中島屋 純米 しぼりたて 生酒

本日の家飲み 中島屋 純米 しぼりたて 生酒

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 山口県周南市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては後述。

 こちらを醸す中島屋酒造場のお酒としては、「カネナカ」という別ブランドのお酒を以前に外飲みでいただいたことがあります。
 その時カネナカは燗酒でいただいたのですがかなり良い印象でした、今回同蔵の純米生という私向けスペック(笑)が出ていたので、セレクトした次第です。

 ちなみにその「カネナカ」の表記は、今回のお酒のラベルの背景にもある、屋号を用いたものになっています。
 最近紹介した「やまとしずく」や、「やまユ」「マル飛」もそうですが、屋号表記は今現在むしろモダンというか、洒落ているように見えますね、お酒の銘柄としてはもってこいのモチーフかと思います。

 ラベルからは60磨きのしぼりたて生ということ以外はほぼわかりません、裏ラベル自体無いですし。
 同やら蔵元ホームページも無いらしく、さっぱり情報が出てこないお酒ですね。
 

 上立ち香は、甘いセメダインといった印象の濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ青い印象の甘旨味が力強く入ってきたと思うと、そこに苦味や独特の渋味が絡みついて複雑な印象を感じさせつつ、ギチギチと染み込んできます。
 味わいは、甘苦渋をそれぞれ強く感じる極めて濃厚な旨味が主役、ほんの少々のガスが引き締まりを与えるものの、やはり全体的には賑やかで重い印象もあります。
 後味は強めの酸を舌先に残しつつ、苦渋も感じさせながら力強くキレます。

 フレッシュさを全面に出しつつも、非常に色々な味わいがそれぞれ競い合うように主張する、にぎやかフレッシュ酒でした。
 これは人によっては重いと感じるかもしれませんが、私としては好きなタイプですね、ガスもありますし。
 旨味の芯もあるような印象なので、もうちょっと落ち着くまで寝かせた方がより万人向けになりそうな予感もしました。
 中島屋は、カネナカと共に、今後も注目していきたいと思います。

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名称:中島屋 純米 しぼりたて 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社中島屋酒造場
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 中島屋 純米

2017年05月13日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

日下無双 純米60 西都の雫 生酒

本日の家飲み 日下無双(ひのしたむそう) 純米60 西都の雫 生酒

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 山口県岩国市のお酒です。
 家飲みは初めてですが、外飲みでは確か何度かいただいたことがあります。

 こちらを醸す村重酒造の地元銘柄は「金冠黒松」、正直古臭い印象を受けてしまいますね、都市部向けなら別ブランドにするのは自然でしょう。
 で、「日下無双」については、ググってみると蔵元公式の「スペシャルサイト」なるページが出てきました(内容は普通の銘柄紹介ですが…)。
 それによると銘柄名の由来は、「世界、天下にならぶものがないほど優れている」という言葉の意味と、杜氏である「日下信次」 さんの名前を掛けたネーミングとのことでした。
 名前で大きく出つつも、「その名に恥じない酒造り」を目指すという姿勢には好感が持てますね。
 また、商品紹介にちゃんと日下無双が載っていて、特約店一覧があるのも◎(現状うえも商店さんが載ってないのが玉に瑕ですが…)

 見た目的には何といっても赤色のボトルが目を引きます。
 このボトルには数年前から惹かれていたのですが、近所に特約店が無く、今回うえもさんで見つけてようやくの家飲みとなりました。
 スペック的には山口の酒造好適米である「西都の雫」を60まで削っています。
 ラベルに明確な記載は見当たりませんが、確か27BYの一夏越え生酒だったような…
 

 上立ち香はちょっと熟感のある果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり程よく熟した感じの旨味がなめらかな口当たりで入ってきて、その濃度と落ち着きを保ったまま、ほんのりとした酸と渋味で輪郭を保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、とても素直に生熟した、老ね感皆無かつしっかりと旨味の乗った完熟果実の甘旨味が主役で、とにかくまろやかな印象が強いですね。
 後味は、若干のピリピリ感がしれっと出てきてしっかりとキレます。

 とても良い具合の生熟感をストレートに楽しめる、優しい甘旨味が特長のお酒でした。
 銘柄名の勇ましさとは若干印象が異なりますが、個人的にはこういうソフトな口当たりのお酒は好みのラインです。
 一方で、熟成期間を経てもへこたれないということは骨太な面もあるということでしょう、そういう意味では男らしさも感じますね。
 日下無双、次はまた他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 案の定燗を付けると口当たりがさらにまろやかになり、旨甘味が濃厚になりますね。
 やっぱり骨格がしっかりしているからこその燗映えかと…

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名称:日下無双 純米60 西都の雫 生酒
精米歩合:60%
使用米:西都の雫
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:村重酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 日下無双 純米

2017年03月16日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山縣 純米無濾過生原酒 The Art Label

本日の家飲み 山縣 純米無濾過生原酒 The Art Label

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 山口県周南市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 名古屋出張時購入酒の三本目、ラストになりますね。

