基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  28BY

本日の家飲み 基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  28BY

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 佐賀県三養基郡基山町(みやきぐんきやまちょう)のお酒です。
 前回に引き続き、2本飲み比べの2回目になります。

 こちらの蔵元ホームページを見ると、IWC2015の大吟醸・吟醸の部でGOLDメダル受賞というのを割とデカデカと掲載していますね。
 加えて、銘柄名でググった結果、最近始まったらしいフランスでの日本酒コンクール「蔵マスター」の純米大吟醸部門でも、プラチナ賞を受賞しているようです(前回紹介した山田錦の純米吟醸)。
 ちなみに個人的にはこういう受賞歴のアピールはどんどんやるべきだと思っています。
 日本酒蔵は鑑評会金賞ばっかり重視している感がありますが、審査基準がきちんと公開されていてある程度信頼できるコンペなら、バンバン広告のネタに使って主張して欲しいところ。
 まあ少なくともモ○ドよりはましでしょうしね…(個人的にはアレが書いてあるとむしろマイナス評価)

 閑話休題、今回いただくのは雄山錦の50磨き、前回とは単純に米違いと思われます。
 確か製造年月が1月か2月(裏ラベル撮り忘れてしまいました…)で、開けたのが6月なので、これも約半年は生で寝た状態のものになります。

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 上立ち香はなぜかレーズンパンを彷彿とさせる奥深く甘味を感じる独特な香りがそこそこに。
 含むと、ほどよく熟した印象の濃厚な甘旨味が、これまた落ち着いた感じの酸を伴って自然な口当たりで入ってきて、ゆっくりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、とろみを感じさせるほどに濃厚な熟した果実の甘味を中心にしつつ、少々の酸と優しい渋味が奥深さを与える、個性的かつ飲みごたえのあるもの。
 後味は、最後の最後でほんのりと出てくる苦味が受け持ってしっかりとキレますね。

 濃厚な甘旨味と奥深さ、飲み飽きなさを兼ね備えた、極めて完成度の高い芳醇旨酒でした。
 いやあ良いですね、山田錦同様、完全に私のストライクゾーンのお酒です。
 開栓時期的にフレッシュ感が減退した分味乗りしていると思いますが、それがまた良い方向に出てる印象です、ただこうなると新酒時点の味も気になります。
 基峰鶴、今期のマイ大当たり銘柄の一つですね、来期も是非飲みたいと思いました。

 山田錦と雄山錦を飲み比べた感じとしては、甲乙つけがたいとしかいいようがないかな…
 あえていうと、一杯目はまとまりで山田錦、二杯目は複雑さで雄山錦が、より旨く感じた気がします。
 謎なのは雄山錦の方が出荷日付後なのに熟感があるんですよね…、やっぱり日本酒は難しく奥深いなあ。

 (痛恨の裏ラベル撮り忘れ…)

名称:基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  28BY
精米歩合:50%
使用米:雄山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社基山商店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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 せっかくなので飲み比べ記念写真。
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2017年08月19日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦  28BY

本日の家飲み 基峰鶴(きほうつる)  純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦  28BY

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 佐賀県三養基郡基山町(みやきぐんきやまちょう)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 東京の居酒屋でもあまり見かけない銘柄だと思います、うのかわ酒店さんでの通販時に、新規銘柄チャレンジの一環としてセレクトしました。
 ただ、何となく名前は前から聞いたことがあり、各所の評判を見る限り「これはいけるはず」という印象を持てたので、今回米違いを2本同時発注で飲み比べと洒落こんでみました。
 蔵元ホームページは結構ちゃんとしている感じで、特約店一覧もあるのは素晴らしい!(現状うのかわさんの掲載が間に合ってませんが…)
 地酒激戦区である佐賀県のお酒というのもポイントですね。

 まずは「酒米の王様」たる山田錦使用、それも50磨きという最近流行りのスペック。
 この鶴をモチーフにしたモダンなラベルは、限定流通ものらしいですね。
 製造年月がH28/12で、開栓がH29/6なので、半年ぐらい店頭で生熟したお酒になります。

