惣誉 純米70 生原酒

本日の家飲み 惣誉(そうほまれ) 純米70 生原酒

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 栃木県芳賀郡市貝町のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね、今回のましだやさん購入酒3本目。

 こちらのお酒は「精米歩合70%」ということを前面に押し出しています、当ブログで紹介しているお酒の中ではかなり低精白ですね。
 ただ最近歩合80とか90超の低精白酒がポンポン出てきているため、あまり70という数字にインパクトはないかもしれません。
 が、極端な低精白酒って、まともな味わいにするために余計手間がかかっているのか、あまりお安くない印象が強いんですよね。
 個人的には、低精白酒は数字にこだわるより、「それゆえの個性」もしくは「コスパ」のどちらかを追及して欲しいと思っています、「歩合の割にキレイな味わいだけど、値段はそれなり」だとマニア以外には訴求力無いでしょうし。
 
 翻ってこのお酒をみるに、特A山田錦という最高クラスのお米を使った生原酒ながら、磨きを70とすることで値段を税抜き1,280に抑えるという、直球勝負のコスパ酒と言えるでしょう。
 同じく特A山田70生原酒としては以前に紹介した菊姫がありますが、あちらは1850円なので段違いですね(もちろん他にもいろいろな要素が値決めには関わるので、単純比較は難しいのですが)。


 上立ち香は米粉クリーム的な香りにアルコールが混じった感じで、そこそこに。
 含むと、やはり賑やかな印象の濃厚な旨味がググっと入ってきて、時間差で出てくる辛さでピリピリしたままゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、やはり低精白酒っぽい印象の、甘辛酸がせめぎ合う野太いお米っぽいものなのですが、古臭い感じではなく生酒らしい若さも感じます(青臭くはない)。
 後味はその辛さで力強くキレます。

 低精白らしい魅力をストレートに感じさせてくれる、甘辛のバランスのよい芳醇旨酒でした。
 これは個性とコスパをしっかり両立させていますね…、このまとめ方には蔵の技術力を感じます。
 惣誉、引き続き色々なスペックを試していきたいと思いました。

 そして、開栓後二日目の方が明らかに印象が良いなあ…、思いっきりデキャンタするのもありかも。
 さらに燗をつけると…、ウホッ甘さ辛さが同時にマシマシです。
 これは楽しいなあ、色々な飲み方に耐えられる、新時代の晩酌酒の一つに入れるお酒と思いました。

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名称:惣誉 純米70 生原酒
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:惣誉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,280円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 惣誉 純米

2016年11月03日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

惣誉 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 惣誉(そうほまれ) 純米吟醸 生酒

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 栃木県芳賀郡市貝町のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきました。

 個人的には栃木県も最近地酒激戦区となっている印象があります。
 勝手なイメージだと、花形銘柄が綺羅星のごとくというよりは、まだまだ評価が追い付いていない実力派蔵がひしめいているイメージ。

 そんな中、この惣誉は出品大吟醸が関東信越国税局の酒類鑑評会で、第1位となる最優秀賞を受賞した(リンク先は下野新聞のweb記事)ということで、マニアの中ではかなり脚光を浴びた銘柄といえるでしょう。
 個人的には新酒鑑評会金賞については数が多いこともあってあまり重要視しないのですが、この最優秀賞は栃木、茨城、群馬、埼玉、新潟、長野から200点が集まった中での1位ですから、これは凄いということで一度飲んでみたいと思っていました。
 (ちなみに去年は長野の「水尾」が受賞したそうです)

 記事によると95%以上が県内消費ということで入手は難しそうだなあと思っていたのですが、今回意外にも新酒が行きつけの酒屋さんに並んでいたのでセレクトした次第です。
 スペック的には一般的な純米吟醸生という感じですね、値段は割と良心的。

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 上立ち香はフレッシュな印象のセメダイン混じりの吟醸香がそこそこに。
 含むと、なかなかに濃厚ながら表面に膜が張った感じのフレッシュな甘旨味が、じわじわと染みこんできます。
 旨味はいわゆるマスカット系でクセがなく、楚々と寄り添う苦渋味がダレを防ぐ、お手本のような味わい。
 全体的に完成度の高さを感じますね、芳醇酒としてとても正統派な味わいかと思います。
 後味はしっかりと苦渋味が引き取ってバッチリキレます。

 生酒らしい芳醇さとフレッシュさを十分に引き出しつつ、粗さをカバーした完成度の高い新酒でした。
 食中酒もこなせるでしょうし、単独で飲んでも十分楽しめます。
 コスパも良いですし、スキのない感じのお酒といえるでしょう。
 五百万石でこの味わいというのには蔵元さんの実力を感じます、惣誉、次はもうちょっとお高いスペックも飲んでみたいと思いました。

 常温に近づくと味が出やすくなりますが、同時に粗さも出てくるかな。
 これは冷やしたほうが綺麗で好きかも。

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名称:惣誉 純米吟醸 生酒
製法情報:生酒 
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:惣誉酒造株式会社(栃木県芳賀郡市貝町)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込)1,376円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 惣誉 純米吟醸

2014年01月22日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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