Raifuku MELLOW

本日の家飲み Raifuku(来福) MELLOW

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 茨城県筑西市のお酒です。
 ブログでの紹介は意外にもまだ2回目ですが、外飲みを含めたら相当数飲んでいる銘柄です。

 こちらのお酒は、裏ラベルに「仕込み水の一部に純米酒を利用」との記載がある通り、いわゆる「貴醸酒」になります、当ブログ登場酒では新政「陽乃鳥」がそうですね。
 今回は貴醸酒という言葉はラベルに見当たりませんが、Wikipediaによるとこれは商標絡みの制限によるものっぽいです。(商標権は「華鳩」で知られる榎酒造が持っているとか)
 前回の記事(来福X)にも書いた通り、来福はいろいろと変わり種の日本酒を醸しており、この「MELLOW」もそのうちの一つという位置づけになるかと思います。

 ラベルデザインは通常品とは全く違った洒落た感じのものです、まあ味わいが全然違うので見た目での差別化も必要でしょう。
 裏ラベルを見ると、精米歩合の記載は無く、特定名称の記載もありません。
 原材料名に米・米麹に加えて清酒(純米酒/国産米)があるのが面白いですね、これが貴醸酒である証明と言えるかと。 


 上立ち香は濃ゆい甘い果実の香りがそこそこに。
 含むと、想像通りの超濃度の甘味が塊で飛び込んできて、最後まで存在感を保ちつつ、喉奥にどろり濃厚に流れ込んできます。
 味わいは、梨を砂糖漬けにして煮詰めたような強烈な甘味が主役、酸や苦味はあるかないかな感じで、甘味に完全敗北している印象ですね。
 後味は口中に甘味を残しつつも、意外にもあまりダレずに引き上げていきます。

 「貴醸酒」のイメージそのままの、圧倒的な甘味が一貫して主役を演じる、超濃厚甘口酒でした。
 裏ラベル記載のように、甘味とバランスを取れるほどの酸味は私は感じませんでした、が、後味のダレなさからして、裏方としてはしっかり仕事をしているのでしょう。
 ただ、やはり量は飲めない系のお酒ですので、基本食前か食後に少量いただく形が相応しいと思います。
 私は芳醇甘口派を自認していますが、やっぱり限度があるんだなあと、こういう振り切れたお酒を飲むと確認できますね。
 ある意味、酸味系のフルーツと合わせるのも面白いかも…
 来福、次はレギュラースペックのものもいただいてみたいと思いました。

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名称:Raifuku(来福) MELLOW
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:来福酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 来福 貴醸酒

2017年03月04日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

本日の家飲み 陽乃鳥(ひのとり) 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 桃やまユに続き、連続での新政酒造のお酒紹介となりました。

 このお酒、商標の関係で前年まで「茜孔雀」という名前だったものを、商標保持者の許可を得て初期の名前「陽乃鳥」に戻したという経緯が裏ラベルに書いてあります。
 その商標保持者はなんと私の愛する「風の森」の蔵元さんとのこと。
 自分のお気に入り銘柄が面白いところで繋がっていたことに面白さを感じました。

 さて、このお酒の特徴は何といっても「貴醸酒(きじょうしゅ)」であることです。
 貴醸酒とはwikipediaの記載によると、まあざっくり言って水の代わりにお酒で仕込んだ酒らしいですね。
 私が飲んだことのある貴醸酒は笑四季酒造のモンスーンがありますが、甘口派の私でも閉口するぐらいの超甘口だった記憶が残っています。

 ちなみにこちらは桃やまユと共に酒屋さんの冷蔵庫に並んでいて、高価なこともありしばらく迷ったのですが、前行きつけの居酒屋さんに「今期の陽乃鳥はまるめちさんの好みかと思います」と言われたことを思いだし、結局両方買ってしまいました。
 陽乃鳥に関しては「オーク樽貯蔵」という面白いことをやっているものもあるのですが、こちらは普通の方ですね。 

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 上立ち香はやはり甘酸を感じる、しかしスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑で新しい旨みがググっときて、酸とほんの少々の辛苦さっぽい刺激で輪郭を整えたまま入ってきます。
 旨味は独特な甘味中心ながら、甘ったるさはあまり感じずむしろ酸味と辛苦さの切れの良さが印象的です。
 これは個性的ですね、そして結構こなれている完成度があると思います。
 後味は濃厚さが嘘のように見事に酸辛苦で力強くキレます。

 甘酸主役の個性的な旨味を、見事なまでに自然に引き締める、個性派旨酒でした。
 貴醸酒は鬼のような甘さが特徴と思っていたのですが、このお酒では全然そんなことは無かったですね。
 ただ、鬼のように濃厚ではあると思います、それだけにキレの良さが心地良い。
 ちょっとお高めなのはしょうがないとして、陽乃鳥も亜麻猫等同様ロングセラーになりそうな予感がします。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/16992245.html

名称:陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:65%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2014年11月10日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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