 この「山縣」については、最近各地の有力地酒屋さんが複数取り扱いを開始していた印象があって、かなり気になっていた銘柄でした。
 しばらく入手機会を伺っていたところ今回酒泉洞堀一さんの店頭に並んでいたため、愛知酒ではないながらセレクトしてみた次第です。
 しかし、アートラベルというだけに洒落た感じのデザインですね。
 山縣は前社長の娘さんが蔵を継いだ後に限定流通ブランドとして立ち上げたものらしいので、そのあたりがハッキリと通じるよう今風にしているのでしょう。(ちなみに地元銘柄はいかにもなラベルの「毛利公」だそうで)

 情報公開についても今どきの潮流に従い、スペックや推奨される飲み方について裏ラベルに詳細に記載されていますね。
 (蔵元ホームページに影も形もないのはどうかと思いますが)
 山口酒にはたまに見られる同県の酒造好適米「西都の雫」を、純米表記ながら60まで削っている無濾過生原酒です。

 瓶底にうっすらとおりが確認できます。
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 上立ち香はかなり個性的なバナナクリームのような香りが気持ち強めに。
 含むと、香りのイメージのままの濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、時間差で出て来る苦酸味でしっかりと引き締められながら、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控え目のバナナシェーキといった趣の旨味が主役、ただ苦味がかなり強めで、全体としては食中酒的な引き締まりを強く感じますね。
 後味はその苦味が引き取って力強くキレます。

 まろやかさを感じる芳醇な甘旨味を、苦酸味が強烈に引き締める、二面性が特徴のお酒でした。
 正直自分の好みとしては最初の甘味を最後まで素直に楽しませてくれた方が良いのですが…、まあこれは個人的感想。
 実際こういう落差のあるお酒は飲んでいて楽しいですし、単体でも料理と併せてもOKというある種の万能性も備えていると思います。
 山縣、流石に魅力を感じるお酒でした、今後超注目!

 うーん、開栓後数日たったらマスカットになった気が…
 酸渋もあるので、中口の白ワインといった趣ですね、いやあ面白いです。

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参考:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1525.html

名称:山縣 純米無濾過生原酒 The Art Label
精米歩合:60%
使用米:西都の雫
アルコール度:17.5%
日本酒度:+3.0
蔵元情報:株式会社山縣本店
購入価格(税抜):1,417円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山縣 純米

2017年01月18日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獺祭 等外 (火入れ版)

本日の家飲み 獺祭 等外 (火入れ版)

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 山口県岩国市のお酒です。
 ブログでの紹介は5回目、多いような少ないような…

 新政に続くのは、もはや「地酒」の枠を完全に飛び出した感のある「獺祭」です。
 生産量はとんでもない勢いで増えているみたいですね、それがどこまで行きつくのかは個人的にも興味があります。

 今回いただくのは、「等外米」を利用したお酒です、詳細は裏ラベルに解説がありますね。
 気になるのは「等外米を利用したお酒は劣化スピードが速い」という一文ですが、どういう原理なんだろうか…
 なお、獺祭等外には2割3分まで削ったお米を使った「生酒」バージョンもありますが(四合2,300円)、当然ながら火入れのお安い方をセレクトしました。

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 上立ち香は非常にわかりやすいフレッシュ青リンゴの香りが気持ち強めに。
 含むと、極めて透明度の高い旨味が摩擦ゼロで入ってきたかと思うと、尻上がりに出てくる苦味でギチギチに引き締められ、そのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは高精白らしい透明感こそあるものの、旨味自体が皮を向いてないままの蜜が足りない青リンゴといった趣で、細い上に苦味が勝ち過ぎな印象。
 後味はその苦味を残してしっかりとキレます。

 獺祭らしい旨味を感じさせつつも、ひたすら細くて引き締まった感じの味わいに留まった、一歩下がった存在感のお酒でした。
 上品ではあると思うのですが、同時に私の忌み嫌う「淡麗辛口」的な面白みの無さを感じてしまいますね。
 獺祭はそういうお酒と一線を画したしっかりとした旨味が魅力と感じていたので、もし50や寒造早槽もこういうお酒になってしまうとちょっと…
 自分にとってこのお酒はスペックはともかく味わいでは、今まで飲んできた獺祭の「お値段以上」というイメージから離れた、「値段相応」のお酒でした。
 といいつつも、「お値段以下」では無いと思いますし、好きな人は居る&日本酒慣れしていない人には一度飲んでもらう価値はあるとも思います。
 獺祭、若干の不安を覚えつつ、次は原点の50か寒造早槽に戻ってみる予定です。

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 なんとなく記念写真。
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 新政・獺祭の2つを飲んで思ったことは、「やっぱり初心者向けを志向すると、尖った部分を丸くせざるを得ないのかなあ…」ということでした。
 ただ、これはむしろ自分の舌の変化なのかもしれません。
 当ブログの「お気に入り度」では昔よく7点代を付けてましたが、最近はほとんど付けなくなりました。
 それは各蔵の酒質上昇もあると思うのですが、それ以上に自分の「好みの幅」「味わいの許容範囲」が明らかに広がっていることが大きいと思っています。
 裏を返すと、日本酒初心者がマイナス要素と感じる味要素について鈍感になっている感もあるんですよね、これが高じると熟成酒とか変態酒フリークになるのかも…
 その分、そのマイナス要素を排していることが特長のお酒については、「つまらない」と感じてしまっているのでしょう。
 そんなことをつらつらと考えた、今回の初心者向け銘柄家飲みタイムでした。

