松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY

本日の家飲み 松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY

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 栃木県塩谷郡塩谷町のお酒です。
 当ブログでの登場は以外にもまだ2回目ですね、ましだやさん購入酒4本目。

 私の経験上、飲んだ回数は多くないものの、常にとても好印象を受ける銘柄、それがこの松の寿(通称マツコト)。
 裏ラベルには非常に詳細なスペックが掲載されていますね、特に素晴らしいのが「製造年月」と「蔵出年月」の両方を明記していること。
 この形だと、「そのお酒がどれだけ寝かされていたのか」「寝かされたのは蔵元か店頭か」がはっきりわかるので非常に参考になります、特に生酒だと熟成による変化が激しいのでなおさら。

 そして、このお酒は2016./3製造、2016/8蔵出しとのことなので、蔵元で約5ヶ月間寝かされてからの出荷になりますね、生酒としては程よい熟成期間のように思えます。
 雄町の55磨きの無濾過生原酒と自分にとって鉄板ともいえるスペック。
 泡なし酵母をダブルで使っているところあたりが特徴でしょうか。

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 上立ち香は非常に濃厚な程よく熟した果実香がそこそこに。
 含むと、やはりいい感じに熟した甘旨味が自然な舌触りで入ってきて、時間差で出てくる少々の辛さ(ピリピリ感)で引き締まりつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、割と直球勝負の柑橘系果実の甘旨酸味が主役で、程よい熟感と辛さ、そして裏方に徹した苦味がアクセントを付け、最後までダレない飲み飽きない印象を与えてくれます。
 後味はその辛さがしっかりと引き取ってキレます。

 濃厚な旨味、程よく熟した甘酸味、あまりキツくない辛さと苦味がそれぞれ主張してバランスを取る、万人にオススメできる芳醇旨酒でした。
 いやあ旨いっす、マツコトの安定感って凄いですねえ…、前回飲んだ1年以上の生熟成酒も良い味乗りでしたし、いつでも飲み頃という印象。
 激戦区栃木の中でも、一歩先を行く実力派銘柄だと感じました。
 松の寿、今後も是非ちょくちょくいただきたいと思います。

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(参考)「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペックの記事
http://www.sakeblog.info/matsunokotobuki-junmaiginjo-omachi-murokanamagenshu-27by/

名称:松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:-3
蔵元情報:株式会社松井酒造店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年11月05日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松の寿 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦24BY

本日の家飲み 松の寿 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦24BY

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 栃木県塩谷のお酒です。
 外では何度もいただいてますが、家飲みは初めて。

 松の寿は「マツコト」の愛称で、地酒激戦区栃木でもしっかりとした存在感を放つ実力派銘柄という印象です。
 かんだ光壽さんで頂いた時にも、とても美味しかった記憶があり、今回念願の家飲みとなりました。

 しかし一点懸念が…、今回通販で入手したのですが、届いたのを見ると去年(24BY)のお酒だったのです。
 気の利いた通販サイトだときちんとBY表記があるのですが、そこまで手が回っていないようなところも多く、問い合わせを怠るとこういうことは起こりがちです。
 無濾過生原酒の一年熟成ということで、初家飲みなのにかなりのバクチになってしまいました。
 ただ、蔵出しは8月なので熟成向けなのかも…、いろいろ考えてしまいつついただきます。

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 上立ち香は非常に濃厚ながら落ち着いた印象の吟醸香がかなり強く。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味が、上品な口当たりのままじわりじわりと染みこんできます。
 旨味は少し熟した果実といった感じの、芳醇ながら落ち着いてクセのないもの。
 生酒らしい荒々しさはなく、しかし一年熟成ということを忘れるような素直な味わいです。
 後味は、ほんの少しの苦味が出てきてしっかりとキレます。

 懸念を吹き飛ばす、悪いところが思い付かない非常に完成度の高い濃厚甘旨酒でした。
 存在感はありますが、華やかというよりは落ち着く印象ですね。
 しかも、老ねのような悪い熟成感が全くありませんでした、正直びっくりです。
 「マツコト」の実力を十分感じましたね…、次は少し低価格なやつも飲んでみようかな。

