くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

本日の家飲み くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 外飲み経験はそれこそ数え切れないぐらいにありますが、驚くべきことに家飲みは初めてでした。

 くどき上手は既に銘酒居酒屋等で確固たる評価を得ている銘柄であり、基本的には「フルーティー」という言葉に象徴されるような、今風の吟醸酒という文脈で語られることが多い銘柄だと思います(超辛口酒「ばくれん」という例外的な商品もありますが)。
 精米歩合22%の「穀潰し」、超甘口の「ヒ蜜」、果てはチョコレート風味を謳う「ショコラ」みたいに、ユニークな商品ラインナップも特徴ですね。
 私が今まで家飲みを逃していたのは、いつも使っている酒屋さんで意外にも扱いなかったことと、四合瓶の流通量が明らかに少ないことに因っています。

 今回は、比較的スタンダードスペックの新酒純米大吟醸四合瓶を店頭で見かけたため、「そういや家で飲んだことなかったな」とセレクトしました。
 私が最近出羽桜でも出会った山形の酒造好適米「出羽の里」を48%まで削った、新酒第一弾の生酒とのこと。

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 上立ち香は見事に蜜たっぷりのリンゴといった趣の果実香がそこそこに。
 含むと、甘酸っぱい印象の旨味がスルスルと入ってきて、華やかめの含み香を振りまきつつ、唾液腺を刺激しながらそのままの勢いで喉奥に流れ込んでしまいます。
 味わいは、好ましい青リンゴ的な甘酸が中心にありながらその存在感は薄く、香り系吟醸酒にありがちな苦味もあって全体としては細くか弱い感じの印象。
 後味はその苦味を少々残しつつ、酸でキレます。

 高精白の良いところと悪いところがそれぞれギクシャクと共存している印象を受ける、線の細いお酒でした。
 決して薄くはないのですが、なんというか膨らみに欠けるといいますか、味わいが香りに負けている感じがありますね。
 もちろん普通に美味しく飲める上での話ですが、くどき上手に期待していた味わいとしてはちょっと残念かも…新酒第一弾ということもあって、28BYの米の出来に対応できてなかったのではないかという仮説を個人的には立てております。
 くどき上手、またあらためて他のスペックもいただきたいと思いました。

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名称:くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒
精米歩合:48%
使用米:出羽の里
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:亀の井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年05月27日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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