名称:獺祭 等外 (火入れ版)
精米歩合:35%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:旭酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.0/9.0

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2016年12月15日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

東洋美人 限定大吟醸 地帆紅

本日の家飲み 東洋美人 限定大吟醸 地帆紅(じぱんぐ)

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みは何度もしていますが、ブログでの紹介はまだ2回目。

 このお酒は、かの「SAKE COMPETITION 2014」の、「Free Style Under 5000部門」で1位を取ったお酒です
 前から気になってはいたのですが、限定品であること、アル添酒であること、一升瓶しかないことから、つい購入機会を逃しておりました。
 
 スペック的には、山田錦を40まで磨いた堂々たる大吟醸ながら、お値段は税抜3,500円と極めて良心的。
 このあたり前回の「IPPO」愛山と同様、特別品という趣が強いものと思われます。
 また、これもIPPOと同様、蔵が甚大な被害を受けた水害の発生日2013/7/28の日付の記載がありますね。
 なお、どうやら生酒も存在する様なのですが、今回購入したのは火入れバージョンになります。


 上立ち香は硬質な青リンゴ系の香りが意外と控えめに。
 含むと、極めて純度と透明感の高い旨味が摩擦無しでスルスルと入ってきて、時間差で出てくる苦味にぎっちりと引き締められつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、吟醸酒のスタンダード的な青リンゴの旨味が主役なのですが、兎にも角にも上品ですね、正直ジュースのように抵抗なく飲めてしまいます。
 後味は苦味がかなり力強くキツ目に引き取ってキレます。

 お値段以上に上品で透明で、かつ物足りなく無い程度の味わいもある、まとまりのとれた美酒でした。
 実はこのお酒の一番凄いところは「アルコール感が無い」ということかもしれません、特に日本酒を飲み慣れていない人には衝撃的でしょう、このお酒も親戚の集いに持ち込んだのですが、えらい勢いで減ってました。
 ただ、矛盾する様な表現になりますが、私としては後味にアル添のキツさはハッキリ感じるんですよね…(思い込みかもしれませんが、このレベルの大吟醸クラスでも)。
 もちろんこれを「キレの良さ」と前向きに感じる人も多いと思いますが、これが苦手であるということが、私が純米ばかり買っている理由だったりします。
 ともかく、東洋美人の実力を感じた一本であるのは確かです、次はまた別スペックをいただいてみたいと思いました。

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名称:東洋美人 限定大吟醸 地帆紅
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):3,500円/1,800ml
購入した酒屋さん:鈴傳(四谷)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年10月26日 山口の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

東洋美人 「IPPO」 愛山

本日の家飲み 東洋美人 「IPPO」 愛山

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みは数えきれないレベル、家飲みは意外と初めてかも。

 東洋美人は最近の日本酒を追っていれば、恐らく当たり前のように出会う銘柄でしょう。
 私も色々な場所で頂いていましたが、その中でもこの「IPPO」の酒未来が非常に好みだったので、今回セレクトしてみました。
 少し解説すると、このお酒を醸す澄川酒造場は2013年の豪雨で極めて甚大な被害を受けたのですが、周りの関係者の協力で迅速な復興に成功し、その経験で「原点を忘れない」という思いから、直後に醸したお酒の一部に「原点」と名づけました。
 今年は、同じ路線のお酒を、「原点からの一歩」という思いを込めて、「IPPO」と名付けたのです。

 スペック的には、使用米の80%について希少米の愛山を使っています。
 ただ、それ以外のスペックは基本非公開みたいですね、ググると歩合は50みたいなのですが、そうすると恐ろしく割安ということになります。
 特別名称の記載もなく色々と規格外の製品のようなのですが、限定品らしく基本一升瓶しかないようなのが残念。


 上立ち香はスッキリとした果実香が仄かに。
 含むと、程々の濃度の甘旨味が自然な感じで入ってきて、心地よい苦渋味を伴ってバランスを保ちつつ溶け込んできます。
 旨味はトロミを感じる程に濃厚な果実の甘味が主役、しかし苦味も強めでダレ感はないですね。
 後味はその苦味を若干残してガッチリキレます。

 とてもバランスが良く、濃厚な甘旨味をあくまで自然に楽しめる完成度の高い芳醇酒でした。
 東洋美人自体実力派銘柄だと思うのですが、個人的には通常品以上にこのippo(&原点)路線が好みです。
 コスパも文句なしですが、やはり玉に瑕なのが四合瓶が無いことですね、他で出ている米違いスペックを家で飲み比べとかは難しいかと。
 兎も角、東洋美人、今後もその評価はゆるぎなさそうだと感じました。

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名称:東洋美人 「IPPO」 愛山
精米歩合:不明(50?)
酒米:愛山(80%)
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 東洋美人

2015年11月22日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

原田 特別純米酒 無濾過生原酒

本日の家飲み 原田 特別純米酒 無濾過生原酒


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 山口県周南市のお酒です。
 家飲みは初めてで、外飲みは何回かあったような。

 こちらを醸すのは「はつもみぢ」さん、蔵元ホームページによると全量純米蔵の上に四季醸造とのこと。
 ホームページデザインや記載事項もこなれていますし、情報発信が遅れがちな地酒蔵の中ではかなり先進的といえるのではないでしょうか。
 海外展開にも積極的なようですし…、やはり山口の蔵、長州の気概が今も影響しているような感触がありますね。
 