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 上立ち香は落ち着いたマスカット的甘みのある香りがそこそこに。
 含むと、まろやかな印象の濃厚な甘味が柔らかい口当たりで入ってきて、最後までその印象のままゆっくりと口中に広がっていきます。
 味わいは、割りと香りの印象通りのマスカット的ふくよかな甘旨味が最初から最後まで主役を演じますね、バニラ的な奥深さもあって非常に飲みごたえがあります。
 後味は、奥に引っ込んでいた苦渋が表に出てきてしっかりとキレます。

 非常にまろやかで優しい、おちついた芳醇な甘旨味をじっくり素直に楽しめる、程よい生熟酒でした。
 酸は弱めで苦渋で引き締めるタイプなので、ちょっと飲み疲れる感はあるかも(多分熟感のせい)。
 ただ、それを補って余りあるほどに甘旨味の魅力が素晴らしい!28BYの山田の50なのに苦味などの嫌な要素が無いのも特筆すべきで、個人的には大好きなタイプです。
 次回はもう一つの基峰鶴をご紹介します。

 熟感については出荷から半年ほど経っているので、まあ参考までに。
 ただ、そのくらいでは露骨にダレたり崩れたりするお酒では無いということはお伝えしておきます。

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名称:基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦  28BY
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社基山商店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年08月17日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

万齢 特別純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 万齢 特別純米 無濾過生原酒

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 佐賀県唐津市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前回は山田錦の68というあまり磨いていない純米酒をいただきましたが、一度もっとスタンダード(私的に)なスペックも試してみたいなと思い、こちらの特別純米をセレクトしました。
 精米歩合は55、麹米が山田錦というのは一般的と思いますが、掛米の「西海(さいかい)」というのは初めて見ました。
 ググってみると、まさに佐賀県で開発された酒米みたいですね、他では「天山」という銘柄(not天吹)が使っているようですが、かなりレアなのではないでしょうか。

 ところで、私としては万齢は前回記事でも触れたように、食中酒ガチバトルイベント「九州S1グランプリ」関連で知った銘柄でした。
 しかしググった限り、どうも2015年以降の結果が見当たらないんですよね…、コンセプト含め陰ながら応援していたイベントなだけに、無くなってしまったのなら残念です…

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 上立ち香はキリリとしたセメダインっぽい香りが仄かに。
 含むと、フレッシュな甘酸苦が非常に良いバランスで絡み合った旨味がしっかりと入ってきて、徐々に酸辛を優勢にしつつ、キリリかつ自然に流れ込んできます。
 味わいは、うーむ洋梨的なフレッシュかつ深みのある甘旨味が主役ですが、酸苦辛も存在感があってわりと賑やかな感じ、ただ全体はしっかりとまとまっています。
 後味は苦辛が引き取ってバッチリキレます。

 「無濾過生原酒らしさ」を割と素直に楽しめる、濃厚フレッシュフルーティー酒でした。
 つい「うん、これこれ」と言いたくなる、私の好みのラインの味ですね~、ただ個性というよりはまとまりで勝負する味わいに思えます。
 後は何か一つ「武器」が欲しい気もしますが、バランスが崩れたら元も子もないので、なかなか難しいところです。
 ともかく、万齢、またいつか他のスペックも試してみたいと思います。

 温度があがるとちょっと賑やかすぎる感じかな。
 ある程度は冷やしていただくのが個人的にはオススメ。

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名称:万齢 特別純米 無濾過生原酒
精米歩合:55%
使用米: 麹米:山田錦 掛米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:+4
蔵元情報:小松酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 万齢 特別純米

2017年08月15日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旦 山廃純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 旦(だん) 山廃純米 無濾過生原酒

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 山梨県大月市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 この「旦」については昨年、伊勢元酒店の店長さんオススメということで純米吟醸生原酒(速醸)をいただいています。
 その時は関東ではほとんど取扱い店舗が無いという状態だったと聞いていたのですが、最近あれよあれよと有力酒販店が取り扱いを始めてますね。
 ここらへん、もともと知名度と営業力のある酒造メーカーであることに加え、パーカーポイントが付いたことが大きいんじゃないかな…勝手な想像ですが。
 ともかく、初飲みの印象は非常に良かったため、今年もセレクトした次第です。

