ささまさむね 特別純米 生酒

本日の家飲み ささまさむね 特別純米 生酒

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 福島県喜多方市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め、確か初めていただきます。

 福島のお酒といえば、先日「全国新酒鑑評会金賞受賞蔵数 五年連続日本一」という快挙を成し遂げたということが記憶に新しいところです(リンク先は同県の酒造組合ホームページ)。
 実際私としても、飛露喜や写楽などのメジャー銘柄はもちろん、豊圀、山の井、会津中将、自然郷などなどまだあまり東京に出てきていない銘柄についても、極めてハイレベルな福島酒との出会いを最近多く経験しています。

 さて、これはちょっと危ないというか、無責任な言説になりますが、ここ最近の福島酒の躍進には、あの原発事故も関係しているんじゃないかと、個人的には思っております。
 復興に対する並々ならぬ意気込みに加え、「放射性物質が検出されたら一巻の終わり」という危機感が、蔵内の衛生環境に前向きな影響を与えている部分があるのではないかと。
 聞くところによると、うまい酒を醸すためには、「蔵内が清潔であること」は非常に大きいらしいですしね。
 もちろん大前提として蔵の実力が無いと金賞なんて取れませんし、例えこの仮説に正しい面があったとしても、それが蔵元さん達の大変な努力によるものであることは変わりません、本当に頭が下がる思いです。

 完全に話がそれましたが、このささまさむねについては前情報皆無のフィーリング買いだったもので、ネタが思いつかず…
 裏ラベルには割と叙情的な解説文がありますね、「ささまさむね」は2014年からの新ブランドとのこと(通常銘柄は笹正宗)。

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 上立ち香は硬質なマスカット的?甘酸の香りが仄かに。
 含むと、濃厚かつ奥深い印象の甘旨味がグググッと入ってきて、少々の酸味と時間差で奥から滲み出てくる渋味によって複雑さを感じさせたまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、マスカットというか、新酒なのにレーズン的な味乗りを感じさせる個性的な甘酸渋味が旨味を演出します、逆に新酒に有りがちな苦味は皆無で、しっかりとした旨味を自然に楽しませてくれます。
 後味は渋味をほんのりと口中に残しつつも、芳醇さをしっかりと引き取ってキレます。

 複雑さと落ち着きが魅力の、個性派芳醇甘旨酒でした。
 たまにこういう新酒らしくない新酒に出会いますね、フレッシュ感があまり無い分粗さも無く、じっくりと楽しめるお酒かと思います。
 特に新酒の時期にこういうお酒と出会えると、家飲みにバリエーションが出て非常にお得な気分になれますね。
 ささまさむね、また他のスペックもいただきたいとお思いました。

 開栓後はやっぱり濃厚甘味系らしくちょっとダレてくるかな…
 こちらは早めに飲みきるのが、個人的にはオススメ。

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名称:ささまさむね 特別純米 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元:笹正宗酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年07月08日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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