 スペック的には山田60の無濾過生原酒、王道スペックといった感じです。
 ちなみに銘柄名の「原田」はやっぱりそのまんま蔵元さんの苗字みたいですね、「山本」とか「農口」と同パターンかと。

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 上立ち香はフレッシュでキリッとしたセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらバランスが取れた印象の甘旨味がゆっくりと入ってきて、そのまま力強く染みこんできます。
 旨味はフレッシュな果実の甘さが主役なのですが、そこに軽快な酸と裏方の苦味が仕事をして、ダレない印象。
 後味はその酸苦がしっかり引き取って、キレます。

 典型的な無濾過生原酒の魅力を、しっかりとフレッシュな酸で切り上げる、実に今風のお酒でした。
 正直なところ最近の無濾過生原酒はどれも魅力的なのですが、最後のほんの少々のプラスアルファで印象が変わってきますね。
 このお酒はジューシーな酸の「キレ」がそれをしっかり担っていました。
 原田、今後も追い続けたいと思います。

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名称:原田 特別純米酒 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:18%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社はつもみぢ
購入価格(税抜):1,450円/1800ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 原田 特別純米

2015年08月25日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

裏五橋 純米吟醸 生 「punpun-jungin」

本日の家飲み 裏五橋 純米吟醸 生 「punpun-jungin」

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 山口県岩国市のお酒です。
 実は家飲み外飲み含めて初めていただきます。
 「SAKE COMPETITION」受賞銘柄の二本目。

 SAKE COMPETITIONは最大級のきき酒イベントを謳っていますが、どうも開催側の「はせがわ酒店」さん色が強いイベントであるようにも思えます、実際受賞酒は思いっきり売りだしてますしね。
 ただ、それを意識しているのか、審査基準などについて積極的に情報公開しているところは非常に良いことと思います。
 トップページに書いてある「日本酒はわかりにくい」という問題意識も同感。

 さて、今回いただくお酒ですが、ネットでもあまり詳しい情報がない限定品です。
 どうやら西武百貨店限定っぽいですね、私は池袋西武で購入しました。
 しかし、また初めての銘柄でレギュラー品以外を選んでしまった…、やっぱり限定ものに弱いです。

 立ち香は濃い目の吟醸香が強めに。
 含むと、口当たりの柔らかな甘旨味が自然に入ってきて、酸味と少々の苦味で輪郭を保ったまま染みこんできます。
 旨味は上品な甘味が主役を演じつつ、酸味も存在感を発揮するベリー系の味わい。
 飲み進めると苦味も存在感を増しますね、全体の印象はむしろほろ苦かな。
 後味はその苦さでキリっとキレます。

 pun-punの名前通り心地よい香りが存在感を発揮しつつ、旨味もちゃんと楽しめるお酒でした。
 香り系のお酒にありがちなちょっとイヤらしい苦味というかクセがあるのは少しだけマイナス。
 原酒を飲んでみたい感じもしますが、それだとさらにクセが出てしまうのかな…、結構絶妙なバランスの味わいでした。
 地酒激戦区の一つ山口にあって、五橋も存在感を放っていきそうです。
 次は通常品を飲んでみたいと思います。

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名称:裏五橋 純米吟醸 生 「punpun-jungin」
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:酒井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 五橋 純米吟醸

2014年12月04日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり 

本日の家飲み 雁木(がんぎ) 純米無濾過生原酒 槽出(ふなで)あらばしり 

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 山口県岩国市のお酒です。
 このブログでの紹介は2回めですね。

 前回の記事から間は空きましたが、外飲みでもちょくちょくいただいていることもあり、雁木は自分の中では獺祭と共に山口の定番銘柄になっています。
 ところで、「雁木」というのはなかなか馴染みのない言葉ですが、wikipediaに記事もあるように、船着場で荷降ろし等を助けるために作られる階段状の構造物を言うそうです。
 蔵元ホームページによると、酒の原料米がその「雁木」から水揚げされてきたことや、蔵の人たちがそこを遊び場として育ったことから、いわば「原点」として銘柄名に採用したとのこと。

 さて、今回は生酒の上に「あらばしり」というスペックです。
 あらばしりは通常よりフレッシュさと荒々しさが増すというイメージですが、ただでさえフレッシュな雁木だとどうなるのでしょうか。

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 上立ち香はフレッシュで少々甘目な吟醸香が控えめに。
 含むと、濃厚で活き活きした甘旨味が、少々のガス感と青臭さを伴い飛び込んできます。
 旨味はもうなんというかフレッシュさの権化のような、荒々しく青臭く、しかし魅力的な甘酸味を感じる味わい。
 後味は新酒らしい苦味でキレる形ですね。

 予想以上に「あらばしり」というものの強烈さを叩き込んでくれたお酒でした。
 これは好みが分かれるでしょうね…、飲み比べで存在感を発しそう。
 個人的には通常の生酒のまろやかさも好きだったので、どっちを取るかは難しいところです。
 ただ、どちらも新酒の魅力にあふれたお酒だと思います、雁木も私にとってこの時期の鉄板銘柄ですね。