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名称:松の寿 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦24BY
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:K1401、K1801
日本酒度:+1.5
蔵元情報:株式会社松井酒造店(栃木県塩谷郡)
製造年月:2013/1(24BY)、蔵出し2013/8
購入価格(税込):1,785円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2014年03月29日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

外飲み雑記 「しんばし光寿」&「かんだ光壽」

 先日(といってもずいぶん前ですが)、有名銘酒居酒屋「しんばし光寿」と「かんだ光壽」にお邪魔してきました。
 それぞれ別の日だったのですが、姉妹店ということで両店立て続けに行ってみたかったのです。

 両店ともはしご要らずの日本酒の取り揃えということと、お通し代わりに結構なボリュームの八寸が出てくるところは共通していました。
 ただ全体的な品揃えの傾向とかは結構違っていましたね…、ここで軽く飲んだ銘柄をメモ程度に書いておこうかと。

 先に行ったのは「しんばし光寿」さん。
 お店は地下にありますが、割とスペースは広くとってますね。
 剥がした日本酒ラベルを飾っているお店は良く見ますが、天井にまで所狭しと貼っているのには圧倒されました。
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 いただいたお酒のラベルはこちら。 

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 銘柄としては美丈夫(発泡)、智則、作、綿屋、忠臣蔵、三千櫻、黒牛、南、MUNEMASA、風の森、町田酒造ですね。
 どれも個人的に好きな味わいのお酒が多く、お値段も良心的だったと思います。
 特に印象に残ったのは最後の、光寿限定の町田酒造純米吟醸でした。
 袋吊り斗瓶囲いということでちょっとだけお高めなのですが、味わい的にはそんじょそこらの大吟醸をしのぐ完成度の、非常にクリアな酒質のお酒だったと思います。


 その後しばらくしてから「かんだ光壽」さんにお邪魔しました。
 こちらは1階ですが席は少々狭め、ただ見事に超満員でした、リーマンっぽいおじさま方が多かったような。

 いただいたお酒のラベルはこちら。

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 銘柄的には、宝剣、黒牛、南、辻善兵衛、松の寿、亀甲花菱、明鏡止水、作、川中島幻舞、根知男山、風の森ですね。
 姉妹店ということでやはり品揃えが似ていることに加え、ほぼ私の好みで選んでいるのでかなり銘柄が被りました。
 ただ、同じ銘柄でも値段はかなり違ったりします…、こちらのお店は「別誂」「袋吊り」「斗瓶取り」のオンパレードで、本醸造はおろか純米クラスすらほとんどないという徹底ぶり。
 そのため何を頼んでも本当に美味しいのですが、どうあがいても贅沢な飲み方になってしまいます、まあ量を飲むところではないのでしょう。
 
 個人的には松の寿が、芳醇さと綺麗さのバランスがよく、好みでした。
 「マツコト」は気になっていながらまだ家飲みできていない銘柄なので、今度見かけたら買おうという気持ちを強める一杯だったと思います。


 両店に行ってみて思ったのは、同じ銘柄でも神田の方が新橋よりワンランク上のお酒が多く、より万人向けの綺麗な酒質のものをセレクトしているということです、そしてその分お高い。
 逆にいうと、新橋はわりと銘柄の個性が出やすい、お求めやすいクラスのお酒が多かったと思います。
 そして料理もそれに対応して、神田は繊細な味を壊さないような上品な味のものがほとんどで、新橋は割と味が濃いものも含まれていました。
 まあ、ネット情報によるとそもそもそういう差別化は意識しているみたいですね。
 
 総じて、神田はちょっとお金を出してでも確実に美味しいお酒を飲みたい方、新橋はコスパを意識しつついろいろなお酒を楽しみたい方にお勧めかと思います。
 個人的には、新橋の方が自分で色々と試す楽しさがあって好みでした、神田は私にはちょっと早いかな…。
 
 もちろん、両店とも銘酒居酒屋として素晴らしいお店であることは確かだと思います。
 いつかまたお邪魔したいと思いました。

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2013年10月29日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

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