージとして、新酒時期の強烈なフレッシュ感の方が「らしい」気もしてしまいます。
 まあそれは純然たる好みだと思います、多分このお酒なら今の方が好きという人の方が多いんじゃないかな…。
 日本酒も熟成の世界は奥深いんだということに思いを馳せる一本でした。

fc2_2013-08-27_11-42-44-137.jpg

名称:屋守 純米吟醸 無調整生
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:-2
蔵元情報:豊島屋酒蔵株式会社(東京都東村山市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込)1,470円/720ml
お気に入り度:8.1/10

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 屋守 純米吟醸

2013年09月03日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

屋守 純米中取り 無調整生

本日の家飲み 屋守 純米中取り 無調整生

fc2_2013-01-06_21-21-49-142.jpg

 私は23BYの新酒が出始めたあたりから日本酒を飲み始めていまして、今は日本酒歴2年目ということになります。
 そして2年目は、基本的にはあまり冒険せず去年飲んで気に入ったお酒を中心に飲み、紹介していこうと思っています。

 そして屋守(おくのかみ)は、現時点でのお気に入り銘柄筆頭の一つです。
 花陽浴同様、「フレッシュで個性的な甘旨味」という自分の好みを体現したかのような味わいという印象があります。
 24BYはいかがでしょうか。

 上立ち香からしてフレッシュそのものの柑橘系果実香がぷんぷんと。
 含むとフレッシュかつ濃厚な甘旨味が多少の酸味の刺激を伴って膨らみます。
 それは甘味多めで、舌で転がしてもなかなか消えないほど濃厚で強烈なのですが、しつこい感じではなくクセもありません。
 渋味は裏に回って、とにかく整った甘旨味をじっくり楽しめます。
 ただ、新酒らしい固さのようなものは少し感じるかも。
 キレはバッチリ。

 うーん、やっぱり屋守は大好きです。
 特にこの中取りはフレッシュな甘旨味が雑味抑え目でストレートに感じられるお気に入りです。

 しかし、こういう好きな銘柄だとフレッシュフレッシュ連発してしまい、いつも以上にボキャ貧が露呈してしまいますね…。
 もうちっと表現を工夫するか、思い切って簡潔にするかちょっと方向性を考えた方が良いかもしれないと思いました。

fc2_2013-01-06_21-25-53-194.jpg  fc2_2013-01-06_21-25-05-323.jpg

名称:屋守 純米中取り 無調整生
製法情報:(無濾過生原酒)
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:-0.5
蔵元情報:豊島屋酒蔵株式会社(東京都東村山市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込)1,470円/720ml
お気に入り度:8.5/10

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 

2013年01月10日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |