栄光冨士 「SURVIVAL」 純米大吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 栄光冨士 「SURVIVAL」 純米大吟醸 無濾過生原酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は8回目です、昨年出会った銘柄なのでかなりのペースですね。

 栄光冨士は米違いの純米大吟醸シリーズを結構数多く出しているのですが、個人的には少しお高いと感じていて(割高というわけでなく、安いスペックが十分美味しいのが理由)、発売時に毎回飛びつくという感じではない状態です。
 が、このお酒はなんとなく買ってしまいました、理由は何と言ってもその見た目です。
 どう見ても日本酒とは思えない迷彩柄のラベルに「SURVIVAL」の金文字、臆面も無く連呼される「超限定」という言葉、そして裏面にはびっしりとスペック等の情報記載と、マニア心をビンビンにくすぐってくるんですよね…
 いやあこんなの出されたらどんな味なのか気になるに決まってますよ、完全にホイホイと釣られました。

 スペック的には希少米である「玉苗」を使っているのがポイントのようです。
 山形発の酒米(別名:山酒4号)で、他にも同県の秀鳳などが使っているようですが、私としては初体験のお米ですね。

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 上立ち香は甘くフレッシュで濃い果実香が気持ち強めに。
 含むと、極めて濃厚な甘味がほんのりとした酸を伴ってトロリと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で引き締められながら、最後まで力強く染みこんできます。
 味わいはは極めて濃厚ながら柔らかさのある甘味が主役、結構苦味も強めなのですが、芯がぶれていないので安心して甘味を楽しめますね。
 後味は苦味を感じさせつつ甘味の優しさを残してキレます。

 存在感のある甘旨味を中心としつつ、苦味で飲み飽き無さとキレを添え、かつ全体としては優しさを感じさせるような味わいのお酒でした。
 苦味が若干薬臭いのが気になる感じですが、やっぱり甘味がばっちり芯として機能しているのでパランスが取れている感じ。
 見た目よりは普通でしたね(苦笑)、いつもの栄光冨士のライン上にあるお酒だと思います。
 今後も栄光冨士の純大は買っちゃいそうだなあ…

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名称:栄光冨士 「SURVIVAL」 純米大吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:玉苗
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,666円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年10月04日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 「SHOOTING STAR」 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 栄光冨士 「SHOOTING STAR」 純米吟醸 無濾過生原酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 個人的に要注目銘柄で、ブログでの紹介は早くも7回目。

 こちらはサブタイトル(?)に「~夏の流れ星~」とあるように、いわゆる夏酒として造られた商品のようです。
 個人的には夏酒の「軽い・薄い・辛い(甘くない)」という方向性が好みの真逆を行くこともあり、夏酒は意識的に跨いで通ることが多いです。
 が、あまりそれにこだわると玉川のアイスブレーカーのように素敵なお酒との出会いを逃してしまうこともあるので、難しいところですね。
 そこで自分は、夏酒は原則として「原酒を買う」というマイ基準を設けています。
 前述の方向性を得るには「加水」することが一番手っ取り早い手段なのですが、あえてそうしない夏酒にはこだわりと個性を感じるものが多いと思うからですね。

 今回いただくお酒も「無濾過生原酒」、アルコール度数も16~17度と低くありません。
 また、割と有名な飯米「はえぬき」を利用しており、かなり良心的なお値段であるというのも魅力的です。

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 上立ち香は甘さを感じる濃厚な果実香がそこそこに。
 含むと、とろみを感じるぐらいに濃厚な旨味がグググッと入ってきて、そこそこの酸味とほんのりとした苦味で引き締められつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、優しくかつスッキリとした甘酸メインの柑橘系果実の旨味が主役、しっかりと濃厚なのですが、口当たりの優しさも あって全体の印象はどんどん飲めてしまいそうな飲みやすさがあります。
 後味はやはり酸味と少々の苦味が引き取って、しっかりとキレます。

 かなりの濃厚な甘旨味がありながら、酸味と控えめな苦味がしっかりと飲みやすさを添える、芳醇系夏酒でした。
 いやあこれは私が飲む前の想像と期待通りのお酒でしたね、栄光冨士の夏酒としてとても納得できます。
 コスパも良いですし、むしろ通常の超濃厚系スペックより万人にオススメできるかも知れません。
 栄光冨士はこの価格帯をメインに攻めていきたいと思いました。