 スペック的には前回が速醸だったので今回は山廃にしてみました、ラベルに使用米の記載はありませんが、調べると山田錦と五百万石みたいですね。
 精米歩合は60、お値段は税抜1,300円台と良心的です。

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 上立ち香はいかにも今風山廃的な、セメダインと乳酸の混じったフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、結構刺激的な酸味がググっと入ってきて、最後まで唾液腺を刺激する酸っぱさが支配する味わいが続きます。
 初日は「あれこんなんだっけ」と思うぐらいに刺々しいですね、これはちょっと開栓後置いてみます。

 二日目の時点で、明らかに丸くなりました、甘味も出てきましたしこちらの方が断然良いです。
 これは注意書き必要なお酒だと思いますよ…、おそらく熟成耐性もバリバリあるでしょう。
 しかも三日目以降はさらにハッキリと甘味も出てきました、うーん面白い!

 さらに燗をつけると…、うおまた酸が復活してきましたね。
 ただ最初の刺々しい感じではなく、じっくりと飲める印象になっています。

 強烈な酸がみるみる落ち着いていく様子が楽しめる、山廃らしい力強さを感じるお酒でした。
 ちょっとびっくりしていつもの感想スタイルでは無くなってしまいましたね。
 最近こういう開栓後少し待つべきタイプのお酒を飲むことが増えてきたので、その場合の紹介の仕方はちょっと考える必要があるかもしれません…
 ともかく、旦は今後要注目銘柄かと思います、今後も追っていこうかと。

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名称:旦 山廃純米 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦・五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:笹一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,333円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0(開栓直後は8.1)

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タグ: 山廃 純米

2017年08月13日 山梨の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

睡龍 特別純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 睡龍 特別純米 無濾過生原酒

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 奈良県宇陀市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験は確かあったような…

 このお酒の特徴としてはまずはその「見た目」に触れざるを得ないでしょう。
 細いリボン状のラベルをぐるぐる巻きにしたこのデザインはまさにオンリーワン、これはもう勝ちですよ。
 大きめに「意匠登録」と記載してあるのにも納得ですね、蔵として誇るに相応しいアドバンテージかと…

 さて、睡龍といえば全国的には何といっても「生もとのどぶ」というにごり酒が有名だと認識しています。
 私も実はそちらの方が狙いだったのですが、せっかく通販で頼むんだからレギュラー品も飲んでみようと思い、同梱してみました。
 使用米は五百万石と日本晴らしいです、60磨きの新酒無濾過生原酒と、私にとっての定番スペックですね。

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 上立ち香は酸とセメダインが混じったスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、個性的な苦味をまとった旨味が力強く入ってきて、さらに酸味も加わることで濃度高めながらキッチリ引き締まった状態で、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味控えめで、苦酸が絡んで少々ケミカルミネラルな印象のある旨味が最初から最後まで主役を演じる感じですね(少なくとも冷酒では)
 後味は、苦味が引き取ってしっかりキレます。

 ミネラル、緑臭さを感じる苦味が非常に面白い、超個性派キリキリ苦酸酒でした。
 本当に独特なお酒です、個人的にはこういう確固たる個性は、自分の好みとは別に応援したいですね。
 とりあえずは、あまり新酒生原酒開栓直後冷酒で飲むお酒ではないかなあというのは正直なところ感じました。
 睡龍、次は生もとのどぶをご紹介します。

 燗を付けてみると…、うおっ「草いきれ」的な緑っぽさがさらに増しましたね。
 ただ、甘味や旨味も出てきて、若干飲みやすくなるというか優しくなります、これは十分ありでしょう。

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名称:睡龍 特別純米 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石・日本晴
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社久保本家酒造
購入価格(税抜):1,475円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 睡龍 特別純米

2017年08月11日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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