上亀元 純米吟醸 生 26BY

本日の家飲み 上亀元(じょうきげん) 純米吟醸 生 26BY

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 山形県酒田市のお酒です。
 ブログ登場は初めてですね、外で何度も飲んでいる「上喜元」の方も意外にも未登場でした。

 さて、こちらのお酒はかの有名な復活米である「亀の尾」を用いた、「上喜元」銘柄の特別品…というか限定ブランドです。
 もともとの銘柄名が「上機嫌」とかけていることからか、この蔵元は言葉遊びが好きなイメージがありますね、発泡日本酒に「酒和地(しゅわっち)」なんて付けてしまうのがその最たるものでしょう。
 ただ、今まで外で飲んできた同蔵のお酒はそういうイメージとは対照的に、全体的に引き締まった正統派の男酒が多かったような気がします。

 今回は、そもそも珍しい「上亀元」の、約2年間生熟バージョンという初めて見るスペックがお店の冷蔵庫に並んでいたため、衝動的にチョイスしてみました。
 精米歩合は55、亀の尾利用の2年熟成でこのお値段は良心的でしょう。
 (というか、ラベルを見るに恐らく通常品の一部を蔵元熟成させたパターンっぽいですね。この場合はお得な値付けになることが多いので、狙い目といえるでしょう)

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 上立香はとても落ち着いたお米っぽい香りが仄かに。
 含むと、程々に熟成感のある芳醇な旨味が力強く入ってきて、徐々に出てくる苦味と辛さでギリギリと締め上げられながら、じわじわと染みこんできます。
 旨味は、穀物系の旨味が主役かつ甘味は控えめ、個性的なのはやはり苦味ですね、ただそれは熟成によっていい感じで丸くなった印象があります。
 後味はその苦味を舌先に残しつつ、見事にキレます。

 実に奥深い味わいの、いぶし銀的な円熟味を感じる芳醇辛口酒でした。
 個性的な苦味はやはり亀の尾由来のものなのでしょうか…、正直あまり亀の尾のお酒を飲んだ経験は多くないのですが、わりと苦渋味に特徴があった印象があります(甘味に特徴のある愛山と対照的ですね)。
 恐らく新酒だとちょっとキツさがあったんじゃないかなあ…、まだまだ熟成できそうなポテンシャルも感じました。
 上喜元は引き続き注目していきたいと思います。

 燗を付けると、辛さは増す感じですが、苦味が柔らかくなってやはり良いですね。
 ちなみに開栓後伸びるタイプです、晩酌使いにしてじっくりゆっくり楽しむのに向いているお酒でしょう。

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名称:上亀元 純米吟醸 生 26BY
精米歩合:55%
使用米:亀の尾
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:酒田酒造株式会社
購入価格(税抜):3,150円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年02月18日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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