菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7

本日の家飲み 菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7

20150407150233213.jpg  20150407150317775.jpg

 石川県白山市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に経験あり。

 実は、私が日本酒の家飲みを始めてから一番最初に購入した「山廃」のお酒が、菊姫の山廃純米(火入れ)でした。
 まあ最初は有名どころと思ってセレクトしたわけですが、実際に飲んだ印象は正直最悪でした。
 老ねているとしか思えない香りが完全にダメで、料理酒にするか相当迷いつつ何とか飲み切る有様…。
 その後飲み経験が増えるに従い、山廃自体のイメージは徐々に上がっていたのですが、菊姫自体は跨いできたというのが実情です。

 しかし、先日外飲みでなんとなくいただいてみたこの生原酒が、前のイメージとは全然異なって旨かったのです。
 私の好みが変わったのか、生と火入れとの違いなのか…、兎も角試してみようと購入した次第。
 スペックは山田錦の70磨き、特A地区産とはいえ、やっぱりちょっと割高ですね。
 それにしても、菊姫ともあろうものが生原酒の裏ラベルに「生詰」とか書いちゃいかんでしょ…、飲み手を混乱させるだけかと。

20150407150247152.jpg  20150407150331327.jpg

20150407150454425.jpg

 上立ち香はフレッシュかつ甘さを感じる香りが気持ち強めに。
 含むと、濃醇そのものの密度の濃い旨味が強い酸味に締め付けられながら入ってきて、唾液腺を刺激しつつ力強く染みこんできます。
 旨味はアミノ酸を感じるようなド直球の旨味で、フレッシュな甘味、山廃の王道らしい酸味も強く出てくる奥深い味わい。
 後味は当然のように酸味が引き上げて、食中酒としてもOKな感じで引き上げます。

 いわゆるフルーティーな味わいとは完全に一線を画す、極めて存在感の強い旨味濃厚の甘酸酒でした。
 やっぱり特筆すべきはこれぞ山廃!という感じの酸味ですね、日本酒が発酵食品だということを思い起こさせてくれるような、個性的で楽しい味わいです。
 生の場合この酸味がフレッシュな甘味と拮抗してくれるから良いのですが、火入れで甘味が減退すると自分にとってはクセを強く感じてしまうのかもしれません。
 菊姫はやっぱり凄い蔵だと思いました、純米はちと高いのが難点ですが、一発普通酒も飲んでみようかなあ…。

 ちなみに燗を付けると面白いように甘味が増しました、酸味も。
 これいいなあ、菊姫の生酒燗、十分アリだと思います。

20150407150412894.jpg

名称:菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:菊姫合資会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0 (値段も考慮)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 
タグ: 菊姫 純米 山廃

2015年04月20日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |