而今 大吟醸

本日の家飲み 而今 大吟醸

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ常連銘柄の一つですね、今期も何本かいただく見込みです。

 このお酒は、以前に我が家の新年&年越し酒を紹介した記事で写真をチラ見せしておきつつ、元旦に飲み切れずに後回しにしてしまったものになります。
 一応一月中には開けていたのですが、紹介はこんな時期になってしまいました…、本当、タイムラグをどうにかしないとまずいですね。
 私としては滅多に買わない高級酒なのですが、イベント時に開栓することにこだわると飲み頃を逃しそうだったので、無造作に開けております。

 スペックは山田錦を40まで削ったアル添大吟醸。
 いわゆる「出品酒」と同スペックだったかと思います(同タンクかまでは不明)。
 遮光(?)処理されたボトルに和紙ラベルと、全体的に高級感をにじませていますね。

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 上立ち香はわりと濃厚で落ち着いた果実香が意外にもそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの落ち着いた甘旨の含み香がブワッと広がって、そこに苦渋が出てくることで複雑さを出しつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます
 味わいは、而今的な旨味の背景を想起させつつ、基本的には典型的な高精白大吟醸の青リンゴ的な苦味を伴う線の細い味わい。
 後味は見事に自然に引き上げていきます。

 出品スペックということに納得感のある、上品さと飲みやすさに特化した感じの、高精白らしいお酒でした。
 口当たりの柔らかさは流石ですが、やはり出品指向的なアルコールの辛さと苦味のキレを感じるような。
 こうなると、やはり私は個性が出る純米or純吟スペックが好きなんだなあと改めて思います、値段も考えればなおさら。
 次に而今の高級スペックを家飲み機会があれば、やはり純米大吟醸にしたいと思いました。

 開栓二日目はちょっとアルコールが浮き気味で、苦味も強いような…
 やっぱり私にとっては繊細過ぎるお酒かなあ、外飲みでワイングラスで一杯というのが相応しいのかも。

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名称:而今 大吟醸
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):4,000円/720ml
お気に入り度:値段が特殊なのでつけません/9.0

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タグ: 而今 大吟醸

2017年03月24日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

東洋美人 限定大吟醸 地帆紅

本日の家飲み 東洋美人 限定大吟醸 地帆紅(じぱんぐ)

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みは何度もしていますが、ブログでの紹介はまだ2回目。

 このお酒は、かの「SAKE COMPETITION 2014」の、「Free Style Under 5000部門」で1位を取ったお酒です
 前から気になってはいたのですが、限定品であること、アル添酒であること、一升瓶しかないことから、つい購入機会を逃しておりました。
 
 スペック的には、山田錦を40まで磨いた堂々たる大吟醸ながら、お値段は税抜3,500円と極めて良心的。
 このあたり前回の「IPPO」愛山と同様、特別品という趣が強いものと思われます。
 また、これもIPPOと同様、蔵が甚大な被害を受けた水害の発生日2013/7/28の日付の記載がありますね。
 なお、どうやら生酒も存在する様なのですが、今回購入したのは火入れバージョンになります。


 上立ち香は硬質な青リンゴ系の香りが意外と控えめに。
 含むと、極めて純度と透明感の高い旨味が摩擦無しでスルスルと入ってきて、時間差で出てくる苦味にぎっちりと引き締められつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、吟醸酒のスタンダード的な青リンゴの旨味が主役なのですが、兎にも角にも上品ですね、正直ジュースのように抵抗なく飲めてしまいます。
 後味は苦味がかなり力強くキツ目に引き取ってキレます。

 お値段以上に上品で透明で、かつ物足りなく無い程度の味わいもある、まとまりのとれた美酒でした。
 実はこのお酒の一番凄いところは「アルコール感が無い」ということかもしれません、特に日本酒を飲み慣れていない人には衝撃的でしょう、このお酒も親戚の集いに持ち込んだのですが、えらい勢いで減ってました。
 ただ、矛盾する様な表現になりますが、私としては後味にアル添のキツさはハッキリ感じるんですよね…(思い込みかもしれませんが、このレベルの大吟醸クラスでも)。
 もちろんこれを「キレの良さ」と前向きに感じる人も多いと思いますが、これが苦手であるということが、私が純米ばかり買っている理由だったりします。
 ともかく、東洋美人の実力を感じた一本であるのは確かです、次はまた別スペックをいただいてみたいと思いました。

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名称:東洋美人 限定大吟醸 地帆紅
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):3,500円/1,800ml
購入した酒屋さん:鈴傳(四谷)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年10月26日 山口の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

宵の月 大吟醸 中取り生原酒

本日の家飲み 宵の月 大吟醸 中取り生原酒

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 岩手県紫波郡紫波町(しわぐんしわちょう)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 フィーリング購入第三弾です、が、会社名にもある「月の輪」という通常銘柄は結構有名かな。
 蔵元ホームページは、なかなか凝ったデザインで今風です、ツキノワグマをモチーフにしたキャラもかわいいですね。
 特徴的なのは米麹で造ったアイスクリームを売り出しているところです、直売店もある気合の入れよう。
 まあ実際、米麹はいろいろと使い道あるようですし、酒蔵がうまく商品展開するのは合理的なんでしょうね。

 さて、今回いただくのはアル添大吟醸の、中汲み生原酒ということで結構豪華な印象。
 ただ、精米歩合は50どまりなので、大体お値段相応という感じでしょうか。

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 上立ち香はキツくない態度に華やかなリンゴ系の吟醸香がそこそこに。
 含むと、やはり上品な印象の旨味がスルリと入ってきて、強めの苦味でキツ目に締め付けられながら、ググっと喉奥に流れ込んできます。
 旨味は典型的な青リンゴの甘旨味が主役、全体的に上品かつキリリとした印象がありますね、ただやはり香り系にありがちなクセのある苦味も感じます。
 後味は舌に若干のアルコール感を残しつつキレていきます。

 まさに大吟醸といった趣の、華やかかつ上品なフルーティー酒でした。
 全体的なまとまりもそうですが、後味のキレが特に見事ですね。
 ただ、やはり純米ばかり飲んでいるところにアル添酒を飲むと、大吟醸クラスであろうと若干の違和感のようなキツさは感じる気がします(思い込みかも知れませんが…)
 今度は「月の輪」もいただいてみたいと思いました。

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名称:宵の月 大吟醸 中取り生原酒
精米歩合:50%
使用米:吟ぎんが
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社月の輪酒造店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年06月23日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南方 大吟醸 うすにごり 無濾過生酒

本日の家飲み 南方(みなかた) 大吟醸 うすにごり 無濾過生酒

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 和歌山県和歌山市のお酒です。
 確か外飲み経験はありますが、家飲みは初めてだったような。

 みゆきやさん購入酒というということで、和歌山の「世界一統(株)」が醸すお酒です。
 同蔵は結構な規模があるようでホームページも中々充実していますね、それによると創業者の「南方弥右衛門」氏はかの生物学者「南方熊楠」のお父さんだとか。
 裏ラベルにもその旨の記載があります、ちなみに「熊楠」という銘柄もあるみたいですね。
 割と露骨ですが、歴史ある日本酒蔵はこのくらいはっきりブランドストーリーを押し出して良いと個人的には思います(そこらへん控え目なところが多いので…)。

 スペック的には精米歩合50のアル添大吟醸です。
 お値段的にはかなり良心的ですが、アル添加水していると考えると、激安という感じでもないかな。 

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 上立ち香は吟醸香とお米の香りが混じって、意外にも控えめに。
 含むと、フルーティーな甘味とおりの苦味が程よい感じで交じり合いつつ、バランスを保ったまま染みこんできます。
 味わいは、大吟醸っぽい香り高さよりもむしろ果実の濃厚な甘旨味を直球で感じさせてくれる、今風の味吟醸といった趣。
 後味はおりの苦味がしっかりと引き上げてくれます。

 香り抑え目でうすにごりの濃厚な旨味を素直に楽しめる、バランスの良いお酒でした。
 華やかさもあるのですが、おりがしっかりと引き締めている感じで、飲み飽きない印象ですね、食中酒としても十分イケると思います。
 アル添っぽさはほぼ感じなかったですね…、あえて言うと後味にほんの少々アルコール的な辛さの片鱗がある気がしますが、誤差の範囲というか。
 世界一統のお酒はまたいただいてみたいと思いました。

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名称:南方 大吟醸 うすにごり 無濾過生酒
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:世界一統株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:みゆきや(和歌山・通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 南方 大吟醸

2016年04月14日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)而今 大吟醸

名称:而今 大吟醸
飲んだ場所:駿河屋賀兵衛(するがやかへい) マーチエキュート神田万世橋店

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 まあある意味意外性は全くない、而今です。
 味わいについても「とにかく旨かった」としか言いようがありません、而今が素直に高精白になって、さらに上品かつやさしい口当たりになった感じ。
 そして流石にこのクラスになるとアルコールのキツさは皆無、お見事な完成度でした。

 で、むしろ今回書きたかったのは飲んだお店「駿河屋賀兵衛」のことについてだったりします。
 こちらは秋葉原の神田万世橋内部に最近できた商業施設「マーチエキュート」内のお店で、「塩辛専門店」を謳っているのですが、日本酒の品揃えがなかなかすごいのです。
 まあこの而今大吟醸を置いている時点で推して知るべしとも言えましょうか…、プレミア価格でもなかったですし。

 というわけで、これから外飲みプチ感想では数回にわたりこちらで頂いたお酒を紹介する予定です。
 実はぼやぼやしているあいだにNOMOOにお店の紹介記事を出されてしまい、「げ、先を越された」と思ったのですが、肝心の日本酒についてあんま触れていなかったので、補足的な感じで書こうかと。

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2015年03月13日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

手取川 『別誂 矢島オリジナル』 鑑評会出品仕込 大吟醸生酒

本日の家飲み 手取川 『別誂 矢島オリジナル』 鑑評会出品仕込 大吟醸生酒

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 矢島酒店さんの『店長矢島が特にお薦めする旬の厳選地酒』5本セットその3。
 これまたハイスペックの大吟醸で、矢島酒店さん限定の一品です。

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 こちらは名前の通り鑑評会出品酒と同じタンクのお酒で、そのあらばしり部分を詰めたものとのことです。
 普通出品酒と言えば相当の値段(四合3,000円以上とか)になるのが一般なので、それと比べると相当お手頃価格かと思います。


 上立ち香は、いかにもといった心地よい吟醸香が華やかに感じられます。
 含むと、品の良いフルーティな甘味が、生酒のあらばしりらしくかなり強めにきます。
 出荷年月から少し時間が立っている分、熟した果実のようにコクもある感じですね。
 そしてなんといっても大吟醸の真骨頂ともいえるキレの良さは素晴らしいです。

 ただ、このクラスでもやっぱり、アル添特有のアルコールのキツさがちょっと残ってしまうかな…。
 あと、やはり香りが強く華やかで味も濃いので、ちょい飲み飽きる感もあるかと。

 いろいろな面で日常的に飲むのは厳しい大吟醸ですが、たまの贅沢に飲むには良い一本かと思います。

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名称:手取川 『別誂 矢島オリジナル』 鑑評会出品仕込 大吟醸生酒
製法情報:生酒
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:17%
酵母:自社培養金沢系(出品酒仕様)
日本酒度:+3
蔵元情報:株式会社吉田酒造店(石川県白山市)
製造年月:2012/3(冷蔵庫出荷年月2012/5)
購入価格(税込):1,890円/720ml
お気に入り度:7.3/10(値段も考慮に入れて)

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タグ: 大吟醸 手取川

2012年12月03日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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