RURI MUNEMASA 特別純米酒

本日の家飲み RURI MUNEMASA 特別純米酒

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 佐賀県西松浦郡有田町のお酒です。
 家でも外でも何度もいただいています、ブログでの紹介は2回目ですね。

 今回のお酒もまた変わったボトルデザインとラベルです。
 コンセプトは「ワイングラスで楽しむ日本酒」ということらしく、白ワイン的な味わいを指向しているようです。
 アフスもそうですが、個性派酒について500mlという小容量で売ってくれるのはありがたいところ。
 (たまに「チャレンジタンクなので一升瓶しかありません」みたいな売り方をしている商品がありますが、全く消費者目線に立っていないと思います。料飲店専売ならまだわかりますが。)

 スペック的には、やはり圧巻なのが日本酒度-16と酸度3.6ですね、両方とも日本酒の規格外という感じ。
 また、原料は佐賀県の飯米である「たんぼの夢」というお米ということで、これもチャレンジングといえるでしょう。
 ラベルのオススメ通り、キンキンに冷やしていただきます。


 上立ち香はほんのり甘酸を感じる香りが仄かに。
 含むと、強烈というよりは優しい感じの甘酸旨味がとろりと入ってきて、自然に染みこんできます。
 旨味はやはり甘酸っぱい系といった感じですが、ギリギリお酢っぽいまでは行かない程度の酸味の程度で、酸っぱめの果実といった感じ。
 後味はその酸味が強引に引き取る感じでキレます。

 見事に優しい感じの個性派甘酸酒でした。
 今まで同系統のお酒を飲んだ印象だと、どうしても強くてお酢っぽい酸味に苦手意識を感じてしまっていたのですが、このお酒はそこまでいかない良い塩梅を示してくれました。
 いち早く甘口酒の需要に応えた、宗政酒造の面目躍如といった感じですね。
 MUNEMASAは今後も追っていこうと思います。

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名称:RURI MUNEMASA 特別純米酒
精米歩合:60%
酒米:たんぼの夢
アルコール度:15~16%
日本酒度:-16
蔵元情報:宗政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/500ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2015年02月19日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

MUNEMASA 本生 純米吟醸-15

本日の家飲み MUNEMASA 本生 純米吟醸-15

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 佐賀県西松浦郡有田町のお酒です。
 以前外でいただいた時に好印象だったので、今回家飲み用に購入。

 このお酒を語るなら、佐賀県酒造組合の主催するイベント、「酔っても美味い!九州S-1グランプリ」のことを抜きにはできないでしょう。
 このイベントは九州の40蔵が出品するお酒を一般公募のお客さんがブラインドで評価し、トーナメント形式で一位を決めるというものなのですが、なんとMUNEMASAは2012・2013と二年連続でグランプリに輝いたのです。
 規模としては大きくありませんが、一般の飲み手が先入観無しに選んだ結果なのですから、現在の飲み手のニーズをばっちり捉えているお酒であることは間違いないでしょう。

 また、このイベントは料理を食べながらそれに合わせる形でお酒を評価することも特徴で、食中酒としての完成度が高い酒が選ばれることになります。
 しかしこのお酒は日本酒度-15の「超甘口」、いわゆるプロの評価では、このお酒が食中酒として評価されることはなかったのではないでしょうか。
 先入観を排除した日本酒の評価が、どれだけその可能性を広げるものであるかということを、身をもって証明してくれたお酒であると思います。

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 上立ち香は若干のセメダインを感じるフレッシュで独特な香りが少々。
 含むと、とろみを感じさせるぐらい極めて濃厚な甘味が、若干の酸味で輪郭を整えつつ入り込んできます。
 旨味は濃厚ながら上品というか優しい甘味が主役で、いわゆる和三盆のような印象という感じ。
 後味は必要最小限の酸味でこの濃厚な甘味をきっちり引き上げます、そこが見事。

 強烈とも言えるほどの濃厚芳醇な甘味を、ダレない形で見事にキレさせる新しい形の食中酒でした。
 この上品な甘味は射美や村祐を思い出させますね…、でもやっぱりそれぞれの個性があるところが面白い。
 ただ、前回飲んだ火入れの方がバランスが取れていた気もするので、これは今年の火入れも是非飲んで比べてみたいところです。

 ともあれ、食中酒≒端麗辛口という先入観を見事に打ち消してくれるようなこのお酒が、一般の評価を受けてグランプリを取ったことは、最近の日本酒の一つの傾向を象徴しているかと思います。
 MUNEMASA、超要注目銘柄として追っていくつもりです。