 開栓後、1~2日ぐらい経つと(四合瓶)、少し口当たりが優しくなりました。
 通常の生酒に少し近づく感じかな、変化も面白いお酒でした。

 ※ちょっとプライベートが忙しく、更新に間が空いてしまいました。
  今後の見通しもちょっと不透明です、ご了承ください。

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名称:雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:八百新酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2014/2(25BY)
購入価格(税込):1,470円
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 雁木 純米

2014年04月11日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山猿 純米吟醸 あらばしり 無濾過生酒

本日の家飲み 山猿 純米吟醸 あらばしり 無濾過生酒

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 山口県山陽小野田市のお酒です。
 長い市名だなあと思ったらwikipediaによると「全てが漢字による5文字の市名は現在日本唯一」とのこと。
 味には関係ありませんが、こういう地域に対する興味もわくのが日本酒(地酒)の良いところだと思います。

 閑話休題、このお酒は当ブログでは2回目の紹介になります。
 前回は山廃をいただきました、今回は速醸の新酒です。
 使用米は山田錦ですが、今回も裏ラベルに生産者の名前と水田の写真が載っていますね。
 農作物で「生産者の顔が見える」表示はたまに見かけますが、日本酒のラベルでそれをやっているのはなかなか先進的と言えるのではないでしょうか。

 ラベルのお猿さんも健在。
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 上立ち香はかなり甘さを感じるセメダイン香が強めに。
 含むと、個性的な甘旨味が塊で飛び込んできて、その後若干の苦味と辛さのピリピリ感と共に広がっていきます。
 旨味は露骨にバナナっぽい甘味が中心で濃厚ながら、尻上がりに出てくる辛さが引き締まった印象を与えます。
 全体としては芳醇辛口を地で行くようなお酒ですね。
 後味はその辛さで力強くキレます。

 超個性派の、甘味がしっかりした芳醇辛口酒でした。
 自分でも矛盾した言い方になっていると思いますが、そうとしか言いようが無いと思うんですよね…。
 いかにも「あらばしり」という感じの荒々しさとチリチリ感もポイント。
 この味わいは気に入れば癖になるというか、ハマってしまいそうな感じです。

 また燗をつけると旨甘味がさらに強烈になってまるでバナナジュースのよう。
 それでいて辛さも凄いので、これは本当オンリーワンです。
 是非一回は味わってみて欲しい銘柄かと。

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名称:山猿 純米吟醸 あらばしり 無濾過生酒
製法情報:無濾過生酒 あらばしり
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:18~19%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:永山酒造合名会社(山口県山陽小野田市)
製造年月:2013/12/26(25BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 山猿 純米吟醸

2014年02月05日 山口の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽25BY

本日の家飲み 獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽25BY

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 山口県岩国市のお酒です。
 このブログでも何度か紹介していますね、自分の地酒入門酒であり、お気に入り銘柄の一つです。

 獺祭はちょくちょく購入しているのですが、最近は以前にも増して売り切れが速くなっているような気がします。
 それは蔵元の積極的なメディア露出(ほこたて・カンブリアとか、ヱヴァ新劇とか)によるところも大きいとは思いますが、やっぱり根底には「旨さ」があると思います。
 実際日本酒と言えばスーパーに常温で置いてある大手メーカー製のものしか知らないような人が、一度獺祭を飲んでしまえばリピーターになるのもむべなるかなといったところで、着実にファンは増えているのでしょう。

 ただ、獺祭の良さは(小規模蔵に比べて)入手しやすいという面にもあったので、この状況はやはりあまり好ましくは無いようにも思えます。
 機械化で量産に成功しているとはいえ、山田錦の仕入などもあるし、当然限界はあるでしょう。
 個人的には、獺祭を入門とした人が他の銘酒に日本酒ファンとしてどんどん流れてくれると嬉しいんですけどね…、自分がそうだっただけに。
 このブログも一応そういう思いを抱きながら、更新していたりします。

 さて完全に話がずれました。
 まあこのスペックは昨年もいただいているので、よろしければそちらも参考にしてください(今見ると似たようなこと書いてますが)。

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 上立ち香はフレッシュでクセのない感じの吟醸香が強めに。
 含むと、華やかながら意外とまろやかさも感じるような、とても素直にフルーティーな濃い甘旨味がストレートに来ます。
 旨味はやっぱりいつもの獺祭らしい青りんごっぽいもので、生酒のフレッシュさと濃厚さがありつつ、数字以上に高精白を感じさせる感じでスッと入ってきます。
 獺祭としては濃厚フレッシュで若干の新酒らしい苦味もありますが、他の生酒と比べるとクセのなさが際立ちますね、本当に万人向けだと思います。
 後味はその苦味がメインに、スッキリとキレます。

 獺祭の実力を感じさせる、万人向けの芳醇生酒でした。
 うーんやっぱり安定感があります、生酒でこれほど飲みやすいというのは実際凄いと思います、「生酒入門」としても使える一本でしょう。
 獺祭は露出が激しいだけに業界では毀誉褒貶が激しいようですが、私は一ファンとして応援していきたいと思います。

 最後に、獺祭の各スペックについての日本酒ブログ(由紀の酒)さんの記事が充実していたので紹介します。
 いつか私も全部飲んでみたいなあ…。

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名称:獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽
製法情報:生酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:+4
蔵元情報:旭酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2013/12(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2014年01月27日 山口の日本酒 トラックバック:1 コメント:4

