喜楽里 純米 無濾過生原酒 中取り 26BY

本日の家飲み 喜楽里 純米 無濾過生原酒 中取り 26BY

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 和歌山県有田郡有田川町のお酒です。
 外飲み経験はあり、ブログでも紹介していますが、家飲みは初めて。

 以前に喜楽里の外飲み記事で書いた通り、こちらを醸す高垣酒造はかの「もやしもん」に登場したことで脚光を浴びた「龍神丸」の醸造元です。
 当時の杜氏である「高垣淳一」氏は不幸にも2010年に47歳という若さで亡くなられ、現在は奥様がメインで後を継ぎお酒を醸されているようです。
 唐突なバトンタッチではありましたが、その後のお酒は早くも鑑評会金賞の受賞や、「SAKE COMPETITION 2015」純米吟醸部門2位入賞など各所での高評価を得ており、しっかりと酒造りが受け継がれたことを証明し続けています。

 今回いただくのは典型的な無濾過生原酒スペックですが、26BYなのでかなりの期間生熟されていたことと思われます。
 少し話がずれますが、高垣酒造ではこの「喜楽里」、「龍神丸」、コンペ入賞の「紀ノ酒」をはじめ、「里の花」「紀勢鶴」「流霞」などの銘柄でお酒を出しているようですね(もっとあるかも)。
 個人的にはこれは多すぎのような気も…、せっかく賞をもらっても、同蔵他銘柄がすぐにわかる人は限られるでしょうし、勿体無いなあと思ってしまいます。
 
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 上立ち香は結構熟成した感じのアルコール香がそこそこに。
 含むと、やはり熟感のある複雑な甘旨味がググっと入ってきて、尻上がりに出てくる酸味が唾液線を刺激しつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、レーズン系の濃厚な旨味が主役、甘味はほどほどながらしっかりと感じますね、酸味がかなり強めなのですが旨味と拮抗して崩れません。
 後味はその酸味がしっかりと引き上げてキレます。

 ほどよく熟した甘旨味に、柔らかさのある苦酸味が伴って飲み飽きない複雑さを形作る、一筋縄ではいかない旨酒でした。
 外飲みでいただいた時にも思いましたが、やはり生での熟成に耐えられる、芯のある旨味があるお酒なのでしょう。
 やはり、酒質はしっかり維持されたのだなあと思いました。
 次の記事では、同蔵の「あのお酒」をご紹介します。

 燗を付けると…、いやあ口当たりまろやか、甘味も増しますね。
 酸味も負けじと存在感を強め、より賑やかで楽しいお酒になった気がします。

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名称:喜楽里 純米 無濾過生原酒 中取り 26BY
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:高垣酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:みゆきや(和歌山・通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 喜楽里 純米

2016年04月16日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)喜楽里 純米吟醸 蔵出し生原酒21BY

 このブログでは家飲み感想がメインコンテンツで、外飲みの感想はオマケ程度です。
 その理由として、お酒のコンディションがバラバラであることや、一種類の飲む量が少ないことなど、感想が家飲み時以上に参考にならないということがあります。
 (まあ一番大きいのは、外飲み終盤ではだいたい記憶が曖昧になってしまうことなのですが…)

 しかし、やっぱり語りたいお酒との出会いもあるわけで、試しにしばらく不定期でプチ感想を上げてみようと思います。
 基本ポジティブな印象で、紹介したいお酒を取り上げる予定。

 第一弾はこちらのお酒です。

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 名称:喜楽里 純米吟醸 蔵出し生原酒21BY
 飲んだ場所:麹町市場

 製造年月日が22年なので、おそらく21BYのお酒だと思います、約5年熟成の生酒ですね。
 立派な古酒の範疇に入っているものですが、口に含んでヒネ感の無さと極めて深みのある味わいに驚愕しました。
 熟成のクセをそぎ落とした状態で、ポジティブな味のノリだけが5年間積もっていったような、今まで飲んだことのない味わい。(近いのは一口だけ飲んだことがある梵の「夢は正夢」かな…、あっちは高いですが)
 これは元の酒質が余程しっかりしていてかつ熟成に向いていたことに加え、しっかりと保管されていたことによるものだと思います。
 私が基本好む路線とは違う方向から、強烈に感動を与えてくれた究極の生熟酒でした。

 ちなみにこのお酒は、「龍神丸」がもやしもんで取り上げられ脚光を浴びてから、あまり時をおかずに亡くなられた「高垣淳一」杜氏の手によるものです。
 うーん、もっと飲んでみたかったなあ…
 ただ、ご家族の手により「龍神丸」や「喜楽里」も復活したみたいですね、機会があればいただきたいと思います。

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2015年02月10日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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