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名称:MUNEMASA 本生 純米吟醸-15
製法情報:生酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
酵母:協会不明
日本酒度:-15
蔵元情報:宗政酒造株式会社(佐賀県西松浦郡有田町)
製造年月:2014/3(25BY)
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2014年05月16日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

外飲み雑記in麹町1 「麹町市場」

 先日麹町の創作和食料理中心の居酒屋、「麹町市場」に男友達と二人でお邪魔してきました。
 私は何度かお邪魔しているのですが、今回はタイミングの関係で結構間が空いた後の訪問です。

 このお店は地下にあるのですが、ゆったりと落ち着いた雰囲気で全体的に洒落た感じで飲める所です。
 今回もお通しがジャガイモの冷スープ(ビシソワーズというやつでしょう)と、いきなりお洒落な一品でした。
 また、最初に頼んだマグロのユッケもアボカド付きでセンスが良い感じ。
 もちろん味も美味しかったです。

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 で、肝心の日本酒ですが、これも非常に充実しています。
 メニューにもかなりの数が列挙されているのですが、冷蔵庫にもマニアックなものがちらほらと…。
 今回飲んだ銘柄を列挙すると、
 残草蓬莱、山間、龍神丸、十四代、獺祭、村祐、上喜元、而今、MUNEMASA、竹鶴、九頭龍、飛露喜、田酒、巌、黒龍、でした。

 印象に残ったお酒はまず、龍神丸 純米吟醸生原酒50 21BY。
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 もやしもんで取り上げられたこともあり、かなり注目を集めていた銘柄ですが未飲でした。
 高垣淳一杜氏が2010年に亡くなられ、もう飲むことはできないのか…と思っていたので驚きの出会いです。
 味わいは流石に熟成感がありましたが、とてもきれいな熟成で、大事に保存されていたんだなあと思わせるものでした。

 次に、MUNEMASA 純米吟醸-15。
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 「酔っても旨い 九州S-1グランプリ 2012」にて、40蔵の中でグランプリを取ったお酒です。
 この大会は一般公募のお客さんがブラインドで評価するというガチバトルらしく、そこでのグランプリは一目おけるのではないかと。
 日本酒度-15の看板に負けない太い甘旨みがありつつ、決してダレず崩れずという今風の旨酒でした。

 次に、飛露喜 純米吟醸 山田穂
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 山田錦の収穫量の関係で今年特別に仕込まれたという一品です。
 話には聞いていたのですがなかなか見ることもなく諦めていたところ、今回冷蔵庫に入っているところが見え、ちょっとお願いしたところ店長決定で出してくれました(すみません…)。
 特別なインパクトは無かったものの、いつもの飛露喜の純米吟醸の延長線上にある、美酒だったと思います。

 極めつけは、ラストに「芳醇系でオススメのやつを持ってきてください」との要望に応えてくれたお酒達です。
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 ここで田酒の純米大吟醸とは、スゴイの持ってくるなあ…と思ってしまいました。
 しかも山田錦のお父さん「短稈渡船」とお母さん「山田穂」を使ったレアモノです。
 このクラスの田酒は流石に文句なしで美味しいですね、先入観もあるとおもいますが短稈渡船は男酒らしい凛々しい旨味、山田穂はやさしい旨味がしたように思えます(好みは山田穂)。
 
 また、一番左のラベル無しのお酒は普通は出てこない「黒龍 いっちょらい」の生酒とのこと。
 大手蔵のアル添吟醸なわけですが、これがくやしいことにうまかった…。
 比較用に持ってきてくれた普通のいっちょらい(このサービスがまたにくい)と比べて、明らかに芳醇で私好みでした。
 
 他のラベルはこんな感じ。
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 いつにもまして長い記事になってしまいましたが、それほどに印象に残るお酒が多い一夜でした。
 私は毎晩良いお酒を家でもいただいているので、外飲みではそこに加えて思いがけない美酒との出会いという「サプライズ」が欲しいと思っていますが、今回はそのサプライズに満ちたひとときでした。
 お酒と料理のレベルに比べてお勘定も明らかに控えめで、大満足です。

 …ただ、翌日は珍しく二日酔いでダウンしてしまったのが玉に傷だったりしますが…。
 普通は残らないんだけどなあ、やっぱり最後にアル添飲んじゃったのが原因かしら。
 
 ともあれ、また近いうちにお邪魔したいと思います。

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2013年07月23日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

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