獺祭 純米大吟醸50

本日の家飲み 獺祭(だっさい) 純米大吟醸50

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 私にとって原点といえる銘柄、獺祭です。
 最近売れに売れて、増産を繰り返しているみたいですね。
 
 環境・知識が無い人が良いお酒に出会うためにはやっぱりある程度の生産量が必要なわけですが、こと日本酒に関しては生産量と品質は反比例しがちです。
 個人的には、その生産量と品質との兼ね合いの最適解に今のところ一番近いところにあるのが獺祭なんじゃないかと思っています。
 これからも是非本格日本酒入門酒として最適な品質を保ってほしいと希望します。

 上立ち香は結構華やか、かつ爽やかな吟醸香が強めに。
 含むと、いつもの獺祭らしい爽やかな甘旨味が、ドライな辛さとともに節度を保って広がります。
 旨味はフルーティーな甘味と、きつくない渋辛が拮抗するバランスの良い感じ。
 いやあほんとこの獺祭50はいつでも変わらない安定感があります。
 後味は、少々の辛さでスッキリキレます。

 まさに「万人向け」という言葉がぴったりはまる、爽やかフルーティー酒でした。
 まあ生原酒ばかり飲んでいると「薄い」ようにも感じますね、実際自分は寒造早槽の方が好みではあります。
 ただ、生原酒に飲み疲れた時には最適ですし、普段日本酒をあまり飲まない層には断然こちらの方が受けが良いようです。
 獺祭50はこの味わいを是非ともキープしていって欲しいところです。

 ちなみに、獺祭の申し子のような自分ですが、味が落ちたらすぐに離れるつもりだったりして。
 呑兵衛は贅沢+わがままなのです。

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名称:獺祭 純米大吟醸50
製法情報:
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:+3
蔵元情報:旭酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2013/7(24BY)
購入価格(税込):1,417円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2013年08月27日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

長陽福娘 山廃純米 限定直汲み 無濾過生原酒

本日の家飲み 長陽福娘(ちょうようふくむすめ) 山廃純米 限定直汲み 無濾過生原酒

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 先日頂いた山田錦の55がとても好みだったので、購入してみました。
 最近のマイブームである山廃の生、しかも直汲みです。

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 ちなみにこのお酒、実家に帰る途中に酒屋さんに寄り道して買いました。
 で、実家で魚と一緒に飲んだのですが…、もう一つ別のお酒も同時に飲みまして、それが鍋島の雄町でした。
 この鍋島はかなり派手な味わいのお酒なので、長陽福娘の方はちょっと割を食ってしまった気もします。
 下の感想にもそれは出ているかも…、日本酒は飲み合わせ(?)もなかなか難しいですね。

 裏ラベルによると、どの温度帯でも大丈夫とのこと。
 まずはいつも通り冷酒でいただきます。

 上立ち香はフレッシュな感じのセメダイン(かなあ)がほんの少し。
 含むと、強めのガス感とともに酸味強めの濃厚ながら引き締まった旨味がじわっと来ます。
 旨味にはほどほどの甘味があり、全体としては食中酒らしいバランスの良さを感じます。
 ちょっとヨーグルトぽくも感じるこの酸味はやっぱり山廃らしさなんだろうなあ。
 後味はその酸味と若干の辛さがでてきて、しっかりキレます。

 ガス感によるフレッシュさと山廃らしい酸味のキレが特徴のお酒でした。
 これもクセの無いキレイなタイプの山廃ですね。
 しっかり味わいのある食中酒として楽しめると思います。
 ただ、個人的には長陽福娘はもっと露骨にフレッシュ&フルーティーの方が好みかな。

 燗を付けてみると、まずは酸が強めに出てきます。
 温度が下がるに連れ、全体的にまとまりがでますね、ぬる燗ぐらいいい塩梅かと。
 ただ、常温のほうが口当たりはやさしく味わいまろやかで、より良いかなあ。

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名称:長陽福娘 山廃純米 限定直汲み 無濾過生原酒
製法情報:山廃 無濾過生原酒 直汲み
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:+6
蔵元情報:岩崎酒造株式会社(山口県萩市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,470円/720ml
お気に入り度:7.6/9.0

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2013年07月12日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長陽福娘 純米吟醸 直汲み生原酒 山田錦55

 本日の家飲み 長陽福娘(ちょうようふくむすめ) 純米吟醸 直汲み生原酒 山田錦55

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 カネセオールスターズその2は山口の長陽福娘です。
 こちらも、最近名前をよく聞く新進気鋭蔵という印象があります。
 ネーミングも何となくインパクトがありますね。

 山口酒であることや、強く推している酒屋さんが多い感じがしたため、昨年も2回ほど家飲みしています。
 スペックは山田60と雄町50、どちらも直汲みで、印象としては「刺激的な強いガス感がフレッシュで魅力的だけど、個人的にはもう少し甘旨味とまろやかさが欲しい」といった感じでした(偉そうなメモだ…)。
 果たして今回の山田55はいかがなものでしょうか。

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 注ぐと多少の気泡が見て取れます。
 色も黄色がかっていかにも無濾過生原酒といった風情。

