王祿 超辛純米 本生 23BY

王祿 超辛純米 本生 23BY

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 こだわりの蔵という印象がある、王祿です。
 私は「辛口」を謳うお酒は家飲みにはほとんど選ばないのですが、以前外飲みでこの「超辛純米」をいただいた時にかなりいい印象を受けたので、今回セレクトしてみました。

 日本酒度は+9.4、数値的には本当に超辛ですね。
 無濾過生ながら、H23BYで製造年月がH24/10と明記していることから、搾ってから結構な期間を蔵元熟成させたものと思われます。
 蔵元熟成と売れ残り熟成では意味合いがまったく変わってくるので、このように明記してあるとありがたいところです。

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 上立ち香はスッキリとした吟醸香がほんのりと。
 含むと、贅肉を削ぎ落したかのような甘さ控えめの旨味が、渋味によって輪郭を整えたままじわじわと来ます。
 旨味は超辛純米の名前どおりの引き締まった印象ですが、淡麗というわけではなく強めの渋酸味がその特徴を出しています。
 なお、新酒のような荒々しさや、反対側の熟成感は共に感じられません、おそらくこれが蔵元さんの意図した丁度良い塩梅なのでしょう。
 後味は若干の渋味が受け持ち、当たり前のようにスパっとキレます。

 濃厚ながらとにかく引き締まった旨味が特徴の一本でした。
 辛さも日本酒度から想像されるような強烈で口が痛くなるタイプではなく、生酒らしい口当たりのやわらかさも感じさせる心地良いものです。
 タイプとしては宝剣に似たものを感じました。

 如何せん甘さ控えめなので個人的ストライクゾーンからはちょっと外れるのですが、好きな人は惚れ込みそうな個性があります。
 居酒屋とかで甘さ中心のお酒の合間にアクセント的に飲むとより良いかなと思いました。

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名称:王祿 超辛純米 本生 23BY
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15.5%
酵母:不明
日本酒度:+9.4
蔵元情報:王祿酒造有限会社(島根県東出雲町)
製造年月:2012/10(23BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.6/9.0

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タグ: 王祿 純米

2013年03月15日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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