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(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-219.html

名称:栄光冨士 「SHOOTING STAR」 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:はえぬき
アルコール度:16~17%
日本酒度:+1
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,296円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年08月15日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 私がこの銘柄に出会ってから1年経っていないのですが、ブログでの紹介はもう6回目となりました
 
 今回いただくお酒の特徴は、山形で新しく新規開発された酒米「山形酒104号」を使っているということですね。
 こちらの記事(河北新報)によると、このお米は「雪女神」と命名されたとのことですが、今回の関係ではまだその名前を名乗れていないようですね(多分登録のタイミングの関係)。
 「大粒の割に中心の心白が小さく深く削っても割れない」ということで、大吟醸向きの酒米として期待されているようです。

 今回いただくお酒も、やはり33%という超高精白のスペックとなっています。
 お値段は4号税抜2,000円ということで、スペック的には破格の安さなのですが、やっぱり結構高価ではあります。
 栄光冨士は米違いの純米大吟醸をどんどん出しているのですが、私にはちょっと贅沢で、あまりガンガン買えないのはつらいところです(虎穴の乙澄酒が個人的に十分旨かったのもポイント)。

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 上立ち香はフレッシュでいかにも吟醸といった感じの香りが強めに。
 含むと、流石に透明感のある上品な旨味が摩擦ゼロで入ってきて、そこから若干遅れて強めの甘味が染み出してきて、口中に華やかに広がります。
 味わいは、果実の蜜だけ抽出して精錬濃縮したような、とにかく上品かつしっかりとした存在感のある、甘酸味主役のありそうでないバランス。
 後味は少々酸味が表に出つつ、自然にキレていきます。

 高精白らしい上品さと、高精白らしくない芳醇な旨味が見事に同居した、透明旨甘酒でした。
 初利用の酒米でこれだけの完成度、うーむ蔵元の実力を感じますね…
 また、「山形酒104号」が、ここまでの磨きに耐えうるということも、見事に証明したと思います。
 栄光冨士、次はまたレギュラークラスのお酒をいただきたいですね。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~
精米歩合:33%
酒米:山形酒104号
アルコール度:16~17%
日本酒度:-3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年05月16日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は早くも5回目(虎穴含む)。

 私はこのお酒に「麹町市場」さんで出会って以来のお気に入りなのですが、ほぼ同時期から東京の特約店も増えてじわり人気銘柄になりつつあると感じています。
 今回いただくのは五百万石の純米大吟醸無濾過生原酒、前にいただいた酒未来の米違いバージョンという感じです。
 その二つ以外にも山田錦、愛山、雄町、出羽燦々と、色違いラベルで並列的に出てきているようです。
 この、色違いラベルで米違いスペックというのは、而今や鍋島とかでもみるやり方で、個人的には分かり易いし飲み比べも楽しいので好きですね。

 栄光冨士の例によって、裏ラベルにはかなり詳しいスペックが記載されています。
 米違いの中では安価ところがポイントですね、ある意味五百万石の最大の強みかも。

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 上立ち香はフレッシュフルーティーな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたシャープな甘旨味が自然に入ってきて、若干の酸味と苦味で引き締められつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実の濃厚な甘旨味が主役ながら、甘さが強過ぎずとてもバランスがとれた味わいで、透明感も相まってスイスイいけてしまう軽さもあります。
 後味は酸苦味が引き取って、見事にキレます。

 甘味の存在感と軽さを両立させた、極めて爽やかな味わいの純米大吟醸でした。
 他のお米だと兎に角濃厚さが前に出る栄光冨士ですが、五百万石のスッキリ味と相まって絶妙なバランスを保っている印象です。
 私はひたすら濃厚系(酒未来とか)も好みではありますが、こちらの方が万人受けするかもしれませんね。
 栄光冨士、現状ハズレ無し(というか全て大アタリ)です、まだまだ密着して追っていこうかと。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石
精米歩合:50%
酒米:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年02月08日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

虎穴 純米酒 無濾過生原酒 「ver.古田織部 乙澄酒」

本日の家飲み 虎穴 純米酒 無濾過生原酒 「ver.古田織部 乙澄酒」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 「虎穴」自体は初めて頂きます(詳しくは後述)。

