奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦

本日の家飲み 奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目となりました。

 引き続き、「秋の生酒」の紹介となります、大典白菊のひやおろし同様、蔵元で寝かした上ではっきりと「秋酒」として売り出されていますね。(こちらはひやおろしの表記は無し)
 前回は若干ひやおろしディスの趣が強い記事になってしまいましたが、個人的にはむしろ秋の生熟酒の魅力を強く主張したいというのがメインの想いだったりします。
 その立場からは、蔵元さんがこういうはっきりとした形で出してくれるのは心強いというか、我が意を得たりというか、とにかくうれしいものを感じますね。
 そんな想いもあって、見かけ次第速攻でセレクトした次第です。
 
 スペック的には、地元の酒米「兵庫夢錦」を利用していること、山廃の生であることあたりがポイントでしょうか。(ちなみに別商品で山田錦を使ったものもあるらしい)
 「播秋」とは「播州」と「晩秋」をかけたのかな…、ただ出荷は9月の初秋なので、単に「播州の秋」という意味合いかも。

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 上立ち香はいかにもな、力強く熟した、アルコール混じりのお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、非常に良い具合に熟した芯のある旨味がググっと入ってきて、ワンテンポ遅れて出て来る辛さにしっかりと引き締められながら、最後まで存在感を保ったまま染みこんできます。
 味わいは、甘さはそこそこながら、まろやかさと引き締まりを見事に両立した力強い旨味がとにかく心地よく、複雑な味を雑味と感じさせない完成度がありますね。
 後味はまさに辛口という感じで力強くキレます。

 芳醇辛口を地で行きつつ、古臭さ・クセを感じさせない、見事に生熟成の魅力を伝えてくれるお酒でした。
 いやあ…、これは旨いっすねえ…、辛口酒に一歩引く私でもこの芳醇な旨味には完全に悩殺されてしまいました。
 生熟が上手くいった辛口酒は、その辛さが若干丸くなった感じがして、より万人向けになるように思えます。
 奥播磨、引き続き注目していきたいと思いました。

 当然のように燗を付けてみると…、うーんなんというか非常に素直な感じで燗酒らしくなりますね。
 甘味酸味マシマシで強烈ではあるのですが、荒くはない。
 いやあ旨いっす。

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名称:奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦
精米歩合:55%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,521円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年12月01日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」

本日の家飲み 奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月(みやませいげつ)」

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は低精白の山廃というある種とがったスペックのお酒をいただきましたが、今回は55%まで磨いた純米吟醸の生ということで、割とスタンダードなスペックです。
 それにしてもインパクトのあるラベルですね、月をモチーフにした銘柄は結構ありますが、その中でもストレートで印象深いラベルだと思います。
 ちなみに「霽月」とは、デジタル大辞林では「雨が上がったあとの月。転じて、曇りがなくさっぱりとした心境。」という意味とのこと。

 使用米は、麹米が山田錦、掛米が夢錦。
 夢錦はこちらではあまり見ないお米ですね、兵庫県で開発された酒米らしいです。

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 上立ち香はアルコール混じりで落ち着いた吟醸香が仄かに。
 含むと、きりりとした印象の旨味がぐっと入ってきて、キツくない苦酸に引き締められながら喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、割としっかりした甘味と苦味が拮抗する形の存在感のある味わいですが、全体的には引き締まった印象で、ぐいぐいいけます。
 後味はその苦味がそこそこの仕事をして、芳醇な味わいをしっかり引き上げます。

 優しい甘味とキリリとした苦旨味が共存する、奥深い味わいのお酒でした。
 甘さも確かにあるのですが、甘いお酒が苦手な人でもイケそうですね、ある意味万人向けのような。
 この味わいの引き締まりこそが奥播磨のコアなのかなあ、そんな思いを抱く味わいでした。
 奥播磨、引き続き注目していこうと思います。

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名称:奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」
精米歩合:55%
酒米: 麹:山田錦 掛:夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,626円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年11月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 山廃純米生 山田錦八割磨き

本日の家飲み 奥播磨 山廃純米生 山田錦八割磨き

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 兵庫は姫路のお酒、奥播磨です。
 兵庫といえば灘のお酒という風になってしまいがちですが、実は姫路も相当の酒処らしいです。
 最近よく聞く銘柄だと「龍力」もそうですね。

 奥播磨は家飲みでは初めてです。
 実はつい最近外飲みで少々いただいたのですが、その時はちょっと古臭い香りが強く、あまり印象はよくありませんでした。
 しかも今回は精米歩合80の山廃という、山田錦とはいえちょっとチャレンジングなスペック。
 多少不安な気もしてしまいますが、いかがでしょうか。

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 注ぐと、少したじろぐ程に黄色がかってますね。
 私のスマホの写真でもわかるというのは相当なものです。

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 上立ち香は濃い目でアルコールと米と果実が混じったような不思議な香りが限定的に。
 含むと、意外にもクセがなく、濃厚ながらフレッシュな感じの米の旨味がストレートに感じられます。
 旨味の中にはしっかりとした甘味とそれに寄り添う酸味、同時に辛さを感じさせるような刺激もあったりします。
 さらに、そういった複雑な味わいがありながら、飲みくちはどっしりというよりスイスイいけるような軽快な感じですね。
 後味は、キレを辛さがちゃんと受け持ってバッチリ。

 上記感想の通り、私では表現に迷うような複雑な魅力のあるお酒でした。
 最初の不安を綺麗に消し飛ばしてくれるぐらいに、美味しかったです。
 奥播磨は他のスペックも試してみたいところです。

 しかし、最近山廃のお酒を結構飲んでいるのですが、自分の中で「山廃らしさ」というものが全然固まりません。
 多分今風の山廃酒の多様さ故なのでしょうね、このお酒もまさにそんな印象でした。
 山廃でも生だと自分好みになることが多いのだなあと感じた次第です。

 ちなみに開栓後はフレッシュさが減退し、素直に落ち着いてくる感じで、悪くない印象。
 まあ本当は2,3日ではわからないところかもしれません…。

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名称:奥播磨 山廃純米生 山田錦八割磨き
製法情報:山廃 生酒
精米歩合:80%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:下村酒造店(兵庫県姫路市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,320円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 奥播磨 純米

2013年05月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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