若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒

本日の家飲み 若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲みは何度もしているのですが、以外にも家飲みは初めて。

 地酒マニアにはもうかなり知られている銘柄ではないでしょうか。
 「若」の崩し字に馬の絵で「若駒」と読ませるラベルが特徴的です。(どうでもいい話ですが、私はなぜかずっとこの漢字を「花」だと思っていて「なんで花に馬で若駒なんだろう…?」と混乱していました、恥ずかしい限り)
 東京にはいくつもの特約店があり、私も酒屋の店頭・居酒屋でよく見かけるのですが、いつでも買えるという感覚が先にたって、とうとう今まで買わずにいました。
 しかし、つい最近四ツ谷の居酒屋「じきしん」さんで、いつものように銘柄お任せで飲んでいたところ、店長さんがニコニコと「これ旨いっすよ」と持ってきたこの亀の尾80が、一口飲んで「うおっ」と目を見開くレベルで旨かったのです。

 結局いてもたってもいられず、今期完売前に「伊勢五本店」さんに並んでいたものを購入した次第。
 スペックは名前通り、亀の尾を80まで削るにとどめた低精白酒、純米表記は見当たりませんがアル添はありません。
 ただ、低精白といいつつあまりお安くはないですね、というか若駒に限らず70以上になると造りが大変なせいか、むしろ割高になるお酒が多いような気がします。
 まあ、そういう低精白酒は、コストより、低精白ならではの味わいを醸すことが主目的になっているのでしょう。


 上立ち香は濃厚で甘い感じと熟感のある独特の香りがそこそこに。
 含むと、程良い熟感のある旨味が力強く入ってきて、好ましいほろ苦さが舌を刺激しつつ、しかしバランスを保ちつつじんわりと染みこんできます。
 味わいは若干メロンorマスカットを感じさせる甘旨味が主役なのですが、ありがちなフレッシュさとは一線を画した、複雑さと落ち着きのある濃厚ながら飲み飽きないもの。
 後味は少々の苦味を舌の上に残しながら、しっかりとキレます。

 熟成感と苦味が、驚くほど前向きに感じられる、極めて個性的な芳醇旨苦酒でした。
 不思議なもので、飲み進めると甘味が出てくるような…、一筋縄ではいかないお酒だと思いましたね。
 正直、これだけ熟感を感じながら、旨味を前向きに捉えられるお酒に出会ったのは初めてなので、少々戸惑っております。
 このお酒で若駒に対するイメージが変わりました、今後他のスペックも試していきたいと思います。

 なお、常温の方が冷酒より、味わいが開いた感じで口当たりも優しく、かつバランスも崩れません。
 これは断然常温ですね…というか冷やし過ぎないほうが良いでしょう、まろやかさすら感じます。
 ちなみに、燗も良さそうと思ったのですが、試す前に飲みきってしまいました…

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名称:若駒 亀の尾80 瓶火入れ 無濾過原酒
精米歩合:80%
使用米:亀の尾
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元:若駒酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年02月20日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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