(なんとなくワイングラスで)
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 上立ち香はフレッシュで甘い感じの吟醸香。
 含むと刺激的な強めのガス感がありながら、旨味はなんともまろやかで不思議な印象です。
 甘旨味はマスカット系っぽい、甘味が中心の生らしい芳醇なもの。
 ただ、同時に感じる渋酸味とガス感によって、全体としてはフレッシュでスッキリ、まるでサイダーのようです。
 後味はその渋さと刺激が受け持ち、打って変わって若干辛さを感じるようなキレ。

 微炭酸のフレッシュな刺激・キレと、濃厚かつ完成度の高い甘旨味を兼ね備えた旨酒です。
 ガス感をストレートに前向きに感じられる味わいに、町田酒造の直汲みや風の森のしぼり華を思い出しました。
 裏ラベルには食中酒とありますが、合わせても良いし、単独で飲んでも十分楽しめるお酒だと思います。

 去年感じた魅力はそのままに不満が見事に解消されていて私のストライクゾーンに直撃です、スペックもちょっと違いますが断然今年のほうが好きだなあ。
 コスパも文句なしで、これは「お気に入りに追加」です。

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名称:長陽福娘 純米吟醸 直汲み生原酒 山田錦55
製法情報:生原酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:+5
蔵元情報:岩崎酒造株式会社(山口県萩市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2013年04月25日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山猿 特別純米 山廃生酒

本日の家飲み 山猿 特別純米 山廃生酒

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 山口の永山酒造が醸すお酒です。
 貴の永山本家酒造場とは源を同じくするようですが色々あって今の形になっているようです、しかも永山酒造のほうが本家筋だとか…。
 しかも地元銘柄は両方とも「男山」で、とてもややこしいです。

 さておき、山口は長野と共に、個人的お気に入り銘柄がとても多いところだったりします。
 獺祭、貴、雁木、長陽福娘などなど…、以前はあまり酒どころのイメージは無かったのですが、今ではすっかりお気に入り県という感じ。
 この山猿も山口でまだ飲んだことの無い銘柄として以前より目をつけていました。
 ラベルには何気なくお猿さんといった感じの絵が描いてあり、愛嬌がありますね。

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 また、使用しているのは穀良都(こくりょうみやこ)といういわゆる復刻種ですね、100年以上前に山口県で誕生した酒米だそうです。
 また、今回は私にしては珍しく山廃の生酒です、その点はちょっと心配ですが、いかがでしょうか。

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 上立ち香はフレッシュで、ちょっと甘目な吟醸香がほどほどに。
 含むと、はっきりとしたバナナ香が広がり、濃厚な甘旨酸味がストレートに来ます。
 ただ、その甘味には苦味が輪郭をつけ、全体の印象はむしろ辛めでスッキリとした感じです。
 山廃から連想されるクセは全くないですね、むしろ無濾過生原酒らしい芳醇さを感じます。
 後味は酸渋が受け持ち、ちょっと辛い感じでキレます。

 また、今回は山廃ということもあって燗を付けてみました。
 甘味が結構引き立つ代わりに後味の辛さもきつくなってきますね、これは人によって好みが別れるかも。
 燗冷ましは割とまろやかで個人的には好きです。

 名前のイメージ通り、バナナ香が特徴な濃厚辛口酒でした。
 個性と旨みがしっかりあって好きなタイプです、山口酒に対する信頼がまた上がった感じです。

 しかし、こういうお酒を飲むと山廃酒のイメージがよくわからなくなるなあ、山廃でも生は違うのかな…。
 比較のためにも、今度は違うスペックを飲んでみたいと思いました。

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名称:山猿 特別純米 山廃生酒
製法情報:生酒 山廃
精米歩合:65%
酒米:穀良都
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:永山酒造合名会社(山口県山陽小野田市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 山猿 特別純米

2013年04月18日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獺祭 「試」 Tameshi

 本日の家飲み 獺祭 「試」 Tameshi

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 言わずと知れた獺祭ですが、今回は割と珍しいタイプの限定品です。
 ラベルには精米歩合すら記載のない「清酒」なのですが、中身は最高級品「二割三分」のために削られた山田錦のうち、破砕してしまったなどの原因で規格外となったお米で醸されたお酒とのこと(火入れもしているらしい)。
 理屈でいうと、成分は二割三分並の純度がありつつ、形の不揃いさ故に発酵の進み方に少々難があるということなのでしょうか。

 まあ正直、私のような素人にはわからない世界です。
 しかも、私は貧乏舌なせいか、獺祭は三割九分より普通の50の方が好きだったりするので、多少不安もあったりして…。
 兎も角、目の前にあるお酒を純粋に味わって見ることにいたしましょう。

 上立ち香は上品な感じの吟醸香。
 含むと、しばらくは水のように淡い味わいに感じられますが、しばらくすると割合濃厚な旨味がにじみ出てきます。
 旨味はいつもの獺祭に通じるバランスの良いリンゴ系の甘旨味で、ほのかに渋味も混じりスッキリとした印象。
 そして特筆すべきはやはり口当たりですね、少し恐ろしくなるくらいアルコールを感じさせません。
 後味はいわゆる高精白大吟醸の、スーッと消えていく抜群のキレ。

 試作品とはいえ、十分お値段以上に上等な味わいを感じられました。
 私は貧乏性なのでいつもよりお金を出したときは明らかに舌が厳しくなるのですが(笑)、これなら納得です。
 高精白らしいキレがありつつ、あくまで旨味はしっかりしているところは獺祭らしさを感じました。

 値段を考えると、私は三割九分よりも断然こちらを選びます。
 ただ、個人的好みでは50の常に安定した味わいや、寒造早槽の濃厚フレッシュな味わいのほうが好きかな…。
 これはもう好みというか、獺祭に対する私のイメージ的な話なのですが。

 なお、上品さ故に味が濃いものと一緒だとバランスが崩れるように思えます。
 純米大吟醸を飲むつもりで心配りしつつ飲むことをオススメします。

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名称:獺祭 「試」 Tameshi
製法情報:
精米歩合:不明(基本的に23%のはず)
酒米:山田錦
アルコール度:15度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:旭酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2013/3(24BY)
購入価格(税込):1,838円/720ml
お気に入り度:8.0/10

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タグ: 獺祭

2013年04月14日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

貴 純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 貴(たか) 純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒

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 個人的に好きな銘柄が多い山口県のお酒です。
 私は昨年この貴の特別純米直汲みをいただいており、フレッシュで自分好みの甘旨味が印象に残っています。
 また、とある居酒屋さんの店長がこのスペックの旨さについて熱く語っていたということもあって、今回満を持して購入してみました。

 上立ち香は、ちょっと甘いセメダイン(?)ぽい感じでスッキリと。
 含むと、マスカットっぽい甘旨味が主張しつつ、全体の印象はあくまでスッキリ。
 バランスの良さを感じさせながら、主役の甘旨味が非常に濃厚で個人的に好みな感じです。
 また裏にはほんの少しガス感もあって、フレッシュさを盛り上げていますね。
 後味はきれいで抜群のキレ。

 とても完成度の高い、フレッシュな甘旨酒という印象です。
 先日頂いたちえびじんと同様、個性的な甘味がありながら全体のバランスが良く、食中酒でもソロでもいける感じ。
 さらにこちらは中取りだからか、より雑味が少なくて透明感のある味わいです。
 「山田錦」「50%」「中取り」という贅沢なスペックから見事に導かれるような旨酒でした。
 コストパフォーマンスも十分かと思います。

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名称:貴 純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:+3
蔵元情報:株式会社永山本家酒造場(山口県宇部市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):1,628円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米吟醸

2013年03月05日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽

本日の家飲み 獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽

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 獺祭(だっさい)です。
 私が日本酒を飲みだしたのは昨年11月のなのですが、決定的なきっかけは居酒屋でたまたま飲んだ獺祭の味わいを忘れられなかったことだったかと記憶しています。
 全量山田錦の純米大吟醸で、かなりの量を醸す獺祭はやっぱり日本酒入門として最も相応しい銘柄かと思っています。

 その中でのこの「寒造早槽」は、なんといってもその濃厚さで自分の一番のお気に入りでした。
 ラベルには50%と39%を8対2でブレンドしてある旨が明記されてますが、山田錦でその精米歩合からしたら破格の値段です。
 今年も早めに買おうと思っていたのですが、どこの酒屋さんでもすぐ売り切れでかなり入手に手間取った感があります。
 獺祭はある程度入手がし易いところも長所の一つだと思うので、もう少しなんとかして欲しいと思ってしまいます。

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 上立ち香はほんのりと甘い吟醸香が上品に。
 含むと、いつもの獺祭らしいクセのないけど個性的な青リンゴ系の甘旨味を感じます。
 そしてその旨味は生酒らしくいつにもまして濃く強烈にやってきます。
 後味は精米歩合を感じさせる抜群のキレ。
 キレの良さと雑味のなさで、これだけ濃い味わいがありながらあくまで印象はスッキリ。
 どんどん飲めてしまいそうな危険なお酒です。

 いやあ、やっぱり獺祭は凄いお酒です。
 もともと完成度が高い上にこの寒造早槽は濃厚さが加わって、自分の好みのどストライクゾーンに入ります。
獺祭には是非ともこの路線を妥協なく突き進んでいって貰いたいです。
 後、この寒造早槽はもう少し量を増やして欲しいなあ…。

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名称:獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽
製法情報:生酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:+4
蔵元情報:旭酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.8/10

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2012年12月16日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雁木 純米無濾過 初搾り新酒

本日の日本酒 雁木 純米無濾過 初搾り新酒

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上立ち香は微か。含むと芳醇な旨味がどかっとやってくる。
さすがに新酒なだけあって固さもあるけど、温度が上がってくると甘味も出てきて良し。
個人的には常温がおすすめ。

私が初めて飲んだ「無濾過生原酒」が雁木だったので、なんとなく雁木には思い入れがあります。
実際、無濾過生原酒のフレッシュさ、芳醇さをもっとも体現した銘柄なのではないかと。
純米はコストパフォーマンスも◎です。

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名称:雁木 純米無濾過 初搾り新酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
酵母:記載なし
日本酒度:記載なし
蔵元情報:八百新酒造(山口県岩国市)
製造年月:2012/11(24BY)
購入価格(税込):1,280
お気に入り度:8.2/10

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タグ: 雁木 純米

2012年11月20日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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