 実はこのお酒、「栄光冨士」を醸す冨士酒造が、漫画「へうげもの」とコラボして出している限定品です、モーニングのサイトにも紹介がありますね
 漫画とコラボというとキャラ絵がドカン!とラベルに載るのが普通だと思いますが、これはなかなか渋いデザイン。
 コラボ品は3種類存在し、それぞれ「古田織部」「千利休」「加藤清正」バージョンと銘打たれています。
 漫画の主人公は「古田織部」なのですが、そのバージョンが一番お安い純米クラスというのが、最高級の「甲」ではなく「乙」なものを志向した古織らしくて良いですね、サブタイ(?)にも「乙澄酒」と付いていますし。
 
 スペック的には最近山形県が強く推している(気がする)お米、「つや姫」を使っており、精米歩合は70でとどめています。
 ちなみに、こちらは「玲瓏」と一緒に「藤崎」で購入しました、東京の酒販店ではあまり見ない気がしますね。

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 上立ち香はトロピカルな果実香が控えめに。
 含むと、非常に濃度が高く奥深い印象の旨甘味が塊で入ってきて、徐々に出てくる苦味と共に染み出してきます。
 旨味は、やはり柑橘系果実っぽい甘酸味が主役、そこにほどほどの苦味が絡みつき、奥深い、しかし低精白とは思えない雑味のない味わいの世界が広がります。
 後味はほどほどの酸味でしっかりとキレ上げます。

 飯米の7割磨きの無濾過生原酒とはとても信じられないほど、嫌味のない濃厚芳醇旨酒でした。
 複雑な味わいを雑味と感じさせないこの完成度、素晴らしいの一言です。
 逆にこれなら高いお酒買う必要が無くなってしまうような…、まさに「乙」の魅力を十二分に伝えてくれるお酒でしたね。
 栄光冨士、もう完全に自分のお気に入り銘柄です、まだまだ色々なスペックを頂こうと思います。

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名称:虎穴 純米酒 無濾過生原酒 「ver.古田織部 乙澄酒」
精米歩合:70%
酒米:つや姫
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年01月19日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 秋酒

本日の家飲み 栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 秋酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は早くも3回目。

 昨年の「たかちよ」に続き、今期最大のマイブーム銘柄である栄光冨士の秋酒です。
 ラベルにはっきり「秋酒」とありますが、いわゆる「ひやおろし」の表記のない無濾過生原酒ということで、一般の秋酒と一線を画したスペック。
 実は個人的に、ひやおろしにはどうも中途半端なイメージ(フレッシュ感は無いうえに、熟成酒としては未熟)があるので、今期はほとんど買っていなかったりします。
 代わりに、「生熟」をテーマに、ひと夏超えた生酒をガンガンいただいたので、これから紹介していこうと思います。(大体2ヶ月ぐらいタイムラグがあるのですが…)

 閑話休題、詳細に書かれた裏ラベルによると、今回のお酒は山形の酒米「出羽の里」を60%まで削り、山形酵母を用いた純山形スペック。
 お値段はそのスペックの割には極めて良心的ですね。

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 上立ち香は露骨に果実感のある特徴的な甘酸の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚でほどほどに落ち着いた甘旨味が力強く入ってきて、割と強めの苦味と辛さで輪郭をしっかり保ったまま染みこんできます。
 旨味は完熟の柑橘系果実の甘旨味が主役ながら、裏方の酸苦辛味の存在もしっかりと感じる、濃厚複雑なオンリーワンの味わい。
 後味は酸辛が舌の上に出てきて、面白いほどにキレ上げて行きます。

 芳醇甘旨濃厚酸辛酒でありながら、バッチリバランスの取れた、個性派旨酒でした。
 私個人の感想ではありますが、これだけ複雑な味わいだと、超濃厚でも飲み飽きませんね。
 問題があるとすればこのお値段でこのレベルの味わいだと、高価格帯にあまり食指が伸びなくなってしまうことぐらいでしょうか…
 栄光冨士の秋酒、やはり期待にばっちり応えてくれた味わいでした。

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名称:栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 秋酒
精米歩合:60%
酒米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,204円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年12月10日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは何度かあります。(実は闇鳴秋水よりこちらが先)

 私のように、これだけいろいろなお酒を家飲みで試していると、外飲みで未飲銘柄に会える機会はだんだんと少なくなってきます。
 が、それでもたまに、「これは!」と感じるお酒に出会うこともあります、この栄光冨士もその一つ。
 「麹町市場」さんでオススメ酒の一つとして出してもらい、非常に私好みだったので直ぐに購入に走りました。

 スペック的には酒未来を50まで削った純米大吟醸、裏ラベルには細かい数値の記載もありますね。
 いつも買うお酒より少しお高めですが、まあ割高ではないと思います。
 しかし、酒未来のお酒はどんどん増えてますね…、結構造り手さん的には使い易いのでしょうか。

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 上立ち香は甘くフレッシュな印象の果実香が気持ち強めに。
 含むと、トロミを感じる濃厚そのものの甘旨味がぐわっと入ってきて、最後まで主役を譲らずにじわじわと染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実を砂糖で漬け込んだような、酸苦が気配を消して裏方に回った甘味中心の味わい、ただ、それ一辺倒の単純な味わいになっていないところに、日本酒らしい奥深さも感じます。
 後味はびっくりするほどしっかりと爽やかにキレます。

 超濃度の甘味がイヤミなく、息長くじっくりと楽しめる、甘口派向けの純米大吟醸でした。
 うーむ、やはり私の好みどストライクでしたね、あえて言うなら「たかちよ」に似たタイプで、裏方の酸が特徴。
 これは単独飲めてしまうタイプのお酒ですが、キレは良いので食中酒としてもイケると、個人的には思います。
 それにしても、栄光冨士、マイブーム銘柄になりそうです。

 常温だとさらにトロミが増しますね、ただ何気に苦味も出てきて面白い味わいに。
 個人的には全然アリですが逆に爽やかさ重視なら冷やしたほうが良いでしょう、ロックもアリかも。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-931.html

名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来
精米歩合:50%
酒米:酒未来
アルコール度:16~17%
日本酒度:-4
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,725円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年11月15日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

【クローズアップ現代登場酒】 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水」

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水(やみなりしゅうすい)」

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 ブログでの紹介は初めてですが、既に今期何度も飲んでいたり。

 実は栄光冨士は今期のマイブーム銘柄だったりします。
 で、既に4スペックほど家飲みして記事を貯めているのですが、9日放映のNHK「クローズアップ現代:日本酒ルネサンス」にこちらのお酒が出てきたので、あわてて更新してみた次第。
 NHKなので銘柄紹介はありませんでしたが、最初のお店で「甘味と酸味があるお酒」として出された「江戸時代から続く、山形県の蔵」が造った「限定800本の純米大吟醸」として登場していましたね。
 多分お店のセレクトだとは思うのですが、なかなか凄いところを出してきたなあ…




 スペック的には山形県開発の酒米「出羽の里」を、なんと38%まで削った純米大吟醸の無濾過生原酒です。
 4割以上の高精白って無茶苦茶手間がかかるという認識なのですが…、お値段はそこまで高くないのがありがたい限り。
 超限定品ということで、採算を重視しないサービス品だと思われます。 

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 上立ち香は甘さ混じりながらスッキリとした吟醸香が気持ち強めに。
 含むと、フレッシュかつ濃厚な甘旨味がスルリと入ってきて、自然な苦酸味を伴ってバランスを保ちつつゆっくりと染みこんできます。
 旨味は、柑橘系果実の甘味が主役で、上品さを感じる透明感と、トロミを感じる濃厚さをうまく両立させている印象。
 後味は少々の苦味がありつつ、高精白らしく自然にキレます。

 濃厚ながら一本調子では無い甘旨味を、しっかりキレ上げさせるお値段以上の純米大吟醸でした。
 やっぱりこのお酒にも、栄光冨士らしい芯のある甘味を感じますね…、私はこういうお酒には魅了されてしまいます。
 私はこのお酒を飲んで、何故か無性に秋刀魚が食べたくなりました、やはり甘味に対する苦味を求めるのでしょうか…
 兎も角、栄光富士は今後大注目!

 温度が上がってきても口当たりは綺麗で、甘味が濃厚になりますね。
 温度が低いと透明感が、常温に近づいてくるとトロミが増す印象です、どちらも良し。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 「闇鳴秋水」
精米歩合:38%
酒米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:-3
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,630円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

(おまけ)栄光冨士との出会いの記念写真in麹町市場さん
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2015年11月10日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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